英語メールの配信を検討しているものの、「どのシステムを使えばいいのか」「海外向けと国内向けで何が違うのか」とお悩みではありませんか?
英語対応メール配信システムを導入することで、アメリカやイギリスなどの英語圏だけでなく、在日外国人や外資系企業の日本支社担当者に対しても、スムーズに英語の案内や情報を発信できます。
そこで本記事では、国内向けに特化したシステムから海外への大量配信を得意とするシステム、そして国内外両方に対応しやすいシステムまで、用途に合わせたおすすめの3サービスを厳選しました。あわせて、導入前に押さえておきたい選び方や注意点も詳しく解説していきます。
英語対応メール配信システムの2つの用途
英語によるメール配信と聞くと「海外向け」をイメージしがちですが、実は在日外国人や外資系企業の国内支社へ送るケースも増えています。ここでは、英語対応メール配信システムが求められる2つの代表的な用途を簡単にご紹介します。
国内向け英語メール配信
- 在日外国人や外資系企業の日本支社担当者へ案内を送るケース
- 国際的な大学・研究機関やイベント関係者への広報など
海外向け英語メール配信
- アメリカ、イギリス、オーストラリアなど英語圏に住む顧客・取引先へのアプローチ
- 海外通販サイトの顧客やグローバル展開を志向する企業のマーケティング施策
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国内向け英語対応メール配信システムの特徴・注意点
在日外国人や外資系企業の日本支社など、国内で英語を使う場面は想像以上に多いものです。一方で、海外向けとは異なる法規制や文化的背景の違いがあり、配慮すべきポイントも変わってきます。ここでは、日本国内向け英語配信システムの特徴と注意点について解説します。
国内法規制への準拠(特定電子メール法など)
- 配信停止リンクや送信者情報の明示など、国内法規制は日本語メールと同様に守る必要がある
- 英語を母国語とする受信者でも、国内居住者であれば海外法規制(GDPRなど)は必須ではない場合が多い
日本語UIと英語配信の両立
- 運用担当者が日本語UIで操作できるか
- 英語メール作成時のテンプレートや翻訳支援機能があるか
文化的背景は軽減されるが言語品質には注意
- 国内にいる英語話者は日本の文化や慣習にある程度馴染みがある場合も多い
- とはいえ「不自然な日本語英訳」のまま配信すると、ブランドイメージを損なうリスクがある
スパム判定・到達率
- 主に国内メールサーバーや国内プロバイダを利用することが想定される
- 英語メールがスパムと誤判定されるリスクを軽減するため、認証設定(DKIM, SPF, DMARCなど)の確認が必要
海外向け英語対応メール配信システムの特徴・注意点
アメリカやイギリスなど英語圏の顧客へメールを配信する際には、国内とは違う法規制や時差、文化的な背景を踏まえる必要があります。特にCAN-SPAM法やGDPRへの対応は海外向けの大きなポイントです。ここでは、海外向け英語配信システムを選ぶ際に押さえておきたい特徴と注意点をまとめました。
海外法規制(CAN-SPAM、GDPRなど)への対応
- アメリカ向けはCAN-SPAM法、EU圏向けはGDPRなど、配信停止リンクや個人情報の扱いを厳格に管理する必要がある
時差や海外ISP対応を考慮した配信インフラ
- 英語圏へ大量に送信する場合、到達率を高めるためにグローバルな送信インフラや専用IPを検討
- 海外ISP(Gmail、Outlook.com など)のスパムフィルタ対策が国内向けよりシビア
言語・文化のローカライズ
- 現地の文化や慣習を意識した文体・表現
- 英語圏でも地域によって言い回しやスペル(米国英語/英国英語)が異なる場合もある
翻訳・ネイティブチェックの重要性
- 社内に英語ネイティブがいない場合、AI翻訳+ネイティブ監修のオプションがあると安心
- 直訳だと意味が通じにくい専門用語や慣用表現への対処が不可欠
英語対応メール配信システムの選び方
用途を明確化する(国内向け or 海外向け or 両方)
- 主な配信先が国内在住の英語話者か、海外にいる英語圏顧客か、それとも両方か
- 各国法規制や時差対応の有無に直結するので、システム要件を分けて考える
必要な機能やサポートが利用できるか
翻訳サポート機能
- AI翻訳や文法チェック、ネイティブ監修オプションなど
ローカライズテンプレート
- 英語の件名・挨拶・署名テンプレート
- 海外法規制対応フッターや配信停止文例
配信インフラの安定性
- スパム対策、専用IPの提供、到達率保証など
UI・サポート言語
- 運用担当が日本語で使えるか、英語UIしかないのか
- 問題発生時のサポート体制(日本語相談可能か英語オンリーか)
英語対応メール配信システムおすすめ3選
英語対応メール配信システムのおすすめ3選を紹介します。
Benchmark Email(国内向け英語配信に強い国際派サービス)
Benchmark Emailは日本語・英語など複数言語のUIを提供し、国内向けに英語メールを送る場合でも運用担当者は日本語画面で操作できるのが大きな魅力です。
在日外国人や外資系企業の日本支社向けに英語メールを送るケースで、配信設定をシンプルに行えるほか、日本語サポート窓口も用意されているので、「英語メールを配信したいが、システム運用は日本語でやりたい」という企業に最適です。
無料プランもあるため、小規模からでも始めやすいのもポイントです。
SendGrid(大量配信&トランザクションメールに強い海外向けサービス)
SendGridは開発者向けのAPIサービスとして有名ですが、マーケティングメール向け機能も充実しています。英語UIを標準とし、CAN-SPAM法対応の配信停止リンクやスパムチェックなど海外配信に必須の機能が網羅。
大量配信や高到達率を求める企業で導入が進んでおり、海外ISPとの相性が良い点が評価されています。日本語ドキュメントはやや少ないため、英語圏とのやり取りを前提としたチーム向けと言えます。
HubSpot(CRM連携が強みのオールインワンプラットフォーム)
HubSpotは、CRMやマーケティングオートメーション(MA)機能と連携できる統合型プラットフォーム。英語UIが充実しており、海外営業におけるCAN-SPAM法やGDPR対応も視野に入れやすい仕組みが整っています。
一方で日本語UI・日本語サポートも提供されているため、国内在住の英語話者向けにも使い勝手が良く、「国内・海外を問わず英語メールを送りたい」場合に便利です。導入企業の規模に応じて費用が高額になる可能性がある点は要確認。
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