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Concur Expenseの評判・口コミを紹介!ユーザーが実際に感じたメリットとデメリット

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最終更新日: 2024年06月28日

「Concur Expense(コンカー)」は株式会社コンカーが提供する経費精算システムです。電子帳簿保存法に対応しており、交通系ICカードやスマホ決済との連携によって経費精算を完全に自動化できるのが特徴です。

しかし公式HPの情報だけでなく、実際の使用感なども気になるところ。本記事では実際にConcur Expenseを導入した担当者、管理者から寄せられた評判・口コミを紹介します。ぜひ導入検討の参考にしてください。

Concur Expenseのよい評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたメリット】

公式ホームページ:経費精算システム 経費業務の自動化をクラウドで – コンカー

Concur Expenseを実際に利用したユーザーからは、「スマホ決済や交通系ICカードなど外部連携に強い」「自動データ連携によって経費申請が入力要らずで済む」「領収書を画像提出できるので出社や郵送の手間がなくなる」など多くのよい評判が寄せられています。

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スマホ決済や交通系ICカードなど外部連携に強い

Concur Expenseのユーザーからは「スマホ決済や交通系ICカードなど外部連携に強い」という声が多く届いています。

【ユーザーの口コミ】

  • タクシーのレシートを保管せずとも、PayPayの支払い履歴から経費精算ができるようになった。レシート要らずなのでとても楽だと思う。<業種:電気・電子機器、従業員数:5,000人以上>
  • データ連携できるサービスが多くて助かっている。SuicaやPASMOなどのICカードや法人向けクレジットカードの決済履歴と連携し、経費精算をカンタンにできる。<業種:法務・知財・渉外、従業員数:20-50人未満>

スマホ決済や交通系ICカードとの連携が豊富にできるのは、Concur Expenseの大きな強みです。交通費や宿泊費、交際費などの申請がレシートなしで行えます。

レシートや領収書を保管する必要がなくなり、万が一紛失しても経費精算に支障をきたしません。出張や外回りの多い企業は特に重宝するでしょう。

自動データ連携によって経費申請が入力要らずで済む

Concur Expenseのユーザーからは「自動データ連携によって経費申請が入力要らずで済む」との声も寄せられていました。

【ユーザーの口コミ】

  •  定期区間の運賃が自動的に差し引きされるのが便利。頻繁に利用する区間をお気に入り登録できるので入力時にかなり助かる。<業種:卸売・小売業・商業、従業員数:5,000人以上>
  • 経費申請が分かりやすく、あっという間にできる。SuicaやPasmoを専用カードリーダーで取り込み、画面上で会社に交通費として請求するものを選択して申請するだけ。<業種:通信サービス、従業員数:5,000人以上>
  • 出張費の精算が信じられないほど楽になった。 交通費はSuicaから、 ホテル代はクレジットカードから自動で取得。いままでぽちぽち手入力していたのはなんだったのか…。<業種:情報処理・SI・ソフトウェア、従業員数:1,000人以上 5,000人未満>

Concur Expenseは交通系ICカードやクレジットカードの情報を自動で取り込んでくれます。申請時の入力作業は必要ありません。

経費申請がスムーズになり、無駄な業務時間がかさむこともなくなるでしょう。

領収書を画像提出できるので出社や郵送の手間がなくなる

Concur Expenseのユーザーからは「領収書を画像提出できるので出社や郵送の手間がなくなる」との声も上がっています。

【ユーザーの口コミ】

  • 領収書を画像で提出できるので精算の手間が短縮された。紙ベースでの作業をやめて、郵送の手間がなくなったのが嬉しい。<業種:卸売・小売業・商業、従業員数:5,000人以上>
  • 自宅でも経費処理が可能になったので、領収書の添付作業や押印などで出社する必要がなくなった。業務時間の削減につながっている。<業種:情報処理・SI・ソフトウェア、従業員数:5,000人以上>

領収書を画像で提出できるのもConcur Expenseの利点です。スマホで撮影して画像を送信するだけなので、提出時の郵送や出社の負担を減らしてくれます。

グローバル展開の製品で国外拠点にも導入できる

Concur Expenseのユーザーからは「グローバル展開の製品で国外拠点にも導入できる」とのよい評判も寄せられていました。

【ユーザーの口コミ】

  • 日本と海外で異なる経費精算システムを利用していたところを、コンカーに統一した。海外法人担当者から日本法人上司に対する申請も、素早い対応が可能になり満足している。<業種:情報処理・SI・ソフトウェア、従業員数:5,000人以上>
  • 日本のサービスの中でも多言語対応に強みがある製品で、グローバル企業におすすめしたい。<業種:電気・電子機器、従業員数:5,000人以上>

海外の多くの地域で普及しているため、海外拠点がある企業でも問題なく導入できます。

多言語対応しているおかげで、多国籍の社員を抱えている企業にも定着しやすい製品です。

電子帳簿保存法対応・ペーパーレスの実現

電子帳簿保存法に対応しておりペーパーレスの実現ができる点を評価するユーザーの声もありました。

【ユーザーの口コミ】

  • 電子帳簿保存法の改正による仕様変更で社内が大混乱していたところを、コンカーに救われた。アプリを入れたスマホで領収書の写真を撮ると、タイムスタンプを付与して申請データとして添付できるのがいい。<業種:建設・建築、従業員数:1000人以上>
  • 証憑の原本を紙で提出・保管しなくていいので、オフィス内がペーパーレスになった。自分のデスクにいなくとも作業できるのがラクだ。領収書のデータ添付がスマホカメラででき、タイムスタンプも押されるため、電子帳簿保存法にカンタンに対応できる。<業種:小学校・中学校・高校、従業員数:100-300人未満>

Concur Expenseは電子帳簿保存法に対応した製品です。領収書をスマホで撮影するだけで、タイムスタンプを付与してデータ化してくれます。

複雑な業務フローを追加せずに電子帳簿保存法に対応できるのは、ペーパーレス化に不安がある企業にとって嬉しいポイントではないでしょうか。

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Concur Expenseの悪い評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたデメリット】

Concur Expenseにはよい評判が集まる一方で「スマホからの申請に不便さを感じる」「バスの路線検索や定期券登録に対応していない」など、いくつかの悪い評判も見受けられました。

スマホからの経費申請に不便さを感じる

データ連携やペーパーレス化のしやすさが魅力のConcur Expenseですが、中には「スマホからの経費申請に不便さを感じる」との声もありました。

【ユーザーの口コミ】

  • スマホアプリの操作画面があまり洗練されていない印象を受ける。複数の明細を選択するには、チェックボックスの表示ボタンを先に押す必要があるなど、慣れていない人は戸惑う可能性があるのではないか。またスマホの場合、ログインが面倒で時間がかかる。<業種:情報処理・SI・ソフトウェア、従業員数:5,000人以上>
  • 事前申請の内容を間違えると、修正を行うのに一苦労する。また操作画面が複雑で、使い慣れるまでに時間がかかった。<業種:卸売・小売業・商業、従業員数:5,000人以上>
  • エラーが発生したときに、領収証BOXを全削除しないといけないことがある。該当する経費精算だけを消せるようにしてほしい。あとは同じ経路を数日間使った際など、一括で経費申請することができないので改善を願いたい。<業種:コンサルティング・専門サービス、従業員数:50-100人未満>

多機能ゆえに、スマホの操作画面は慣れるまで扱いにくい印象があるとのこと。また申請時の内容修正に手間が掛かると感じている人もいるようです。

経費申請が入力不要でできるなど便利な機能を搭載しているConcur Expense。今後のアップデート次第ではより多くの人が扱いやすいシステムになるかも知れません。

バスの路線検索や定期券登録に対応していない

Concur Expenseのユーザーからバスの路線検索や定期券登録に対応していない点を指摘する声も上がっています。

【ユーザーの口コミ】

  • バスの路線検索ができず不便に感じる。バス停の名前は覚えていないことが多いので、ネットの専用路線検索のような機能が付いたら有難い。<業種: 食品・医薬・化粧品、従業員数:1,000人以上 5,000人未満>

交通系ICカードとの連携に強みを持っているものの、バスの路線検索や定期券登録には対応していません。

バス利用時にはバス停の名前や料金の入力が必要なため、きちんとメモを取っておく必要がありそうです。

従量課金制でコストがかさむ場合がある

従量課金制でコストがかさむ点を指摘するユーザーの声も見受けられました。

【ユーザーの口コミ】

  • 一件の申請ごとにかなりのコストがかかるので、自社では申請を月に一度までに制限している。そのため経費申請が滞りがちになり、結局のところ負担が減っているのか増えているのか分からない。<業種:電気・電子機器、従業員数:50人以上 100人未満>
  • 外部サービスとの連携に費用がかかるため、Concur Expenseのみで完結してほしい。類似サービス「楽楽精算」は一つのサービス内で完結していて、かつ料金も安いので気になった。<業種:広告・販促、従業員数:50人以上 100人未満>

「Concur Expense Professional(プロフェッショナル)」はレポート数による従量課金制です。費用の予測がしにくいため、導入前の見積り依頼時に十分ベンダーと相談しておく必要があるでしょう。

ただレポート数による従量課金は、従業員の入れ替わりが多い場合にはアカウント数の課金より低コストで済みます。自社に合った料金体系を選択するのが大切だということですね。

中小企業向けには「Concur Expense Standard(スタンダード)」も用意されています。機能や人数に応じた4種のプランを選べて、初期導入費用0円〜、月額29,000円〜と低コスト。機能、価格ともに納得して導入するために、こちらも合わせて検討するのがおすすめです。

次の記事ではおすすめの経費精算システムを紹介しています。ほかの製品もあわせて検討するなら、ぜひご覧ください。

関連記事:経費精算システム比較26選!機能や選び方も紹介|ミツモア

Concur Expenseがおすすめの企業

外回りや出張が多い企業

社員の外回りや出張が多いと、交通費や宿泊費を精算するために、膨大なレシートや領収書を保管しておかなければなりません。申請時に漏れなく入力するのにもかなり時間が掛かってしまいますよね。

その点Concur Expenseなら交通系ICカードやクレジットカードの取引情報で経費精算が行えるので、レシートや領収書を保管する必要がありません。

月に何度電車を使っても、何度ホテルに宿泊しても、カードを一回専用のリーダーに読み込ませるだけ。申請時の面倒な入力作業がなくなり、業務効率も向上するでしょう。

経費精算をペーパーレス化したい企業

電子帳簿保存法改正の影響で書類の保存を紙で一元化できなくなることを受けて、社内のペーパーレス化を進めている企業もあるでしょう。従来は紙ベースで行っていた業務を電子化して、戸惑うことも多いと思います。

ペーパーレス化への第一歩にConcur Expenseはおすすめです。電子帳簿保存法に対応した経費精算システムで、スマホカメラ撮影によって領収書の提出や保管をカンタンに電子化できます。

タイムスタンプを自動で付与してくれるので「結局は原本を紙で保存しないと」という事態も起こらず安心して運用できるでしょう。

グローバルに展開している中堅・大企業

海外に拠点を持つ企業ではシステム統一が難しく、経営管理に必要な情報共有が上手くいかないこともあるでしょう。送られてきたフォーマットをわざわざ国内仕様に修正したり、問題があった場合は郵送で差し戻したりと面倒ですよね。

Concur Expenseは日本だけでなく海外の様々な地域でサービス展開をしています。国内外拠点の経費精算をまとめて電子化できるため、各拠点とのやり取りがスムーズになるでしょう。

また多言語に対応しているため、国内拠点で多国籍の従業員を雇用している場合にもおすすめです。教育コストを抑えて導入できます。

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Concur Expenseの導入実績・企業事例

株式会社リコー

従業員数約10万人、約200の国と地域で事業展開をしているリコーグループは、出張が多かったため膨大な量の経費精算に追われていました。交通費や宿泊費の立て替えをそれぞれのグループ会社ごと異なる処理で行っており、細かな支出の管理や社内規定の監査がおざなりだったそうです。

そこで海外拠点、国内拠点ともに統一した経費精算システムに一新しようとConcur Expenseの導入を決めました。Concur Expenseは交通系ICカードや法人向けクレジットカードとの自動連携ができ、社員からの申請はもちろん、監査業務の大幅な短縮につながったということです。

改正電子帳簿保存法に対応している製品だったことも導入の決め手になったのだそう。法改正にいち早く対応していたため、常に最新の機能を取り入れられそうだという期待感があったと語っていました。

株式会社大創産業

「DAISO」ブランドで有名な大創産業は、約300名の正社員と、入れ替わりの多い2万名以上のアルバイト、パートを抱えています。経費精算用の申請書は雇用形態や拠点ごとなど分かれており、管理者側の承認作業が煩雑なことが悩みでした。

月末は膨大な申請書を1枚ずつ手作業で確認。添付された領収書や必須項目のみならず、経路申請の正確さまでチェックしなければならず、とにかく業務負担が大きかったそうです。

Concur Expenseの導入後は、地方の店舗間の移動経費を精算するのが特にラクになったのだとか。Google Mapとの連携によって走行距離を自動計測できるため、走行距離やガソリン単価から、車やバイクの移動経費を算出しているそうです。

またレポート単位での課金体系について、アカウント単位でない点で従業員数が多く入退社数が頻繁な小売業に適していると語っていました。

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Concur Expenseの機能と2種類の料金プラン

公式ホームページ:中小企業向けの経費精算システム – コンカー

Concur Expenseの基本機能

Concur Expenseの主な基本は以下の通りです。

交通系ICカードとのデータ連携

経費規程の詳細設定

領収書データ化

外部システム連携(人事システム・会計システムなど)

モバイルアプリ

電子帳簿保存法対応

Concur Expenseの料金プラン

Concur Expenseには中小企業向けの「Concur Expense Standard(スタンダード)」と中堅および大企業向けの「Concur Expense Professional(プロフェッショナル)」があります。

「Concur Expense Standard」は初期費用0円〜、月額29,000円〜で、利用機能に応じた4つの料金プランから1種類を選ぶことができます。

一方「Concur Expense Professional」は経費レポートあたりの従量課金となっており、基本的には問い合わせをして都度いくらになるのか見積もりを取る形式となります。

導入の際は問い合わせをし、自社の状況に合わせて見積もりをとりましょう。

参考:経費精算システム 経費業務の自動化をクラウドで – コンカー

中小企業向けの経費精算システム – コンカー

Concur Expenseで完全にペーパーレスな経費精算を実現しよう

「Concur Expense」は改正電子帳簿保存法に対応した経費精算システムです。スマホ決済や交通系ICカードと連携して、申請作業および承認作業をスムーズにしてくれます。

「電子帳簿保存法改正に早急に対応したい」「膨大な申請書を手作業でチェックするのはもうやめたい」と思っているなら、Concur Expenseの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

毎月の経費精算業務をペーパーレスに自動化して、業務の効率化を実現しましょう。

ぴったりの経費精算システム選びはミツモアで

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「Concur Expense」などの経費精算システムは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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