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電化製品の処分方法!無料またはお得に捨てるには?

最終更新日: 2024年06月28日

電化製品は種類によって処分方法が異なります。家電リサイクル法の対象品目であれば、リサイクル料金を払って処分する必要があります。粗大ごみとして自治体で処分することはできないので気を付けましょう。

この記事では電化製品の主な処分方法を紹介します。

電化製品はどうやって処分すれば良い?

エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目は購入した電気店に引き取りを依頼しましょう。小型家電も購入した電気店での引き取りをおすすめしますが、購入してから10年未満であればフリマアプリやネットオークションで売却したり、リサイクルショップで買い取ってもらったりする方法も可能です。

電化製品を無料で処分する方法はある?

エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目の処分には処分費用がかかるのが一般的です。小型家電の場合、アイテムによっては自治体の無料回収を利用することができます。購入した電気店によっては引き取りを無料で行っているところもあります。

家電の種類ごとの処分方法一覧

電化製品

電化製品を処分する方法は家電の種類によって異なります。

エアコン、冷蔵庫(冷凍庫)、テレビ、洗濯機(乾燥機)の家電4品目は「家電リサイクル法」に従って処分します。「リサイクル料金+収集運搬料金」がかかるのが一般的です。

スマートフォンやドライヤーなどの小型家電は「小型家電リサイクル法」に従う必要があります。この場合、自治体やメーカーによる無料回収が可能です。

【家電リサイクル法の対象家電】

対象家電
  • エアコン
  • 冷蔵庫(冷凍庫)
  • テレビ
  • 洗濯機
無料引き取り
有料引き取り

【小型家電リサイクル法の対象家電】

対象家電
(右は一例)
  • スマートフォン
  • ドライヤー
  • カーナビ
  • プリンター
  • デジタルオーディオプレーヤー
  • ゲーム機
  • 体重計
  • 掃除機
  • デジカメ
  • 電子炊飯器
  • 扇風機
無料引き取り
有料引き取り

【パソコン】

無料引き取り メーカーによるパソコンリサイクル
(「PCリサイクルマーク」がついたパソコンのみ)
有料引き取り メーカーによるパソコンリサイクル

エアコン・テレビ・洗濯機・冷蔵庫の処分方法

大型家電を新しく買い替える場合、新しく購入する家電量販店に引き取ってもらう方法がおすすめです。処分のみの場合、処分する家電を購入した店舗に引き取ってもらったり、自治体を利用したりする方法があります。

状態がよい場合に限り、リサイクルショップやフリマアプリで売ることで実質的に無料で処分できます。壊れた製品や、長年使って古くなった製品の処分には基本的にお金がかかると考えておきましょう。

方法 ポイント
①家電量販店で引き取り 搬入と同時に処分できる
②自治体の指定業者に依頼 家電リサイクル券が必要
③指定引取場所に持ち込み
  • 家電リサイクル券が必要
  • 自力で運ぶ必要あり
④不用品回収業者に依頼
  • 日時の融通がきく
  • 費用が高い
⑤リサイクルショップ・家電買取業者
  • 収入になる
  • 状態が悪いと売れない
⑥フリマアプリ・ネットオークション
  • 収入になる
  • いつ売れるか分からない

ちなみに、不用品回収業者による回収はおもにリユースを目的としているので、法律に基づいたリサイクル料金は必要ありません。各業者が設定した回収料金を支払います。費用相場は5,000円〜が目安です。

業者によって料金設定に差があるので、可能であれば複数の業者から見積もりをとるとよいでしょう。

不用品回収業者を探す

【大型家電の処分にはリサイクル料金と収集運搬料金が必要】

洗濯機、冷蔵庫、エアコン、テレビは「家電リサイクル法」によって、「処分する人が料金を負担して、適切な方法でリサイクルしなければならない」と定められています。「家電リサイクル法」とは、いらなくなった家電製品から部品や材料をリサイクルし、廃棄物の削減と資源の有効活用を推進するための法律です。

そのため家電リサイクル法の対象4品目を処分するときは、「リサイクル料金」と「収集運搬料金」を支払う必要があります。

リサイクル料金は品目やサイズごとに、収集運搬料金は業者ごとに異なります。

家電4品目のリサイクル料金の目安は以下の通りです。

品目 リサイクル料金
エアコン 990円
テレビ(15型以下) 1,870円
テレビ(16型以上) 2,970円
冷蔵庫・冷凍庫(170L以下) 3,740円
冷蔵庫・冷凍庫(171L以上) 4,730円
洗濯機・乾燥機 2,530円

上記のリサイクル料金に加え、別途で運搬費用がかかります。

メーカーやサイズごとの詳しいリサイクル料金は、以下のサイトの「家電リサイクル料金一覧」でも確認できます。

参考:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金) | RKC 一般財団法人家電製品協会 家電リサイクル券センター
参考:家電4品目の「正しい処分」早わかり!|経済産業省

小型家電の処分方法

家電リサイクル法で指定されている家電4品目以外の小型家電は、「小型家電リサイクル法」でリサイクルの対象となっています。小型家電は自治体で無料回収してもらえることもあります。そのため買取などを希望していない場合、自治体に持ち込むのが早くてお得です。

ただし自治体の回収対象でない小型家電に関しては、「不燃ごみ」「粗大ごみ」としての処分になります。不燃ごみであれば無料ですが、粗大ごみに当てはまる場合は有料です。

例えば千代田区は無料回収ボックスを設置し、以下の品目を集めています。

千代田区の小型リサイクル対象品目
  • スマートフォン・携帯電話
  • デジタルカメラ、ビデオカメラ
  • 電話機
  • カーナビ
  • 携帯ゲーム機
  • 電卓
  • 携帯音楽プレーヤー
  • ACアダプター
  • ドライヤー
  • 電気カミソリ
  • ICレコーダー・ラジオ等

他にも杉並区は15品目、目黒区は9品目が対象となっています。

自分の自治体がどの品目をどのように集めているか、必ず確認してから持ち込みましょう。以下の環境省が運営している「小型家電リサイクル回収ポータルサイト」から簡単に確認できます。

参考:小型家電リサイクル回収ポータルサイト|環境省
参考:千代田区ホームページ ‐ 使用済み小型家電回収

パソコンの処分方法

使用されているパソコン

パソコン本体に「PCリサイクルマーク」というシールがあれば、メーカーによるパソコンの無料回収が可能です。「PCリサイクルマーク」がない場合は、およそ3,000円の自己負担でパソコンを処分します。メーカーによって変動するため事前に確認しておきましょう。

パソコンの部品には再利用する価値の高い材料が使われています。その資源の有効利用を進めるため、「資源有効利用促進法」という法律が定められています。

この法律に基づいて、各パソコンメーカーは自社製品の回収を義務付けられているのです。パソコンをどうやって処分するか困った時は、お持ちのパソコン製造メーカーに問い合わせてみましょう。

関連記事:【古いパソコン処分方法】無料回収からデータ消去まで解説!|ミツモア
参考:PC3R|一般社団法人 パソコン3R推進協会

①家電量販店で引き取ってもらう

家電量販店の店内

家電量販店で新しく電化製品を購入する場合は、同時に古い電化製品を回収してもらうことができます。

電化製品の処分だけしたい場合も、以前その製品を購入した店舗で回収してもらうことができます。

「購入店が分からない」「引っ越して店舗が遠くなってしまった」「もともと家電量販店では購入していない」といったケースでも、店舗によっては引き取り対応をしてくれる可能性があります。お近くの家電量販店に確認してみましょう。

メリット
  • 自分で運び出す必要がない
  • 新品の搬入と同時に引き取ってもらえて手間が少ない
  • ややこしい問い合わせや手続きをする必要がない
デメリット
  • 収集運搬料金の設定が店舗によって異なる
  • 購入店舗以外だと追加料金がかかることが多い
  • 購入店舗以外だと回収を受け付けていないことがある

大手家電量販店6社のリサイクル・収集運搬料金(買い替え)

大手家電量販店で買い替え時に電化製品を引き取ってもらうときのリサイクル料金・収集運搬料金をまとめました。

リサイクル料金は電化製品の品目や製造メーカー、サイズによって決まるので、どこの店舗でもほぼ変わりませんが、収集運搬料金には差があります。

【大型家電】

店舗 リサイクル料金 収集運搬料金 合計
ヤマダ電機 990円〜 1,650円 2,640円〜
ケーズデンキ 990円〜 2,200円 3,190円〜
エディオン 990円〜 1,100円〜 2,090円〜
ジョーシン 990円〜 1,100円〜 2,090円〜
ノジマ 990円〜 3,080円〜 4,070円〜
ビックカメラ 990円〜 1,650円 2,640円〜

【小型家電】

店舗 回収費用 合計
ヤマダ電機 0円もしくは220円〜 無料もしくは220円〜
ケーズデンキ 0円もしくは550円〜 無料もしくは550円〜
エディオン なし 無料
ジョーシン 小型家電:0円

中型家電:550円〜

550円〜
ノジマ なし 無料
ビックカメラ 1,958円 1,958円

なお買い替えの場合でも、新しく購入する品数より引き取ってもらう品数が多いと、余剰分に追加料金がかかる可能性が高いです。

大手家電量販店5社のリサイクル・収集運搬料金(処分のみ)

大手家電量販店で電化製品を引き取ってもらうときのリサイクル料金・収集運搬料金をまとめました。

その店舗で購入していない電化製品の処分を依頼する場合は、出張料などの名目で追加料金がかかるケースが多いです。

店舗 リサイクル料金 収集運搬料金 合計
ケーズデンキ 990円〜 3,300円 4,290円
エディオン 990円〜 2,200円〜 3,190円〜
ノジマ 990円〜 3,080円〜 4,070円〜
ビックカメラ 990円〜 5,000円〜 5,990円〜

②最寄りの指定取引場所に出す(大型家電)

洗濯機

大型家電を自治体の指定取引所に出す方法には、以下の2つがあります。

  • 自分で指定取引所に持ち込む
  • 自治体の指定業者に運んでもらう

テレビであれば持ち運びが可能なので、自分で指定取引場所に持ち込む方法がおすすめです。自力での持ち運びが困難なエアコン・冷蔵庫・洗濯機は、自治体の指定業者に運んでもらいましょう。

自分で指定取引場所に持ち込む方法

自力で大型家電を運べる場合は、最寄りの指定引取場所まで直接持ち込むという手段もあります。

大型家電を載せられる大きさの車両が必要な上に、取り外しから積み込み、運転まで行わなくてはならないので、かなり手間がかかります。

そのぶん収集運搬料金を払わなくてもよいので、コスト的には安く済む方法です。

メリット
  • リサイクル料金のみ払えばよく、収集運搬料金がかからない
  • 大型家電の入手先や状況にかかわらず処分を受け付けてもらえる
  • 自分の都合の良い時間に持ち込める
デメリット
  • 自分で家電リサイクル券を購入する必要がある
  • 取り外しと指定引取場所への運び込みを自分で行う必要がある

【指定引取場所に持ち込む手順】

自分で指定引取場所に大型家電を持ち込む流れは以下の通りです。

  1. 郵便局で家電リサイクル券を受け取り、必要事項を記入する
  2. 窓口またはゆうちょ銀行ATMで料金を払い込む
  3. 家電リサイクル券を家電に貼る
  4. 最寄りの指定引取場所の営業時間内に家電名を運び込む

営業日や営業時間は各場所で異なるので、事前に持ち込みたい指定引取場所に確認しておきましょう。

参考:指定引取場所検索|一般財団法人家電製品協会

【主要都市の主な指定引取場所】

6都市にある主な指定引取場所の情報をまとめました。

指定引取場所は大きな都市であれば複数箇所あるので、営業時間や自宅からの距離を考えて、一番持ち込みやすい場所を選ぶとよいでしょう。

自治体 指定引取場所 住所 電話番号
東京都23区南部 岡山県貨物運送(株)京浜支店

大田区平和島2-1-1

京浜トラックターミナル10号棟

03-3762‐8261
神奈川県横浜市 東芝環境ソリューション(株)

横浜市鶴見区寛政町20-1

045-501-5477
大阪府大阪市 日本通運(株) 大阪鶴見指定引取場所

大阪市鶴見区焼野3-2-24

06-6911-3892
愛知県名古屋市 東海西濃運輸(株) 名古屋営業所

名古屋市中川区上高畑1-178

052-353-2261
福岡県福岡市 (株)西原商事 福岡西営業所

福岡市西区大字太郎丸799番1

092-807-8855
北海道札幌市 日立物流ダイレックス(株) 発寒物流センター

札幌市西区発寒10条12-2-20

011-666-9907
参考:指定引取場所検索|一般財団法人家電製品協会

自治体の指定業者に運んでもらう方法

「近くに家電量販店がない」「購入した店舗でないために回収を受け付けてもらえない」「自力で指定取引所に持ち運ぶのが難しい」これらいずれかに当てはまる場合は、自治体が指定する業者に問い合わせて回収を依頼しましょう。

自治体から「一般廃棄物収集運搬許可」を受けた事業者が、リサイクル家電の収集拠点である指定引取場所まで運んでくれます。

家電ごとに決まっているリサイクル料金と、事業者の設定する収集運搬料金が必要です。

メリット 家電の入手先や状況にかかわらず処分を受け付けてもらえる
デメリット
  • 家電リサイクル券の購入と業者への問い合わせを自分で行う必要がある
  • 自治体によっては取り外しと運び出しを自分で行う必要がある
  • 混み具合によって収集日が先になることがある

【自治体の指定業者に依頼する手順】

リサイクル料金・収集運搬料金の支払い方法や当日の回収方法は、自治体や業者によって異なります。まずは依頼する指定業者に相談しましょう。

一般的な流れは以下の通りです。

  1. 自治体の窓口やホームページで自治体の許可を受けた業者を確認する
  2. 業者に家電の収集を依頼する
  3. 郵便局で家電リサイクル券を購入し、必要事項を記入する
  4. 家電リサイクル券を家電に貼る
  5. 収集当日、業者に家電を引き渡す

自治体によっては、家電の取り外しと玄関先への運び出しまでは自分で行わなくてはならない可能性があります。

【東京23区なら「家電リサイクル受付センター」に問い合わせを】

東京23区では「家電リサイクル受付センター」が回収依頼を受け付けています。回収までの流れは以下の通りです。

  1. 電話またはホームページから回収の事前申し込みを行う
  2. 収集時間と担当の業者を確認する
  3. 収集当日、戸建の場合は玄関先、集合住宅の場合は集積場に家電を運び出す
  4. 回収業者に家電を引渡し、リサイクル料金と収集運搬料金を現金で支払う

家電リサイクル券を郵便局で事前に購入する必要はありません。

参考:家電リサイクル受付センター|東京二十三区家電リサイクル事業協同組合

③自治体のリサイクル回収・ごみ回収に出す(小型家電)

小型家電回収ボックス

お住まいの自治体が分別回収を行っている場合、小型家電は自治体に持ち込むのがおすすめです。

メリット
  • 複数品目をまとめて回収してもらえる場合がある
  • 多様な方法で回収
デメリット
  • 自分の処分したいものが対象品目でない可能性がある
  • 「家電リサイクル法」の処分は実施していない

市区町村では以下のような方法で回収を実施しています。これらの回収方法なら基本的には無料です。

ボックス回収 以下のような場所にボックスを設置し、回収を実施

  • 区役所・出張所・市役所
  • 環境事業センター
  • 区民センターなどの公共施設
ステーション回収 指定されているゴミ回収場所にて資源の回収を実施
イベント回収 イベントを開催し、限定して回収を実施
ピックアップ回収 清掃工場などの施設で、不燃ゴミ等の中から選別し回収

市区町村ごとに回収してもらえる品目が違う点には注意が必要です。品目によっては手数料がかかることもあるので事前に確認しておきましょう。

また市区町村が実施している回収は、家庭で使用された電化製品のみです。会社の事務所などで使用していた業務用や備品は「産業廃棄物」扱いとなり、回収してもらうことができません。

環境省の「小型家電リサイクル回収ポータルサイト」で自分の住んでいる地域のリサイクル回収方法を確認できます。探し方は簡単で「エリア」と「リサイクルしたい品目」の2つの情報さえあれば可能です。

携帯電話など個人情報やデータの入ったメモリーカードを廃棄する前は、必ずデータを消去してから処分するのも忘れないようにしてください。

リサイクル対象でない小型家電は不燃ごみ・粗大ごみとして処分

「自分の住んでいる地区町村が無料回収を実施していない」「処分したい家電が処分対象の品目に含まれていない」場合は、自治体の分別方法に沿って「不燃ごみ」や「粗大ごみ」として処分しましょう。

多くの自治体では、一辺の長さが30cmを超えるものは「粗大ごみ」の扱いです。粗大ごみの収集は自治体によってルールや料金は異なります。

粗大ごみは料金がかかる場合が多いですが、行政が運営しているごみ処理施設「クリーンセンター」などに持ち込めば無料といった自治体もあります。事前に自治体に確認しておくのがおすすめです。

【粗大ごみとして回収してもらうための手順】

不燃ごみとして出す場合は、ゴミ庫や指定の場所に捨てるだけです。いっぽう小型家電を粗大ごみとして処分するときは「有料ごみ処理券」の購入が必要です。

  1. 粗大ごみ回収を申し込む
  2. 「有料ごみ処理券」を購入
  3. 券に必要事項を記入
  4. 対象の粗大ごみに券を貼る
  5. 指定日時に収集場所に置く

自治体の粗大ごみ受付センターへの電話、もしくはインターネットからでも申し込むことができます。

「有料ごみ処理券」はコンビニなどで購入することが可能です。この「有料ごみ処理券」は正しい手続きのもと手続きを完了した証明になります。電化製品を処分した後は、捨てずに保存しておきましょう。

【粗大ごみの回収費用】

自治体によって粗大ごみの回収費用は異なります。

一例として、以下に東京都港区の粗大ごみを処分するのにかかる料金を記載します。

料金 品目
400円
  • オーブン(オーブンレンジ)
  • 加湿器・除湿器・空気清浄機
  • 扇風機
  • ジューサー・ミキサー
  • 照明器具
  • 炊飯器
  • 掃除機
  • 電子レンジ
800円
  • オイルヒーター・温風機
  • 家具調電気こたつ
  • ミシン(卓上式)
  • 冷風機
1,200円
  • 食洗乾燥機

直接持ち込む場合は、上記の料金よりも安く処分することができます。

自分の住んでいる地域の粗大ごみ料金は、自治体の粗大ごみ受付センターで確認できます。一例として、以下のようなサイトを参照してみてくださいね。

参考:粗大ごみ受付センター|東京都
参考:大阪市粗大ごみ収集受付システム|大阪市
参考:名古屋市粗大ごみインターネット受付|名古屋市

④不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者

引越しや遺品整理、大掃除などで大量に処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。

1点のみだと費用が割高ですが、トラック積み放題プランなどでまとめて不用品を引き取ってもらえば、1点ずつ処分するよりラクで安上がりになる可能性もあります。

回収日時の要望にも柔軟に対応してもらえるので、日中に時間を取りづらい方や、急いで処分しなければならない方も利用しやすいでしょう。

メリット
  • 回収日時を柔軟に指定できる
  • 大量に不用品を処分する場合はお得になる可能性がある
  • ややこしい問い合わせや手続きが必要ない
デメリット
  • 1点のみの回収だと費用が割高になることが多い
  • 業者によって料金設定が大きく異なる
  • 悪質な業者に当たってしまうとトラブルのリスクがある

不用品回収の費用相場

【家電のみ】

家電を不用品回収業者に引き取ってもらうときの回収費用相場は以下の通りです。

品目 費用相場
冷蔵庫 10,000〜16,000円
洗濯機 10,000〜16,000円
テレビ 9,000〜15,000円
エアコン 4,000〜10,000円
電子レンジ・掃除機などの中型家電 4,000〜8,000円

家電に個別でかかる料金のほか、以下のような項目で料金が発生します。

玄関からの搬出ができない場合や、建物を養生しなければならない場合は、やや高めになることを考えておきましょう。

  • 基本料金・出張費
  • 建物の養生費
  • 特殊作業費(窓からの吊り下ろしなど)

【積み放題プラン】

トラックに積み込める容量分を定額で回収するパックプランを提供している不用品回収業者も多いです。

トラックサイズ 費用相場
軽トラック 1万~2万円
2tトラック 4万~4.5万円

処分したい家電が複数ある場合、リサイクル料金と収集運搬料金の負担だけで1万円を超える可能性があります。他にも不用品があるなら、不用品回収業者の積み放題プランを利用するほうがお得かもしれません。

関連記事:不用品回収業者の費用相場は?安くする方法や業者の選び方も紹介|ミツモア

悪質な不用品回収業者を避けるポイント

不用品回収業者の中には、法律を守らず不誠実な取引をする悪徳業者も存在するので注意が必要です。

無料回収をうたって呼び込んでおきながら別の名目で高額請求されたり、強引に契約を迫られたりするおそれがあります。

以下に当てはまる業者は悪徳業者の可能性が高いので、避けたほうがよいでしょう。

  • 住宅街をトラックで巡回しながらスピーカーで宣伝している
  • チラシやスピーカーで無料回収をうたっている
  • ホームページやチラシに住所や許認可の情報がない
  • 口コミ評判がとても悪い

以下の記事では、優良業者を選ぶためのポイントや、ぼったくりにあってしまったときの対処法も紹介しています。

関連記事:優良な不用品回収業者の選び方|ミツモア

不用品回収業者を探す

⑤リサイクルショップや家電買取業者に買い取ってもらう

リサイクルショップの看板

購入してから約10年以内で、まだ状態がよい電化製品であれば、リサイクルショップや買取業者に買い取ってもらうこともできます。

出張買取に対応しているところであれば自宅まで査定・引き取り作業に来てもらえるので、自分で取り外して運ぶ手間もありません。

メリット
  • 売れたら収入になる
  • 出張買取であれば自分で取り外しや運搬をしなくても良い
  • ややこしいやり取りや手続きが必要ない
デメリット
  • 製造後10年以上経つものや、状態が悪いものは買い取ってもらえない
  • 買取価格はそこまで高くないことが多い

高く買い取ってもらえる電化製品の特徴

以下の条件に当てはまる電化製品は高値がつきやすいです。

  • 製造から1~2年以内
  • 大手メーカー(日立、東芝、Panasonicなど)の製品
  • 付属品が欠けずにそろっている
  • 手入れが行き届いており、汚れや破損がない

製造年やメーカーはどうにもできないので、査定額を上げるには付属品をそろえ、念入りに掃除をしておきましょう。

電化製品の買取価格相場については以下の記事でも詳しく解説しているので参考にしてみてください。

関連記事:[家電名]の買取相場価格と高く買い取ってもらうコツ|ミツモア

⑥フリマアプリやネットオークションで売る

スマホを持つ女性の手

フリマアプリやネットオークションを利用して、個人間で売買をする方法もあります。

自分で出品価格を決められるので、需要次第でリサイクルショップや買取業者よりも高く売れる可能性があります。

いつ買い手がつくかは予測できないので、引越しなどで処分の期日が決まっている場合は別の方法も検討しておいたほうがよいでしょう。

メリット
  • 売れたら収入になる
  • 需要次第で高く売れる可能性がある
デメリット
  • 出品や購入者とのやり取りに手間がかかる
  • 買い手が見つかるまで手放せない
  • 配送を自分で手配しなければならない

フリマアプリ等で電化製品を早く高く売るコツ

基本的にはリサイクルショップや買取業者の査定と同じで、新しく状態の良いものや大手メーカー製品が高く売れる傾向にあります。

ただしフリマアプリは個人間の取引なので、出品時のちょっとした工夫で売れやすさが変わります。

出品するときは以下のコツを意識するとよいでしょう。

  • さまざまな角度からの写真を載せる
  • 購入年度や使用頻度を明記する
  • 型番、容量、機能の説明を詳しく記載する
  • スマホを見る人が多い夜間に出品する
  • 新生活準備シーズンである2~3月に出品する

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  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

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FAQ:不用品回収で回収できないものについて