LINE WORKSとは？使い方や使い道・機能一覧を紹介！8つのできることを徹底解説

LINE WORKS(ラインワークス)はビジネス版のLINE。仕事上の連絡や情報共有が簡単にできるため、導入する企業が増えています。

しかしLINE WORKSを使って具体的に何ができるのか・どんな使い道があるのかが分からないという方も多いでしょう。

そこでこの記事では、LINE WORKSの機能一覧やそれぞれの使い方を詳しく解説していきます。他のチャットツールとの違いや、どんな企業におすすめなのかも分かるようになっています。

LINE WORKSとは？特徴や使い道を解説

多くの人がスマートフォンで使っているLINEに、ビジネス向けの機能を追加したツールがLINE WORKSです。

LINE WORKSは会社内やチーム内での連絡や情報共有に便利なツールです。普段からLINEで行っているトークと同じ画面でテキストやスタンプの送受信ができるので、操作方法を新しく覚える必要がありません。導入後すぐに使い始められることが大きなメリットです。今までテキストのやりとりをメールで行っている場合は、チャットになるだけでも連絡が楽になり効率化できます。

もちろんチーム内だけでなく、取引先やお客様との連絡も可能です。例えばお客様から「LINEで連絡を取りたい」と言われた場合。自社社員はLINE WORKSを使い、お客様の通常LINEアカウントと連絡を取ることができるのです。

また詳しい内容や使い方は次の章で解説しますが、チャット以外にも通話やタスク管理・情報共有ができます。チーム内の情報共有を円滑にできる機能が備わっているため、チーム内でのコミュニケーションの多くはLINE WORKSで完結するでしょう。

LINE WORKSの機能・使い方一覧！できることを具体的に解説

LINE WORKSには以下のような機能が備わっています。

1. トークと通話(音声通話/ビデオ通話)
2. 掲示板
3. カレンダー
4. タスク管理
5. アンケート
6. アドレス帳
7. メール
8. ドライブ(フォルダ共有)

どれも使い方は簡単。基本的には画面下にあるバーから「トーク」「掲示板」などを選択します(表示されていないものは「その他」から)。

各機能や使い方を順番に見ていきましょう。

①トークと通話(音声通話/ビデオ通話)

通常のLINEと同じように、トークと通話ができます。

こちらが実際のLINE WORKSの画面です。なじみのあるLINEと同じ画面で、スタンプ機能もあります。ノート機能もLINEと同様に使えるので、流したくない情報はノートに書き残せます。

またLINE WORKSでは既読確認を個人単位で行うことができ、読んだ人と読んでいない人を一覧で表示できます。

通話は音声通話/ビデオ通話が可能。LINE WORKSのアカウントを持っていない人は、ゲストとして招待できます。

【トークのやり方】

ちなみにトークのやり方はとても簡単。通常のLINEと同じようにグループや個人を選択すればチャット画面に移ります。

②掲示板

メンバーへの情報周知に活用できる掲示板です。投稿者と管理者は、誰が見ているか個人単位で確認ができます。会議の議事録やプロジェクトごとの資料保存や共有にも使えます。

これまで紙や口頭で行っていた連絡事項の周知は、LINE WORKSの掲示板へまとめましょう。こうすれば連絡の時間短縮ができる上に、連絡漏れがなくなります。

1日の間に朝礼・昼礼・夕礼やミーティングで社員が何回も集合し、口頭で連絡を伝えている会社はまだ多いと思います。しかし全員が集まるだけで時間のロスになり、またその場にいない人には連絡が伝わらないことも。それらのデメリットが、LINE WORKSの掲示板を利用することで解消されるはずです。

【掲示板の投稿方法】

1. 右下の「+」を押して投稿の作成画面へ
2. 件名や本文を書いたり、ファイルを添付したりして掲示板を作成
3. 右上の「投稿」を押して掲示板を投稿

直感的に操作できます。

③カレンダー

自分の予定だけでなく、チームのスケジュールをカレンダーで管理できます。

このように場所や参加者を予定に組み込めるので、会議のスケジュールを組む時などに便利です。会議室の予約も同時にできます。

【カレンダーの確認・投稿方法】

1. ホーム画面の下にあるバーから「カレンダー」を選択
2. カレンダーが表示される
3. 右下の「+」を押すと、新しい予定作成の画面(下の画像)へ移行
4. 件名や時間などの情報を入力して、右上の「保存」を押す

こちらもごくシンプルな操作で行えます。

④タスク管理

やるべきことを管理するtodoリストを作成できます。自分のタスク管理だけでなく、他の人にタスクを依頼したり、チーム内のメンバーが保有しているタスクを確認したりも可能。

以下のように、トーク画面からも簡単にタスクを作成できます。

【タスクの作成方法】

1. 画面下のバーにある「その他」から「タスク」を選択
2. タスクの作成画面へ移行するので内容や期限を入れてタスクを作成

もしくは上の画像のように、メッセージから「タスク」を押すことでも設定できます。

⑤アンケート

イベントの出欠確認や意見調査、緊急時の安否確認が簡単に行えます。テンプレートからアンケートを簡単に作成できて、回答も自動集計されます。

【アンケートのやり方】

1. 画面下のバーにある「その他」から「アンケート」を選択
2. 右下の「+」を押すと新規作成画面へ移行する(↑の画面)
3. 作成したいアンケートに合わせてテンプレートを選ぶ
4. 必要事項を入力して右上の「完了」を押す

⑥アドレス帳

各部署や拠点のメンバーを一覧表示できるアドレス帳です。アドレス帳からトークやメール、予定を作成できます。組織は9階層まで構築できるので、組織体制やメンバーの確認も簡単に行えます。

【アドレス帳の使い方】

1. 画面下のバーにある「アドレス帳」を押す
2. 管理者が登録した「社内メンバー」や「顧客/取引先」の情報が確認できる
3. メンバーを選択してトークルームの作成や通話ができる

⑦メール

新規に取得したドメインや、現在使用しているメールアドレスでもLINE WORKSからそのままメールができます。メールの送受信は暗号化されるのでセキュリティは万全です。送信取消や送信前確認・開封確認といった、ビジネスに特化した機能を備えています。

【メールの確認・作成方法】

1. 画面下のバーにある「その他」から「メール」を選択
2. メールの作成や送信、確認などができる

⑧ドライブ(フォルダ共有)

フォルダを保存してチーム内で共有できます。社内PCやスマートフォンでダウンロードが可能なので、場所を選ばず使えます。またリンク共有機能を使うと外部の取引先の人ともフォルダの共有が可能です。

【ドライブの使い方】

1. 画面下のバーにある「その他」から「Drive」を選択
2. 表示されたファイルを共有できる
3. 右下の「+」を押すとファイルをアップロードできる

LINE WORKSの始め方！導入はとても簡単

LINE WORKSは簡単に始められます。まずは団体の代表が管理者として以下の流れで開設します。

1. アプリをダウンロードする
2. 管理者としてアカウントを作成する
3. メンバーを招待・承認する

招待されたメンバーは以下の流れで参加します。

1. アプリをダウンロードする
2. アカウントを作成する
3. 招待されたLINE WORKSへ参加
4. 承認されたらログイン

管理者のアカウント作成時は、電話番号の入力やSMSに届いた認証番号の入力が必要ですが操作は簡単です。アカウントの作成は10分もあれば完了するでしょう。

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LINE WORKSと他のチャットツールの違い

LINE WORKSの他にも、ChatworkやSlackといったチャットツールが存在します。それぞれの特徴は以下の通りです。

LINE WORKSの最大の特徴は、年配の人やITツールに疎い社員の多い職場でも導入しやすいこと。元からLINEを使ったことのある人は多いので、他のチャットツールより受け入れられやすいでしょう。仕事のやり方が比較的古い職場では、デジタル化への取っ掛かりとして導入しやすいツールです。

また営業とお客様の連絡手段としてよく「LINE」が使われている会社では、最も便利でしょう。

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LINE WORKSと通常LINEの違い

LINE WORKSと通常のLINEの違いとしては、大きく次の4点があります。

LINE WORKSの料金体系・プラン

料金体系は以下の4つがあります。それぞれの特徴をまとめました。

※料金は年額契約(20%引き)した場合のものです。また機能やサポートは一部を抜粋してします。

上で解説した機能のうち「メール」「ドライブ」はベーシックプランからです。

またそれぞれのプランで、利用できるユーザー人数とストレージの容量が異なります。高いプランほどこれらの制限が解除されるため、自社の利用状況を考えて選んでみましょう。

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LINE WORKSはこんな会社におすすめ

LINE WORKSは以下のような場合におすすめです。

• コミュニケーションをデジタル化したいが、社内にITに疎い人が多く反発されそう
• チャットツールを使うための教育に時間と労力を費やしたくない
• 営業先のお客様が連絡手段にLINEを好むことが多い

やはりLINE WORKSの良いところはLINEと同じように使えることです。この点は他のチャットツールにないメリットなので、それを踏まえて決めるのが良いでしょう。

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LINE WORKSに関するよくあるQA

セキュリティ上の危険性は？

LINE WORKSのセキュリティは万全です。なぜなら全ての通信が暗号化されており、専門エンジニアチームが24時間365日モニタリングしているからです。ユーザーデータは日本国内のデータセンターに保管されており、国外にデータを送ることはありません。

もし社員がスマートフォンを落としてしまった場合も、管理者が遠隔でモバイルアプリのデータを消去できます。ただしあらかじめ遠隔で消去するための設定を、管理者とメンバーのデバイスで有効にしておく必要があります。

LINE WORKSはパソコンでも使える？

LINE WORKSはデバイスを選ばず、複数の端末からログインできます。もちろんパソコンでも利用可能。

ただしデバイスによって、できることが少し異なるので注意が必要です。

なおパソコンで使用するにはブラウザからログインするか、PC用アプリをダウンロードする必要があります。