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確定申告を税理士に依頼するのはいつまでがベスト? 月ごとの費用相場や選び方を解説

最終更新日: 2024年11月13日

確定申告の手続きを税理士に依頼する場合、なるべく早い時期から準備をしておくことがおすすめです。

この記事では、確定申告を税理士に依頼するタイミングや費用相場、依頼の流れなどについて解説します。

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税理士へ確定申告を依頼するなら早めがおすすめ

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税理士へ確定申告を依頼するなら、なるべく早くに越したことはありません。

ここでは、税理士へいつまでに確定申告を依頼すべきなのか具体的に解説します。

11月が理想だが2月でも間に合う

税理士へ確定申告をお願いするなら、11月ごろまでには依頼を済ませておくのがおすすめです。理由は主に2つあります。

  • 確定申告の締切直前(2~3月)は費用が高騰するから
  • 11月までなら手の空いている税理士が多いから

ただし締切直前の時期でも、比較的安い費用で対応してくれる税理士を見つけることはできます。締切に間に合うよう、すぐにでも税理士を探し始めましょう。

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税理士への確定申告の年間依頼数のうち、約半数が1~2月に集中

2022年8月1日~2023年7月31日の1年間を対象に、確定申告の月間依頼数を集計したところ、がわかりました。税理士への確定申告依頼は、約半数が申告期間の直前期から開始時期にあたる1~2月に集中するといえます。

さらに税理士への確定申告の依頼数が年間で最も多くなるのは、申告期間が始まった後の2月最終週~3月第1週であることがわかりました。

確定申告の税理士報酬は申告締切期間が近づくほど高くなる

ミツモアは、2022年12月第1週~2023年3月第4週の依頼を対象に、週ごとの確定申告の平均成約価格を比較しました。

その結果、が見られました。2022年12月第1週に作成された依頼の平均成約価格を1とした場合、最も高額である2023年3月第3週の平均成約価格は1.93となり、2倍近くの差があります。

この結果から、税理士に確定申告を依頼する際にかかる報酬額は、申告期間の締切に近づくほど高くなるといえます。なるべくおトクに確定申告を行うには、早めの依頼がおすすめです。

確定申告を期日までに終わらすなら税理士? 自分で?

確定申告を税理士へ任せることには、メリットだけでなくデメリットもあります。状況によっては自分で手続きを進めるほうが良い人もいるでしょう。

ここでは、税理士へ確定申告を任せることと、自分自身で行うことそれぞれのメリットを説明していきます。

税理士に依頼するメリット

実際に税理士に確定申告を依頼した人を対象にした「税理士に依頼してよかったこと」に関する質問では、以下のような回答が寄せられました。

  • 書類作成や申告の手間をなくせた:68.8%
  • ミスがない申告ができた:62.5%
  • 適切な控除や経費計算などにより、節税できた:18.8%

税理士に依頼するメリットは「手間の削減」と「計算の正確性」の2つ。時間がない人や税金の計算が苦手な人にとっては、税理士にお願いしてしまう方がメリットが大きいといえます。

時間に余裕があるなら自分で確定申告を行うのがおすすめ

自分自身で確定申告を行うことにも、以下のようなメリットがあります。

  • お金がかからない
  • 税理士と逐一コミュニケーションをとる必要がない
  • 経理の知識が深まる

最大のメリットは、やはり費用がかからないことでしょう。税理士に頼む場合、少なくても数万円単位の費用が必要になります。

まだ時間に余裕があるなら、会計ソフトなどを活用して自分で確定申告を行ってみましょう。

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確定申告を税理士へ依頼する費用相場

税理士への依頼費用は時期や事務所ごとに大きく異なるので、一概に相場を言うことはできません。ざっくりとした相場のイメージは以下の通りです。

  • 白色申告の個人事業主:5万~10万円程度
  • 青色申告:10万円~20万円程度
  • 白色申告のサラリーマン:3万円程度
  • 不動産所得、不動産に関する譲渡所得:5万〜30万円程度

税理士への依頼費用について詳しく知りたい方は、あわせて以下の記事もご覧ください。

【2024】確定申告の税理士費用の相場はいくら?税理士に依頼するメリットや選び方を解説

期日までに確定申告を税理士に依頼する流れ

税理士へ確定申告を依頼するなら早めがおすすめ
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確定申告を税理士に依頼する流れは以下の通りです。

  1. 依頼する業務範囲を決める
  2. 依頼する税理士を選ぶ
  3. 書類をそろえて税理士に依頼する
  4. 完成した申告書をチェック&提出する

ステップ1. 依頼する業務範囲を決める

どこまでの作業を税理士に任せるか決めましょう。依頼する業務範囲は、大きく分けて以下の3パターンがあります。

  1. 確定申告書作り
  2. 確定申告書作り&申告
  3. 記帳から申告まですべて

期日までの残り時間から逆算し、自分にできそうな部分以外を依頼しましょう。すべて丸投げする場合、期日に間に合わないリスクもあります。

【2024】確定申告や税務を税理士に丸投げする費用はいくら?デメリットや依頼範囲を解説

ステップ2. 依頼する税理士を選ぶ

確定申告をお願いする税理士を選びましょう。期日直前の時期だと申し込みを断っている税理士もいるため、複数の候補を見つけるのがおすすめです。

税理士を選ぶ基準は以下の通りです。

  • 確定申告が得意な税理士か
  • オンラインで対応してくれる税理士か(事務所が遠方の場合)
  • 期日までに対応してもらえそうか

ミツモアなら、いくつかの質問に答えるだけで最大5人の税理士から見積もりが届きます。期日まで時間がなくてもすぐに依頼できるので、ぜひご利用ください。

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ステップ3. 書類をそろえて税理士に依頼する

以下の書類をそろえて税理士に提出します。

  • 領収書/レシート/請求書
  • 会計のデータ
  • 預金通帳もしくはネットバンキングの取引記録
  • 源泉徴収票や支払調書
  • 控除の証明に必要な書類

とくに領収書やレシートは、税理士が確定申告書類を正しく作成するための必要な資料となります。また、特定の支出を経費として計上できるかの相談にも使用しますので、支払い月や用途ごとに分けて整理・保存しておきましょう。

ステップ4. 完成した申告書をチェック&提出する

税理士が確定申告を済ませたら、納税額の通達がありますので、ご自分で税金の納付をおこないましょう。また、納め忘れを防ぐために、事前のネット申請で口座振替できるように準備しておくと便利です。

なお、所得税を納め過ぎていた場合、確定申告後に還付金を受け取ることができます。

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