トイレは非常に汚れやすい場所ですが、掃除するのは正直とても面倒ですよね。しかし、トイレ掃除をさぼりすぎるとより強固な汚れとなり、さらに掃除が大変になってしまうのです。
そこでおすすめするのが、「毎日の簡単掃除」と「週に1度の念入り掃除」を行うこと。では、具体的にはどのようにしたらいいのか、トイレの綺麗を保つ秘訣を伝授していきます。
トイレの汚れの原因
トイレは排泄物を流す場所ですし、さらに毎日何回も使用するのでとても汚れが付きやすい場所です。しかし、「トイレの汚れ」といっても、実はその種類は様々。しかも、汚れによって成分も違うため、一般的なトイレ用中性洗剤だけではすべての汚れを落としきることができないかもしれません。
そこで、「トイレの主な汚れ3つ」と、「それぞれ適切なアイテム」をご紹介していきます。
黄ばみ汚れは尿石が原因
トイレの便器に付く黄ばみ汚れの原因は、尿に含まれるカルシウムが結晶化した「尿石」です。かかった尿が放置されやすい男性用の小便器だけでなく、家庭用の洋式トイレにも付着します。
実は、排尿時には様々なところに尿が飛び散っています。例えば、「便座裏」や「フチ裏」、「男子便器・和便器の床」などは特に尿が付きやすい場所。他にもシャワー式温水洗浄機のノズルや、壁・床に尿にも注意が必要です。
これらの場所に尿が付いたまま放置し続けると、やがて尿の成分が石化し、それが「尿石」となって現れます。尿石は黄ばみの原因なので見た目にも悪いですし、さらにトイレ内の異臭の原因にもなってしまうのです。
尿石は黄ばみが発生してすぐならブラシと洗剤で簡単に落とせますが、蓄積してしまえば簡単には落とすことができません。
しかし、アルカリ性である尿石には酸性の洗剤が効果抜群。「サンポール」など、尿石に特化した洗剤は市販でも売られているので、適切なアイテムで正しく処理しましょう。
便器の黒ずみの原因はカビや雑菌
便器内が黒く汚れている場合、その主な原因はなんと「カビ」や「雑菌」です。空気中に漂っているカビの胞子が、便器内の細菌やホコリなどと合わさることでできてしまい、放置し続けていると簡単には落とせない汚れとなってしまいます。
カビは、温度と湿度が高く、栄養分となる汚れがある場所を好んで繁殖します。常に水があって閉め切られたトイレの便器内は、まさにこれらが揃った環境。
しかし、カビは「温度・湿度・汚れ」のいずれかが欠けるだけで繁殖できなくなるため、頻繁に掃除をして汚れを取り除いていれば黒ずみが発生することはありません。
そこでおすすめするのが、「トイレハイター」などの塩素系アルカリ性洗剤です。酸性であるカビはアルカリ性洗剤を使うことで中和されるので、効果的に落とすことが可能ですよ。ただし、塩素系は酸素系洗剤と混ぜると有毒なガスを発生させてしまうので、使用時は絶対に併用しないよう注意しましょう。
関連記事:トイレの黒ずみを簡単に落とす5つの方法 |
水垢
トイレ掃除をする際、便器はしっかり掃除していても、他の場所を見落としてしまってはいませんか?特に、手洗い器付きのトイレタンクはついつい掃除を忘れてしまうことが多い場所。しかし、水を流すたびに手洗い器にも水は流れているので、しっかり掃除をしないと「水垢」がこびりついてしまいます。
水垢とは、水道水に含まれるミネラル分が乾いて固まったもので、白っぽくザラザラとしているのが特徴です。また水垢も結晶化すると、黒ずみ汚れの原因になります。
そんな水垢はアルカリ性の汚れであるため、酸性の洗剤を使うと綺麗に落とすことができますよ。また、クエン酸水をスプレーしてスポンジでこすり落とす方法も効果的なので、ぜひお試しください。
トイレ掃除をする頻度の目安
トイレの主な汚れである「尿石」「黒ずみ」「水垢」は、それぞれ成分は違うものの、「汚れを放置したことでできる」という点は同じです。そのため、トイレの汚れはこまめに掃除する必要がありますが、具体的にはどのくらいの頻度で行えばいいのか疑問ですよね。
実は、トイレ掃除は毎日行うのがベストです。トイレは使用するたびに汚れているので、頑固な汚れを防ぐには毎日汚れをリセットする習慣を付けることが大事なのです。
日頃の手入れは毎日がベスト
トイレは汚れやすい場所だとは分かっていても、積極的に掃除したい場所ではありませんし、忙しい方は掃除にかける時間を確保できないこともありますよね。しかし、トイレ汚れは放置すればするほど頑固な汚れとなってしまうので、後々大変な思いをしないためにもできるだけ毎日掃除をすることが理想です。
しかし、毎日隅々まで掃除をする必要はありません。毎日のお掃除は、「5分で完了する簡単な掃除」を行うだけで十分なのです。5分で完了するなら用を足したついでに行えるので、掃除のハードルもグッと下げることができますね。
しっかりとした掃除は1週間に1回
毎日の簡単な掃除に加えて、週に1度は念入りな掃除も行いましょう。ポイントは、以下のような「毎日の掃除では行き届かない箇所」を重点的に掃除することです。
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便座や壁、床など、毎日の簡単掃除で行っている箇所はここでは省いてもOKです。
毎日掃除するとなると、「仕事や家事で忙しい…」と消極的に思ってしまう方も多いかもしれません。しかし、反対に毎日ひとつの場所を掃除しておくことで、このように週末にトイレ全体をまとめて掃除する必要がなくなるのです。
「毎日の簡単掃除+週1回の念入り掃除」を心がければ1回の掃除時間を短縮することもできるため、忙しい方こそ取り入れていきたい方法ですね。
【毎日5分】臭いを防ぐ簡単なトイレ掃除の方法
トイレは毎日掃除すると清潔さを保つことができますが、その際は便座や床などの「水が流れない箇所」を重点的に掃除するのがおすすめです。
なぜなら、便器内は使うたびに水が流れるので汚れが定着しにくいですが、水で汚れを流せない箇所は頻繁に掃除をしないとどんどん汚れが溜まっていきます。その結果、トイレ内に臭いがこもる原因ともなってしまうため、毎日の簡単掃除で汚れをリセットしていきましょう。
必要な道具
トイレを清潔に保つには毎日の小まめな掃除が大切です。付いてしまった汚れをそのままにせず、できれば1日1回は掃除するのが望ましいでしょう。
毎日行う掃除で使用するものは、「お掃除シート」のみでOKです。シートを使って、気付かぬうちに便座や床、壁などに付いてしまった尿はねなどの汚れを拭き取っていきましょう。
また、店頭には様々なお掃除シートが売られていますが、おすすめは「厚手で丈夫なもの」で、かつ「水分量が多いもの」です。厚手のものなら途中で破れることなく掃除ができますし、水分量が多ければ汚れもしっかり拭き取ることができますよ。
さらに、ミントなどの香り付きなら拭いた瞬間から心地いい匂いが広がります。お好みの香りを楽しみながら、気分よくトイレ掃除を行っていきましょう。
毎日の簡単なトイレ掃除のやり方
トイレで一番汚れやすい箇所と言えば、やはり「便器」ですよね。しかし、便器内は水が高頻度で流れていて汚れが定着しにくいので、毎日掃除をしなくても大丈夫です。ただし、目立つ汚れが付いてしまった時には、その都度掃除をするようにしましょう。
反対に、「便座」は頻繁に掃除をするのがおすすめです。便座は用を足すたびに座るので、裏側には意外と尿はねが付着しています。そのまま放置していると黄ばみや臭いの原因になってしまうため、お掃除シートでしっかり汚れを拭き取りましょう。
また、便器の外側には気付かぬうちに尿垂れが付いていたり、蓋にも意外とホコリがあったりします。そのため、掃除の際は便器を丸ごと拭き掃除するつもりで行うと汚れを徹底的に除去することができますよ。
【便座の掃除方法】
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床を掃除する
トイレの床は、一見汚れがまったくないように見えても、実は尿はねがたくさん付着している可能性があります。特に、男性や小さい男の子が立って用を足している場合、床一面が尿しぶきだらけになっていることもあるのです。
さらに、その上に髪の毛やホコリが落ちていると雑菌の温床となってしまうため、トイレの床は積極的に掃除するようにしましょう。
【床の掃除方法】
お掃除シートで隅々までしっかり拭く。 ※便器と床の境目には汚れが溜まりやすく、そこから臭いが発生していることもあるので忘れずに拭く。 |
壁を掃除する
掃除をつい忘れてしまいがちなトイレの壁。しかし、壁には尿はね、ホコリ、手垢、黒ずみなど、結構な汚れが付着しています。
それらを放置していると、壁紙が汚れを吸収してトイレ全体から嫌な臭いがしてくることもありますし、壁紙が汚れてトイレが暗くなることもあります。それでは快適なトイレ空間とは程遠くなってしまうため、壁も忘れずに拭き掃除して汚れを除去していきましょう。
【壁の掃除方法】
お掃除シートで隅々までしっかり拭く。 もし、壁の高いところまで背が届かない場合は、ワイパーにシートを取り付けて行うと楽に掃除ができます。 |
【週1】便器内のしっかりとしたトイレ掃除のやり方
常に水が流れている便器内は、毎日は掃除しなくても大丈夫だと述べました。しかし、便器内は直接汚物に触れる場所なので、もちろんまったく掃除をしていなければ汚れは確実に溜まってしまいます。
そこで、週に1度は便器内を徹底的に掃除していきましょう。“徹底的”というと大変なように思えるかもしれませんが、「掃除のポイント」だけ抑えれば、面倒なことは何一つなく簡単に終えることができますよ。
ブラシで便器内を掃除する
便器の中に中性洗剤を吹きかけて、軽くブラシでこすりながら汚れを落としましょう。強固な汚れとなってしまえば落とすのも容易ではなくなってしまいますが、そうなる前に掃除していれば、たったこれだけで簡単に汚れを落とせます。
ただし、適当に便器内を擦るだけではしっかり汚れを落としきれません。目に見える所だけでなく、フチ裏なども忘れずに掃除しましょう。
この掃除は1〜2分あれば終わります。寝る前にトイレに行った後や空き時間に、毎日行う習慣を付けましょう。
ウォシュレットを掃除する
普段何気なく使用しているウォシュレット。使用時以外は中に入っているので頻繁に目にできる箇所ではありません。そのため、掃除の必要性を感じない方も多いかもしれませんが、実は掃除をさぼると以下のように多くの汚れが溜まってしまうのです。
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これらの汚れが付いたままお尻を洗うなんて不潔ですよね。いつでも清潔なウォシュレットにしておけるよう、以下の方法で週に1度は忘れず掃除するようにしましょう。
【ウォシュレットの簡単な掃除方法】
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大抵の場合、ウォシュレットの汚れはシートで拭くだけで綺麗になります。しかし、もしこれだけでは落ちなかった場合は、中性洗剤を吹き付けて歯ブラシなどで擦る方法がおすすめです。
【ウォシュレットの丁寧な掃除方法】
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【初心者必見】極力触れずに便器の中を掃除できる商品
トイレに黒ずみや尿石などの頑固な汚れを付けないためには、週に1度はしっかりと掃除することが大切です。しかし、日によっては決まった掃除方法を行えず、ついつい後回しにしてしまう時もあるかもしれません。
そんな時は、トイレ掃除を簡単にしてくれるアイテムを使って、楽に掃除をしてみましょう。
【スクラビングバブル】流せるトイレブラシ
「流せるトイレブラシ」の最大のメリットは、やはり掃除後にそのままトイレに流せること。実は、掃除した後のブラシをそのまま置いておくとかなり雑菌が繁殖してとても不潔な状態になるのですが、使い捨てならその心配もなくなります。
ただ、使い捨てというとコスト面が気になる方も多いはず。しかし、「スクラビングバブル 流せるトイレブラシ」は、付替えブラシが24個セットで800円前後で購入できるので、1個当たりの値段はたったの約33円。ブラシを縦半分に切れば2倍の量で使うこともできますよ。
また、ブラシには洗剤が含まれているので、別に洗剤を用意する必要もありません。掃除道具の置き場所も気にしなくて済むので、トイレをすっきりと見せることもできますね。
【アイリスオーヤマ】トイレのモコモコ泡スプレー
トイレ掃除に1分もかけられない!という場合は、泡の力だけで汚れを落としてくれる「泡タイプのスプレー」がおすすめです。便器に直接スプレーし、5分後に水を流すだけでトイレの掃除が完了します。
泡スプレーのメリットは、簡単に掃除が終えられるだけでなく、ブラシでは届かないフチ裏などの汚れもしっかり落とせるところです。モコモコの泡が便器の隅々まで行き渡ってしっかり密着するので、効果的に汚れ落とすことができますよ。さらに、除菌効果も高いので、新たな汚れを付きにくくすることも期待できますね。
黒ずみや尿石がこびりついてしまった時の対処法
もうすでにトイレ内に黒ずみや尿石ができてしまっている場合、簡単な掃除方法では落としづらいかと思います。そんな時は、それぞれの汚れに合わせた洗剤で掃除しなければいけません。
なぜなら、基本的に汚れは中和させることで落とすことができますが、黒ずみと尿石はそれぞれ成分が異なります。そのため、同じ洗剤で両方を落とすことはできないのです。そこで、それぞれの汚れやそのて程度に合わせた掃除方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
軽い黒ずみをキレイにする方法
トイレの黒ずみは、主にカビが原因となっていることが多いです。カビは酸性の汚れなので、基本的にはアルカリ性の洗剤を使うと汚れを中和させて落とすことができます。しかし、黒ずみはカビの他にも排泄物や水垢なども原因となっていることがあるので、場合によっては酸性の洗剤だけでは落としきれないかもしれません。
そこで、黒ずみ汚れには「アルカリ性洗剤+酸性洗剤」の合わせ技で対処しましょう。おすすめなのが、「重曹」と「クエン酸」を合わせて発泡させることで汚れを落とす方法です。重曹とクエン酸は人体や環境に無害な上、低コストで手に入れることができるのも嬉しいポイントです。
【掃除方法】
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ひどい黒ずみをキレイにする方法
頑固な黒ずみの場合、重曹とクエン酸では落としきれないこともあります。その場合は、アルカリ性の強力洗剤で対処していきましょう。
アルカリ性の洗剤とは、「トイレハイター」などの塩素系漂白剤です。除菌効果が抜群なので、黒ずみにはもちろん、臭い対策にも使用することができますよ。擦らなくても綺麗になるので、楽に黒ずみを落とすことができるでしょう。
ただ、頑固な汚れの場合はブラシで擦り落とさなければ綺麗に落としきれないこともあります。その場合は、スポンジタイプよりもブラシタイプの方がゴシゴシと擦れておすすめです。
【掃除方法】
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カビや雑菌が主な原因の黒ずみには、殺菌効果のある次亜塩素酸が主成分の「塩素系漂白剤」が効果的です。塩素系漂白剤であれば、「キッチンハイター」などトイレ用以外のアイテムでも問題ありません。
掃除の手順は簡単で、便器のふちの裏にかかるように塩素系漂白剤を回し入れるだけです。ふち裏からたれた液剤が便器全体に広がり、黒ずみ汚れにアプローチします。放置する時間は30分ほどを目安に、水を流しましょう。
もし塩素系漂白剤で黒ずみが落ちなければ、尿石の酸化が原因の可能性があります。その場合、クエン酸を使った掃除方法を試してみるのがおすすめです。
ただし塩素系漂白剤と酸性のクエン酸が混ざると、有毒ガスが発生します。塩素系漂白剤を使った後に酸性のアイテムを使うときは、成分が残らないようにしっかりと洗い流さなければなりません。
軽い尿石を落とす方法
排尿時に飛び散った尿はねを放置したことによってできる、尿石。尿石はアルカリ性の汚れなので、酸性の洗剤で中和させて落としていきましょう。
その際、軽い汚れならば「クエン酸パック」という方法で落とすことができます。クエン酸の成分が尿石に染み込むことで汚れを柔らかくすることができるので、最後に拭き取るだけで綺麗に尿石を落とすことができるでしょう。
【掃除方法】
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強力な洗剤を使用しなくても酸性のクエン酸を使えば、アルカリ性の尿石による黄ばみを中和して落とせます。
粉末のクエン酸とスプレーボトル・水を用意したら、ボトルに小さじ1杯のクエン酸と水200mlを入れてよく混ぜます。トイレ用の中性洗剤とタオル・ゴム手袋も準備して、次の手順で掃除しましょう。
- トイレ全体の汚れが気になる部分を、中性洗剤とタオルで大まかに掃除する
- 便座の裏や便器のふちなど、黄ばみ汚れが目立つ部分をチェック
- 黄ばみがある部分にクエン酸スプレーを吹きかける
- 最後に水拭きをしてクエン酸液と汚れを拭き取る
尿が跳ねやすい床の黄ばみも、クエン酸スプレーを使う方法が効果的です。終わったら便座や便器と同じく水拭きで仕上げましょう。
ただし鉄やアルミニウムなどの金属は、酸によって傷みやすいです。少量のクエン酸液をたらして変色や泡立ちがあれば、その部分には使用を避けましょう。
ひどい尿石を落とす方法
クエン酸だけでは尿石が取り切れなかった場合は、洗剤を使用して対処しましょう。この時、アルカリ性の尿石を落とすには「酸性の洗剤」でなければ効果的に落とすことができないので、成分には注意して選ぶようにしてください。
おすすめは、昔から市販されている「サンポール」です。長年愛されているだけあり、その効果はかなりもの。ノズルはフチ裏まで液がかけやすい形状になっているので、隅々まで綺麗にすることができますよ。
【掃除方法】
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タンクの掃除も月1回しておくと安心
タンクの中はトイレ掃除で見落とされやすい部分ですが、実は水アカ汚れやカビ・雑菌による黒ずみが発生しやすい場所です。月に1回はタンクのフタを開けて、中を掃除しましょう。
週1回の掃除で使うアイテムの他に、材質を傷めない硬さのスポンジとドライバー・古い歯ブラシ・清潔な布巾も必要です。清掃の手順は次の通りです。
- 給水管との接続部分にある止水栓をドライバーで閉め、フタを外す
- フタを中性洗剤とスポンジで掃除する
- タンクに水が入っているのを確認し、重曹を1カップ入れてよくかき混ぜる
- 約半日そのまま置いておく
- 汚れが浮いてきたのを確認し、残った汚れをスポンジで洗う
タンクの上に手洗い場が付いているタイプであれば、ホースを外してからフタを外します。フタの黒ずみが気になる部分は重曹スプレーで、黄ばみが気になる部分はクエン酸スプレーで掃除するときれいになります。
重曹を入れたあとは長く放置しなければならないため、トイレを使わない夜間や出かける前などに3の手順まで進めるとよいでしょう。
関連記事:トイレタンクの掃除方法|ミツモア |
汚れがひどすぎる場合はプロに相談
これまで様々なトイレの掃除方法をご紹介してきましたが、場合によってはどの方法でも綺麗に汚れを落としきることができないかもしれません。しかし、毎日何度も使うトイレなので、できれば汚れをすっきりと落として綺麗なトイレ空間を手に入れたいですよね。では、その場合はどのようにしたらいいのでしょうか?
ひどい汚れはプロに依頼してピカピカに
トイレを放置しすぎると、自分ではどうしようもないほどに汚れが蓄積してしまうことがあります。その状態になると、トイレ掃除に時間がかかるばかりであまり効果が見られないかもしれません。これでは貴重な休日が無駄になってしまいますよね。
そんな時は、迷わずプロにトイレ掃除を依頼しましょう。プロならトイレの構造や汚れの種類について熟知しています。
またプロ用の特殊な洗剤や、専門的な技術を使って掃除をするため、素人では手に負えない汚れにも対応できるのがメリットです。
一見すると清潔に見えるような、便器の奥やタンクの中など、プロの手を借りればスムーズです。
自力で対処しても汚れが落ちない・臭いが気になるという場合は、技術を備えたクリーニング業者に依頼するのが確実です。
納得できる依頼先を見つけるコツ
トイレのクリーニングにかかる費用の相場は、7,000〜10,000円です。ただし業者の料金設定やオプションを頼むかどうかによって、料金に大きな差が出ます。納得のいく価格で掃除を頼むには、複数社からの見積もりを比較するのがおすすめです。
いくつかの業者から見積もりを取れば、金額だけでなくサービス内容も比較できます。また一括見積もりサービスに登録している業者は、競合がいることを把握しているため安く依頼できる可能性が高まるでしょう。
ミツモアでトイレクリーニングを依頼する!
自分でいろいろとトイレの掃除をしてみたけれどキレイにならない場合は、クリーニング業者に掃除を依頼しましょう!汚れ防止のコーティングや壁や床も同時に掃除にしてくれるなどのオプションも選択可能です。
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