株式会社Sansanが提供する、営業支援の機能も兼ね備えた名刺管理ソフトの「Sansan」。国内9,000社以上に導入されており、シェア率82%(※1)で11年連続1位を獲得しています。
本記事では実際にSansanを利用しているユーザーの評判や口コミを、良い点から少し気になった点までたっぷりと紹介。ぜひ導入検討の参考にしてください。
※1 出典:調査研究レポート「営業支援DXにおける名刺管理サービスの最新動向2024」(2024年1月 シード・プランニング調査)
Sansanのよい評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたメリット】
Sansanのユーザーからは以下のよい評判が多く寄せられています。
- 写真を撮るだけで100%近い精度で登録できる
- 顧客の情報を会社全体で共有できる
- 出先でもスマホで常に情報を登録、確認できる
- 最新の企業情報を確認でき商談前に情報を集めやすい
- 顧客の役職情報を自動で更新、通知してくれるので顧客管理が楽になった
- 企業データをダウンロードできるので営業戦略に活用しやすい
- 名刺のデータ化することで余計な手間やスペースが省けた
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写真を撮るだけで100%近い精度で登録できる
Sansanでは「写真を撮るだけで簡単に登録できる」「文字の読み取り精度が高い」などの評判が集まっています。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
経営コンサルタント 1,000人 |
出社時はスキャナで名刺を取り込んでいたが、スマホで撮った写真でも登録可能なので、在宅勤務でも簡単に登録できる。 |
営業・販売 1,000人 |
他社製品も使用してみたが、Sansanが比較的高額である理由が理解できるほど、名刺スキャン時の認識精度が高かった。 |
その他専門職 1,000人以上 |
名刺を読み取る精度が非常に高いので修正する必要がない。 |
写真を撮るだけで正確に名刺をデータ化できることで、多くの支持を集めています。顧客管理の基本である名刺の管理を手軽かつ正確に行えることが、Sansanの魅力といえるでしょう。
顧客の情報を会社全体で共有できる
Sansanのよい評判として「他のメンバーがどんな顧客と接点をもっているか確認できること」がよくあげられます。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
その他専門職 1,000人以上 |
同じグループ内であれば他のメンバーが保有する名刺も見ることができる。 |
宣伝・マーケティング 300人~1,000人 |
顧客と接点のある従業員を探す手間が省けて、より早い段階で顧客について相談できるようになった。 |
営業・販売 1,000人以上 |
顧客と自社メンバーの誰が接点をもったのかをタイムリーに知ることができる。 |
顧客の情報を社内全体で共有することで、セールスやマーケティングに活かすことができます。営業活動を効率化できる点で、多くの企業にSansanは人気なのでしょう。
出先でもスマホで常に情報を登録、確認できる
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
情報通信・インターネット 1,000人以上 |
出先で名刺情報の確認が出来るため、持ち出さなくても良く効率が上がります。
担当者の連絡先やオフィスフロアの確認も出来るため重宝しています。 |
ソフトウェア・SI 20人未満 |
Sansanは名刺管理ツールとして活用しています。名刺交換時に読み取ることをルーチンにしているため登録漏れはないです。 |
ソフトウェア・SI 300人~1,000人 |
名刺を読み込むだけで自動で情報を識別しデータ作成してくれるので、読み取った名刺はそのままシュレッダーへ。
スマホアプリもあり、外出先でもすぐに確認できて便利です。 |
ソフトウェア・SI 300人~1,000人 |
スマホの写真撮影は同時に4枚までできるため、数枚であればスマホで簡単にスキャンできて便利。 |
スマホから名刺を読み込めるため、登録に手間がかかりません。またスマホで情報を確認もできるので、名刺を持ち運ぶ必要がなくなります。
最新の企業情報を確認でき商談前に情報を集めやすい
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
営業・販売 20人~50人 |
企業の要約文がわかりやすく短時間で理解できるため、商談準備の際にどんな企業か調べるのに活用できる。 |
人事・教育職 300人~1,000人 |
同業他社の検索など、特にスタートアップで人脈などない状況では情報収集用のツールとしても使える。 |
総合卸売・商社・貿易 300人~1,000人 |
新規営業先の企業情報を閲覧することもできる為、営業前に情報収集にも活用できます。 |
ソフトウェア・SI 50人~100人 |
登録した名刺に関するニュースや企業情報などもタイムリーに通知がくるので、お客様と話をするネタに最適です。 |
Sansanには自社との接点の有無にかかわらず、企業の情報が搭載されています。そのため新規の営業先でも、最新の企業情報を商談前に集められます。
顧客の役職情報を自動で更新、通知してくれるので顧客管理が楽になった
Sansanの利用者から「顧客の役職を自動で更新してくれるので助かる」「役職が変わったことを通知してくれるのでわかりやすい」といった評判が集まっていました。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
その他専門職 1,000人以上 |
登録した名刺の役職に変更があった場合、外部から情報を拾ってきて自動でアップデートしてくれる。 |
宣伝マーケティング 20人~50人 |
役職が変わった場合なども更新した履歴が残るので助かっています。 |
宣伝・マーケティング 300人~1,000人 |
企業や役職の情報を自動でアップデートして通知もしてくれるので、そのタイミングで連絡を取りやすく、顧客に積極的にアプローチできる。 |
顧客の役職に関する情報を自動で更新し通知してくれるので、顧客管理にわざわざ時間や手間をかける必要がありません。顧客にアプローチするきっかけにもなるので、営業の効率はさらに向上するでしょう。
企業データをダウンロードできるので営業戦略に活用しやすい
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
営業・販売 1,000人以上 |
名刺交換を行ったことがある企業の、業種や従業員数などの情報がダウンロードできるので、販売戦略を立てることに活用できる。 |
人材 1,000人以上 |
名刺情報をエクセルでダウンロードできるので年賀状の送付先リストや顧客一覧などを簡単に作成できた。 |
機械器具 1,000人以上 |
名刺交換を行った企業の業種や従業員数などの情報がダウンロードできるのが便利です。
販売実績データと結合することで、業種別や従業員数別等で実績データを集計・分析し、販売戦略を策定するのに活用しています。 |
企業データベースの情報は、CSVファイル形式でダウンロードできます。またSalesforceやMarketoなどのCRM、SFA、MAツールとの連携もできるので、営業・販売戦略に利用可能です。
名刺をデータ化することで余計な手間やスペースが省けた
Sansanの使用者から「名刺をデータ化することで顧客の情報をすぐに検索・確認できた」「名刺を保管していた余計なスペースを空けられた」などの評判が集まっています。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
その他一般職 1,000人以上 |
名刺のあらゆる情報を1つにまとめて管理できるので、名刺を持ち運ぶ必要がなくなった。 |
営業・販売 1,000人以上 |
クライアント等へ連絡する際にわざわざ名刺を探し出していたが、Sansanを利用してからはアプリですぐに検索できる。 |
経営・経営企画職 300人~1,000人 |
名刺をデータとして保存できるので、今まで名刺フォルダを保管するために取っていた場所を空けることができた。 |
Sansanではこのように余計な手間を省けるので、メール対応などの他の業務により多くの時間を割けます。また余計に使っていたスペースを空けることで、他の資料を置くなど有効活用することができるでしょう。
Sansanの悪い評判・口コミ【ユーザーが実際に感じたデメリット】
Sansanではよい評判が多く寄せられている一方で「顧客の情報が反映されるまで遅い」「利用料金が高い」「機能が多すぎて使いこなせない」といった不満の声も集まっています。
顧客の情報が反映されるまで遅い
Sansanの利用者から「名刺を取り込んでもすぐに反映されないことがある」「大量の名刺をスキャンすると取り込むのに数日間かかる」などの評判が集まっています。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
営業・販売 20人~‐50人 |
速やかにフォローしたいのに、取り込んだ名刺情報の反映がやや遅い時がある。 |
営業・販売 20人~‐50人 |
大量の名刺をアップする際には反映が遅れてしまう。 |
営業・販売 50人~100人 |
一度に大量の名刺をスキャンすると数日かかるため、すぐにお礼メールを送りたい時などは困る。 |
Sansanでは人とAIの両方で名刺をデータ化しているので非常に精度が高い反面、スキャンに時間がかかってしまうことがあるようです。Sansanでは無料トライアルを行っているので、名刺をデータ化する速度が気になる場合は一度問い合わせてみましょう。
利用料金が高い
Sansanを使っている方から「機能を減らして利用料金を下げてほしい」「コスパが見合っているか疑問に感じる」などの悪い評判もあがっています。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
営業・販売 50人~100人 |
価格が高めなので、機能を減らした安価なプランがほしい。 |
人事・教育職 300人~1,000人 |
いまだに単なる名刺管理ツールという印象が強く、特にUIが優れているわけでもないので、価格に見合う価値があるかは微妙。 |
社内情報システム 50人~100人 |
便利な機能は多いが、あまりプランが多くないので、名刺交換が頻繁にあるような人数の多い会社じゃないと費用対効果が低い。 |
Sansanは料金プランが高額であるものの、営業支援ツールとして利用できるほど、さまざまな機能を兼ね備えています。しかし、それらを十分に活用できなければ、費用に見合った効果は得られないようです。
余計な機能をつけて料金を高くしないよう、自社に必要な機能について改めてよく確認することが大切です。もし名刺管理の機能だけで十分であれば、Sansanではなく、もっと安価な名刺管理ソフトを検討しましょう。
機能が多すぎて使いこなせない
Sansanの使用者から「機能が豊富だけど使いこなせない機能が多い」「案内が不十分で機能を使いこなせない」といった声があがっています。
業種 従業員数 |
ユーザーの口コミ |
その他一般職 1,000人以上 |
ツールの機能としては非常にリッチだが、不要な機能も多いので料金プランを充実させてほしい。 |
営業・販売 300人~1,000人 |
便利な機能がどんどん増えているが、メールによる案内ばかりで新しい機能を使いこなすまで至らない。 |
その他専門職 1,000人以上 |
機能が豊富であり、多少コストが高いことは理解できるが、使いこなせない機能も多い。 |
Sansanは役職異動の情報を自動で更新したり、顧客データをマーケティングに利用したりするなど、さまざまな機能が搭載されています。しかし、それを使いこなせるかどうかで費用対効果が大きく変わってくるようです。
Sansanを導入する際は、社内全体に使用方法を周知するなどの取り組みが必要になるでしょう。
次の記事ではSansanをはじめとする名刺管理ソフトを、各製品の特徴や機能で比較しています。ほかの製品も検討するなら、ぜひあわせて参考にしてください。
Sansanの導入実績・企業事例
Sansanが次のような企業に導入されています。
- エレコム株式会社【製造・メーカー】
- 日本ビジネスシステムズ株式会社【IT・通信】
- 株式会社京都銀行【金融】
- 三菱倉庫株式会社【運輸・物流】
エレコム株式会社【製造・メーカー】
エレコム株式会社ではデジタル機器の製品開発を行っています。
BtoB事業を拡大するにつれて「属人的な名刺管理によって人脈の管理ができていない」「名刺のデータ化から顧客へアプローチするまでにラグがある」などの課題に直面しました。そこで名刺管理を行いつつ、営業を改善するためにSansanの導入をしたそうです。
【Sansan導入後の効果】
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「Sansanから発信される人事異動などのさまざまな情報が、商談をスムーズに進めるのに役立った」といった声がありました。また「職種や従業員数などのさまざまな情報をデータとして登録できるので、データを深く分析したり、詳細な営業戦略を考えたりすることができた」とのことです。
日本ビジネスシステムズ【IT・通信】
日本ビジネスシステムズ株式会社はコンサルティングやシステムの設計・運用などを行っているITサービス会社です。
この会社では「名刺のデータ化に手間と時間がかかっていた」「顧客データの抜け漏れや重複が発生していた」などの課題を抱えていました。しかし、Sansanの圧倒的なデータ化精度と使いやすさに惹かれて、全社的に導入することを決定したそうです。
【Sansan導入後の効果】
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「顧客データを社内全体で共有できるようになり、社員のもつ人脈を即座に把握できるようになった」「オンライン名刺のおかげで打ち解けることができ、オンライン会議が改善された」との声があがっていました。
株式会社京都銀行【金融】
株式会社京都銀行は国内でも有数の総資産額を誇る地方銀行です。
この会社では「顧客情報の共有や引き継ぎができていなかった」「顧客に対して対面で情報を提供するのが難しくなった」などの課題を抱えていました。地方銀行という「社会インフラ」として公益性の高い情報を発信できるように、Sansanの導入を決定したそうです。
【Sansan導入後の効果】
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また「さまざまな顧客に関する情報をSansanに集約することで、メール配信で情報を届けられるお客様の幅が広がった」「多くの方にメールを届けられたことで、関心を持っていただく方が増えた」という声もあがっています。
三菱倉庫株式会社【運輸・物流】
三菱倉庫株式会社は調達から流通、販売までを一貫で行う物流会社です。
この会社では「部門間や拠点間で顧客情報が共有されていない」「営業活動におけるバッティングが発生していた」などの課題を抱えていました。営業部門の悩みを解決するために、部門を超えた名刺のデータベース化を実現しようと、Sansanの導入を決定したそうです。
【Sansan導入後の効果】
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「ある社員がターゲット企業のキーパーソンの名刺をもっていることに気づけた」「Sansanで登録した情報をもとにインサイドセールスを行ったら、従来よりも訪問率・案件化率がかなり高くなった」などの声があがっています。
Sansanの価格体系
Sansanの価格体系は次の5つを足し合わせたものになっています。
初期費用 | 既に保有している名刺をデータ化するための費用 |
運用支援費用 | Sansanの導入や運用支援を行うための費用 |
ライセンス費用 (月額) | 使用料 (企業規模や用途に合わせて変わる) |
オプション費用 (月額) | 機能を追加する費用 (用途に合わせて変わる) |
Sansanスキャナ (月額) | スキャナーを借りる費用 |
ただし、Sansanではこれらの具体的な料金を公開していません。それぞれの費用について具体的に知りたい場合は、必ず問い合わせが必要です。
Sansanの活用で営業売上UPを実現しよう
Sansanはスマホで写真を撮るだけで、ほぼ100%の精度で名刺をデータ化することができます。
さらに顧客のさまざまな情報もあわせてデータとして一元管理することで、営業支援ツールとしての機能も発揮することが可能です。
「名刺管理を通じて営業売上をアップさせたい方」は、ぜひSansanの導入を検討してみてください。
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名刺管理ソフトは製品によって特徴や機能もさまざま。「どの製品を選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
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