「ECサイトを立ち上げたいが、予算が限られている」
「構築の知識がなく何から手をつければよいか分からない」
そんな課題を抱える事業者でも、費用をかけずにネットショップを開設できるサービスがあります。無料のECサイト構築サービスを活用すれば、技術的な壁を感じることなく、最短即日で店舗を立ち上げることが可能です。
実務に役立つ無料のECサイト構築サービスについて、選び方を含めて紹介します。
![]() ECサイト構築サービス選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりのサービスを最短1分で自動診断。理想のECサイト構築サービスが見つかります。 |
無料のECサイト構築サービス比較表
ビジネス規模や運用スタイルに合わせて最適なサービスを特定できるよう、無料でECサイトを構築できる主要8サービスの情報を整理しました。
| サービス名 | 決済手数料 | 独自ドメインの可否 | 登録商品数 | ディスク容量 |
|---|---|---|---|---|
| Square オンラインビジネス | 3.6% | 有料プランのみ可能 | 無制限 | 無制限 |
| STORES | 5.5% | 有料プランのみ可能 | 無制限 | 無制限 |
| BASE | 6.6% + 40円 | 可能 | 無制限 | 無制限 |
| カラーミーショップ | 6.6% + 30円 | 可能 | 無制限 | 200MB |
| cafe24 | 3.6%~ | 可能 | 無制限 | 無制限 |
| FC2ショッピングカート | 決済会社による | 可能 | 無制限 | 無制限 |
| おちゃのこネット | 6.6% | 不可 | 100点 | 200MB |
| イージーマイショップ | 5.0%+40円 | 可能 | 50点 | 200MB |
※ミツモア調べ(2026年1月現在)
※各サービスの決済手数料は、利用する決済手段やプランの改定により変動する場合があります。
※おちゃのこネットの無料プランは共用ドメイン専用の仕様です。
無料のECサイト構築サービスおすすめ7選
予算を抑えつつ本格的なショップを運営できる、おすすめの無料ECサイト構築サービスを7つ紹介します。
Square オンラインビジネス
「Square オンラインビジネス」は、実店舗とネットショップの在庫や売上をリアルタイムで同期できる点が特徴です。すでに店舗を運営している場合、レジシステムと連携させることで管理業務を大幅に効率化できます。
決済手数料が3.6%と低く設定されているため、売上が伸びた際も利益を確保しやすい仕組みが整っています。
| 決済手数料 | 3.6% |
| 独自ドメインの可否 | 有料プランのみ可能 |
| 登録商品数 | 無制限 |
| ディスク容量 | 無制限 |
| 主な機能 | POSレジ連携、Instagram連携、テイクアウト予約 |
STORES
「STORES」は、デザインの洗練度と操作のしやすさを両立しており、ITに詳しくない担当者でも迷わずにショップを構築できます。48種類以上のデザインテンプレートが用意されているため、ブランドのイメージにあわせたサイト作成が容易です。
決済手数料は5.5%ですが、操作性の高さから小規模なブランドの立ち上げに適しています。
| 決済手数料 | 5.5% |
| 独自ドメインの可否 | 有料プランのみ可能 |
| 登録商品数 | 無制限 |
| ディスク容量 | 無制限 |
| 主な機能 | 予約販売、定期便、電子チケット販売 |
BASE
「BASE」は国内最大級の利用実績を誇り、多種多様な拡張機能(App)を組みあわせることで自社に必要な機能を追加できます。「スタンダードプラン」の初期費用と月額費用は無料で、AIを活用した商品説明文の自動作成など、最新の技術を取り入れた運用支援が充実している点も魅力です。
決済手数料とサービス利用料をあわせると実質6.6%からとなり、スピード重視の新規事業に向いています。
| 決済手数料 | 6.6% + 40円 |
| 独自ドメインの可否 | 可能 |
| 登録商品数 | 無制限 |
| ディスク容量 | 無制限 |
| 主な機能 | ショップ作成AI、Instagram広告連携、クーポン発行 |
カラーミーショップ
カラーミーショップの「フリープラン」は、初期費用と月額費用が無料で利用できるECサイト構築サービスです。登録商品数に制限がなく、多くの商材を掲載できます。
ただし、ディスク容量は200MBに制限されているので注意が必要です。加えて、トップページバナーの設定や大量の商品画像を一括で登録したい場合、月額550円のオプション料金がかかります。
| 決済手数料 | 6.6% + 30円 |
| 独自ドメインの可否 | 可能 |
| 登録商品数 | 無制限 |
| ディスク容量 | 200MB |
| 主な機能 | 配送日指定、再入荷通知、ギフト設定 |
cafe24
「cafe24」は、世界展開を視野に入れた越境ECに強く、多言語対応や海外決済の導入が容易なプラットフォームです。決済手数料が3.6%〜と低水準でありながら、豊富なマーケティング機能を無料で利用できる点が評価されています。
グローバルな市場での販売を検討している企業にとって、有力な選択肢となります。
| 決済手数料 | 3.6%~ |
| 独自ドメインの可否 | 可能 |
| 登録商品数 | 無制限 |
| ディスク容量 | 無制限 |
| 主な機能 | 多言語対応、海外配送連携、SNSログイン |
FC2ショッピングカート
「FCショッピングカート」は、決済手数料がかかるものの、初期費用や月額費用に加え、サービス提供側への売上手数料も一切かからない点が大きな特徴です。無料プランではショップ内に広告が表示されますが、CSVによる商品の一括登録やスマートフォン対応など、運用に必要な機能がひと通り揃っています。
HTMLやCSSの知識を活かして、デザインを細部まで調整したい事業者には、最適な選択肢でしょう。
| 決済手数料 | 決済会社による |
| 独自ドメインの可否 | 可能 |
| 登録商品数 | 無制限 |
| ディスク容量 | 500MB |
| 主な機能 | HTML・CSS編集、CSV一括登録、デジタルコンテンツ販売 |
おちゃのこネット
「おちゃのこネット」は、長年の運用実績に基づいた安定したシステムと、B2B取引に役立つ機能が備わっている点が強みです。「スタートアッププラン」の場合、初期費用や月額費用は無料ですが、商品登録数は100点までに制限されています。
会員限定の販売設定など、細かなルールを適用できるのも特徴のひとつです。シンプルで堅実なショップ運営を求める事業者から長く支持されています。
| 決済手数料 | 6.6% |
| 独自ドメインの可否 | 不可 |
| 登録商品数 | 100点 |
| ディスク容量 | 200MB |
| 初期費用 | 0円 |
| 月額利用料金 | 0円 |
| 主な機能 | 会員専用ページ、バリエーション登録、スマホ最適化 |
イージーマイショップ
イージーマイショップは、オーダーメイド商品やセット販売、定期購入など複雑な販売形態に対応できるのが特徴です。無料プランであっても高解像度画像の表示ができるので、商品の細部まで見せたいアパレルや工芸品の販売に適しています。
有料オプションであるものの、Yahoo!ショッピングやGoogleショッピングへの連携も可能です。
| 決済手数料 | 5.0%+40円 |
| 独自ドメインの可否 | 可能 |
| 登録商品数 | 50点 |
| ディスク容量 | 200MB |
| 主な機能 | オーダーメイド設定、セット販売、再入荷メール |
無料でECサイトを構築する3つの方法
ショップの構築手法は、主に無料ASP、プラグイン、オープンソースの3種類に分かれます。技術力や拡張性、運用の手間を見極めて選ぶ必要があります。それぞれの特徴を確認しましょう。
| 手法 | カスタマイズの自由度 | 技術的知識 | 追加コストの発生リスク |
|---|---|---|---|
| 無料ASP | 低い | 不要 | 低い |
| WordPressのプラグイン | 高い | 必要 | 高い |
| オープンソースECプラットフォーム | 高い | 必要 | 高い |
無料ASP
サーバーの準備やインストール作業を省き、アカウント作成のみで販売を始められる仕組みです。BASEやSTORESが代表例で、テンプレートを選ぶだけでデザイン性の高いショップが完成します。
専門知識が不要な点は大きなメリットですが、決済手数料の負担や機能の制約には注意が必要です。一方、本人認証サービスの3Dセキュア2.0への対応を運営会社に任せられる点は、法人にとって大きな安心材料といえます。
WordPressのプラグイン
既存のWebサイトをWordPressで運用中なら、プラグインの導入でEC機能を追加できます。WooCommerceなどを活用すれば、ブログ記事と販売機能を一体化させたサイト運営が可能です。
ドメインを引き継ぐことができるため、これまでの集客実績を無駄にしない利点があります。決済機能やセキュリティの維持は自己責任となる部分が多く、システム更新時の保守管理には相応の技術が欠かせません。
オープンソースECプラットフォーム
ソースコードを自社サーバーに設置し、独自の機能をゼロから組み込む手法です。SOY Shopなどのツールを使えば、複雑な取引ルールを反映した独自システムを構築できます。
ベンダーの制約を受けないため自由度は非常に高く、業務プロセスにあわせた柔軟なカスタマイズが可能です。ただし、サーバー維持費や保守を担うエンジニアの確保、強固なセキュリティ対策が必須であり、相応の覚悟が求められます。
無料ECサイト構築サービス選定時のチェックポイント
目先の固定費だけでなく、売上に応じた支払いや将来の拡張性を見極める必要があります。特に手数料の累積や独自ドメインの扱いは、事業成長時の大きな壁になりかねません。
選定時に必ず確認すべき基準を整理しました。
決済手数料の実質的な支払額を計算したか
月額費用が無料でも、売上に対して発生する手数料はサービスごとに2%以上の開きがあります。たとえばSquareは3.6%ですが、BASEではサービス料を含めると実質6.6%を超える負担です。
月商50万円を超えた段階で支払いが月間3万2,000円を突破し、有料プランを選ぶべきだったと悔やむ担当者も少なくありません。利益率を考慮し、10万円から50万円の各段階で手元に残る金額を事前に計算しましょう。
商品数登録などの制限は実用に足りるか
無料プランの中には、登録できる商品数に上限を設けているサービスが存在します。おちゃのこネットは100点、イージーマイショップは50点までとなっており、品揃えを増やす戦略をとる場合は早期に上限へ達する可能性があります。
事業開始時は数点でも、バリエーション展開や新商品の追加によって登録数は予想以上に増えるものです。上限到達時にデータの削除を強いられたり、想定外のプラン変更を求められたりする場合があります。
将来のラインナップ拡充を見据え、現在の制限が成長を妨げないかを確認しましょう。
独自ドメインを利用できるか
将来の資産を保全しブランドの信頼を築くには、独自ドメインの運用が欠かせません。無料サービスでは専用のサブドメイン提供に限定される例が多く、設定には有料プランへの変更が必要になる場合があります。
EC参入企業の約40%がシステム移行時にドメインを引き継げず、検索順位の低下に苦慮しています。特定のサービスに依存したドメインで運用を続けると、乗り換え時にこれまでの実績を失う可能性があるため、事前に持ち出しが可能かどうか把握しておきましょう。
セキュリティとサポート体制は万全か
顧客の決済情報を扱う以上、セキュリティ対策は欠かせません。特にクレジットカード業界の基準である3Dセキュア2.0は、2025年3月末までに導入が義務化されました。
本人認証サービスに標準対応していないシステムでの運用は、不正利用のリスクを高めるだけでなく信頼を損ないます。 大手のサービスであれば対策は進んでいますが、プラグインなどを利用する場合は常に最新の更新を適用する責任が生じます。
万が一のトラブル時にどこまで相談できるかもあわせ、リスク管理を徹底しましょう。
外部サービスとの連携はスムーズか
受注管理や配送、LINE公式アカウントとの親和性が運用の効率を左右します。2026年現在は、LINEでの問い合わせ対応や定期注文の受付を自動化する連携機能を無料で開放するサービスが増えており、運営を支えています。
在庫管理を実店舗と一元化する仕組みや、SNSの投稿から直接購入へつなげる機能も欠かせません。単体で完結させるのではなく、周辺のマーケティングツールや物流システムと円滑にデータを受け渡しできるかどうか確認しましょう。
集客力を考えるならECモールも検討しよう
ECサイトを構築するスキルがなく、コストもかけられないという場合は、集客力の観点からモール型ECサイトを利用することもご検討ください。
ただしモール型ECサイトには注意点もあります。注意点も確認して、どのようにECサイトを運営していくかを決定しましょう。
無料で出店できるECモールの例
モール型ECサイトとは、Amazonや楽天市場など複数の企業が1つのプラットフォームで出店する形式のオンラインショップです。ECモールを利用するには出店料が発生することが多いですが、無料で出店できるサイトもあります。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは初期費用・月額費用・売上ロイヤリティが無料のECモールです。固定費がかからないため誰でも気軽に出店できるのが特徴です。
LINEヤフーの経済圏に出店でき、ヤフーやLINE、PayPayのユーザーにリーチしやすいです。キャンペーンも頻繁に行われて露出を増やしやすいうえ、自社サイトへの誘導も可能ですが、無料ゆえに出店者が多く競争が激しい点がデメリットといえます。
メルカリShops
メルカリShopsは初期費用・月額費用無料で利用できるモール型ECサイトです。月間2,000万人以上のメルカリユーザーにアプローチでき、集客力が高いです。
ショップデザインのデザイン性が低い点や10%の販売手数料と振込手数料が発生する点がデメリットです。
ECモールを利用する際の注意点
Yahoo!ショッピングやメルカリShopsなどのモール型ECサイトは集客力がある一方、自社のブランディングという観点から見ると注意点があります。
- カスタマイズ性が低く、自社の特徴を出しづらい
- 顧客からは「ECモールで買った」と思われやすく、自社のショップ名を覚えてもらいづらい
- 顧客データはモール側が所有・管理するため、独自のマーケティング施策を行いづらい
特に注意したいのは、顧客データの活用が難しい点です。顧客の性別や年代などの情報が不透明だと、的確なマーケティング戦略を立てることが難しいです。自社ブランディングや顧客体験の向上など様々な面を考慮すると、ECモールの利用はあくまで自社ECサイトとの併用としたほうが良いでしょう。
ぴったりのECサイト構築サービス選びはミツモアで

ECサイト構築サービスはサービスによって特徴や機能もさまざま。「どのサービスを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのECサイト構築サービスが見つかります。
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