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【種類別】庭木の剪定時期一覧!夏・冬剪定の違いや時期を間違えるリスクとは

最終更新日: 2022年12月16日

「うちにある庭木はいつ剪定すればいいんだろう?」「剪定時期を間違えると庭木はダメになってしまう?」とお悩みではありませんか。

庭木をきれいな状態に保つためには、適切な時期に剪定する必要があります。タイミングを間違えると庭木をダメにしてしまう可能性もあるのです。

この記事では、樹木の種類ごとの適切な剪定時期はもちろん、剪定時期を間違えたときのリスクまで解説します。

剪定はいつ行えばいい?

剪定の時期は樹木の種類によって異なります。基本的には常緑樹であれば春、落葉樹であれば冬が適しています。

剪定は自分でできる?

剪定に必要な道具を揃え、剪定方法を押さえれば自力で行うことが可能です。自信がない方は庭師や植木屋、造園業者に依頼するのがおすすめ。プロにお任せした方が仕上がりは断然きれいです。

庭木の剪定時期は夏と冬の2回

剪定バサミと樹木

樹木の種類によって、庭木の「剪定のタイミング」「剪定回数」は異なります。

しかしきれいで健康的な庭木をキープするには、夏と冬の年2回の剪定が基本です。夏剪定と冬剪定では、それぞれ行う目的や効果は以下のように異なります。

目的 効果
夏剪定(4〜6月) 樹木の健康管理 樹木の日当たりを改善し、害虫を予防する

災害時に枝が折れるのを防ぐ

冬剪定(10〜2月) 樹形を整える 翌春・翌夏でのきれいな成長を促す

夏剪定の時期と得られる効果!夏の剪定目的とは?

夏剪定は木の生育中の4〜6月頃に行います。伸びすぎた枝や葉を軽く剪定し、樹木の健康管理と形を整えることが主な目的です。

夏剪定のメリットは、樹木の日当たりを改善し、害虫の予防効果があることなどが挙げられます。また長くなった枝を切っておくことで、台風などの災害でも枝が折れにくくなるため樹木を守れるでしょう。

ただし剪定のしすぎには注意しましょう。庭木が光合成や養分の補給をうまく行えず、成長や健康に影響が及ぶ可能性が考えられます。

冬剪定の時期と得られる効果!冬の剪定目的とは?

冬剪定は樹木が休眠している10〜2月頃に行います。樹形を整えることが目的のため、夏剪定よりも大きく剪定することが一般的です。

ただし冬剪定といっても5月頃に新芽が育つ樹木の場合、3〜4月に剪定することもあります。

樹木の種類によって最適な剪定時期は異なります。そのため、保有している樹木に適した剪定時期を把握しておくことが大切です。

【種目別】針葉樹・広葉樹の最適な剪定時期

樹木の種類にもよるため一概には言えませんが、針葉樹か広葉樹かによって大まかな剪定時期が異なります。

種目 主な庭樹の種類 基本の剪定時期
常緑針葉樹 スギ

マツ

コニファー

ヒノキ

3〜4月
常緑広葉樹 キンモクセイ

サザンカ

ツバキ

カシ

サツキ

3〜6月
落葉広葉樹 ヤマボウシ

ハナミズキ

モミジ

アオダモ

12〜2月

なお以下で説明する「基本剪定」とは、枝や葉を大きく切り剪定する方法です。「軽剪定」は軽く形を整えるために行う剪定方法を指します。基本剪定に比べて切る量が少ないのが特徴です。

常緑針葉樹の剪定時期は3〜4月

杉

基本剪定 3〜4月
軽剪定 10〜11月
特徴 幹が真っすぐ上に伸びている

葉っぱの先端が尖っている

主な庭樹の種類 スギ

マツ

コニファー

ヒノキ

常緑針葉樹は寒さに強く冬季の剪定が可能ですが、新芽が出る前に剪定するのがおすすめです。春先に剪定を行うと枝葉がバランス良く育ちます。

樹形をきれいに見せたい場合は、夏や秋に軽剪定を行っても問題ありません。

常緑広葉樹の剪定時期は3〜6月

ツバキ

基本剪定 3〜6月
軽剪定 8〜10月
特徴 1年を通じて青い葉っぱをつけて育つ

紅葉がない

主な庭樹の種類 キンモクセイ

サザンカ

ツバキ

カシ

サツキ

常緑広葉樹は寒さに弱い樹木です。そのため冬場の剪定には向いていません。

基本剪定は新芽が出る前の3月下旬〜4月下旬頃か、5月下旬〜6月頃の温かい時期が適しています。

軽剪定は冬には行わず、夏から秋にかけて行いましょう。

落葉広葉樹の剪定時期は12〜2月

ハナミズキ

基本剪定 12〜2月
軽剪定 3・6・9〜10月
特徴 冬の前に葉っぱがすべて落ちる

落葉を終えたら休眠期に入る

主な庭樹の種類 ヤマボウシ

ハナミズキ

モミジ

アオダモ

落葉広葉樹の剪定は落葉後に行います。12〜2月は葉が落ち切り枝の状態が分かりやすいため、剪定に適した時期です。

逆に「4〜5月」と「7〜8月」の剪定は避けましょう。この時期は樹木が活発に成長している時期です。剪定を行うと樹液が漏れ出てしまい、樹木にダメージを与えてしまう可能性があります。

軽剪定は、樹木の成長が落ち着いた3・6・9〜10月であれば可能です。

樹木の剪定時期一覧表!17種類の剪定時期を一挙紹介

剪定された樹木

樹木の種類によって細かな剪定時期は異なります。

以下で樹木の剪定時期を種類ごとに表にまとめてみました。

キンモクセイ、マツ、モミジ、ヤマボウシ、カキについては、剪定を紹介している記事もあります。気になる方は合わせてチェックしてくださいね。

樹木の種類 剪定時期
アオダモ 12〜2月
ウメ 7〜8、11〜1月

成長サイクルによって変わる

オリーブ 2〜3月
カシ 基本剪定:5〜7月

軽剪定:10〜11月

キンモクセイ 11、3〜4月
コニファー 基本剪定:3〜4月

軽剪定:9〜10月

サクラ 11〜12月上旬
サザンカ 基本剪定:2〜4月

軽剪定:9月

サツキ 5〜6月

花芽がつく前に行う

シマトネリコ 3〜4、9〜10月
ツバキ 3〜5月
ハナミズキ 11〜2月
マツ 4〜5、11〜12月
モミジ 基本剪定:11〜12月

軽剪定:5〜7月

ヤマボウシ 1〜2月
カキ 12〜2月
ツツジ 5〜6月

具体的な剪定方法や切り方のコツは下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:庭木の剪定・手入れ方法!最適な時期や頻度、目的に応じた切り方のコツを解説!|ミツモア

剪定時期を間違えるとどうなる?考えられるリスクとは?

剪定バサミで剪定する作業員の手

庭木の剪定時期を間違えてしまうと、以下の状態になってしまう可能性があります。

  • 花や実が付かなくなる
  • 樹木が傷つく
  • 枯れたり弱ったりする

花芽が付いている時期に剪定を行うと、翌年に咲くはずの花の数が減ってしまいます。また枝葉の成長している時期にも注意が必要です。この時期に枝葉を切ると樹液が漏れ出て、樹木を傷つける可能性があります。

木にとって体力のない真夏に剪定した場合、切られたダメージにより枯れてしまうこともあります。ほとんどの樹木は成長期の春に栄養を使い、真夏に最盛期を迎えます。春季に栄養を使い切っている状態なので、庭木は真夏には活力が低下しているのです。ただでさえ元気のない時期のため、剪定によるダメージを負っても栄養で補うことができません。

最適な剪定時期以外で剪定したいときはどうすればいい?

庭木を健康にキープするには、庭木の成長サイクルに合わせて剪定することが大切です。

しかし実際は、最適な剪定時期以外にも剪定を行いたいときもありますよね。

その場合、樹木の形だけを整えたり、まわりと比べて太い枝や長すぎる枝のみを切ったりするなど軽めの剪定であれば可能です。

もし「伸びた枝を半分以上切りたい」「刈り込みをして樹木の輪郭を整えたい」などより強めの剪定をしたい場合は工夫が必要です。樹木が枯れたり弱ったりするのを防ぐには、切り口に殺菌剤を塗布すると効果的です。また日差し・寒さによるダメージや害虫の侵入を防ぐには、幹巻きを行いましょう。幹巻きとは緑化テープなどで幹を巻くことを指します。

緑化テープ 

緑化テープを幹の下から上に向かって巻いていきます。巻いた後も放置するのではなく、定期的に幹の状態をチェックし、必要であればテープの交換を行いましょう。緑化テープをそのままにしておくと、布が腐ったりカビや害虫が発生したりします。

自分で剪定するのが心配な時はプロに依頼しよう!

剪定を行う剪定業者

「庭木の剪定時期や剪定方法が分からない」「剪定する時間がない」といった方は、剪定業者への依頼がおすすめです。自分で剪定方法を調べなくても、必要なことはプロがすべて行ってくれます。

また剪定業者は剪定や刈り込み以外に、下記の業務も行ってくれます。

  • 樹木の伐採
  • 庭木消毒・防虫対策
  • 草刈り・芝生張り

必要であれば、これらの業務も依頼するとよいでしょう。

剪定業者に依頼した際の費用相場

剪定業者の費用は大きく以下の2つに分かれます。

日当制 職人1人につき1日あたり○円
単価制 庭木(植木)1本あたり○円

単価制は庭木の大きさや作業範囲によって異なります。

日当制と単価制の費用相場は以下のとおりです。

日当制 2〜3万円
単価制 【庭木の剪定】

低木(高さ0〜3m未満):2,500〜5,000円

中木(高さ3~5m未満):5,000〜10,000円

高木(高さ5~7m未満):10,000〜25,000円

【生垣の剪定(幅1mあたり)】

高さ2m未満につき1,500〜4,000円

【植込みの剪定(高さ1m未満の植込みの場合)】

1平方メートルにつき500〜1,000円

上記の費用相場はあくまで参考です。

地域や樹木の種類・大きさなどによっても費用は変わってきます。気になる剪定業者があれば見積もりをもらいましょう。

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