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【古いパソコン処分方法】無料回収からデータ消去まで解説!

最終更新日: 2024年06月28日

使用しなくなったパソコンや故障して使っていないパソコンなど、どうやって処分すればいいのか困ったことはありませんか?

実はパソコンは資源有効利用促進法の施行により、自治体のゴミとして捨てることができないため注意が必要です。

また、パソコンには個人情報が入っているので、慎重に処分しないと後でトラブルを引き起こす原因にもなりかねません。

そこで今回は正しく安全なパソコンの処分方法や方法ごとの費用相場などを詳しく解説していきます!

 こんな人におすすめ
買取業者へ売却処分する少しでも高く売却したい
リユースサービスに出して処分する手間なく処分したい
買い替え時に下取りとして処分する新しくPCを買い換える
メーカーに処分してもらうPCリサイクルマークが貼られている
自治体の回収ボックスで処分する自分でデータ消去を行える
不用品回収業者へ売却処分するPC以外の不用品も一緒に処分したい

古いパソコンを処分する際の注意点を確認!

パソコンと注意を促す男性

ここではパソコンを処分する際の注意点を解説するので、処分する前に必ず確認してください。

パソコンは自治体のゴミ回収に出せない

2003年に定められた資源有効利用促進法により、パソコンは自治体のゴミとして処分できなくなりました。集荷場所に捨ててしまうと不法投棄とみなされ、罰則が課されるので注意しましょう。

また、この法律に基づいてパソコンを製造したメーカーには製品の回収やリサイクルが義務付けられました。

それ以外にも不要になったパソコンを家電量販店やリユース企業が引き取ったり、自治体がボックスを置いて回収したりすることでリサイクルされています。

個人情報のデータを消去する

パソコンを処分する際には個人情報のデータを消去するようにしましょう。データを消さずに処分してしまうと個人情報が流出し悪用される危険性が考えられます。

JEITE(社団法人電子技術産業協会)が定めたデータ消去におけるガイドラインでも「データ消去はユーザーの責任である」とされているので、情報に責任を持ちデータを消去して自身の身を守ることが大切です。

自分でデータを消去するのが難しいという方は処分と一緒にデータ消去も行ってくれる業者に依頼するとよいでしょう。

【古いパソコンの処分方法6選】メリット・デメリットと費用を比較

古いパソコンを処分するには以下の6つの方法があります。

方法 費用 データ消去代行
①家電量販店に下取り依頼 無料
②メーカー・3R推進協会に回収依頼 PCリサイクルマーク有:無料
PCリサイクルマーク無:3,000~4,000円
メーカー:〇
3R推進協会:×
③リユースサービス 無料
④買取業者に依頼 無料
⑤不用品回収業者に依頼 2,000~4,000円 ×
⑥自治体の回収ボックス 無料 ×

データ消去を代わりに行ってくれるかという点に注目するのも大切です。またそれぞれにメリット・デメリットがあるので比較して自分に合う方法を選ぶとよいでしょう。

各処分方法のメリット・デメリット

方法 メリット デメリット
①家電量販店に下取り依頼
  • 買い替え直前までパソコンを使える
  • お得に買い換えられる
  • 買い替え時しか利用できない
②メーカー・3R推進協会に回収依頼 PCリサイクルマークがあるパソコンは無料回収可能 3R推進協会はデータ消去を行ってくれない
③リユースサービス 出張回収やデータ消去も可能 出張回収費用やデータ消去費用がかかるところもある
④買取業者に依頼 売却益が得られる 状態が悪いパソコンは買取不可
⑤不用品回収業者に依頼
  • 他の不用品も引き取り可能
  • 即日対応可能
費用がかかる
⑥自治体の回収ボックス 無料で処分できる 回収ボックスを探して持ち込む手間がかかる

【新しく買い替えるなら】家電量販店に下取りしてもらう

新しくパソコンを買う場合は、購入した店舗で不要になったパソコンを下取りしてもらえます。買い替えるぎりぎりまでパソコンを使える点がこの方法のメリットです。

ここでは下取りを依頼する際の手順と下取りを行っている家電量販店やパソコン販売専門店を紹介します。

パソコン下取りの手順

パソコンを購入する際に店舗スタッフに下取りできないかを相談しましょう。

新しいパソコンの購入価格から下取り代金が値引きされるのでお得にパソコンを買い替えることができます。

下取りの際には、依頼すればパソコンのデータ消去も行ってくれるので問い合わせてみましょう。

また、各店舗により下取り条件や対象になる商品が異なるので、必ず購入する店舗で確認してください。

下取り可能な家電量販店を紹介!

ここでは下取りを行っている家電量販店やパソコン専門店を紹介していきます。各店舗ごとにメリット・デメリットがあるので比較してみましょう。

 メリットデメリット
ヤマダ電機・店舗が各地にある
・身分証明書のみでOK
・データ消去代行なし
・付属品無しは対象外
ヨドバシカメラ・査定無料
・宅配郵送可能
・ブラウン管モニタ対象外
・動作不可は対象外
パソコン工房・状態問わず下取りOK
・キャンペーン多数
・電源ケーブル無PC不可
・破損有周辺機器も不可
ドスパラ・1000円でPC下取り
・動作しないPCも買取可
・25kg超の下取り不可
・バックアップ代行不可
ソフマップ・サイトで買取額確認可能
・データ消去代行
・買取額1万円以下は利用不可
・ソフマップ会員限定

ヤマダ電機

家電量販店大手のヤマダ電機は全国各地に店舗があり、下取り査定時に必要なものは身分証明書だけなので手軽に下取り依頼ができます。独自の中古品販売ルートにより高額下取りも可能です。

ただし、正常に動作しない製品や製品ごとに指定された付属品がない場合はと下取りできないこともあるので注意しましょう。

ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラではゲーム機やスマホ、ヘッドフォンなどの高額買取を積極的に行っています。査定は無料で、店舗が近くにない場合は自宅から宅急便で店舗に郵送することも可能です。

ただし、パソコン用のソフトウェア、ブラウン管モニタは下取り対象外アイテムになっています。動作しないものも下取りできないので注意しましょう。

データの消去は3300円で依頼することができます。

パソコン工房

パソコン工房ではメーカー、使用年数、状態を問わず下取りしてくれる点がメリットです。

また高額下取りキャンペーンを定期的に行っており、キャンペーン中なら処分するパソコンの引取送料無料、値引き額アップなどの特典があります。

ただし、ノートパソコンの場合は専用ACアダプタと電源ケーブルがないものは下取りできません。また周辺機器や外観の破損が激しいものなども下取り対象外なので注意しましょう。

ドスパラ

パソコン販売専門店のドスパラでは、動作しないパソコンやリサイクルマークのないパソコンでも1000円で下取りしてくれます。送料も無料なので気軽に下取り依頼できる点がメリットです。

ただし、パソコン本体や液晶モニターの合計重量が25㎏を超えるもの、液晶モニタのみの下取りは行っていません。

ソフマップ

ソフマップではパソコン以外にもビデオカメラ、液晶テレビなどのデジタルグッズの下取りを積極的に行っています。サイトで買取価格がチェックでき、引取ったパソコンのデータは一貫した管理システムにより専門スタッフが完全に消去してくれる点がメリットです。

ただし、キャンペーン期間以外は引取手数料が1箱につき1420円かかります。また買取金額が1万円未満の場合は引取サービスを利用できません。

【処分するだけなら】メーカー・パソコン3R推進協会に回収依頼

PCリサイクルマーク
PCリサイクルマーク(画像提供:PIXTA)

パソコンの処分は製造メーカーに依頼することができます。

また製造メーカーが倒産・事業撤退している場合や事業系のパソコンを処分したい場合は、3R推進協会に回収を依頼しましょう。

ここではメーカーに依頼する方法や無料で回収してもらえるパソコンの種類について解説していきます。

【PCリサイクルマーク】があるパソコンは無料回収可能!

お手持ちのパソコンをチェックして、「PCリサイクルマーク」というシールが貼付されているかどうか確認してみましょう。このシールが貼られているパソコンならばメーカーに無料回収してもらうことができます。

PCリサイクルマークは2003年10月以降に家庭向けに販売されたパソコンに貼られているものです。このシールが貼付されたパソコンは販売価格に回収や再資源化のための費用があらかじめ含まれているため、無償でメーカーが処分してくれます。

消費者から処分を依頼をされたらメーカー側は断れないことになっているので、どうしようか困った時はお持ちのパソコン製造メーカーに問い合わせてみましょう。

【PCリサイクルマーク】がないパソコンの処分費用

2003年10月以前に販売されたパソコンにはPCリサイクルマークが貼付されていません。

この場合の処分費用はパソコンの種類によって異なります。

パソコンの種類 処分費用
デスクトップパソコン本体 3,000円
ノートパソコン 3,000円
液晶ディスプレイ 3,000円
CRT ディスプレイ一体型パソコン 4,000円

上記の費用にはリサイクルのためのコストや運搬費用が含まれています。しかし、パソコンの梱包費用やデータ消去、証明書発行手数料などは自己負担になるので注意しましょう。

パソコンメーカーに回収依頼する手順

メーカーにパソコンの回収を依頼する手順は以下の通りです。

  1. 処分したいパソコンがメーカーの処分対象商品であるか確認する
  2. 対象ならば、電話またはホームページから申し込む
  3. PCリサイクルマークがない場合は、メーカーに回収資源化料金を支払う
  4. メーカーから「エコゆうパック伝票」が届く
  5. 処分したいパソコンを梱包し、伝票を貼る
  6. 集荷または直接持ち込む
  7. 処分完了

依頼する際には、メーカーは自社で製造された商品しか回収できないので注意しましょう。

またメーカーではハードディスクを粉砕してデータ消去してくれます。事前にデータのバックアップをしておきましょう。

処分が完了するまでには1~2週間ほどかかります。

パソコン3R推進協会に回収してもらう手順

倒産したメーカーや事業撤退したメーカーのパソコン、自作パソコンを処分したい場合はパソコン3R推進協会に回収依頼しましょう。また事業所から廃棄されるパソコンの処分も受け付けています。

依頼する手順は以下の通りです。

  1. WEBやFAX、郵送で申し込みをする
  2. 郵便局の払込取扱票が郵送されてくる
  3. 郵便振込みで回収料金を支払う
  4. 「エコゆうパック伝票」が届く
  5. 廃棄するパソコンのデータの消去をユーザー自身で行う
  6. 梱包し、集荷または持ち込みで発送する
  7. 処分完了

メーカーに依頼する時と違ってデータ消去を自身で行う必要がある点に注意しましょう。

【手間なく処分したい】リユースサービスに依頼する

パソコンのリユースサービスでは出張回収やデータ消去も行ってくれるので手間をかけず処分可能です。

ここでは失敗しないリユースサービスの選び方やおすすめのリユースサービスを紹介していきます。

リユースサービスの選び方のコツ

パソコンのリユースサービスを行っている会社はいくつもあるので、失敗せず選ぶために以下の2つのポイントを意識するとよいでしょう。

①出張回収を行ってるリユースサービスを選ぶ

仕事が忙しくて時間がない方やパソコンを店舗まで持ち込むのが面倒だと感じている方は、出張回収してくれるリユースサービスを選ぶのがオススメです。宅配業者の場合は梱包が必要ですが、出張買取なら梱包の手間も省けます。

②データ消去を確実に行ってくれるリユースサービスを選ぶ

パソコンのデータを自分で消去する方法がわからない方はデータ消去も行ってくれるリユースサービスを選ぶとよいでしょう。

パソコンには大切な個人情報が詰まっているので、データ消去を確実に行ってくれるかを確認することが重要です。

おすすめのリユースサービスを紹介

ここではおすすめのリユースサービスを紹介していきます。

それぞれのメリットやデメリットを理解して、自分に合うサービスを選択してください。

 出張買取データ消去代行
パソコン廃棄.com可能可能
パソコン処分.com不可(宅配郵送OK)可能
シルバーウイン可能
(法人のみ)
個人では不可
(法人のみ無料で可)
パソコンダスト不可(宅配郵送OK)可能
リネットジャパン不可(宅配郵送OK)不可

パソコン廃棄.com

パソコン廃棄.comではパソコンを箱に詰めて送るだけで処分してくれます。荷物の発送はコンビニに持ち込み、もしくは自宅集荷も可能です。

また送料やデータ消去を無料で行ってくれます。故障したものや古いパソコンも回収可能な点もメリットです。

パソコン処分.com

パソコン処分.comはNHKやテレビ朝日などメディアも紹介されており、年間15万台ものパソコンを処分している会社です。送料やデータ消去の費用はすべて無料になっています。データ消去は物理操作やソフト消去で確実に行っているので安心して依頼できるでしょう。

シルバーウイン

シルバーウィンでは日本全国どこでも出張引取サービスを行っています。データ消去や費用見積もりが無料です。

ただし、シルバーウインは法人向けにデジタル製品の買取や販売を行っているので、個人での利用ができない場合もある点に注意しましょう。

パソコンダスト

パソコンダストはパソコンやノートパソコンの処分など、取り扱い品目は業界最多です。他の業者で処分できない種類のパソコンはパソコンダストに回収依頼してみるとよいでしょう。送料や回収費は無料で、同梱対象商品ならいくつでも箱に詰め込み可能です。

リネットジャパン

リネットジャパンは国が認定した唯一の宅配便回収サービスです。データ消去ソフトが無料で、消去証明書も発行してくれます。またパソコンだけでなく小型家電400品目も一緒に引き取ってくれるので他にも不要な家電がある方にオススメです。

デメリットとしてデータ消去はソフトを使用して自分で消去しないといけない点があげられます。おまかせ安全消去サービスは別途3000円かかるので注意しましょう。

【まだ使えるなら】買取業者に依頼する

洋服や家具のように、不要になったパソコンも買取業者へ売却することができます。

まだ使える状態のパソコンなら買取業者に売却依頼すると思わぬ高値で売れるかもしれません。

ここではパソコンを高額買取してもらうコツやおすすめの買取業者を紹介していきます。

パソコンを高くお得に売却する方法

せっかくパソコンを売るならなるべく高く買い取ってもらいたいですよね。

以下はパソコンを高く、お得に売る方法3つです。

①複数の買取業者へ見積もりをもらう

買取業者によって独自の再販ルートを持っていたり買取の条件が異なっていたりするので、買取依頼する場合は必ず複数業者に査定依頼をすることが大切です。

また、キャンペーンを行っていてさらに買取金額がアップする買取業者もあるので、まずは気になる業者を複数ピックアップして自分にあった業者を選ぶのがよいでしょう。

②購入時の付属品も一緒に付けておく

パソコンを購入時するとMicrosofのofficeや液晶モニタなどの付属品がついてきます。これらのアイテムがあることで査定額がアップする可能性もありますので、パソコンの付属品を探しておきましょう。

とくにOSのリカバリCDのないパソコンは高価買取が期待できないことも多いため、自分でデータを消去する際にはリカバリ領域まで消さないように注意しましょう。

③出張買取に対応してる業者を選ぶ

出張買取は自宅までスタッフが来てその場で査定をしてくれるので、わざわざパソコン処分の持ち込みをする必要がありません。時間がない方や近くに専門買取業者がいない方にオススメです。

各業者により買取に対応するエリアが異なるので、事前に確認しましょう。

おすすめの買取業者を紹介

パソコン買取業者は数がとても多く、買取強化キャンペーンなどで新規顧客を獲得するところも増えています。また業者によってはパーツだけの買取に対応しているところもあり、自分のニーズにあった業者選びをすることが大切です。

 メリットデメリット
パソコン高く売れるドットコム・出張/宅配/店頭買取可能
・データ消去代行無料
・全国対応は宅配買取のみ
買取けんさく君・最短当日に支払い
・店頭/配送買取可能
・配送なら住民票が必要
・新品は未開封対象
パソコン工房・買取価格は即検索可能
・多数のキャンペーン実施
・12000円以上で送料無料
・不足品は買取不可
ブックオフ・その場で現金支払い
・買取価格は全国統一
・近くに店舗がない可能性
コムショップ買取デジタル館・最速で到着翌日に入金可能
・パソコン以外の買取も可能
・動作しないPC買取不可
・破損による減額が大きい

パソコン高く売れるドットコム

全国対応で年中無休、利用者数が100万人を突破した人気業者のひとつです。買取価格がウェブサイトの簡単入力ですぐに調べられます。また専用ツールを使いデータの完全消去まで行ってくれる点もメリットです。買取方法は出張・宅配・店頭の3種類ありますが、出張と店頭は利用できる地域が限られているので注意しましょう。

買取けんさく君

買取けんさく君は、パソコンやタブレット以外にもテレビやエアコンなどの家電も買取しています。買取方法は店頭と発送買取の2種類です。ただし、発送買取を利用する場合は取得日から3か月以内の住民票の写しが必要になります。

パソコン工房

24時間パソコン買取を受け付けるパソコン工房は、ゲーミングパソコンやマックなど多数の品目を買取対象として扱っています。買取価格10%アップやアップル製品の買取強化キャンペーンなど様々なキャンペーンを行っている点が魅力です。

ウェブ上でいつでも買取申し込みができ、店頭買い取りと宅配買取の2種類から選べます。

ただし、ただし、買取価格が12,000円以上にならないと送料は自己負担になるので注意しましょう。

ブックオフ

中古品買取を全国ネットワークで行うブックオフはノートパソコン、テスクトップ、周辺機器の高価買取を強化して行っています。パソコンのデータは専門の消去センターでしっかりと行ってくれるので安心です。

店舗が日本各地にあるブックオフは家電専門買取システムを導入しているため、どの店舗でも買取価格が統一されている点がメリットです。お近くの店舗に持ち込みその場で現金で支払いしてもらえます。

ただし、店舗により取り扱い商品が異なる場合もあるので注意しましょう。

コムショップ買い取りデジタル館

コムショップ買い取りデジタル館は24時間ネット上で買取手続きができます。買取価格も事前に確認できるので金額を知りたい時だけ利用することも可能です。パソコン以外にもスマホやカメラなどの買取も強化して行っています。

ただし、動作しないパソコンは買取不可、汚れや破損による減額が大きいといったデメリットがある点は留意しましょう。

【他の不用品も処分したい】不用品回収業者に依頼

不用品回収業者は、品目に限らずなんでも回収してくれるところが多いため、引き取ってもらえなかった液晶モニタやマウスやキーボードなどの周辺機器も一緒に処分したいという方におすすめです。

ここではパソコンの処分を不用品回収業者に依頼する際にかかる費用や信頼できる業者の選び方を解説します。

パソコンを不用品回収業者で処分する際の費用

不用品回収業者に依頼する際の費用相場は2,000円~4,000円となっています。

しかし費用は業者によって異なるので正確な料金を知りたい方は問い合わせてみましょう。

またパソコンの種類や回収するアイテムなどによっても費用は異なります。場合によっては別途作業費運搬費が発生することもあるでしょう。

事前にデータ消去・初期化するのを忘れずに

不用品回収業者はパソコンの専門業者ではないため、パソコンのデータ消去は行ってくれません。事前に自分で責任を持ってデータの消去やバックアップをしておきましょう。

データの流出はトラブルを引き起こす原因となり大変危険なので、たとえ自分でデータを消去しても、信頼できる業者に回収依頼することをオススメします。

不法投棄や高額請求をする悪徳業者に注意

不用品回収業者のなかには回収したパソコンのデータ消去をせず不法投棄したり、高額な料金を請求してきたりする悪徳業者もいます。

不用品回収業者を選ぶ時は以下の点を確認しましょう。

  • 会社の経歴
  • 料金を明確に提示してくるか
  • 一般廃棄物収集運搬許可を持っているか
  • 口コミがよいか

また、最低3社以上に見積もりを取り、口コミや料金を比較しながら選ぶとよいでしょう。

ミツモアなら最大5社から見積もりが届き、簡単に地域の信頼できる不用品回収業者をみつけることができます。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

ミツモアで不用品回収を依頼する!

【自分でデータ消去できるなら】自治体の回収ボックスに出す

自治体ではパソコンの回収ボックスを設置しています。すべての自治体で対応しているわけではないので、まずはお住まいの地域の自治体に確認してみましょう

ここでは回収ボックスの出し方や探し方などを解説していきます。

回収ボックスの出し方と費用

自治体では使用済み小型家電の回収をするために、専用の「回収ボックス」を設置している場合があります。不要なパソコンをその回収ボックスに持ち込むだけで廃棄が可能です。

この方法はコストがかからず無料で処分できる点がメリットです。回収するアイテムは小型家電リサイクル法に基づき、パソコンやスマホ、ラジオ、ビデオカメラなどが対象になっています。

大型家電やまた電池が入ったまま分解したアイテムは回収できないので注意しましょう。

回収ボックスの場所を確認する方法

パソコンの処分を持ち込みで簡単にできる自治体の回収ボックスは、いざ探してみるとなかなか設置場所が見つからないという場合があります。

そんな時は環境省の小型家電リサイクル回収ポータルサイト」を使い、お住まいの地域のどこに設置されているか検索してみましょう。

品目を絞り込み、リサイクルしたいアイテムから検索もできますし、地図からの検索も可能です。処分方法の詳細に関しては必ずお住まいの自治体で確認を取ってください。

データ消去は自分で行う必要がある

回収ボックスはお金がかからずいつでも持ち込めるのでとても便利な処分方法ですが、データ消去は自分で行う必要があります。

データのなかにはブラウザーの情報、ネットアクセスの記録、さらに大切なクレジットカードなどの個人情報があり、消去せずに処分すると悪用される可能性があります。パソコンに残ったデータからネット銀行のパスワードが漏れてしまう、ブログが悪用される、メールアドレスが流出して知り合いや仕事関係に迷惑がかかることもあるでしょう。

このようなリスクを考え、自治体の回収ボックスを利用する際は、自分で責任を持ってデータ消去してください。

自作パソコンの処分方法は4つ!

メーカーで処分してもらえるのは自社で製造された商品のみとなっているため、自作パソコンを処分してもらうことができません。

また、自治体の回収ボックスにも出せないことが多いので注意が必要です。

自作パソコンは以下の4つの方法のいずれかで処分しましょう。

  • パソコン3R推進協会による回収(有料)
  • 不用品回収業者による回収(有料)
  • パソコン買取業者による回収(売却)
  • リユースサービスによる回収(無料の場合あり)

モニターだけを処分したい場合

パソコンモニター

まず同じモニターでもパソコンとテレビのモニターでは処分方法が違うので注意しましょう。

パソコンのモニターは資源有効促進法の対象になっているため、処分の際にはメーカーや小型家電リサイクル対応の家電量販店に回収してもらう必要があります。一方でテレビモニターは家電リサイクル法の対象なので粗大ゴミに出して処分可能です。

また、パソコンのモニターには奥行きがなく薄い「液晶ディスプレイ」奥行きがある「ブラウン管モニター」の2種類があります。それぞれで処分方法が異なるので確認していきましょう。

  • 液晶ディスプレイ

処分方法は以下の通りです。

  • メーカーに回収依頼
  • 家電量販店で下取りしてもらう
  • 買取業者に依頼する
  • 自治体の回収ボックス

メーカーに引き取り依頼する際に、液晶画面の破損がひどいと回収してもらえないこともあるので郵送する際には段ボールで保護するようにしましょう。

  • ブラウン管モニター

ブラウン管モニターの場合はハードディスクを内蔵していないので処分前にデータ消去する必要はありません。

処分方法は以下の通りです。

  • メーカーに回収依頼
  • 自治体や家電量販店に持ち込む

ブラウン管モニターは小型家電リサイクルに対応している一部の自治体や家電量販店でしか引き取ってもらえないので注意が必要です。事前に自治体や家電量販店のホームページを確認しましょう。

個人情報の漏洩に注意!データの消去方法

パソコンのデータには大切な個人情報が詰まっているので、処分する前には確実にデータを消去し、後でトラブルにならないよう準備をしましょう。

ここではデータを残したまま処分する場合のリスクやデータの消去方法を解説していきます。

データを残したまま処分すると悪用される危険性あり!

パソコン内のデータは自分ではさほど重要に考えていなくても悪用する人達にとっては価値のある情報です。金融関係のパスワードや口座番号などだけでなく、個人的なメールのやり取りや保存した画像や写真などが流出して悪用されると、完全にプライバシーが侵されてしまいます。

流出したデータは悪用され、あらゆる方法で使われてしまうため、パソコン処分の際にはデータの扱いは慎重に行いましょう。

【方法①】専用ソフトウェアで消去する

データ消去専用のソフトウェアを使うとハードディスク内にあるデータを消去できます。この方法は実際にパソコンのパーツを触る必要がなく、ソフトの指示に沿って操作すればよいので一番簡単です。

機種によってははじめからデータ消去ソフトがインストールされたタイプもあるので、お手持ちのパソコンの機能をもう一度確認してみましょう。しかしこの方法は電源が入らなくなったパソコンには対応できません。

ソフトは無料のものもあれば有料のものもあります。自分でデータ消去したい人には「DESTROY」「Wipe-Out」という無料ソフトがオススメです。有料の「ターミネータ10plus データ完全抹消」のようにデータを復元できない状態まで消去できるソフトもあります。

【方法②】ハードディスクを物理的に破壊する

物理的にハードディスクを破壊してデータを消去する方法もあります。壊したハードディスクは小型家電リサイクルや自治体の粗大ゴミとして出すことが可能です。

この方法ではデータ消去が無料でできることがメリットになります。しかしハードディスクの取り外しが難しい場合や分解した状態では業者が引き取ってくれない場合もあるのでご注意ください。

物理的にデータ消去する手順は以下の通りです。

  1. パソコンの電源やバッテリーを抜く
  2. 必要なネジ類を外し、ハードドライブからハードディスク部分を取り出す
  3. データ消去完了
  4. 取り出したハードディスクを金属ゴミか小型リサイクル回収ボックスに投函する

【方法③】ハードディスクを電磁消去で破壊する

ハードディスクに特殊な装置を使い強磁気をかけてデータ消去する方法です。この方法は装置が必要になるため専門業者に依頼しなければなりません。

自分でデータを消去したい場合はソフトを使うか物理的に消去する方法になります。

パソコンのバックアップ方法

パソコンとUSBメモリ

パソコンのなかに入っているデータを保存しておきたい方は、処分する前にデータのバックアップが必要になります。

ここではデータをバックアップする際のポイントとバックアップの方法を解説していきます。

パソコンをバックアップする際のポイント

必要なファイルだけ保存する

パソコンのデータは故障や操作のミスで一瞬のうちに消えてしまいます。すべてのデータのバックアップをするとなるとかなりの容量になり、間違って消してしまう危険性も考えられるので、いくつか必要なファイルやデータだけを特定してバックアップしておいた方がよいでしょう。

PC内のデータを全てバックアップする

OSや設定、アプリケーションなどのPC内のデータすべてを丸ごとバックアップしておくと、もしもトラブルが発生してすべてのデータが消えてしまってもバックアップ時の状態に戻すことが可能です。

しかしバックアップのための大容量のメディアが必要になります。またデータはバックアップした時のもので、その後に作成したファイルは含まれていないので注意しましょう。

パソコンのバックアップメディア

パソコンのバックアップメディアには3種類あるので、メリット・デメリットを比較して自分に合ったメディアを選ぶとよいでしょう。

①外付けHDD

外付けHDDはUSBで接続ができるため比較的簡単に利用できるメディアです。自宅用の大型タイプや持ち運びができる小型HDDがあります。

メリット デメリット
  • 高速で大容量
  • 自動バックアップに最適
  • 衝撃や熱に弱い
  • 自宅で使用する外付けタイプは大型なので携帯しにくい

内臓HDDと比較すると熱がこもりやすいため専用冷却ファンをつけるなど対策が必要です。

②USBメモリー

一般的にバックアップといえばUSBメモリーがおなじみですよね。パソコンを利用する方なら1つはもっているのではないでしょうか。

メリット デメリット
  • 携帯しやすい
  • ほとんどのパソコンに対応できる
  • 小さいものなので紛失しやすい
  • 操作を間違えるとデータを消してしまうことも
  • ウイルス感染に注意が必要

③クラウドサービス

近年主流になりつつあるクラウドサービスは、ほかのバックメディアのように形があるものではなく、ネット上にバックアップのための媒体があるイメージです。

メリット デメリット
  • ネット環境があればどこからでもアクセスできる
  • 一定の容量までは無料で利用できる
  • ネット環境がないとアクセスができない
  • 大容量で使用する際は月額料金がかかる

下記の記事ではパソコンのバックアップ方法についてより詳しく解説しているので参考にしてみてください。

【ちなみに】パソコンの寿命と処分の判断基準

パソコンの画面を見ながら頭を抱える若い女性

パソコンの寿命は約5年といわれています。使用する頻度によっても寿命は変わってくるのであくまでも目安として覚えておきましょう。

また、寿命に関わらずパソコンに以下のような不具合がみられたら処分を検討してください。

  • よくフリーズするようになった
  • 起動する際に変な音が鳴る
  • パソコンから焦げ臭いにおいがする
  • 充電できない

特にパソコンから焦げ臭いにおいがしたり発煙が見られたりする場合は発火の危険性があるので、電源をつけないようにしましょう。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

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  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

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忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

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ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

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チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

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不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは?

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて