オフィス内に気軽に設置できる自販機型のオフィスコンビニは、従業員満足度を高める福利厚生の一環として多くの企業に導入が進んでいます。
近年、人件費や物価の上昇により賃上げが容易でない企業も多い中、給与以外の形で従業員の満足度やエンゲージメントを高める施策として、福利厚生の強化が注目されています。その中でも、日々のちょっとしたニーズに応える「職場内で手軽に飲食ができる環境づくり」は、コストを抑えながらも企業の魅力を高める手段として有効です。
休憩時に外出せず、オフィス内で必要な飲食をすばやく購入できるという利便性が、従業員の働きやすさを支えます。
本記事では、自販機型オフィスコンビニのおすすめ6選に加え、費用相場や導入のメリット、最適なサービスの選び方を紹介します。
自販機型のオフィスコンビニおすすめ6選

オフィスコンビニに最適な自販機おすすめ6選を紹介します。

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ファミマの自販機コンビニ(株式会社ファミリーマート)

- 初期費用不要で導入のハードルが低い
- 立地や利用者層に合わせて柔軟に品揃えを調整
- 衛生管理の行き届いた商品を安定供給
ファミマの自販機コンビニは、導入時の初期費用がかからず、管理業務の負担も最小限に抑えられるのが特長です。オフィスや施設の特性に応じて商品構成を最適化でき、日常的に利用しやすい食品を無人で提供します。品質管理が徹底された商品が届くため、食の安心感を保ちながら、職場に利便性と快適さをもたらします。
セブン自販機(株式会社セブン‐イレブン・ジャパン)

- 店舗と同等の商品を自販機で提供し、約65種類のアイテムを常備
- 期限切れの商品は自動で販売停止される安心衛生のしくみ
- 近隣の加盟店が定期補充・管理を行うため安定的な運営が可能
セブン自販機は、セブン-イレブンの店舗と同じ商品を自販機で手軽に購入できる点が特徴です。設置先のニーズに応じたラインナップが用意され、商品管理も自動で行われるため、安全性を高めた運用が可能です。商品補充やメンテナンスは周辺の加盟店が担当するため、継続的に新鮮な商品を提供できます。
ミニストップポケット(ミニストップ株式会社)

- セルフレジ方式で24時間365日いつでも利用可能
- 設置先は電源の確保のみで対応可能
- ミニストップならではの豊富な商品構成
ミニストップポケットは、セルフレジによる無人運営で、深夜や休日を問わず稼働できる便利なオフィス向け自販機サービスです。設置にあたっては初期費用がかからず、必要な設備もシンプルです。ミニストップの定番商品をはじめ、選び抜かれた品ぞろえが特徴です。
スマート販売機(株式会社スマリテ)

出典:「スマート販売機(株式会社スマリテ)」
- AIカメラ・計量・RFIDの複数方式で商品を自動識別し、安心して運用できる
- タッチ決済やLINE認証ですぐに運営を開始できる
- 社員証による限定販売にも対応し、福利厚生システムとの連携が可能
スマート販売機は、最新技術を用いた無人販売システムとして、多様な現場に対応できる柔軟性を備えています。利用者は、クレジットカードやLINEによる簡単な操作で素早く商品を購入できます。さらに社員証などの個別認証にも対応しており、企業向けの福利厚生としても有効です。従来の自販機では難しかった自由な商品構成と、スピーディーな運用を両立させた、新しい形のオフィスコンビニです。
オフィス・コンビニ自動販売機(株式会社パルサー)

- 食堂や売店の代替として設置でき、24時間稼働の無人販売に対応
- 軽食・飲料・日用品まで幅広い商品を扱える汎用型自動販売機
- AI搭載ショーケース型で省スペース運営が可能
オフィス・コンビニ自動販売機は、さまざまな施設に適応できる柔軟な自販機サービスです。売店や食堂の代わりとして活用でき、社員向けの福利厚生や災害時の備蓄にも役立ちます。多様な商品に対応した設計により、軽食や飲料だけでなく雑貨や文具も取り扱えます。さらに最新のAI技術を取り入れた機種もあり、設置スペースや運用の手間を最小限に抑えた導入が可能です。
ボスマート(サントリーホールディングス株式会社)

- パンやカップ麺など軽食から即食まで幅広く対応した商品構成
- 最短3秒のスピーディな購入が可能
- 導入費や月額費が不要で、設置・在庫管理・補充もすべて任せられる
ボスマートは、飲料自販機の隣に設置するだけで、簡単にスナックや軽食を提供できるオフィス向け販売システムです。すぐに食べられるパンやカップ麺などが手軽に入手でき、業務の合間の休憩を効率的に支えます。決済は既存の自販機を通じておこなうため手間がかからず、誰でも素早く利用できます。さらに設置工事が不要で、管理業務は全て専任スタッフが対応するため、企業側の負担を最小限に抑えられます。
| 製品名 | 初期費用 | 決済方法 | 主な商品 | 特徴 | 管理・補充体制 |
| ファミマの自販機コンビニ(株式会社ファミリーマート) | 不要 | 非公開(自販機決済) | 弁当、パン、飲料、軽食など | 商品構成の柔軟性、衛生管理の徹底 | ファミマが定期補充・衛生管理を実施 |
| セブン自販機(株式会社セブン‐イレブン・ジャパン) | 不要 | 非公開(自販機決済) | 店舗と同等の商品(約65種) | 賞味期限切れ商品は自動停止 | 近隣の加盟店が補充・管理 |
| ミニストップポケット(ミニストップ株式会社) | 不要 | 交通系IC、楽天Edy、QR決済 | ミニストップ定番商品 | セルフレジ方式、24時間365日対応 | ミニストップ側が商品管理 |
| スマート販売機(株式会社スマリテ) | 要問い合わせ | タッチ決済、LINE認証、社員証など | 軽食、飲料、雑貨など自由設定可 | AIカメラ・RFID・計量で自動識別 | 運営形態により異なる(柔軟に対応) |
| オフィス・コンビニ自動販売機(株式会社パルサー) | 要問い合わせ | 非公開(キャッシュレス対応) | 軽食、飲料、日用品、文具など | 食堂の代替、AI搭載、省スペース運用 | パルサーが補充・保守を実施 |
| ボスマート(サントリー株式会社) | 不要 | 既存自販機連動(飲料自販機の決済) | パン、カップ麺、軽食、スナック | スピーディ購入(最短3秒)、工事不要 | 専任スタッフが在庫管理・補充 |
自販機型のオフィスコンビニの費用相場

福利厚生の1要素として従業員満足度を向上させられる
オフィス内ですぐに飲み物、お菓子、惣菜も買えるようになることで、従業員の満足度が向上します。費用の企業負担分も設定して、従業員が手軽に利用できるという運用の仕方も可能です。
省スペースに設置しやすく運用も手間なし
冷蔵庫もしくは専用の自販機を設置するだけなので、デッドスペースにも設置可能です。運用は委託のため手間がかかりにくく、安心して運用できます。
自販機型のオフィスコンビニで利用できる決済方法

現金決済
最も一般的な決済手段として、現金(硬貨・紙幣)が使えるモデルが多く導入されています。
現金決済のメリットは、ICカードやスマホを持っていない社員でも手軽に使える点と、特別な登録や初期設定なしで利用できる点にあります。また社員証やIDが不要で、だれでも気軽に商品を購入できるため、幅広い年齢層に対応できるのが魅力です。
一方で、釣銭切れや現金詰まり、現金売上の回収・集計作業といった運用面での負担があるのがデメリットです。オフィスの利用者層が幅広い場合や、キャッシュレス推進前の企業では根強い人気のある方式です。
電子マネー決済
近年はSuicaやPASMOといった交通系ICカード、nanaco・WAONなどの電子マネーに対応する自販機が増え、財布から現金を出さずにスムーズに商品購入できるのが特長です。また社員証などにIC機能を付加し、社内認証と合わせた一元管理ができる場合もあり、キャッシュレス化を進めている企業にも人気の決済手段です。
現金管理が不要になり会計業務が効率化される一方、電子マネーの種類によってはサービス別に導入申請が必要など、運用には事前の調整が求められます。
QRコード決済
PayPayやLINE Pay、楽天ペイなどのQRコード決済にも対応する自販機も増えています。ユーザーはスマートフォンの決済アプリで自販機に表示されたQRコードを読み取るだけで、素早く決済できます。小銭を持ち歩く必要がない手軽さや、キャンペーンポイント還元といったメリットが評価されています。
導入には通信環境(Wi-Fiやモバイル回線)が必須となるため、設置場所のネットワーク状況の確認が必要です。
クレジットカード決済
一部の高機能な自販機ではクレジットカード決済にも対応しています。社員が個人や法人カードで商品代金を支払え、現金・チャージ残高不要で都度決済ができる仕組みです。社員が日常的にカードを利用している場合は、ポイントをためたり明細管理をしやすい点がメリットです。
ただし、全カードブランドに対応しているわけではないため、導入時に必ず利用可否を確認するようにしましょう。
自販機型のオフィスコンビニの選び方

設置したい商品数・種類に対応しているかチェックする
導入したい商品(飲み物、お菓子、惣菜、弁当)に対して、自販機の収納数や冷蔵機能が足りているかどうかを事前に確認しておくと安心です。従業員の満足度に直結してくるポイントなので、自社のニーズに合うものを揃えてくれるサービスを選びましょう。
安心して運用を任せられる業者か見ておく
運用実績が豊富な業者なら安心です。導入企業数や設置事例、利用企業からのレビューも参考にして、安心して運用委託してよいかどうか確かめましょう。
衛生管理体制を徹底できるか確認する
食品を扱う場合、品質管理が重要です。賞味期限管理、温度管理、清掃体制が確実に行われているかどうかもよくチェックしておくと安心です。
企業の位置するエリアに対応しているかチェックする
自販機型オフィスコンビニは、設置後の補充・メンテナンス・機器管理などをサービス提供業者が対応するケースがほとんどです。そのため、自社の所在地が業者のサービス提供エリアに含まれているかを事前に確認することが非常に重要です。
地方や郊外に立地する企業の場合、対応可能エリア外である可能性もあるため注意が必要です。また対応エリア内であっても補充頻度やサポート体制が十分かどうかもチェックしておくと安心です。
導入を検討する際は、公式サイトの対応エリア情報や、問い合わせによる確認を忘れずに行いましょう。
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