「大量の顧客リスト宛てに漏れなくメール配信するのが大変」「見込み顧客のフォローアップが追い付かない」という悩みを抱えているなら、ステップメール配信システムを導入しましょう。
最終更新日: 2024年02月14日
本記事では無料で使えるステップメール配信システムについて、各製品の特徴や選ぶ際のポイントを紹介します。
無料で使えるおすすめのステップメール配信システム8選
無料で利用できるおすすめのステップメール配信システム8選を紹介します。
| 製品名 | 特徴 |
| オレンジメール | 導入から10分で使いこなせる高い操作性が魅力 |
| ワンステップメール | 基本機能がすべて無料で配信数も制限なし！ |
| 配配メール | 見込み客のフォローを最適化し、CV数・アポ数につながる |
| める配くん | 無料プランで迷惑メール対策ができる |
| Benchmark Email | レポート機能でメールの効果測定も |
| Sendinblue | 月に最大9,000通配信！送り先が多い場合にもぴったり |
| メールdeコネクト | 年齢や購入履歴ごとに効果的なメールマーケティングを実現 |
| Cuenote FC | 迅速で到達率の高いメール配信が可能に |
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「オレンジメール」導入から10分で使いこなせる高い操作性が魅力
「オレンジメール」は半年間使い続けられる無料版が用意されたメール配信システムです。開封数の確認やクリック測定など全機能をとことんお試しできます。メール配信の効果をゆっくりと確認できるため、導入後に失敗したくない企業におすすめです。
5分間の動画マニュアルを見れば使いこなせるほどカンタンな操作感で、導入後わずか10分という早さでメール配信が始められるのも魅力。初めてステップメール配信システムを使う場合も安心です。
| 無料期間 | 30日間(個人・サークル向けの無料プランは180日間) |
| 配信可能アドレス数 | 100件(プランによる) |
| 配信上限数 | 要お問い合わせ |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | メール |
| 有料プランの料金 |
|
「ワンステップメール」基本機能がすべて無料で配信数も制限なし！
「ワンステップメール」は基本的に全ての機能を無料で利用できるメール配信システムです。月々の配信数に制限はありません。
PC用および携帯向けにステップメール登録用フォームの自動生成ができ、導入後カンタンにメール登録者の獲得を始められます。
ただし自社および自社のステップメール登録者に対し、ベンダーからの広告メールが届く点には留意が必要です。広告が気にならない場合に利用するとよいでしょう。
| 無料期間 | 無制限 |
| 配信可能アドレス数 | – |
| 配信上限数 | 要お問い合わせ |
| 開封数・クリック数測定 | – |
| サポート体制 | – |
| 有料プランの料金 | – |
「配配メール」見込み客のフォローを最適化し、CV数・アポ数につながる
「配配メール」はメール配信の効果を最大限引き出してくれるツールです。メール到達時の顧客の反応に合わせて、後続のステップメールを出し分けられます。
見込み客のフォローを最適化して、CV数やアポ数につなげたい企業に打って付けでしょう。
無料トライアルでは全ての機能をお試しでき、アドレスの登録は100件まで登録可能です。
| 無料期間 | 要問合せ |
| 配信可能アドレス数 | ～100件 |
| 配信上限数 | 要お問い合わせ |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | メール、電話、個別相談 |
| 有料プランの料金 | 要問合せ |
「める配くん」無料プランで迷惑メール対策ができる
「める配くん」は株式会社ディライトフルが開発したメール配信システムです。有料プランのほかに、毎月最大500通、登録アドレス数120件まで無料でメール配信が可能な「める配ふりー」プランが用意されているため、個人や小規模事業者であればコストを抑えて運用できます。
ステップメール配信にも対応しており、シナリオに沿ったメールを配信可能です。無料プランを含めて全プランが迷惑メール対策済みなので、セキュリティ面でも安心して利用できるのがうれしいポイントです。
| 無料期間 | 要問合せ |
| 配信可能アドレス数 | 120件 |
| 配信上限数 | 要お問い合わせ |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | – |
| 有料プランの料金 |
|
「Benchmark Email」レポート機能でメールの効果測定も
「Benchmark Email」は、HTMLメールエディターを備えた、発信力の高いメールを作成できるメール配信システムです。
無期限のトライアルプランが用意されており、毎月250通まで基本機能・ステップメール配信機能・リードジェネレーション・レポート機能の四つの機能を無料で利用できます。
自社Webサイトの新規登録者向けシナリオの作成やECサイトのかご落ち対策、フォローアップなど、さまざまな用途でステップメールを配信可能です。
| 無料期間 | 無制限 |
| 配信可能アドレス数 | – |
| 配信上限数 | 3,500通/月 |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | メール |
| 有料プランの料金 |
|
「Sendinblue」月に最大9,000通配信！送り先が多い場合にもぴったり
「Sendinblue」は海外製のメール配信システムで、充実したテンプレートを活用して効果的なメールを簡単に作成できます。
無料で利用できるFreeプランが用意されており、1日300通までのメールを無料で配信可能です。1カ月間で最大9,000通と無料で配信できる上限数が多く、宛先の登録数にも制限がないので、送り先が多い場合に特におすすめです。
| 無料期間 | 要問合せ |
| 配信可能アドレス数 | 無制限 |
| 配信上限数 | 300通/日 |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | – |
| 有料プランの料金 |
|
「メールdeコネクト」年齢や購入履歴ごとに効果的なメールマーケティングを実現
一部の拡張機能を除いて初期費用、月額費用ともに無料で利用できます。無料版では管理者1名、顧客情報10万名まで登録可能です。
年齢や性別、購入履歴など属性ごとにメール配信をしたり、資料請求ページを始めとしたフォームのHTMLを自動生成したりと、豊富な機能を搭載しています。
メール配信にかかる人件費は増やさずに、従来より効果的なメールマーケティングを行いたいという企業にぴったりの製品です。
| 無料期間 | 無制限(1か月～) |
| 配信可能アドレス数 | 要お問い合せ |
| 配信上限数 | 要お問い合わせ |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | 動画マニュアル、メール |
| 有料プランの料金 | – |
「Cuenote FC」迅速で到達率の高いメール配信が可能に
「Cuenote FC」はハイスピードかつ到達率の高いメール配信を得意としたツールです。PC、スマホ、携帯全ての端末に対応していたり、GmailやYahooなどのドメイン問わず確実に配信できたりします。
膨大な量のメールステップメールを滞りなく顧客に届けたい、という大手企業でも選ばれている製品です。
無料デモ画面でのお試しができ、実際の使い心地を確かめられます。お問い合わせから気軽に申し込めるので、一度触ってみると他社製品との比較時にも役立つでしょう。
| 無料期間 | 要お問い合わせ |
| 配信可能アドレス数 | 要お問い合わせ(有料プランは2,000件～) |
| 配信上限数 | 要お問い合わせ |
| 開封数・クリック数測定 | 〇 |
| サポート体制 | 電話、メール |
| 有料プランの料金 | 初期費用30,000円～、月額5,000円～ |
無料のステップメール配信システムを選ぶポイント
無料のステップメール配信システムを選ぶ際は、以下のポイントに気を付けましょう。
- 配信上限数と配信の規模が合っているか
- 開封数・クリック数などの効果測定機能があるか
- 誰にでも使える操作性か
配信上限数と配信の規模が合っているか
無料のステップメール配信システムには、毎月のステップメールの配信数に上限が設けられているものも数多くあります。そのため自社が毎月配信しなければならないステップメールの配信数を明確にした上で、無料のステップメール配信システムでカバーできるかどうかを見極める必要があります。
一般的に毎月数百通程度の小規模なステップメール配信であれば、無料のツールでも対応できる可能性が高いでしょう。しかし毎月1,000通を超えるような中規模以上の運用を検討しているのであれば、有料ツールの導入も検討することをおすすめします。
開封数・クリック数などの効果測定機能があるか
ステップメールの効果を高めるためには、前述のように適切な効果測定と改善が必要不可欠です。そこでステップメール配信システムを選ぶときは、「効果測定機能があるかどうか」もしっかりとチェックしましょう。
効果測定機能があるツールを選ばなければ、配信後にステップメールの具体的な効果を検証できず、改善点の洗い出しが難しくなります。
効果測定を行わないまま運用し続けると、効果の低いステップメールを送り続けてしまうおそれがあるため、必ず効果測定機能があるツールを選ぶことが重要です。
誰にでも使える操作性か
ステップメール配信システムは日常的に使用機会があるツールです。日々の運用を効率化するためにも、テンプレートが用意されているか、配信設定はしやすいか、効果測定機能は使いやすいかなど、操作性の高さもチェックする必要があります。
操作性の低いツールを導入すると、運用担当者の負担が増えてメールマーケティングを継続できなくなったり、ツールを導入したものの社内に浸透しなかったりするリスクが高まるため注意が必要です。
無料のステップメール配信システムを使うメリット
無料のステップメール配信システムを使う主なメリットは以下の3点です。
- コストを抑えられる
- いつでも気軽に使い始められる
- 他のシステムへ乗り換えやすい
コストを抑えられる
無料のステップメール配信システムは初期費用も月額費用もかかりません。そのためITシステム導入でネックになりがちなコスト面の問題を解消しつつ、生産性の向上を図れます。
いつでも気軽に使い始められる
無料のステップメール配信システムは、いつでも気軽に使い始められる点もメリットです。
費用をかけずに基本的なメール配信システムの機能を使えるので、稟議や社内手続きの手間がありません。本格導入前に試しに使ってみたいという方にもぴったりでしょう。
他のシステムへ乗り換えやすい
無料のステップメール配信システムは他のシステムへ乗り換えやすいです。
無料版を提供する多くのシステムでは、メールアドレス等の情報を登録するだけで無料版を利用可能としています。自社の求める基準に満たなかったり、使いこなせなかったりした場合はすぐに利用を中止できるので、リスクが抑えられるでしょう。
無料のステップメール配信システムの注意点【有料版との違い】
無料のステップメール配信システムは以下の点が有料版と異なる場合があり、注意が必要です。
- 本文に他社広告が入ることも
- 機能制限がある
- サポートが簡易的
本文に他社広告が入ることも
無料のステップメール配信システムは、配信メールに提供会社等の広告が入るものもあります。
広告文だけメールの本文が長くなるので、顧客側に伝えたい情報が伝わりにくい可能性があります。また登録してもらった顧客の個人情報をもとにメールを配信する場合は、見知らぬ会社の広告が入っていると情報漏洩を疑われてしまうリスクもあります。
前もって顧客に他社広告のことを伝える等、対策が必要です。
機能制限がある
無料のステップメール配信システムは機能制限が設けられているものも少なくありません。理由としては、無料版の提供元の多くは有料版も合わせて展開していることが多いからです。有料版にしかない機能としては、たとえばマーケティング機能や迷惑メール対策等が挙げられます。
とはいえ無料版だけでも基本機能は一通り使えるものがほとんどなので、あまり複雑な機能を必要としない場合は問題ないでしょう。
サポートが簡易的
無料のステップメール配信システムはサポートが簡易的な点にも注意してください。
メールでの問い合わせなら受け付けている場合もありますが、無料で提供し続けるため動画マニュアルやFAQのみという製品も少なくありません。ITツール初心者が多い方や社内制度に合わせた使い方をしたい方は、有料版も検討することをおすすめします。
無料版を使ってみたい場合は、サポートがなくてもある程度直感的に操作できるものを選ぶとスムーズに導入できるでしょう。
無料のステップメール配信システムがおすすめの企業
無料のメール配信システムがおすすめなのは以下のような企業です。
- 毎月のメール配信数が少ない企業
- スモールスタートから始めたい企業
毎月のメール配信数が少ない企業
無料のメール配信システムには月々のメール配信数や配信先アドレスの登録数に制限があります。
毎月のメール配信が数百件程度であれば、問題なく使える製品が多いです。
ただし制限なくメール配信を行いたい場合や、今後マーケティングの規模を拡大する場合は、有料版を検討した方がよいでしょう。
スモールスタートから始めたい企業
まずは数百件規模のスモールスタートから始めてみたい企業に無料のツールはおすすめです。
例えば「オレンジメール」などは半年間無料でお試しできるので、本当に配信作業を効率化できるのか、CV数やアポ数は向上するのか、実際に確かめてから導入できます。
本格導入後に失敗しないためにも、無料プランやトライアルを活用するとよいでしょう。
ステップメール配信システムの活用で「見込み顧客のフォローアップ」をカンタンに
無料のステップメール配信システムはメルマガ登録や商品購入のお礼等、見込み顧客を自動でフォローするメールを配信してくれます。大量の顧客リストを作る必要はありません。
さらに見込み顧客へのアプローチを最適化する分析機能が付いているツールなら、CV率向上やアポ数の獲得が見込めます。
無料のステップメールを導入するときは、配信数の上限や操作性、分析機能の有無などをあらかじめ確認しておきましょう。
無料のツールは配信数の上限や機能が制限されているものも多いです。そのため無料ツールを使ううちに運用に慣れてきて、より本格的に利用したいと感じたら、有料版へアップグレードを検討するのもおすすめです。
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