ひっきりなしに鳴る電話の対応でスタッフが疲弊し、来院された患者さんへの対応が疎かになっていませんか。そのお悩みを解決できるのが、病院・クリニック向けの電話代行サービスです。
専門オペレーターが予約受付から時間外の問い合わせまで一次対応を担うことで、スタッフは目の前の患者さんに集中できるようになり、スタッフの負担軽減だけでなく、患者満足度の向上や機会損失の防止にもつながるでしょう。
病院・クリニック向け電話代行サービスについて、費用相場や選ぶポイントを含めて解説します。
病院・クリニック向け電話代行サービスおすすめ6選
数ある電話代行のうち、病院やクリニックにおすすめのサービスは、下記6つです。
| サービス名 | 基本料金(目安) | 応対時間 |
|---|---|---|
| CUBE電話代行サービス | 33,000円~/月 | 24時間365日 |
| 昼電アシスト | 1,430円~/回 | 12時~15時のうち1時間 |
| ワールドオフィス | 16,500円~/月 | 平日9時~18時 |
| RTC電話代行サービス | 8,250円~/月 | 9時~19時(24時間対応も可能) |
| セントラル・アイ | 9,350円~/月 | 9時~18時(プランによって異なる) |
| Okitell365 | 要問い合わせ | 24時間365日 |

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CUBE電話代行サービス
CUBE電話代行の電話代行は、既に通院されている方への対応をメインに予約のキャンセル受付や、新規予約の受付を依頼できます。医療現場の負担を軽減するため、予約管理やキャンセル対応だけでなく、クレームの一次対応や時間外のアナウンスができるのも特徴です。
利用料金はプランによって異なり、キャンセル受付対応メインの場合は月額3万3,000円から、新規予約受付も依頼したい場合は、月額3万8,500円から依頼できます。
| 初期費用 | 5,000円 |
| 基本料金(目安) | 33,000円~/月 |
| 応対時間 | 24時間365日 |
昼電アシスト
「昼電アシスト」は、インターバル合同会社が提供する転送電話サービスです。歯科業界の経験者が、スタッフが休憩に入る昼休み時間帯に診察の予約や取引先からの電話を代行します。
料金は休憩1回(1時間)につき、1,430円〜です。2週間無料で利用できるため、初めて電話代行を利用する病院やクリニックにおすすめします。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 基本料金(目安) | 1,430円~/回 |
| 応対時間 | 12時~15時のうち1時間 |
ワールドオフィス
ワールドオフィスの「受診予約電話代行」は、歯科を含む病院・クリニックの診察電話受付や予約対応などの業務が依頼できるサービスです。専用予約申込書を活用することで、新規患者の取りこぼしを防ぎ、受診に専念できる環境を整えます。
料金は月額1万6,500円〜で、応対できる時間は平日9時〜18時です。土日祝日も依頼したいときはオプションサービス扱いとなり、別途料金がかかるので注意しましょう。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 基本料金(目安) | 16,500円~/月 |
| 応対時間 | 平日9時~18時 |
RTC電話代行サービス
RTC電話代行サービスは、病院やクリニック向けに24時間365日対応可能な電話代行を提供し、業務の効率化と患者満足度の向上を支援します。スタートプランからネクストプランまで、ニーズに応じて最適なプランを選べるのが特徴です。
利用料金はスタートプランの場合、月額8,250円~で、9時~19時までの時間帯で30件まで対応できます。月額1万6,500円からの「スタンダードプラン」も変更でき、対応時間帯や件数の増加だけでなく、Web上で応対履歴を確認できるのもポイントです。
| 初期費用 | 無料 |
| 基本料金(目安) | 8,250円~/月 |
| 応対時間 | 9時~19時(24時間対応も可能) |
セントラル・アイ
セントラル・アイの電話代行サービスは、問い合わせ対応や予約受付などの業務を24時間365日対応してもらえるのが特徴です。医療機関においても、個別ニーズや緊急時の対応で評価を得ており、全国各地で導入されています。
利用料金は平日の9時〜18時で100コール以内の場合、月額9,350円〜です。対応曜日や時間帯、内容によって料金が異なります。
| 初期費用 | 無料 |
| 基本料金(目安) | 9,350円~/月 |
| 応対時間 | 9時~18時(プランによって異なる) |
Okitell365
「Okitell365」は、在宅医療・訪問看護に特化した電話代行サービスです。看護師などの医療専門知識を持つスタッフが24時間365日体制で対応し、単なる用件の聞き取りに留まらず、緊急性の判断まで行います 。
電子カルテへの入力代行や多職種連携のサポートも可能です。
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 基本料金(目安) | 要問い合わせ |
| 応対時間 | 24時間365日 |
病院・クリニック向け電話代行で解決できる課題
病院やクリニックに電話代行サービスを導入すると、以下のような課題を解決できる可能性があります。
医療スタッフの業務負担軽減
電話代行サービスを利用することで、医療従事者や受付スタッフは会計やカルテ入力といった業務を中断することなく、患者への対応に集中できます。
本来注力すべき業務を最大限活かせる環境を整えることにより、病院やクリニック全体のサービス品質と業務効率が大幅に向上できるでしょう。
患者満足度の信頼性向上
専門的な研修を受けたオペレーターによる丁寧な対応で、患者満足度の向上を実現できることも、電話代行サービスを利用するメリットの一つです。いつ電話をかけても、均質で質の高い「クリニックの顔」として対応するため、患者に安心感と信頼感を与えます。
電話での良い印象はその後の来院時の期待感にもつながり、結果としてクリニックを信頼する患者の増加に貢献できるでしょう。
機会損失の防止
「電話が繋がらないから、別のクリニックを探そう」という患者の離脱は、クリニックが気づかないうちに見えない損失を生み出しています。電話代行サービスを導入することで、診療時間外や昼休みなどの時間帯においても、予約や問い合わせの電話を受け付けられるでしょう。
この仕組みによって、これまで取りこぼしていた可能性がある患者の獲得機会を大幅に拡大できます。
クレーム対応による精神的ストレスの軽減
一件のクレーム電話が、スタッフの心を疲弊させ、職場の雰囲気を悪化させることも少なくありません。オペレーターに一次対応を任せることで、苦情電話の「第一の壁」としての役割を担ってもらえます。
事実関係を整理した上で報告するため、院内スタッフは感情的な部分に振り回されることなく、落ち着いて問題解決に取り組めるでしょう。
病院・クリニック向け電話代行の料金体系と費用相場
病院やクリニック向けの電話代行導入にかかる費用構成は、主に「初期費用」と「月額料金」です。料金の仕組みから具体的な費用の目安まで、くわしく解説します。
病院・クリニック向け電話代行の料金体系
電話代行の月額料金プランは、大きく分けて「月額固定制」と「従量課金制」の2種類です。以下の表のように違いがあります。
| 料金体系 | 特徴 | 最適な病院やクリニック |
|---|---|---|
| 月額固定制 | ・毎月の料金が一定 ・予算管理がしやすい ・受電が少ないと割高になる |
毎月の電話件数が安定している |
| 従量課金制 | ・電話の件数に応じて料金が変動 ・受電が少ない月は費用を抑えられる ・受電が少ない月は費用を抑えられる |
時期によって電話件数が大きく変動する |
過去数ヶ月の電話件数を洗い出し、自院がどちらのタイプに近いかを確認することをおすすめします。
病院・クリニック向け電話代行の費用相場
病院やクリニック向けの電話代行サービスの費用相場は、受電件数や必要なサービス内容などによって変わります。たとえば、平日日中で50件まで依頼できる場合、7,500円〜8万5,000円です。
詳細な内訳は、以下のとおりです。
| 費用項目 | 費用相場 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円~50,000円 |
| 月額基本料金 | ・5,000円~20,000円(平日日中で50件まで) ・30,000円~100,000円(4時間365日・100件まで) |
| 超過料金 | 150円~300円/件 |
月額料金の安さだけで判断せず、超過料金などを含めた費用の総額で比較することが大切です。
病院・クリニック向け電話代行を選ぶポイント
病院やクリニックで電話代行を利用する際、以下4つのポイントを踏まえて選ぶことが大切です。
医療機関特有の要件に対応できるか
医療機関では患者の個人情報や病状を扱うため、セキュリティ体制と医療専門知識を持つサービスを選ぶ必要があります。選定時に確認すべき主なポイントは次のとおりです。
- 患者情報を適切に管理できる仕組みがあるか
- 診療科目や症状、薬剤名などを正確に聞き取り、伝達できる体制があるか
- 業務委託契約に守秘義務条項が明記されているか
医療機関向けに特化したサービスであれば、このような状況を即座に察知し、医師や看護師に直接つなぐなどの適切な対応ができます。
自院の電話件数や対応時間に合ったプランを提供しているのか
月額固定制と従量課金制では、電話件数によって総額が大きく変わります。過去3ヶ月分の電話件数と時間帯を分析し、自院の実態に合った料金体系を選びましょう。
プラン選びで確認すべきポイントは、以下のとおりです。
- 月間電話件数
- 昼休みや診療時間外といった対応が必要な時間帯をカバーできるか
- 超過料金の単価
- プランを柔軟に変更できるか
たとえば、月間電話件数が平均80件で変動が少ないクリニックなら月額固定制が適していますが、インフルエンザ流行期だけ件数が倍増する場合は、基本プランを低めに設定して従量課金で対応する方がコストを抑えられます。
オペレーターの質とサポート体制
電話代行の品質は、オペレーターの対応力と導入後のサポート体制で決まります。電話代行を選ぶ際、以下の点を踏まえてオペレーターの品質とサポート体制を確認しましょう。
- 医療機関での勤務経験や医療事務資格を持つスタッフが対応するか
- 定期的な研修プログラムや応対品質のモニタリング体制があるか
- 応対マニュアルの作成支援や初期設定のサポートがあるか
- 定期的な報告会や応対内容の振り返り、改善提案などのフォロー体制があるか
予約システムや電子カルテとの連携ができるか
既存の予約システムや電子カルテと連携できるサービスを選べば、二重入力の手間を省き、情報伝達ミスを防げます。病院やクリニック向けの電話代行を選ぶにあたって、自院が使っている予約システムや電子カルテとの連携実績があるか確認しましょう。
オペレーターが受けた予約内容を口頭やメールで伝える方式の場合、転記ミスや伝達漏れのリスクを回避するのが理由です。
病院・クリニックでの電話代行導入の流れ
病院やクリニックで電話代行を導入するにあたって、現状分析から運用改善まで以下のステップで進めます。
STEP1:現状の電話対応業務を整理する
電話代行を導入する前に自院における電話対応の実態を数値で把握しておきましょう。整理すべき項目は、以下のとおりです。
- 1日あたりの総件数(午前や午後、昼休み、診療時間外)の内訳
- 電話内容の割合(予約やキャンセル、緊急対応など)
- 対応に困る場面(昼休みや診療時間外、会計時など)
- 改善したい課題(機会損失の防止、スタッフの負担軽減など)
STEP2:複数のサービスに見積もりを依頼して比較する
現状の課題を把握した後、複数の営業代行会社に見積もりを依頼しましょう。料金だけでなく、サービス内容や医療機関での対応実績、トライアル期間などの情報を総合的に比較することが大切です。
STEP3:導入準備とスタッフへの引継ぎを行う
営業代行会社が決まった後、診療時間や予約ルールなどをまとめた応対マニュアルを作成したり、電話の転送設定、予約システムとの連携テストを行いましょう。
あわせて院内スタッフにオペレーターの連絡方法や緊急時の対応フローなどを共有する必要もあります。
STEP4:運用開始後のモニタリングと改善を行う
運用を開始した後も、週1回、または月1回のペースで応対内容を確認しましょう。患者や院内スタッフの声を集め、改善箇所があれば、応対フローの見直しを行います。
実際の件数が想定と大きく異なる場合、プラン変更や契約内容の見直しを検討することも大切です。
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