エアコンの取り付け工事でお茶出しは必要？出すタイミングと品物選びのポイントを解説

エアコンの取り付け工事を予定している場合、業者へのお茶出しをするかどうか悩みますよね。

今さら人には聞きにくい、エアコン取り付け業者へのお茶出しの必要性と、差し入れをする際の注意点、おすすめの品物を紹介します。

エアコンの取り付けにお茶出しは必要？

エアコンの取り付け工事をしてもらう際、業者へのお茶出しは必要なのでしょうか。まずはお茶出しの必要性について解説します。

お茶出しは必ずしも必要ない

結論からいうと、エアコンの取り付け業者へのお茶出しは、必ずしも必要ではありません。

エアコンの取り付け代金には、工事に必要な労力や、技術料なども含まれていて、気を遣う必要はないからです。

しかし夏場の工事は、暑さによる脱水症状の危険があるのも事実です。

大変な中で作業をしている人に「水分を取ってほしい」と思うのは、当然の心情といえます。

感謝の言葉と一緒にお茶を出してもらえることは、業者にとって嬉しいものです。

受け取りを禁止している業者も

業者によっては「顧客からの差し入れ」の受け取りを禁止しているケースもあります。

会社の規定で禁止されていれば、作業員の人はいくら嬉しかったとしても、もらうわけにはいきません。

業者に差し入れを断られたときは、「何か事情があるのだな」と考え、それ以上はすすめないようにしましょう。

お茶出しをするタイミングや品物の選び方は？

忙しそうに工事をしている作業員には、どのタイミングでお茶出しをすればよいのでしょうか。

実際にお茶出しをする際に、気を付けたい注意点を解説します。

休憩中や作業が終わった後に差し入れをする

お茶出しをするタイミングは、休憩中や作業が終わった後がベターです。

「作業が始まると同時に、お茶を出しておきたい」と考える人もいるかもしれません。

しかし作業が始まって休憩までに時間があると、冷たいお茶はぬるくなり、温かいお茶は冷めてしまいます。

おいしい状態でお茶を飲んでもらうためにも、作業員が休憩に入ったタイミングで「お茶をどうぞ」と差し入れるとよいでしょう。

忙しそうな場合は、作業から時間がたった頃に差し入れを用意し「休憩中に召し上がってください」と声をかけるのも、一つの方法です。

気を遣わせないために安価なものを選ぶ

差し入れをする際に心がけたいのは、作業員たちに気を遣わせないことです。

差し入れをするからといって、百貨店やデパートなどで、高級なお菓子やお茶を購入する必要はありません。

高価なものや、手の込んだ料理などを差し入れると、作業員が遠慮してしまう恐れがあります。

差し入れはあくまでも感謝の気持ちを表すための手段に過ぎないので、価格が安くて、手軽に用意できるものを選びましょう。

持ち運びできるペットボトル飲料がベター

エアコン工事の取り付け業者によっては、1日に数件もの工事を抱えている場合もあります。

忙しい作業員には、コップに入ったお茶を出すよりも、自分の好きなタイミングで口にできるペットボトル飲料を渡す方が喜ばれるでしょう。

ペットボトル飲料以外なら、栄養ドリンクを差し入れるのもおすすめです。

なお濃いお茶やコーヒーなどは、利尿作用があるので控えましょう。

【季節別】差し入れにおすすめの品物

飲み物だけではなく、軽くつまめる食べ物やアイテムを差し入れて、作業員を労いたい人もいるのではないでしょうか。

ここでは季節別のおすすめの差し入れのほか、飲み物と一緒に差し入れると喜ばれる食べ物やアイテムを紹介します。

暑い季節は冷たい飲み物と塩タブレット

40度前後の気温が続く夏場の工事は、立っているだけで汗が流れるほど過酷です。

そんなときに冷たい飲み物と同じぐらいに喜ばれるのが、塩分補給ができる塩あめや、塩タブレットです。

暑い季節の飲み物はスポーツドリンクや麦茶、ミネラルウォーターなどがよいでしょう。

反対にジュースや炭酸飲料などは、苦手な人もいるので、避けるのがベターです。

寒い季節ならホットドリンクにカイロを添えて

寒い季節にエアコン工事をしてもらうなら、ホットドリンクにカイロを添えて差し入れをするのがおすすめです。

複雑な作業があるエアコンの取り付け工事は、短時間で終わるものではありません。

室外機を取り付ける際には、寒い季節に何時間も、外で作業をすることもあります。

冬場の工事で喜ばれるのは、温かい飲み物です。温かいお茶やコーヒーと一緒に、袋入りのせんべいや、お菓子を差し入れるのもおすすめです。

反対に甘い飲み物は余計に喉が渇くため、避けた方がよいでしょう。