ミツモア

無料で使える電子帳簿保存システム5選!特徴や機能で徹底比較

ぴったりの電子帳簿保存システムをさがす
最終更新日: 2024年02月14日

電子帳簿保存法の改正を受け、2024年1月よりいよいよ電子保存義務化が始まります。義務化以降は、電子データで受け取った帳簿を電子保存できる体制を整える必要があります。

「すぐに対応しないといけないけれど、コストも気になる…」そういった方には、無料プランのある電子帳簿保存システムがおすすめです。

本記事では、無料で利用できるおすすめの電子帳簿保存システムを紹介。各サービスの特徴や機能で徹底比較します。

無料で使える電子帳簿保存システム5選!特徴や機能で徹底比較

電子帳簿

無料で使える電子帳簿保存システムを5製品紹介します。いずれもJIIMA認証を取得しているので、電子帳簿保存法における法的要件を個別に確認する手間がなく、安心して使い続けられます。

サービス名 特徴
バクラク電子帳簿保存 累計8000社が導入!誰でも使いやすい高い操作性
マネーフォワード クラウドBox 保存容量・期間の制限なし。安心して使い続けられる
SATSAVE(サットセーブ) 取引先も無償で利用でき、帳簿のやり取りがより安全に
楽楽電子保存 請求書の受取・管理が効率化!経理の業務を減らせる
Bill One あらゆる請求書の受取をオンラインで。経営の意思決定スピードも向上
ミツモアの実績イラスト

電子帳簿保存システム選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想の電子帳簿保存システムが見つかります。

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

「バクラク電子帳簿保存」累計8000社が導入!誰でも使いやすい高い操作性

「バクラク電子帳簿保存」
出典:「バクラク電子帳簿保存」公式Webサイト
  • 設定項目が少なく、誰でも使いやすい
  • 書類のアップロードで検索要件項目を自動読取
  • ウェビナー等、導入サポートあり

「バクラク電子帳簿保存」は累計8,000社が導入した、電子帳簿保存法に対応できるサービスです事前の設定項目が少なく、マニュアルも不要で誰でも使いやすいのが特徴です。

アップロード後に検索の要件項目を読み取るため、ユーザーの入力の手間を削減できます。電子取引やスキャナ保存にも対応しており、企業のペーパーレス化を効率的に実現できるでしょう。

さらにベンダーによる導入サポートも用意されています。サービスの利用に関して、不明点や疑問点があれば、問い合わせサポートやヘルプページ、無料で視聴できるウェビナーなどを、積極的に活用するとよいでしょう。

無料期間 無制限
利用人数 5名
保存容量 200件/月
検索機能
OCR機能(書類の自動読取)
スキャナ保存
タイムスタンプ付与
サポート体制 問合せサポート、ヘルプページ、ウェビナー 等
セキュリティ対策 書類の確認証跡、ユーザー閲覧制限、権限管理、IPアドレス制限
有料プランの料金 スタータープラン:初期費用0円、月額料金9,800円~

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

「マネーフォワード クラウドBox」保存容量・期間の制限なし。安心して使い続けられる

マネーフォワード クラウドBox
出典:「マネーフォワード クラウドBox」公式Webサイト
  • 容量・利用人数ともに制限なしで利用可能
  • 金額・日付などの条件で簡単検索
  • クラウド会計・請求書等との連携でさらに効率化

「マネーフォワード クラウドBox」は容量・利用人数に制限のない無料の電子帳簿保存サービスで

豊富な機能の中でも、とりわけ検索機能が充実しています。改正電子帳簿保存法に対応し、取引先名や金額、日付で検索できます。またアップロードした帳票をプレビューで確認できるので、何を保存しているか迅速に確認することも可能です。

同シリーズのクラウド会計やクラウド請求書などと連携すれば、経理業務全般を効率化できる点もポイントです。法律準拠の業務効率化ツールとして安心して使えるでしょう。

無料期間 無制限
利用人数 無制限
保存容量 無制限
検索機能
OCR機能
スキャナ保存
タイムスタンプ付与 〇(「アップロード」機能の利用により)
サポート体制 サポートサイト、セミナー
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 なし

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

「SATSAVE(サットセーブ)」取引先も無償で利用でき、帳簿のやり取りがより安全に

SATSAVE
出典:「SATSAVE」公式Webサイト
  • 取引先も無償で使える。安全なやり取りを実現
  • 送信・保管前の複数チェックでミスを最小限に
  • 受領帳簿への返信で、帳簿の関連を自動紐づけ

「SATSAVE(サットセーブ)」は自社に加え、取引先も無償で使える電子帳簿保存システムです。帳簿の受け渡しをクラウド上で行えるのでパスワード付きのzipファイルをメールで送る方法を取る必要がなく、PPAP対策にもなります。

ワークフロー設定により、帳簿の送信・保管前には複数人でチェックできる体制も構築可能です。ヒューマンエラーを最小限に抑えられます。

また受領帳簿に返信したり、受領見積もりで注文したりすることで、システム上で関連ある他の帳簿と自動で紐づけてくれる機能もあります。帳簿管理の手間暇が削減され、担当者の負担を減らせるでしょう。

無料期間 無制限
利用人数 無制限
保存容量 500MB
検索機能
OCR機能(書類の自動読取) – (対応予定)
スキャナ保存
タイムスタンプ付与 – (対応予定)
サポート体制
セキュリティ対策 登録書類ごとの参照範囲の制限、ユーザー利用範囲の制限 等
有料プランの料金
  • ライトプラン:月額5,000円
  • スタンダードプラン:月額2万円
  • まとめてプラン(グループ会社向け):代表会社 月額8万円、子会社 月額5,000円

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

「楽楽電子保存」請求書の受取・管理が効率化!経理の業務を減らせる

「楽楽電子保存」
出典:「楽楽電子保存」公式Webサイト
  • 「楽楽明細」で受け取った帳票を保存・管理
  • 請求書・領収書・納品書など、あらゆる帳票に対応
  • 書類を自動読取できるOCR機能も実装済み

「楽楽電子保存」は電子請求書発行システム「楽楽明細」でやり取りする帳票を一元的に管理できるサービスですでに楽楽明細を導入・運用している企業なら無料で導入・利用が可能で、スムーズに電子帳簿保存法に対応できます。

請求書のみならず、領収書や納品書等、幅広い帳簿の電子保存に対応します。電子帳簿保存法に則りタイムスタンプの自動付与も行われるので、安心して使えるでしょう。

請求書データを数クリックで取り込み、プレビューを確認しながら情報を入力できるのも特徴です。加えて書類を自動読取できるAI-OCR機能も実装されたので、帳簿の保存がグッと楽になるシステムです。

無料期間 無制限
利用人数 要問い合わせ
保存容量 要問い合わせ
検索機能
OCR機能(書類の自動読取)
スキャナ保存
タイムスタンプ付与
サポート体制
セキュリティ対策 要問い合わせ
有料プランの料金 月額5,500円~

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

「Bill One」あらゆる請求書の受取をオンラインで。経営の意思決定スピードも向上

Bill One
出典:「Bill One」公式Webサイト
  • あらゆる請求書を99.9%※の精度でデータ化
  • 画面上で請求書の申請や承認が可能
  • 従業員が100人以下なら、利用は無料!

「Bill One」はさまざまな形式・方法で送付される請求書を受領し、99.9%※の精度でデータ化するシステムで

データー化された請求書はクラウド上で保管され、必要なときに素早く検索ができます。また請求書の申請・承認では「社内アナウンス・リマインド」「コメントの付与」「ステータス管理」等の便利な機能が活用できるため、社員間での齟齬が生じにくくなるでしょう。

従業員が100人以下の法人または個人事業主は「スモールビジネスプラン」を選択できます。月の受領件数が100件以内であれば初期費用・月額料金はかかりません

※ Sansan株式会社が規定する条件を満たした場合のデータ化精度

無料期間 無制限
利用人数 ~100人
保存容量 100件/月
検索機能
OCR機能(書類の自動読取)
スキャナ保存
タイムスタンプ付与
サポート体制
セキュリティ対策 シングルサインオン(SSO)、2要素認証、IP制限
有料プランの料金 101人~:要問合せ

「もっと多くの電子帳簿保存システムを見てみたい」という方は、以下の記事をご覧ください。

関連記事:電子帳簿保存システムおすすめ20選|ミツモア

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

無料の電子帳簿保存システムの選び方

パソコン 女性

無料の電子帳簿保存サービスを選ぶ際には、以下の点に気を付けましょう。

  • 利用期間、保存容量が十分か
  • データの自動入力機能(OCR機能)があるか

利用期間、保存容量が十分か(機能制限に触れる)

無料の電子帳簿保存システムを選ぶ際は、利用可能期間や保存容量が十分かどうか確かめましょう。

有料版とは異なり、多くの無料版には機能制限がつけられています。そのためアップロードした書類がどの程度の期間保存できるか、何枚保存できるかはきちんと確認したうえで、システムを導入する必要があります。

データの自動入力機能(OCR機能)があるか

データの電子入力機能、OCR機能があるかどうかも、無料の電子帳簿保存システムを選ぶ時のポイントです。

OCR機能があれば、取引先や取引年月日などから必要な情報をすぐに取り出せるようになります。無料のサービスでも簡単なOCR機能が実装されている製品があるので、選択基準の1つにしておきましょう。

また紙ベースの帳簿管理から電子へ移行する場合は、紙に記載された情報を電子データにする必要があります。その際はさらにスマートフォンやスキャナを使って電子データ化し、自動的にタイムスタンプを付与できるものがおすすめです。

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する

無料の電子帳簿保存システムで改正電子帳簿保存法への適切な対応を

パソコン 女性

基本無料で使える電子帳簿保存サービスを紹介しました。導入するサービスを選ぶ際には、対応している帳票や、スキャナ保存の可否などの確認が必要で電子帳簿保存法に準拠するための要件を理解し、必要な機能が実装されているか、必ずチェックしましょう。

また無料のサービスは、サポートが受けられなかったり、将来的に有料になったりする可能性もあるので、注意が必要です。複数のサービスを比較検討し、自社の環境に合ったものを選びましょう。

ぴったりの電子帳簿保存システム選びはミツモアで

ミツモアロゴ

電子帳簿保存システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのシステムを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの電子帳簿保存システムが見つかります。

ぴったりの電子帳簿保存システムを最短1分で無料診断

従業員数や欲しい機能などの項目を画面上で選択するだけで、最適な電子帳簿保存システムを最短1分で自動診断。もちろん費用はかかりません。

ぴったりの料金プランも一緒にお届け

希望条件に沿った料金プランも製品と一緒に診断します。概算金額を見積もりからチェックして、理想のプランを探してみましょう。

診断結果は最大5製品!比較・検討で最適なシステムが見つかる

最大で5製品の診断結果をお届けします。検討していた製品だけでなく、思わぬシステムとの出会いもあるかもしれません。

ミツモアなら、ぴったりの電子帳簿保存システムがすぐに見つかります。

ぴったりの電子帳簿保存システムを無料で診断する