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トイレタンクの掃除方法|カビや水垢汚れを落としてすっきりきれいに

最終更新日: 2024年11月13日

ついつい放置してしまいがちなトイレタンクの汚れ。水が入っているタンク内部はカビが発生しやすく、汚れがたまりやすい場所です。

またタンクの汚れをそのままにしていると、便器の黒ずみ汚れやイヤな臭いにもつながりかねません。

「掃除に必要なものは何?」「どうやって掃除すればいいの?」というあなたのために、用意する道具や掃除の手順、おすすめの洗浄剤を紹介します。

トイレタンクの掃除をプロに依頼する

【しっかり掃除】トイレタンクのフタを開けて掃除する方法

トイレタンクの汚れの正体とは
中性洗剤を使うのがポイント

トイレタンクのフタを開けて、内部にたまった汚れを徹底的に落とす掃除方法を解説します。

トイレタンクに付着する汚れは大きく分けて「カビ」「水垢」の2種類。それらの汚れを落とすためには「中性洗剤」の使用が効果的です。

「これまでに1度も掃除したことがない・・・」という方は、タンクのフタを開けて1度しっかりと掃除するのがおすすめです。

またタンクだけではなく、壁・床・換気扇などについたホコリに気づいていないケースも。以下の記事でトイレ掃除の正しい手順について解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

関連記事:【簡単】トイレ掃除の正しい手順と、キレイにするための基本的なコツを解説! | ミツモア

用意するもの

消臭ストロング トイレマジックリン トイレ用洗剤 スプレー 本体 400ml | amazon
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トイレタンクを掃除するために、まずは次のものを用意しましょう。

  • 「トイレマジックリン」などの中性洗剤
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 柄が長い細めのブラシ
  • 雑巾
  • 新聞紙
  • ゴム手袋
  • マイナスドライバー
  • タオル

歯ブラシは細かい汚れを落とす際に活用し、スポンジは内部表面の汚れをこする際に使用します。

タンク内には部品が存在するため、底部分の掃除には柄が長い細めのブラシが活躍しますよ。

またトイレタンクの掃除をするときは、止水弁を閉める必要があります。そのため、マイナスドライバーも忘れずに用意してくださいね。

【下準備】止水弁を閉めてから排水する

トイレタンクの掃除を始める前に、次の手順で下準備をしましょう。

使用するもの

  • マイナスドライバー
  • タオル

下準備の手順

  1. 止水栓を閉める
  2. 排水する
  3. フタを開ける

まずは止水栓を閉めてから排水を行います。

止水栓とは水道の蛇口のようなもので、タンク内に水を給水する役割があります。

止水栓を閉めるのを忘れてしまうと、作業中に水がタンクから溢れ出てしまうおそれがあるので注意しましょう。

【手順1】止水栓を閉める

止水弁をマイナスドライバーで閉める
掃除前には止水弁を必ず閉めておこう

マイナスドライバーを使って止水弁をしっかりと閉めていきます。

止水栓は便器近くの壁や床に取り付けられていますよ。

後で戻すときのためにも、元々の閉め具合を確認しておくのがポイントです。

【手順2】排水する

トイレの洗浄レバーを使ってタンク内の水を排水している様子
レバーを回すだけでOK

レバーを回してタンク内に残っている水を排水します。

こうすることで、タンクの底に付いた汚れもきれいに掃除することが可能です。

【手順3】フタを開ける

トイレタンクのフタを開ける様子
割れないように慎重に

タンクの外蓋を真上に持ち上げるようにして外しましょう。

フタに手洗い器が付いている場合は、水を流す「給水ホース」が繋がっているため取り外す必要があります。

フタを少し持ち上げて、固定しているナットを反時計回りに回しながら外していきましょう。

外し終わったら平らな場所にタオルを敷き、その上に優しく置いてください。

陶器製のフタは割れやすいので、すべての工程で慎重に取り扱うよう注意しましょう。

【フタ】中性洗剤とスポンジを使ってこすり洗い

トイレタンクのフタの裏側にたまった汚れは、中性洗剤とスポンジを使ってこすり洗いをしていきます。

フチなどの細かな部分には歯ブラシを使うのがおすすめですよ。

またフタが割れてしまうのを防ぐためにも、お風呂場の床などの平らで広い場所を使って掃除するようにしましょう。

使用するもの

  • 中性洗剤
  • 歯ブラシ
  • スポンジ
  • 雑巾
  • ゴム手袋
  • 新聞紙またはタオル

掃除の手順

  1. 中性洗剤とスポンジで優しくこすり洗いする
  2. 雑巾で水気を拭きとる

【手順1】中性洗剤とスポンジで優しくこすり洗いする

トイレタンクの裏側を中性洗剤とスポンジでこすり洗いしている様子
スポンジで優しくこするのがポイント

フタをお風呂場に持っていき、シャワーを当てて濡らします。

次に、中性洗剤を付けたスポンジで汚れを優しくこすり落としていきましょう。

フタのフチなどの細かな部分は、歯ブラシを使うと汚れが落としやすいです。

汚れが落ちたら、シャワーで洗剤を洗い流しましょう。

【手順2】雑巾で水気を拭き取る

トイレタンクのフタの水分を雑巾で拭き取る様子
水分をしっかりと拭き取ろう

シャワーで洗剤を洗い流した後は、雑巾を使って水分をしっかりと拭き取っていきましょう。

水気が残ったままだと、せっかく掃除をしてもまたすぐにカビが繁殖してしまうおそれがあります。

水分を拭き取ったあとは、タオルや新聞紙などの上に置いてよく乾燥させるのも忘れないでくださいね。

【タンク内部】中性洗剤とブラシを使ってこすり洗い

トイレタンク内部の汚れは、中性洗剤とブラシを使ってこすり洗いをしていきます。

内側の広い面の汚れにはブラシやスポンジを使い、パイプや溝などの細かな部分には歯ブラシを使用すると効率的に掃除ができますよ。

タンク内部を掃除する際も、部品が破損しないように優しく掃除していくのがポイントです。

使用するもの

  • 中性洗剤
  • 柄が長い細めのブラシ
  • スポンジ
  • 歯ブラシ
  • ゴム手袋
  • 雑巾
  • 新聞紙
  • マイナスドライバー

掃除の手順

  1. 中蓋を外す
  2. 中性洗剤と歯ブラシで中蓋をこすり洗いする
  3. 中性洗剤とブラシでタンク内部をこすり洗いする
  4. 中蓋・フタを戻して止水栓を開ける
  5. 水が正常に流れることを確認する

【手順1】中蓋を外す

トイレタンク内部の中蓋を取り外す様子
破損させないように優しく扱う

まずはタンク内部の中蓋を取り外しましょう。基本的には真上に持ち上げれば外すことができます。

しかし、メーカーによって外し方に違いがある場合があります。よくわからない場合は取扱説明書などを参考にしながら正しく取り外すようにしてくださいね。

無理に外そうとすると破損するおそれがあるので、慎重に取り外しましょう。

【手順2】中性洗剤と歯ブラシで中蓋をこすり洗いする

トイレタンクの中蓋を歯ブラシでこすり洗いする様子
汚れの部分に合わせて道具を使い分けるのがポイント

外した中蓋は、中性洗剤と歯ブラシなどの道具を使ってこすり洗いしていきます。

破損の防止や汚れを洗い流すためにも、中蓋の掃除はお風呂場で行いましょう。

シャワーを当てて表面を濡らし、中性洗剤を用いて汚れを落としていきます。

広い面はスポンジで、細かい部分は歯ブラシで、と使用道具を使い分けるのがおすすめです。

裏面の汚れまでしっかりと落としたら、シャワーで洗剤ごときれいに洗い流します。

最後は雑巾で水気を拭き取り、新聞紙の上に中蓋を置いて乾燥させましょう。

【手順3】中性洗剤とブラシでタンク内部をこすり洗いする

トイレタンク内部に中性洗剤を吹きかけている様子
洗剤を汚れに直接吹きつけていく

タンク内は中性洗剤とブラシを使ってこすり洗いをしていきます。

洗剤を汚れに直接吹き付け、歯ブラシを使って擦り落としましょう。このとき、強くこすりすぎるとケースを傷つけたり部品が外れてしまったりするので、優しくこするのがポイントです。

また、タンクの底にも汚れがたまっている場合は、柄が長い細めのブラシを使ってこすり落とすとよいでしょう。

【手順4】中蓋・外蓋を戻して止水栓を開ける

トイレタンクの中蓋を戻した状態
取り外した時と逆の手順で戻す

洗って綺麗になった中蓋と外蓋を元に戻し、止水栓を開けてタンク内に水を給水します。

すると、タンク内の汚れと洗剤が洗い流されて綺麗になるので、これでトイレタンクの掃除は完了です。

最後にレバーを回して、水が正常に流れるかどうかも確認してくださいね。

【かんたん掃除】トイレタンクのフタを開けずに掃除する方法

トイレタンク
洗剤を入れて放置するだけの簡単掃除

定期的に掃除をしていて汚れがそれほど溜まっていない場合や、蓋を開けることができない時などは、蓋を開けない簡単な方法で掃除することもできます。

タンク内に「重曹」「トイレの洗浄剤」を投入して放置しておくだけなので、忙しい方でも気軽に行うことができますよ。

「放置時間を確保しなければならないのは少し大変・・・」という方は、外出前就寝前に洗剤を投入するのがおすすめです。

フタを開けない掃除方法は水が浸かるところはきれいになるものの、浸からない部分の汚れは落とせません。そのため、フタ裏やフチの部分まではきれいにならないことを念頭に置いておきましょう。

重曹を使ったつけ置き洗い

シャボン玉石けん シャボン玉 粉末 重曹 掃除 680g | amazon
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フタを開けずにトイレタンクの掃除を行う時は「重曹」を使用します。

重曹は100均でも販売されているので、安価に掃除ができるのもうれしいポイントですね。

用意するもの

  • 重曹・・・1カップ(約200cc)

掃除の手順

  1. 重曹をタンク内に投入する
  2. そのまま6時間ほど放置する(※)

※放置しているときはトイレを使用しない

トイレタンクに重曹を入れる様子
重曹を直接投入する

タンクの中に重曹を入れていきます。

手洗い器付きの場合は、水が流れる穴の部分から直接投入してください。

手洗い器がない場合は、外蓋だけ外してタンクの中に投入するようにしましょう。

その後、このままの状態で6時間ほど放置します。

放置後にレバーを引いて水を流せば完了です。

トイレタンク洗浄剤を使った掃除方法

家族が多いなどの理由で長時間の放置が難しい場合は、市販の「トイレタンク洗浄剤」を用いるのがおすすめです。

洗浄剤なら2時間程度の放置時間でOKなので、重曹よりも短時間で終えることができますよ。

手順は重曹を用いる場合とほぼ同じです。

用意するもの

  • トイレタンク洗浄剤

掃除の手順

  1. 洗浄剤をタンク内に投入する
  2. そのまま2時間ほど放置する(※)

※放置しているときはトイレを使用しない

トイレタンクに洗浄剤を投入する様子
蓋を外さずに直接投入可能

タンクの中に洗浄剤を入れます。

手洗い付きの場合は水が流れる部分に直接投入してください。

手洗いがない場合は外蓋だけ外して、タンクの中に投入するようにしましょう。

その後、このままの状態で既定の時間(約2時間)放置します。

放置後にレバーを引いて水を流せば完了です。

おすすめのトイレタンク洗浄剤

おすすめのトイレ洗浄剤を紹介します。

トイレタンク専用の洗浄剤は、様々なものが売られています。どれもタンク内に直接投入して、つけ置き後に水を流すだけというお手軽さは変わりません。

エコフレンド「トイレタンクのお掃除粉」

シャボン玉石けん シャボン玉 粉末 重曹 掃除 680g | amazon
シャボン玉石けん シャボン玉 粉末 重曹 掃除 680g | amazon

エコフレンドの「トイレタンクのお掃除粉」は合成界面活性剤を使用しておらず、環境にも優しい洗浄剤です。

塩素も不使用なので嫌なにおいがすることなく、気持ちよくトイレタンクのお掃除ができます。

8回分の洗剤が梱包されているので、長く使用できるのもうれしいポイントですね。

洗剤の成分や、使用後のにおいが気になる方におすすめの商品です。

木村石鹸「トイレタンク洗浄剤」

木村石鹸 トイレタンク洗浄剤35g×3包 | amazon
木村石鹸 トイレタンク洗浄剤35g×3包 | amazon

木村石鹸の「トイレタンク洗浄剤」は、価格の安さが魅力的。3回分入って、600円前後で購入可能です。

しかし、その効果はお値段以上。酵素パワーで汚れをしっかり落とすので「汚れがすっきり落ちた」「墨汁みたいな水が流れてきた」など、効果を実感できた方の高評価が並んでいます。

投入してから2時間ほど放置して水を流すだけなので、簡単に洗浄できるのも嬉しいですね。

トイレタンクの掃除を安価かつ手軽に済ませたい方におすすめの商品です。

オキシクリーンや過炭酸ナトリウムを使ったタンクの掃除方法

トイレタンクの掃除方法について解説
洗剤とお湯を使ってつけ置き洗いしよう

トイレタンクの掃除には「オキシクリーン」「過炭酸ナトリウム」を使ったつけ置き洗いも効果的です。

「しっかり掃除は手間だけど、汚れをすみずみまで落としたい」という方におすすめの方法ですよ。

オキシクリーンを使ったつけ置き洗い

オキシクリーン 1500g | amazon
オキシクリーン 1500g | amazon

オキシクリーンを使った掃除方法を紹介します。

オキシクリーンとは、浴室や洗濯槽など幅広い掃除に使える万能洗剤です。酸素系漂白剤なので成分も優しく、トイレタンクを傷付ける恐れもありません。

タンク内にオキシクリーン液を流し入れてつけ置きする「オキシ漬け」で、タンク内の汚れを落とすことができますよ。

つけ置きする時間は必要ですが、消臭効果もあるオキシクリーンを使えばトイレの嫌な臭いを消し去ることも可能です。

用意するもの

  • オキシクリーン・・・付属カップ2杯
  • お湯(40~50℃)・・・8リットル
  • バケツ
  • 歯ブラシ
  • 雑巾

掃除方法

  1. オキシクリーン液を作る
  2. 中蓋を外し、オキシクリーン液をタンクの中に流し入れる
  3. 中蓋もオキシクリーン液でつけ置きする
  4. 1~2時間放置する
  5. 中蓋・フタを戻して止水栓を開ける

【手順1】オキシクリーン液を作る

バケツを使ってオキシクリーン液を作っている様子
オキシクリーンを溶かす

バケツに40~50℃のお湯を8リットル用意し、そこに付属カップ2杯分のオキシクリーンを投入してよく溶かします。

オキシクリーンはお湯を使うことで効果を高めることができますが、お湯の温度が高すぎるのはNGです。

便器が割れたり防汚コートを剥がしたりする恐れがあるので、40~50℃のやや熱めのお湯を使うことを厳守してください。

【手順2】中蓋を外し、オキシクリーン液をタンクの中に流し入れる

オキシクリーン液をトイレタンク内部に入れる様子
オキシクリーン液を直接タンクに流し入れる

中蓋を外して空になったタンク内に、オキシクリーン液を流し入れます。

そのまま1~2時間ほど放置し、つけ置きしましょう。

液が届かないフチの部分や上部にある部品は、歯ブラシにオキシクリーン液をつけてこすり洗いをしてください。

【手順3】中蓋もオキシクリーン液でつけ置きする

タンク内部の中蓋も同濃度のオキシクリーン液でつけ置きします。

バケツにオキシクリーン液を張り、その中に中蓋を入れて1~2時間ほど放置してください。

その後、歯ブラシで汚れをこすり落とせばきれいになりますよ。

【手順4】中蓋・フタを戻して止水栓を開ける

トイレタンクのフタを戻した状態
部品を元に戻す

雑巾で水気を拭き取った中蓋と外蓋を元に戻します。

止水栓を開けてレバーを引いて水を流し、タンク内のオキシクリーン液を洗い流して完了です。

過炭酸ナトリウムを使ったつけ置き洗い

過炭酸ナトリウムの激落ちくん 粉末タイプ 500g | amazon
過炭酸ナトリウムの激落ちくん 粉末タイプ 500g | amazon

炭酸ナトリウムと過酸化水素が合わさった「過炭酸ナトリウム」もトイレタンク掃除に有効です。

過炭酸ナトリウムも酸素系漂白剤の一種で、除菌や漂白、消臭などの効果があります。そのため、頑固な汚れや嫌な臭いを取り除くのに有効ですよ。

また、過炭酸ナトリウムは発生する泡によって汚れを落としていきます。オキシクリーンと同様に、最低でも1時間のつけ置き時間が必要になる点には注意しましょう。

用意するもの

  • 過炭酸ナトリウム (大さじ3杯程度)
  • お湯(40~50℃)
  • バケツ
  • 歯ブラシ
  • 雑巾

掃除方法

  1. 中蓋を外して、過炭酸ナトリウムとお湯を入れる
  2. 中蓋も過炭酸ナトリウムとお湯につける
  3. 1時間放置
  4. 中蓋・フタを戻して止水栓を開ける

【手順1】中蓋を外して、過炭酸ナトリウムとお湯を入れる

過炭酸ナトリウム
タンクに過炭酸ナトリウムとお湯を入れる

中蓋を外して空になったタンク内に、過炭酸ナトリウムを入れます。

次に40~50℃のお湯を入れていきますが、この時入れすぎて溢れてしまわないよう注意してください。

【手順2】中蓋も過炭酸ナトリウムとお湯につける

中蓋もつけ置きして汚れを落としていきます。

バケツや洗面台などに過炭酸ナトリウムとお湯を張ったら、その中に中蓋を入れて1時間ほど放置してください。

その後、歯ブラシで汚れを擦り落としましょう。

【手順3】中蓋・フタを戻して止水栓を開ける

トイレタンクにフタを戻した状態
部品を元に戻す

洗い終わった中蓋と外蓋は、雑巾で水気を拭き取ってから元に戻します。

止水栓を開けてレバーを引いて水を流し、タンク内の過炭酸ナトリウムを洗い流して完了です。

タンク上部の手洗い場の掃除方法

トイレタンク上部の手洗い場を掃除している様子
手洗い場も忘れずピカピカにしよう!

トイレタンク上部の手洗い場の掃除方法を紹介します。

水が頻繁に流れる手洗い場は「水垢」が頑固な汚れとなって付着していることも。ここが汚れたままだと、せっかくタンク内部をきれいにしても清潔なトイレ空間は手に入りません。

そんな水垢汚れには「クエン酸」を使った掃除方法が有効です。

酸性であるクエン酸は、アルカリ性の水垢を落とすのに最適。クエン酸も100均などで安価で購入することができるので、すぐに試すことができますね。

クエン酸を使った手洗い場の掃除方法

クエン酸の激落ちくん 粉末タイプ 400g | amazon
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手洗い場を触ったときにざらざらとしていたら、それは間違いなく水垢汚れです。そんな水垢汚れは、クエン酸を使って上手に落としていきましょう。

キッチンペーパーを使ってクエン酸を湿布すれば、成分が効果的に浸透します。

放置するだけで水垢汚れがさっぱりきれいになるので、他の家事をしながら掃除を行うこともできますよ。

用意するもの

  • クエン酸・・・小さじ1杯
  • 水・・・200ml
  • スプレーボトル
  • キッチンペーパー
  • スポンジ

掃除方法

  1. クエン酸水を作る
  2. キッチンペーパーをクエン酸水にひたす
  3. 蛇口や受け皿を覆う
  4. 2~3時間放置する
  5. 残った汚れをスポンジでこすり落とす

【手順1】クエン酸水を作る

まずはクエン酸水を作ります。スプレーボトルの中にクエン酸小さじ1杯と水200mlを入れ、よく振り混ぜましょう。

【手順2】クエン酸水をキッチンペーパーにひたす

キッチンペーパーをクエン酸水にひたしましょう。スプレーボトルを使って、キッチンペーパーに吹き付けていきます。

【手順3】蛇口や受け皿を覆う

クエン酸水にひたされたキッチンペーパーを使って、蛇口や受け皿などを覆ってください。まんべんなく被せていくのがポイントです。

【手順4】2~3時間放置する

クエン酸が浸透するまで、そのまま2~3時間放置して待ちます。

【手順5】残った汚れをスポンジでこすり落とす

覆っていたキッチンペーパーを外し、残った汚れをスポンジでこすり落としましょう。最後に水で流したら完了です。

こびりついた汚れは削り落とす

サンドペーパー
サンドペーパーで削り落とそう

手洗い場の汚れがクエン酸でも落ちない場合、かなり強固な汚れとなっている可能性があります。

その場合は「サンドペーパー」を使って汚れを削り落とすのが効果的です。

サンドペーパーは目の粗さがいろいろありますが、できるだけ目の細かいものを使用しましょう。

手順は以下の通りです。

  1. 1000番程度のサンドペーパーでこする
  2. 2000番台のサンドペーパーでこすって仕上げる

汚れを削り落とすとなると、どうしても手洗い場を傷付けてしまう可能性があります。

傷がつくと、また新たな汚れが付着するおそれもあるので、サンドペーパーを使用するのは最終手段と考えてくださいね。

どうしても自力では落ちない汚れの場合は、プロのクリーニング業者に依頼するのが一番ベストな方法です。

掃除の頻度は1ヶ月に1回が理想

キレイなトイレ
できるだけこまめな掃除を心がけよう

トイレタンクの掃除は、1ヵ月に1度の頻度で行うのが理想的です。

洗浄剤も駆使しながらこまめに掃除して、タンク内に汚れを寄せ付けないようにしましょう。

なかなか面倒に感じてしまうかもしれませんが、頑固になった汚れを落とす方が時間も手間もかかってしまいます

もし月に1度が難しければ、最低でも2~3ヵ月に一度は掃除するよう心がけてみてくださいね。

カビキラーなどの塩素系漂白剤は使用NG

トイレタンクの掃除にカビキラーの使用はNG
部品を傷めてしまうおそれが

トイレタンク掃除の洗剤に「カビキラー」や「ハイター」を使用するのはNGです。

カビキラーなどの「塩素系漂白剤」は、金属やゴム、プラスチックなどを痛めてしまう性質があります。

タンク内には鉄の配管やゴムパッキンなどが使われているため、これらの部品が傷んでしまうおそれがあるのです。

部品の傷みは水漏れにつながることもあるので、塩素系漂白剤ではなく中性洗剤を使うようにしてくださいね。

トイレタンクの汚れの予防方法

トイレ

トイレタンクの汚れは設置型の洗浄剤や重曹を使って予防することができます。カビなどの汚れが付着するのを日頃から防いでおけば、掃除の手間も減らせますよ。

手洗い場に洗浄剤を設置する

液体ブルーレットおくだけ除菌EX トイレタンク芳香洗浄剤 スーパーミントの香り 本体 70ml | amazon
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タンクの上に手洗い場があるタイプのトイレは、ブルーレットなどの設置型の洗浄剤を使って汚れを予防することができます。

設置型の洗浄剤は手洗い場に置くだけで「除菌液」がタンクの内部に垂れ落ちていく仕組み。そのためタンク内部の除菌はもちろん、水を流すたびに便器内部のすみずみまで洗浄液が行き届きます。

菌の繁殖を抑制して、タンク内部の黒カビだけでなく目に見える部分の黒ずみも防ぐ効果があります。

香りも様々な種類のものがあるので、好みの匂いに合わせて選ぶのもおすすめです。

重曹で月に1回つけ置き洗いする

先述した重曹を使った掃除方法は、汚れの予防にも効果的です。

月に1回の頻度を目安に1カップ(200cc)ほどの重曹を粉末の状態のままタンクに入れて、6時間ほど放置してから水を流しましょう。

つけ置き中にトイレを使うと水と一緒に重曹が流れてしまうため、寝る前や外出前などのタイミングで実施するのがおすすめです。

汚れがひどい場合は業者にクリーニングを依頼するのがおすすめ

トイレを掃除するクリーニング業者

タンク内部がカビだらけになっていたり、時間が取れなかったりして自分での掃除が難しい場合は、トイレクリーニングを業者に依頼するのがおすすめです。

プロの技術を駆使して、タンクの内部だけでなく便器のすみずみまできれいにしてもらえますよ。

トイレクリーニングの料金相場

トイレクリーニングの料金相場は7,000円~9,000円です。

業者によってトイレタンクの掃除がオプションとして別料金になっていたり、セット料金として含まれていたりと料金設定が異なるため、作業を依頼する前によく確認しておきましょう。また駐車料金や出張費などが発生するケースもあります。

それぞれで対応や料金が異なるため、クリーニングを依頼する際は複数の業者から相見積もりを取るのがおすすめです。

ミツモアでトイレクリーニングを依頼する!

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自分でいろいろとトイレタンクの掃除をしてみたけれどキレイにならない場合は、クリーニング業者に掃除を依頼しましょう。

汚れ防止のコーティングや壁や床も同時に掃除にしてくれるなどのオプションも選択可能です。

「ミツモア」なら無料で簡単にクリーニング業者の見積もりを依頼することができますよ。

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ミツモアならサイト上で予算、スケジュールなどの簡単な質問に答えるだけで見積もりを依頼可能。複数の業者に電話を掛ける手間がなくなります。

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無料で最大5件の見積もりを比較することができます。レビューや実績も確認して、自分にピッタリの業者を選びましょう。

チャットで見積内容の相談ができる

気になった業者とはチャットで相談することができます。チャットなら時間や場所を気にせずに相談ができるので忙しい人にもぴったりです。

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