人手不足やスタッフの負担増。この課題に日々頭を悩ませていませんか?近年、多くの飲食店やサービス業で注目を集めているのが「配膳ロボット」です。
注文した料理を自動で運ぶだけでなく、スタッフの業務効率化やサービス品質の向上、さらにはお客様への話題作りや集客効果も期待できます。
「導入してみたいけど費用や運用面が不安」「どんな製品を選べば良いのか分からない」という方へ、配膳ロボットがもたらすメリットから費用相場、オススメの機種、成功のために気を付けておくべき導入時のポイントまで、現場視点でわかりやすくまとめます。
日本製の配膳ロボットおすすめ10選

おすすめの日本製配膳ロボットを10種紹介します。
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ACUR-C(スマイルロボティクス株式会社)
- ロボットアームを搭載しており、業務の効率化を実現
- 2つのセンサーと4つの3Dカメラで安全な自律移動と衝突を回避
- 約1m離れた場所から複数のトレーを効率的に回収可能
ACUR-Cは、アームによる食器の自動積み下ろしと自律移動、高度なセンシング技術で安全かつ効率的な配膳・下膳を実現するロボットです。複数のトレー回収やハンド交換による多様な業務対応、簡単な導入が特徴で、飲食店や医療介護施設における業務効率化と省人化に貢献します。
BUDDY(SOCIAL ROBOTICS株式会社)
- お客様の多様な要望に応じたきめ細やかなカスタマイズや外部と連携
- 最大30kgまで安定して運搬でき、棚の形状も自由にカスタマイズ可能
- 狭い通路やガラスの近くでも高精度かつ安定したルート走行を実現
BUDDYは、国内で開発・製造された移動ロボット台車で、配膳、下膳、運搬など多岐にわたる用途で活躍します。特許技術による免振機構で安全に荷物を運び、用途に応じた高いカスタマイズ性、そして安定した2種類の走行方式で、飲食店や工場、イベントなど様々な現場での効率化と省人化に貢献します。
サービスショット(株式会社アルファクス・フード・システム)
- 最大4段の配膳トレイを備え、開放型とボックス型の両仕様で多様な食器に対応
- AIによる完全自律歩行、障害物やレイアウト変更を自店舗内で柔軟に学習・走行
- 販促や呼び込み・誕生日演出など、案内・宣伝機能を活用可能
サービスショットは、最大4段構成のトレイで多様な飲食器に対応し、環境変化にも強い完全自律移動を実現。複数台連携、可変走行速度、呼び込みなどの販促機能も備え、飲食店や空港–大規模施設など多様な現場でサービス運用を支援します。
Keenbot(アイリスオーヤマ株式会社)
- 最大4段トレイを搭載し、合計最大40kgの大容量運搬が可能
- タッチパネルによる直感的な操作で「目的地選択→出発」2ステップで稼働
- 工場や飲食店で導入翌日から使用可能
Keenbotは、1段あたり10kg・最大4段のトレイで大量の配膳・搬送に対応し、低重心設計とSLAM方式で安定且つ柔軟に自律走行。目的地選択と出発をタッチ操作で行える直感的なUIを備え、導入も導入後の運用もスムーズです。購入・レンタル両プランが用意され、工場や飲食現場で即日稼働可能です。
Servi(ソフトバンクロボティクスグループ株式会社)
- 3DカメラやLiDARなど高性能センサーを搭載し、前方死角なく安全な自律移動
- 360°どの方向からでもトレーに積載可能
- テーブルや天井に目印を設置不要、タッチ操作で目的地を選ぶだけ
Serviは高性能センサーによる安全な自律走行と狭小通路対応を両立し、360°エリア積載&最大30kgの搬送力を発揮。簡単なタッチ操作で目的地指定→配膳→重量検知に応じた自動帰還と一連の流れを自律化。現場導入しやすい仕様とオプションも充実し、飲食・宿泊・小売など多業態で即戦力となります。
DINERBOT T8(Keenon Robotics 株式会社)
- わずか55cm幅の通路も通過できるコンパクト設計
- 300°アクセス可能なオープントレーとトレー検知センサーでサポート
- 3基の立体ビジョンセンサーとSLAM/AI経路計画で安全かつ正確に自律走行
DINERBOT T8は、狭小スペースでも高い走行性を誇るコンパクト設計。3D立体ビジョン×SLAM+AI制御で5cm以下の障害物も避け、安全かつ正確に自律走行し、複数台運用に対応。軽量20 kg積載+最大15時間稼働で、レストランやホテルなどで効率的な配膳を叶えます。
Lanky Porter(キングソフト株式会社)
- AI制御と機構サスペンションによる低振動走行で安全な自律移動を実現
- 可変式・最大4層の大容量トレイで、物品を一度に効率よく搬送可能
- 頭部ディスプレイ&音声案内で5つのモードを直感的に操作
Lanky Porterは、AI+免振性による滑らかで安全な自律走行を実現。頭部ディスプレイと音声案内で、配膳・下げ膳・案内・巡回・広告の5モードを直感的に切替可能な多機能ロボットです。安全性と効率性を兼ね備え、飲食店や医療・小売施設など多様な現場で活躍します。
JSP ROBOT(株式会社日本システムプロジェクト)
- 合計最大30 kgの荷物を運搬でき、4人分もの料理を一度に配膳可能
- 簡便操作とLiDARや3Dビジョンによる障害物回避搭載の高度な自律走行機能
- お客様とのコミュニケーションと、自動で充電ステーションへの帰還
JSP ROBOTは最大30 kgの大量配膳力と、タッチパネル+高度なセンサーによる自律移動でスタッフの負担を軽減しつつ、安全・効率的に料理を届けます。音声と表情でお客様との接点を演出し、4時間充電で最大10時間稼働、自律充電も可能なため「無遅刻・無欠勤」の働き方を実現します。
PEANUT(タニコー株式会社)
- 天井に貼られたラベルをカメラで認識し周囲を感知、安全に配膳・回収を遂行
- タッチパネルで目的のテーブルを指定するだけのシンプル操作
- 抗菌・抗ウイルスコーティングにより、衛生面でも安心して利用可能
PEANUTは、非接触・安全配膳を可能にするラベル認識+センサー走行と、簡便なタッチ操作で誰でも扱える使いやすさを両立。抗菌・抗ウイルス仕様&万全の保守サポートにより、飲食店の衛生・運営効率を高め、人手不足対策や集客力向上を後押しします。
Kachaka Pro(株式会社Preferred Robotics)
- スマホとWi‑Fiだけで即日稼働でき、専門知識不要のシンプル設定
- 幅24 × 奥行38.7 cmのコンパクト設計で、棚装着状態でも最小55 cm通路を走行可能
- 業界最安水準価格で、テープ不要・自動充電やAPI連携など豊富な機能
Kachaka Proは、スマホやボタン操作による誰でも簡単な初期設定・走行設定が可能で、55 cm通路を通る小型ボディと最大30 kg搬送能力を併せ持ちます。テープ不要で、API対応や自動充電など豊富な機能を備え、100万円以下という導入障壁の低さで、多様な現場で即戦力になります。
日本製配膳ロボットの費用相場

日本製配膳ロボットの費用相場は、1台あたり200万円~350万円程度が一般的です。これは標準的な飲食店向けモデルの場合の本体価格で、ロボットの機能やサイズ、ブランド、オプションによって前後します。
また、導入時には本体のほかに、初期設置費用・設定費用として10万~30万円程度がかかるケースが多く、トータルの初期費用はおよそ210万円~380万円程度を見込んでおくと安心です。
最近では、初期投資を抑えて始められる月額レンタルやリース契約も広がっています。月額レンタルの場合、1台につき4万円~8万円が目安となっており、導入テストや短期利用に適しています。
さらに、長期的に安心して運用するには月1万円前後の保守・メンテナンス費が必要な場合もあるため、月々のランニングコストも事前に算出しましょう。
日本製の配膳ロボットを活用するメリット

日本製の配膳ロボットを導入することで、業務効率の向上やサービスの質の強化など、さまざまなメリットが得られます。ここでは主な利点について簡単にご紹介します。
日本の狭小な店舗設計に最適化された動作性能
日本の飲食店は、都市部を中心に限られたスペースや複雑なレイアウトで営業している場合が多くあります。日本製の配膳ロボットは、こうした日本独自の店舗環境を徹底的に踏まえて設計されているのが大きな特徴です。
狭い通路や入り組んだ座席配置にも対応できるよう、コンパクトな本体と高精度の360度センサー、AIによる障害物検知・自律走行技術を組み合わせ、安全かつスムーズな配膳を実現します。
さらに、店ごとのテーブル配置や動線を柔軟にマッピングし、最適なルートを自動で選べるカスタマイズ性も備えています。これにより、大規模なレイアウト変更や追加コストをかける必要がなく、既存の店舗環境に自然に配膳ロボットを導入できる点が大きなメリットです。
食品衛生法や日本独自の規格への完全準拠
日本の飲食業界では、食品衛生法や独自の業界ガイドラインの遵守が不可欠です。日本製の配膳ロボットは、企画段階からこれらの厳しい法令や基準に合わせて開発されており、食品や食器が接触する部分には抗菌・耐久性の高い素材を採用するなど、衛生面にも徹底して配慮されています。
さらに、分解や洗浄がしやすい設計や、自動消毒機能の搭載によって、日々の清掃や保守も簡単です。導入後はメーカーによる定期点検やメンテナンスサポートも充実しているため、保健所などの検査にもスムーズに対応できます。
また、関連書類や運用マニュアルも日本語で用意されているため、現場スタッフが安心して運用できる点も大きなメリットです。
日本製の配膳ロボットを導入する際に気を付けるべきポイント

日本製の配膳ロボットを導入する際は、単なる性能やコストだけでなく、店舗の構造や日本特有の接客スタイルへの対応など、いくつか気を付けるべきポイントがあります。導入の前に確認したい重要な点を、分かりやすく解説します。
畳や座敷、段差など和空間特有の床材・構造への対応可否
日本の飲食店や旅館には、畳敷きや座敷、小上がり、段差など独自の構造が多く見られます。配膳ロボット導入を検討する際は、こうした床材や段差、狭い通路にロボットが対応できるか必ず確認しましょう。
多くのロボットは平坦な床を前提に設計されており、畳や段差、敷居などで不安定になる場合もあります。最新モデルには畳対応タイヤや段差認識機能を持つものもありますが、全ての店舗に合うとは限りません。
事前に店舗の図面や写真を用意し、メーカーと相談のうえ現場でテスト走行を依頼するのが安全です。店舗構造によっては一部改修やロボット専用通路の設置も、効率的な運用に役立ちます。
おもてなし文化を反映した接客動作・台詞設定の柔軟性
日本の飲食店では、おもてなしの心が重視されるため、配膳ロボットにも心配りのある接客が求められます。最近の日本製配膳ロボットは、挨拶やお辞儀、手の動きなど、接客動作や台詞を店舗ごとにカスタマイズできる柔軟性を持つモデルが増えました。
「いらっしゃいませ」「お待たせしました」など日本ならではの表現はもちろん、英語・中国語など多言語に対応できるもの、アレルギー案内へ拡張できるものなど、多様なサービスが可能です。
導入前にはロボットのカスタマイズ範囲を必ず確認し、可能なら現場でデモを実施して、店舗の雰囲気やサービス理念とマッチするかしっかりと見極めましょう。こうした工夫により、ロボットが「お店の一員」として顧客体験を高める存在になれます。
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