ついつい後回しになってしまいがちなトイレの掃除。「できれば少ない回数で済ませたい…」と思っていませんか?
この記事では、トイレ掃除の理想的な頻度や簡単なお手入れ方法や、掃除を楽にするポイントについて紹介します。
トイレ掃除の理想的な頻度
トイレ掃除の理想的な頻度について、掃除箇所別に解説します。
【毎日】便器・便座・フタは3分で掃除
トイレの便器・便座・ふたは、毎日掃除するのが理想です。こまめに掃除すれば尿やほこりなどの汚れもたまりにくくなり、結果として掃除が楽になります。
毎日掃除するならブラシを使わずとも、空いた時間に3分程度拭き掃除するだけでOKです。
【週1回】壁・床は10分で掃除
トイレの壁・床は週に1回掃除するのが理想です。
トイレの壁や床は、実は尿ハネやほこりで汚れやすい箇所です。掃除せず放置していると、黄ばみや嫌な臭いの原因になります。
週に1回10分ほど時間を作り、壁や床を拭き掃除して汚れの蓄積や悪臭を防ぎましょう。
【月1回】ノズル・トイレタンクは10分で掃除
ウォシュレットトイレのノズルやトイレタンクは、月に1回掃除すると良いでしょう。
ノズルは目立ちにくいですが尿ハネが入り込みやすく、掃除しないと悪臭のもとになります。またトイレタンクも普段は目にしませんが、常に水が溜まっているためカビが発生しやすい箇所です。
そのため月1回の定期的な掃除で、汚れをリセットすることが大切です。
毎日3分!便器・便座・ふたの掃除方法
トイレ用のおそうじシートを使って、便器の内外を拭き掃除しましょう。毎日の拭き掃除は次の順番で行ってください。
- 便座のオモテ面
- フタのオモテ面
- フタのウラ面
- 便器の外側
- 便座のウラ面
- 便器のフチ
汚れが軽い場所から順番に拭いていくことで、汚れを広げることなく、シートも最小限の枚数に抑えて掃除できます。
なおトイレに流せる掃除用シートであっても、一度にたくさん流すと詰まってしまうリスクがあります。一度に流す量は1~2枚にとどめましょう。
週1回10分!トイレの壁・床の掃除方法
週1回の壁や床の掃除も、おそうじシートでOKです。
壁は腰の高さくらいまでが尿ハネで一番汚れやすいため、壁の下部は特に念入りに拭くようにしましょう。
天井付近の壁に手が届かない場合は、ハンディーワイパーにおそうじシートを付けることで楽に掃除できます。
便器と床の境目は特に汚れが溜まりやすく、悪臭の原因となることもあります。
おそうじシートを境目に差し込むようにして、できるだけ奥までしっかり拭いていきましょう。便器の奥側も忘れずに掃除してください。
月1回10分!ノズルの掃除方法
ウォシュレットのノズルの汚れには、中性洗剤と歯ブラシを使った磨き洗いが効果的です。
中性洗剤を塗布してから数分放置し、歯ブラシで汚れを優しくこすり落としましょう。最後におそうじシートで拭き取ればノズルのお手入れは完了です。
月に1回洗剤を入れるだけ!トイレタンクの掃除方法
カビが発生しやすいトイレタンクの内部は、月に1回タンクを開けてスポンジでこするか、トイレタンク用の洗浄剤を使って洗浄しましょう。
市販のトイレタンク用洗浄剤をタンク内に投入し、そのまま2時間ほど放置します。時間が経過したらレバーを引いて、中の水を流しきるだけで完了です。
月に1回定期的にタンクのお手入れを行うことで、手軽な方法で掃除することができます。毎月忘れずに行いましょう。
また、以下の記事では詳しい掃除方法を紹介しているので、念入りに掃除したい場合は参考にしてみてください。
トイレ掃除が簡単になる便利なグッズ4選
トイレ掃除を簡単にできる便利なグッズがあれば、こまめな掃除も習慣にできるでしょう。日頃から使える便利な掃除グッズを4つ紹介します。
トイレクイックル
花王の「トイレクイックル」は厚みのあるトイレシートです。洗浄液をたっぷり含んでいるうえに丈夫なため、便器から壁・床までトイレの汚れを1枚で落とせる便利なグッズです。
凸凹しているシートの表面が、便器や床、壁の汚れを絡め取ってくれます。シートはミシン目入りで、汚れの量に合わせて使用枚数を調整できるのもメリットでしょう。
汚れを落としたあとのシートは、そのままトイレに流せるので衛生的です。
トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パック
「トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パック」は、泡タイプのトイレ用洗剤です。
泡が便器の中の汚れに密着して効果的に分解するため、洗剤を吹きかけたら数分放置して水を流すだけで日常の掃除が完了します。便器をこすって掃除する必要がないため、手軽に毎日続けられるでしょう。
スクラビングバブル トイレスタンプクリーナー
SC Johnsonの「スクラビングバブル トイレスタンプクリーナー」はスタンプタイプの洗浄剤です。トイレの水を流すたびに洗浄・防汚効果のある洗剤が少しずつ溶け出して、便器のフチ裏から水たまり部分までキレイにしながら、汚れの付着を防ぎます。
スタンプ1回で1週間ほど効果が持続します。汚れが付きにくくなることで、毎日のトイレ掃除がもっと楽になるでしょう。
液体ブルーレットおくだけ除菌EX
小林製薬の「液体ブルーレットおくだけ除菌EX」は、置くだけタイプの中性洗剤です。
タンクの排水口に挿し込んでトイレの水を流すだけで、製品の中の除菌剤がタンクの手洗い場や便器の内側に広がり、汚れや黒ずみを抑えて清潔に保ちます。
タンクにカビが発生するのを効果的に予防でき、月1回のトイレタンク掃除の助けになるでしょう。
トイレ掃除を楽にする日頃のポイント4つ
トイレ掃除はできればパパっと済ませたいものです。トイレ掃除の負担を軽くするために日頃から心がけたい、4つのポイントを紹介します。
常に換気扇をつける
トイレの換気扇は24時間回しましょう。トイレはドアを閉め切っているため湿気がこもりやすく、カビが発生しやすい環境です。
湿気を逃がしてカビの発生を防ぐことができれば、普段の掃除が楽になるでしょう。
家族全員が座って用を足す
男性は洋式トイレを立って使用することがあるかもしれませんが、座って使えば汚れ防止に効果的です。尿が飛び散りにくく、掃除の手間を減らすことができます。
特にお子さんがいる家庭の場合、トイレを座って使うように声かけをしましょう。
水を流す時はふたを閉める
用を足した後、水を流すときは必ずふたを閉めてから流すようにしましょう。ふたを開けたまま水を流すと、わずかな水しぶきが床や壁に飛んで汚れ、臭いの原因となってしまいます。
壁・床の汚れや臭いを防ぐためにも、忘れずにふたを閉めてから水を流してください。
トイレになるべく物を置かない
トイレにカレンダーや小物など、色々なインテリアを置いていませんか?物を置くとおしゃれな空間を演出できますが、掃除のしやすさの面ではあまりおすすめできません。
トイレの空間に物が多いと、ほこりが溜まりやすくなったり、尿ハネが付着して雑菌が繁殖したりします。
タオルや掃除用具など、最低限必要な物以外はなるべく置かないようにしましょう。
蓄積した汚れはプロのトイレクリーニングで解決
こまめなトイレ掃除まで手が回らず、溜まってしまった頑固な汚れがある方は、プロにトイレクリーニングを頼んでみてはいかがでしょうか。
プロに依頼すれば、業務用の強力な洗剤や機材を活用して、見違えるほどピカピカに仕上げてくれます。
また一度徹底的に綺麗にすると、汚れがつきにくくなり普段のお手入れが格段に楽になります。自然とお掃除のモチベーションも上がり、綺麗な状態を保つことができるようになりますよ。
トイレクリーニングを依頼する料金相場
トイレクリーニングをプロに依頼する基本料金の相場は、7,000円〜11,000円ほどです。また、汚れ防止のコーティングやタンク内除菌などをオプションで行ってくれる業者もあるため、任せたい掃除の範囲に合わせて選びましょう。
トイレクリーニングの基本料金と、主なオプションの料金相場は以下の通りです。
メニュー名 | 料金相場 |
---|---|
基本料金 | 7,000円~11,000円 |
汚れ防止コート | 1,200円~3,000円 |
タンク内除菌クリーニング | 1,500円~3,400円 |
換気扇内部洗浄 | 2,000円~5,000円 |
床ワックスがけ | 3,000円~5,000円 |
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