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庭木の剪定時期を種類別に紹介!季節ごとの剪定方法や健康に育てるコツ

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最終更新日: 2024年01月09日

庭木は種類によって剪定に適した時期があります。常緑樹は冬を越えてから夏になるまでの3~4月頃、落葉樹は休眠期である12~2月頃がベストですが、花芽のつく時期などによっても変わります。

庭木の基本的な剪定時期は夏(軽剪定)・冬(強剪定)

剪定バサミと樹木

夏剪定:庭木の健康を維持するための軽い剪定

時期 真夏になる前まで(4~6月頃)
目的
  • 風通しや日当たりをよくして病気・害虫を防ぐ
  • 樹形を軽く整える
剪定方法
  • 不要な枝を軽く間引く
  • 伸びすぎて目立つ枝を軽く切る

春から夏にかけては樹木が栄養を使ってどんどん成長する時期です。このタイミングで大きく剪定しすぎてしまうと、樹木の元気がなくなって最悪枯れてしまうおそれもあります。

あくまで健康に育てるために必要な軽いメンテナンスという位置付けです。

冬剪定:樹形や大きさを変えることもある強い剪定

時期 気温が低くなり樹木が休眠してから、新芽が出るまで(10~2月頃)
目的
  • 翌春以降に理想的な樹形・大きさに成長させるための準備
剪定方法
  • 樹木の高さを抑える(芯止め)
  • 不要な枝をしっかり間引く(透かし剪定)

冬剪定は樹木が休眠している間に行う剪定です。気温が上がって樹木が活動を再開したら、きれいな形で成長できるように樹形を整えます。

休眠中のタイミングであれば、大幅に枝を切っても樹木へのダメージが少ないです。

種類別の適切な剪定時期カレンダー

庭木の剪定は夏に行う「軽剪定」と冬に行う「強剪定」が基本であることを解説しましたが、種類ごとに最適な剪定時期はやや異なります。

種類 強剪定の時期 代表的な品種
常緑針葉樹 3〜4月
  • スギ
  • マツ
  • コニファー
  • ヒノキ
常緑広葉樹 3〜6月
  • シマトネリコ
  • オリーブ
  • キンモクセイ
  • ツバキ
  • サツキ
落葉広葉樹 12〜2月
  • ヤマボウシ
  • ハナミズキ
  • モミジ
  • アオダモ

常緑針葉樹の強剪定の時期:3〜4月

杉

基本剪定 3〜4月
軽剪定 10〜11月
主な庭樹の種類 スギ
マツ
コニファー
ヒノキ

常緑針葉樹の強剪定に適した時期は、春を迎えて新芽を付ける前の3~4月頃です。

寒くなっても葉をつけたままの常緑樹は、体内に栄養を蓄えることが苦手です。葉に栄養を蓄えて冬を乗り越えています。休眠期だからといって真冬に大幅な剪定をすると、冬越えに必要な栄養分まで失ってしまうのです。

不要な枝の軽い剪定であれば、成長がゆるやかになり本格的に冬を迎える前の10~11月頃に行っても構いません。

常緑広葉樹の剪定時期は3〜6月

ツバキ

基本剪定 3〜6月
軽剪定 8〜10月
特徴 1年を通じて青い葉っぱをつけて育つ
紅葉がない
主な庭樹の種類 キンモクセイ
サザンカ
ツバキ
カシ
サツキ

常緑広葉樹は寒さに弱い樹木です。そのため冬場の剪定には向いていません。

基本剪定は新芽が出る前の3月下旬〜4月下旬頃か、5月下旬〜6月頃の温かい時期が適しています。

軽剪定は冬には行わず、夏から秋にかけて行いましょう。

落葉広葉樹の剪定時期は12〜2月

ハナミズキ

基本剪定 12〜2月
軽剪定 3・6・9〜10月
特徴 冬の前に葉っぱがすべて落ちる
落葉を終えたら休眠期に入る
主な庭樹の種類 ヤマボウシ
ハナミズキ
モミジ
アオダモ

落葉広葉樹の剪定は落葉後に行います。12〜2月は葉が落ち切り枝の状態が分かりやすいため、剪定に適した時期です。

逆に「4〜5月」と「7〜8月」の剪定は避けましょう。この時期は樹木が活発に成長している時期です。剪定を行うと樹液が漏れ出てしまい、樹木にダメージを与えてしまう可能性があります。

軽剪定は、樹木の成長が落ち着いた3・6・9〜10月であれば可能です。

代表的な樹木7種の剪定時期と剪定時のポイント

初夏のシマトネリコ

庭木が常緑樹であるか落葉樹であるかによって、おおまかに剪定時期が分けられることを説明してきました。

さらに各種類によっても花芽のつく時期や成長の速度に差があり、剪定時に注意すべき点も異なります。

以下の代表的な庭木7種について、剪定時期とポイントをまとめました。

シマトネリコ

常緑広葉樹であるシマトネリコの剪定に適した時期は3〜4月頃です。軽いメンテナンス程度の剪定であれば9~10月頃に行っても構いません。

成長スピードが速い木なので、放っておくと樹高が高くなりすぎたり、生い茂って風通しが悪くなったりしやすいです。剪定は毎年行ったほうがよいでしょう。

ヤマボウシ

落葉広葉樹であるヤマボウシの剪定に適した時期は12~2月頃です。

ヤマボウシは3月頃から新芽を出し始め、5~7月頃に花をつけます。花を楽しむなら、3月以降の剪定は控えましょう。

モミジ

落葉広葉樹であるモミジの剪定時期は11~2月頃です。軽い剪定であれば5~7月頃に行っても大丈夫です。

自然樹形のままでも美しく成長しますが、庭のスペースや理想的な樹形に合わせて必要であれば剪定を行いましょう。

オリーブ

常緑広葉樹であるオリーブの剪定時期は2~3月頃です。5~10月頃は成長時期なので、極力剪定を控えましょう。

生育旺盛なので枝葉がよく伸びますが、花や実がつきやすくがっしりした木に育てるには、古い枝を切って若返りをうながしたほうが良いです。

ツツジ

ツツジの剪定に適した時期は5~6月です。

ツツジは4~5月にかけて花を咲かせ、6~7月には次の花芽をつけ始めます。咲き終わってから花芽をつけるまでがあっという間ですが、翌年も花を楽しむにはその短い期間に剪定を済ませることをおすすめします。

キンモクセイ

常緑広葉樹であるキンモクセイの剪定に適した時期は3~4月です。

5月頃から新梢が伸び始め、6~8月頃に花芽を形成します。秋の花と香りを楽しむには、5月以降はなるべく剪定を避けましょう。

梅の剪定時期は11~1月頃です。成長が速いので、7~8月頃にも不要な枝を軽く間引くことをおすすめします。

実をしっかり育てるには、4月以降に不要な芽をかき取る芽かきや、芽の先端を摘む摘心を行いましょう。

剪定時期を間違えたときのリスクと対処法

剪定バサミで剪定する作業員の手

庭木の剪定時期を間違えると、以下のリスクがあります。

  • 花が咲かない
  • 枝が枯れる
  • 忌み枝が残る
  • 樹形が乱れる

花芽が付く時期に剪定した場合、翌年に咲く花の数が減少します。枝が成長している時期に剪定した場合は、漏れ出た樹液が樹木そのものを傷つけてしまうでしょう。

木にとって体力のない真夏に剪定した場合、ダメージで枯れてしまうこともあります。ほとんどの樹木は成長期の春に栄養を使い切っており、真夏には活力が低下しているのです。ただでさえ元気のない時期のため、剪定によるダメージを負ってもなかなか回復できません。

花芽を切り落としたり、成長を妨げる時期や枯れやすい時期に剪定を行ったりすると、忌み枝が増えて美しくない仕上がりになります。

ただしずれた時期に剪定をしてしまっても、即座に樹木全体が枯れるということはあまりありません木に負担をかけないように、また枝葉が伸びてくるまで様子を見ましょう

また、枯れた枝は放置すると腐って病気や害虫の発生源になります。もし一部の枝が枯れてしまった場合は、その部分だけ切り落としましょう

次に剪定を行うときに、プロに依頼して状況を相談することをおすすめします。

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風水や言い伝えから考える剪定時期

庭造りにおいても古代中国で生まれた「風水」や昔からの言い伝えが存在します。剪定する際は、これらの観点も取り入れてはいかがでしょうか。

良いとされること

忘れがちな剪定時期の目安は、「木六竹八塀十郎」で簡単に覚えられます。これは手入れ時期の目安を人の名前のように省略したもので、訳すと「木は6月に、竹は8月に切るほうが良い。壁を塗る時期は10月が良い」という意味です。

ただしここで使われている時期は旧暦であるため、新暦に変換する必要があります。現代では木は7月上旬~8月上旬、竹は9上旬~10月上旬、壁を塗る時期は11月上旬~12月上旬ごろです

悪いとされること

「大つち」「小つち」「土用の日」は木を切ってはいけないと言い伝えられています。

どの期間も土の神様が怒るためとされており、特に土用の日は土木工事も避けられている事があります。これらは植物にとっても不調な時期であるため、土をいじることで虫に入られやすくなったり、木が腐りやすくなったりするそうです。

庭木の剪定をプロに依頼したときの料金相場

剪定を行う剪定業者

「庭木の剪定時期や剪定方法が分からない」「剪定する時間がない」といった方は、剪定業者への依頼がおすすめです。自分で剪定方法を調べなくても、必要なことはプロがすべて行ってくれます。

庭木の剪定料金には、おもに以下2つのシステムがあります。

  • 日当制:1日あたり○○円(職人1人につき)
  • 単価制:庭木1本あたり○○円

それぞれの相場を以下にまとめました。

日当制 2〜3万円(職人1人あたり)
単価制 【庭木の剪定】

  • 低木(高さ0〜3m未満):2,500〜5,000円
  • 中木(高さ3~5m未満):5,000〜10,000円
  • 高木(高さ5~7m未満):10,000〜25,000円

【生垣の剪定(高さ2m未満)】

  • 幅1mにつき1,500〜4,000円

【植込みの剪定(高さ1m未満の植込みの場合)】

  • 1㎡につき500〜1,000円

上記の費用相場はあくまで参考価格です。

地域や樹木の種類・大きさなどによっても費用は変わるので、自宅の庭木の剪定にいくらかかるのか気になる場合は見積もりをとってみることをおすすめします。

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植木の剪定は、単純に伸びた枝を切り落せば良いわけではありません。適切な時期に適切な部分のみを切り落とさなければ、翌年の花の量や枝の形に悪影響を及ぼします。

剪定はプロに依頼し、経験や知識に基づいて適切に切り落とす部分を見極めてもらい、樹木へのダメージを抑えつつメンテナンスしてもらいましょう。

ぴったりなプロを探すのが難しいと感じる方は、手軽に相見積もりできるミツモアをご活用ください。

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口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。

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