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ECサイト構築におすすめのCMS9選!特徴や機能で徹底比較

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最終更新日: 2023年10月27日

インストールしてテンプレートを選択するだけで、ECサイトの構築が簡単にできるCMS。拡張機能で柔軟にカスタマイズして、オリジナリティ溢れるサイトにすることもできます。

本記事ではECサイトの構築におすすめのCMSを9製品紹介。選び方や導入事例もあわせて解説します。ぜひ、CMS選びの参考にしてください。

ECサイト構築におすすめのCMS9選

サイトづくりに励む男女のイメージイラスト

ECサイトの構築におすすめのCMSを9製品紹介します。

製品名 タイプ 対応 料金
EC-CUBE オープンソース型 国内 無料
Welcart プラグイン型 国内 無料
MakeShop ASP 国内/越境 11,000円/月~
Commerce21 オープンソース型 国内 要問合せ
Adobe Commerce オープンソース型 国内/越境 要問合せ
CS-Cart パッケージ型 国内/越境 15,100円/月~
EC-ORANGE パッケージ型 国内 要問合せ
osCommerce オープンソース型 国内/越境 無料
Zen Cart オープンソース型 国内/越境 無料
ソフトウェア比較のイメージイラスト

CMS選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のCMSが見つかります。

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「EC-CUBE」日本で最も選ばれているCMS!高い信頼度で安心

EC-CUBE ホームページ画面
公式HP:EC-CUBE

EC-CUBEは国産のオープンソース型CMS。35,000店を超えるECサイトが活用していて、個人レベルから大企業まで多くの導入実績がある国内でも人気のシステムなんです。

ECサイトの構築・デザイン機能から始まり、会員登録、商品管理、店舗管理機能など基本機能が豊富で、ECサイトの立ち上げ~運営まで可能です。

プラグインを追加すれば拡張機能を使って、より手軽にECサイトを運営することが可能に。また、サイトのデザインテンプレートも豊富で、会社や商品のイメージに合わせてECサイトを運営していけるのもポイントです。

オープンソース型であるため自社で細かく設計する必要があり、コードの知識が無いと難しい部分があるでしょう。

そこでEC-CUBEではクラウド版も用意しているので、ECサイト構築が初めての方はクラウド版の導入を検討してみてください。

「Welcart」WordPress専用のプラグイン型CMS

Welcart ホームページ画面
公式HP:Welcart

WelcartはWordPress専用のプラグイン型CMSです。WordPressにWelcartプラグインを追加するだけで、簡単にECサイトを立ち上げられます。

ECサイトの管理画面がWordPressと共通なので、運営担当者の負担を増やすことなくサイト運営が可能になります。

基本機能として商品管理、在庫管理、会員管理、受注管理などの機能が搭載されているほか、クレジット決済対応機能まで標準で搭載。商品の販売から支払いまで、デフォルトの機能だけで使えるのです。

そのほか、拡張プラグインでクーポンやサービス販売、定期購入などの機能もあります。

WordPressと同じ操作でECサイトを構築できるので、もともとWordPressを使っていた方にはもってこいのCMSです。導入後にも負担がかからず、スムーズに運営できるでしょう。

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「MakeShop」100を超えるテンプレートで簡単にサイトの立ち上げを

MakeShop ホームページ画面
公式HP:MakeShop

情報通信大手のGMOが運営するCMSがMakeShop。MakeShopの大きな強みは、業界No.1を誇る機能の豊富さです。ECサイトの構築から集客、運営までを担う機能が備わっています。

クーポン機能や割引機能、販売予告機能、在庫お知らせ機能が標準装備されているうえ、Instagramとの連携や海外販売の機能も追加料金なしで使えるんです。

また、100種類を超えるデザインプレートが準備されていて、好みのデザインを選択するだけですぐにECサイトをオープンできる気軽さもポイント。

テンプレートは編集可能なので、オリジナルのデザインにカスタマイズすることもできます。

ECサイトの立ち上げだけでなく、その後の利益確保の面までカバーしてくれるのがMakeShop。高機能かつ柔軟性の高いCMSをお探しの方にはぴったりでしょう。

「Commerce21」大規模ECサイト向けに設計、拡張機能でオリジナルのECサイトを

Commerce21 ホームページ画面
公式HP:Commerce21

Commerce21は大規模EC向けに設計された、広い拡張性が魅力のCMSです。ディノスや青山商事、ワコールなど大手企業の導入実績があります。

Commerce21はオープンソース型CMSでカスタマイズすることを前提に設計されています。しかし、マニュアルなどの各種サポートも充実しているので安心して導入できます。

また、ソースコードをユーザーに開示しているのも特徴で、ビジネスロジックに関してのブラックボックス化を防いでくれます。

Commerce21は、オリジナリティ溢れるECサイトを構築したい会社にはぴったりのCMSです。こだわりをすべて実現させ、独自性を活かしたサイト運営を可能にしてくれるでしょう。

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「Adobe Commerce(旧 Magento)」複数チャネルも一括管理

Adobe Commerce ホームページ画面
公式HP:Adobe Commerce

Adobe Commerce(旧 Magento)はオープンソース型CMSで、複数のチャネルも一括で管理できるのが特長。他のAdobe製品との連携で、より高精度な分析やマーケティング施策を構築する能力を実現します。

Adobe Commerceの最も大きな強みは複数のチャネルを一括で管理できる点。国をまたいで運営するECサイトや、BtoC/BtoBそれぞれのECサイトなど、1つのサービスで対応できるんです。

またAIの活用で、よりパーソナライズされたECの設計も可能になります。顧客にとって最適な購買体験が行えるよう、サポートする機能です。

このように高機能を揃えながらも、使いやすインターフェースが人気のポイントでもあります。

ドラッグ&ドロップで操作できるので、初めての導入でも心配なく使いこなせるでしょう。

「CS-Cart」27言語に対応!国内/越境ECサイトどちらの運営にもぴったり

CS-Cart ホームページ画面
公式HP:CS-Cart

CS-Cartは27言語に対応しているECサイト構築パッケージで、50,000を超えるECサイトで使われています。

「モール版」「マーケットプレイス版」「スタンダード版」の3種類に分かれていて、どのようなECサイトを構築したいかによって選択できます。

ECサイトの構築のみならずマーケティング・集客の機能も豊富で、SECやメールマガジンキャンペーンの実施も可能です。

さらに、CS-Cartはマルチデバイスに対応したECサイトにぴったり。「スマホからECサイトに入るとレイアウトが崩れてしまって使いにく」という事態は心配いりません。

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「EC-ORANGE」ソースコードの開示で自由なカスタマイズが可能

EC-ORANG ホームページ画面
公式HP:EC-ORANGE

EC-ORANEはEC-CUBEを土台にしたパッケージ型のCMSで、中堅・大企業に適したサービスです。

モール型ECサイト、BtoB/BtoCサイト、会員制ECサイトなど、ニーズに応じた構築が可能になります。

ソースコードを開示しているため、会社自ら自由にカスタマイズが可能。自社でECサイト構築のチームを立ち上げて内製することもできるんです。

「osCommerce」9,000を超える拡張機能が無料で負担なく始められる

osCommerce ホームページ画面
公式HP:osCommerce

osCommerceはドイツ製のオープンソース型CMSで、9,000を超える無料拡張機能が提供されているのが魅力です。

ECサイト運営に必要な基本機能が充実しているため、ダウンロードするだけですぐにサイトを立ち上げられます。

公式HPは英語表示ですが、サービス自体は日本語に対応しているので安心してください。

サポート体制が無い点には注意が必要ですが、ユーザー同士のコミュニティがあるので大きな心配はないでしょう。

「Zen Cart」ダウンロードするだけでOK!多言語・多通貨対応で越境ECサイトにも最適

Zen Cart ホームページ画面
公式HP:Zen Cart

Zen CartはosCommerceから派生したCMSで完全無料のオープンソース。ダウンロードすれば誰でも利用でき、料金は一切かかりません。

国内向けECサイトはもちろんのこと、越境ECサイトにも適していて多言語・多通貨対応しています。

自由にECサイトを構築できる分、その構築にはある程度の専門知識が必要になります。CMSを始めて触る方にとっては難しい部分もあるでしょう。

国内/海外どちらの顧客に対してもECサイトを展開したい方にはぴったりのCMSです。

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ECサイト構築にぴったりのCMSの選び方

カートを持って走る人々とオンラインショップ、商品が売れるイメージイラスト

ECサイト構築にあたって「CMSをどうやって選べばいいのだろう…」とお悩みの方は次の3点を意識してみてください。

  • 顧客に応じて搭載機能を選ぶ
  • EC歳のの規模を想定して選ぶ
  • ECサイトの運営スキルに応じて選ぶ

上の内容を意識すれば、あなたにぴったりのCMSが見つかるはずです。ぴったりの1つを見つけて、自社だけのECサイトを作っていきましょう。

顧客に応じて搭載機能を選ぶ

国内の顧客のみなのか、海外の顧客も対象にしたECサイトなのかを決めることが大切です。海外顧客にも商品・サービスを展開する場合は、越境ECサイト向けの機能があるCMSを選ばなければなりません。

ECサイトを構築できるCMSは数多く、それぞれ搭載機能が異なります。そのため、どの顧客を対応するかによって必要な機能も違ってくるでしょう。

越境ECサイトにする場合、多言語対応や外貨対応をしていなければ運営が困難です。顧客に応じて、適切なCMSを選んでいきましょう。

ECサイトの規模を想定して選ぶ

ECサイトをどれくらいの規模で運営するかによって、選ぶべきCMSは異なります。データの通信量やトラフィックなどを考慮しつつ、ECサイトの規模にあったものを選んでいきましょう。

例えば大規模ECサイトを運営する場合、規模に見合っていないCMSを選んでしまうとサイトの表示速度が遅くなることも。

通信速度の遅さはECサイトの使いにくいさにつながり、サイト離脱の原因になります。ECサイトの規模をCMS選びの基準にするのは、とても重要なポイントなのです。

ECサイトの運営スキルに応じて選ぶ

CMSは単に導入すればよいわけではありません。ECサイトを構築した後、上手く運営していくために細かな設定やカスタマイズを行いたい場合は、スキルが必要になります。

特にオープンソース型CMSの場合は、コードを活用して自らECサイトを構築しなければなりません。

中には、拡張機能を活用して手軽にカスタマイズできるものもあるので、保有スキルに応じて導入すべきCMSを選んでいく必要があるでしょう。

また、操作がわからなかったり、問題が生じたりした場合を想定して、サポートサービスがあるCMSを選ぶのもおすすめ。ECサイトの構築が初めての方なら、サポートの有無をチェックするとよいでしょう。

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ECサイト構築にCMSを活用する3つのメリット

D2C取引とSNS販売戦略のイメージイラスト

ECサイトの構築にCMSを活用することで、次の3つのメリットがあります。

  • 専門知識がなくても簡単にECサイトを立ち上げられる
  • 柔軟なカスタマイズが手軽にできる
  • ECサイトの運用を効率化できる

専門知識がなくても簡単にECサイトを立ち上げられる

CMSをインストールした後、テンプレートを使ってレイアウトを調整するだけで素早くECサイトを立ち上げられます。専門知識がなくてもECサイトを構築できるのです。

一方、ECサイトを何もない状態から構築しようとするとHTML、CSS、Javascript、PHP、Ajaxなどの高度なプログラミング知識が必要になります。

CMSの中にはECサイトの立ち上げから、運営、マーケティング施策まで一括で行えるものもあります。そのため手軽に負担を少なくしてECサイトの構築・運営が可能になるのです。

柔軟なカスタマイズが手軽にできる

CMSではECサイトのテンプレートが用意されていたり、機能を拡張したりすることが可能。1から開発する場合に比べたら劣りますが、ある程度のカスタマイズは手軽に行うことができます。

各製品によって追加できる拡張機能やテンプレートの数は異なります。

ECサイトに独自性を出して、ブランディングまで行いたい方はそれらの要素を意識して製品を比較・検討するとよいでしょう。

ECサイトの運用を効率化できる

CMSにはECサイトの構築だけでなく、その後の運用までを効率化できる機能が備わっています。

ECサイトを運営する中で、キャンペーンの実施やプロモーション施策、新商品の掲載などサイトを更新する場面は多くあるでしょう。

CMSなら、これらの場面でも簡単にECサイトを更新し、適切なタイミングで施策を打ち出せるのです。

また、ECサイトの更新時も操作がしやすいことから、専門知識がない従業員でも作業できるようになります。業務の属人化も防止できるでしょう。

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ECサイトの構築にCMSを活用した2社の事例を紹介

口コミを参考に商品を購入するユーザーのイラスト

ここではCMSを活用し、ECサイトの成功的な運営を実現させた2社の事例を紹介します。

CMSの活用でどのような効果があるのか、導入後のイメージを描いてみてください。

「アルペン」自社運営に切り替えて売上50%アップ

株式会社アルペンは各種スポーツ用品の商品開発・販売、ゴルフ場・スキー場・フィットネスクラブの経営を行う会社です。

もともとは業務委託によりECサイトを運営。しかし、店舗との連携や今度の利益確保を考慮した際に自社運営が適切だと考え、CMSの導入を決定しました。

【導入後の効果】

  • ECサイトの運営を業務委託から自社運営にシフト
  • 会員統合を完了し、オンラインとオフラインのシームレスな連携へ第一歩
  • EC事業の売上高が前年度比50%アップ

ECサイトと店舗運営を併用して行う中で、それぞれの良さを活かしたビジネスを進めています。

リアル店舗でしかできない体験をしてもらったり、オンラインで買った後に店舗でアフターサービスを受けられたりといった施策を進めていくそうです。

リアル店舗を400店以上保有するアルペンだからこそできる強みを活かして、ECサイトでのマーケティング施策を行っているのです。

「ユニフォームネクスト」カスタムオーダーを受注できるECサイトを構築

ユニフォームネクスト株式外は、現場工場向けの作業着やオフィス向けのユニフォーム、医療現場向けのユニフォームなど、あらゆるユニフォームを販売する会社。

CMSの活用により、ユニフォームごとの複雑なカスタマイズをインターネット上でも受けられるECサイトの構築に成功しました。

導入後の効果】

  • 「ワークユニフォーム」「オフィスユニフォーム」「クリニックユニフォーム」「フードユニフォーム」の4つのカテゴリを一括管理
  • 受注内容、在庫、売上、ステータスデータの一元管理を実現
  • 受注データの統合でオムニチャネル化を推進

業界や業種によってユニフォームに求められる機能やデザインは異なります。今までは対人間でなければ受けられなかったオーダーも、CMSの導入後はインターネット上で受けられるようになったのです。

さらに商品販売に関することだけでなく、販売過程で必要なデータの統合によって効率的な働き方も実現させています。

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自社ならではのECサイトづくりで売上アップの実現を

CMSの活用でECサイトの売上アップを

CMSを活用すれば手軽にECサイトを構築できるだけでなく、売上をアップさせるマーケティング施策もラクに実行できるようになります。

そこで、ECサイトの運営規模や対象顧客に応じてぴったりのCMSを選ぶことが大切になります。また、会社のECサイト運営スキルの有無もCMS選びのポイントの1つ。

しっかり比較・検討したうえで、適切なCMSを見つけてみてください。CMSの活用でECサイトの立ち上げ~運営まで効率的に行い、売上アップ・利益確保を実現させましょう。

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CMSは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

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