法人携帯を通話のみで活用するなら？法人携帯7社のおすすめプランを徹底比較

「法人携帯に本当に必要な機能ってなんだろう？」そう考えたときにまず思い浮かぶのは、スムーズな通話ではないでしょうか。法人携帯では通話に特化したプランを選ぶことで、コストを大幅に削減できます。

この記事では通話のみで使えるプランの有無や、料金プランの選び方、通話メインでの活用におすすめの各社料金プラン比較など、法人携帯を通話のみで使いたい方へ向けた情報をまとめました。通話に特化した賢い選択で無駄をなくし、業務効率もアップさせましょう。

法人携帯は通話のみでも契約可能

法人携帯は通話のみで契約可能です。ドコモなど大手キャリアや、ワイモバイルなど格安SIM各社で料金プランが用意されています。

大手キャリアと格安SIMの各社から提供されている

法人携帯といえば、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアを思い浮かべる方が多いかもしれません。確かにこれらのキャリアは法人向けに様々なプランを提供しており、通話のみのプランも選択可能です。

しかし、最近では格安SIMと呼ばれる事業者も法人向けのサービスを充実させており、通話に特化したプランを提供している場合が増えています。

大手キャリア

通話品質やサポート体制が充実しているのが特徴です。全国どこでもつながりやすく、万が一のトラブルにも迅速に対応してくれる安心感があります。通話定額プランも豊富に用意されており、通話時間の長い方にもおすすめです。

格安SIM

大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、料金が安いのが最大の魅力です。通話のみのプランもより低価格で利用できる可能性があります。ただしサポート体制や通話品質は、大手キャリアに比べるとやや劣る場合がある点に注意が必要です。

通話のみプランとデータ通信付きプランのどちらがおすすめ？

「通話しか使わないなら、通話のみプラン一択？」そう考えるのは当然です。でも、ちょっと待ってください。実はデータ通信付きのプランも通話のみプランとほとんど変わらない料金で契約できる場合があります。それぞれのプランのメリットとデメリットを比較しながら、あなたにとって最適なプランはどちらなのか解説します。

データ通信＋かけ放題の組み合わせがおすすめ

法人携帯を通話のみで活用する場合でも、データ通信付きのプランにかけ放題オプションをつけるのがおすすめです。

通話のみプランは一見すると料金が安いですが、無料通話時間が短かったり、通話時間によっては通話料が別途発生する場合があります。また通話時間が長くなりがちな場合は、かえって割高になってしまうケースも。

データ通信＋かけ放題の組み合わせだと、かけ放題に加えて少量のデータ通信も使えます。またスマホ機種の場合はビジネスチャットなど、ごくわずかなデータ通信が必要なアプリを使えるのもメリットだといえます。

そのため、「データ通信は全く使わない」という確信がある場合を除き、少しのデータ通信と通話かけ放題がセットになったプランを検討することをおすすめします。通話時間を気にせずに使えるだけでなく、緊急時の連絡やちょっとした調べ物にも対応できるため、非常に利便性が高いといえるでしょう。

かけ放題オプションなしとありの料金シミュレーション

かけ放題オプションの有無で料金がどのように変動するのか、概算でシミュレーションしてみました。

※通話料金：22円/30秒で計算

かけ放題の料金は各社にもよりますが、おおむね月額1,000円～2,000円の費用感のケースが多いです。

基本プランと合計すると月額3,000円～あたりの費用感になってくるため、1日あたりの通話時間が5分を超えるケースが多いなら、かけ放題オプションを契約したほうがお得に使えるといえるでしょう。

通話メインにおすすめの法人携帯プランを7社で比較

法人携帯各社の料金プランの中から、通話メインで使うのにおすすめの料金プランを紹介して比較します。

• NTTドコモ
• au
• ソフトバンク
• 楽天モバイル
• ワイモバイル
• UQモバイル
• BIGLOBE biz.

NTTドコモ

NTTドコモの法人携帯では「irumo」や「eximo」などさまざまなプランが提供されています。通話メインでの使用でお得に使える「irumo」の料金プランを紹介します。

〈料金プラン〉

「irumo」は通話のみのプランはありませんが、0.5GBまでのデータ量で月額550円から利用可能。1回あたり5分までの通話がかけ放題になる5分通話無料オプションをつけても、月額1,430円で利用できます。

au

auの法人携帯では、「使い放題MAX＋5G/4G」や「スマホミニプラン＋5G/4G」などの料金プランが提供されています。中でも通話メインでの利用で安く使えるのが「スマホスタートプランライト 5G/4G」と「ケータイプラン」の2つです。

〈料金プラン〉

スマホスタートプランライト 5G/4Gはスマホデビューにぴったりのプラン。auケータイや他社ケータイから乗り換えの人が加入できるプランです。4GBまでのデータ通信が使えて、初年は1,265円でお得に使えます。

ケータイプランは「au VoLTE対応 ケータイ (4G LTE)」に対応した、いわゆるガラケータイプの機種を使用する際に選べる料金プランです。5分まで無料のかけ放題オプションをつけても月額2,145円で利用できます。

ソフトバンク

ソフトバンクの法人携帯には「ミニフィットプラン＋」や「メリハリ無制限＋」などの料金プランがあります。

その中でも通話メインでの利用におすすめなのが「スマホデビュープラン＋」と「ケータイ通話プラン・ケータイ100MBプラン」です。

〈料金プラン〉

スマホデビュープラン＋はケータイからの機種変更またはのりかえの際に利用可能な料金プラン。1年目は月額料金1,078円で使える安さが魅力です。

ケータイ通話プラン・ケータイ100MBプランはデータ利用の有無に応じて選べるガラケー用のプランで、月額1,078円での利用が可能。こちらは割引期間の制限がありません。他社と比べてガラケー用のプランが少し安いのが特徴です。

楽天モバイル

楽天モバイルは「音声＋データ」プランとして、データ容量別に4つの法人携帯用プランを展開しています。

〈料金プラン〉

楽天モバイルは「Rakuten Link Office」アプリを利用することで、かけ放題プランの契約なしで国内通話がかけ放題になります。

そのため通話メインで利用したい場合は「音声＋データ3GB」プランを選びつつ、「Rakuten Link Office」アプリで電話することで、月額2,178円で通話メインの利用が可能です。データ容量は翌月以降にくりこしできるので、使ったり使わなかったりしても柔軟に使用できます。

ワイモバイル

ワイモバイルの法人携帯はデータ容量に応じて「シンプル2」シリーズの料金プランを展開しています。

〈料金プラン〉

ワイモバイルは同一請求内2回線以上の契約で、月額870円の割引が適用される「法人契約割引2」を提供しています。そのため2回線以上の契約であれば、10分以内の通話無料オプションをつけても月額2,375円。通話メインでの利用なら、このプランがおすすめです。

UQモバイル

UQモバイルは法人携帯プランで「コミコミプラン＋」や「トクトクプラン」などの料金プランを展開しています。中でも通話メインでの利用におすすめなのが「ミニミニプラン」です。

〈料金プラン〉

UQモバイルの法人携帯は割引の種類とかけ放題オプションの種類が豊富なのが特徴です。ネットや電気など周辺サービスとあわせた契約で適用される「自宅セット割」と併用すれば、月額1,177円～利用できます。

かけ放題オプションも月内で合計60分までが定額のプランも用意されているので、通話料に応じて柔軟に選択可能です。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは法人携帯プランとして「0ギガプラン」や「プランZ」などの料金プランを展開しています。中でも通話メインの利用におすすめなのが「プランZ」と「プランS」です。

〈料金プラン〉

BIGLOBEモバイルはデータ通信なしのプランを安価で提供しているのが特徴。プランZなら「3分かけ放題」もしくは「通話パック60」のかけ放題プランを追加しても、月額1,430円の安価で利用できます。

法人携帯の通話プランを駆使してお得な活用を

法人携帯の通話のみに特化したプランやかけ放題オプションを賢く活用すれば、毎月の料金を大幅に抑えられます。そして法人携帯の料金はプラン選び次第で大きく変わります。

通話時間が少ない場合は通話のみに特化したプランを、そして通話が多い場合はかけ放題オプションを追加することで、コスト削減の実現が可能です。

各社のプランを比較して最適なプランを選び、コスト削減と業務効率化の両観点からさらなる成長を目指していきましょう。

次の記事ではおすすめの法人携帯を一挙紹介して比較しています。ほかのサービスもあわせて検討するなら、ぜひ参考にしてください。

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