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トイレの黄ばみをきれいに落とすには?掃除方法や予防の工夫を紹介

最終更新日: 2021年09月07日

トイレを掃除するときに気になる、黄ばみ汚れ。原因と対策方法を知って、トイレを清潔に保ちましょう。この記事では、トイレの黄ばみ汚れの原因、掃除方法、予防のためにできる工夫について解説します。

トイレに黄ばみ汚れが付くのはなぜ?

黄ばみの正体は「尿石」

トイレの中

トイレの黄ばみは「尿石」です。尿に含まれるカルシウムなどの成分が固まり、結晶化することで黄ばみができます。ちなみに汚れの性質はアルカリ性です。

トイレの底に付いている場合は肉眼でも確認できますが、便器のフチや裏側にある尿石にはなかなか気づきません。長時間そのままにしておくと尿の成分が細菌に分解され、アンモニアに変わります。

トイレが臭うときには、尿石が分解されたときに出るアンモニア臭が原因かもしれません。

尿石が付きやすい状態とは?

黄ばみ汚れの元となる尿石が発生しやすいのは、尿や汚水がよく付く場所です。小まめに掃除をしていれば尿が結晶化する前に取り除けますが、手入れの頻度が低い状態だと尿石に変わりやすくなります。

固まってしまった尿石は落ちにくく、スポンジやブラシでこすっただけでは取り除けません。さらに尿の汚れが蓄積すると黄ばみ汚れがひどくなってしまいます。

立った状態で用を足している人がいる家庭も要注意です。座って用を足したときと比べて尿が飛び散りやすく、便器のフチ裏など見えにくい部分に尿が残りやすくなります。

便座裏の黄ばみも、尿石が原因

便座裏 黄ばみ

便座裏の黄ばみも「尿石」が原因です。尿が跳ねて便座裏に付き、放置することで黄ばみになります。

ついつい便器内の汚れにだけ目がいきがちで、便座裏にある尿石には気付きにくいですよね。しかし長期間にわたって放置すると、便座裏からもアンモニア臭が発生してしまいます。

汚れが定着するのを防ぐために、用を足した後は便座裏を確認し、掃除シートなどで汚れを落とすよう習慣化するのがオススメです。またトイレ掃除の際は、便座裏をキレイにするのも忘れずにおこないましょう。

また便器まわりだけでなく尿が飛び散りやすい壁や床も、尿石による黄ばみ汚れが付きやすい場所です。これらの場所も忘れずにチェックしましょう。

「白い水垢」の場合は水道水が原因

トイレタンク上部の手洗い場

白くてモヤっとした汚れは「水垢」です。水垢は、水道水に含まれるミネラル分が固まってできます。

トイレはつねに水が溜まっているので、水垢が発生しやすい環境です。とくにトイレタンクのなかによく水垢がつきます。

水垢は黄ばみと同じアルカリ性の汚れなので、似た方法で対処が可能です。洗剤やクエン酸を水垢のある場所に散布し、放置して、スポンジでこすることで汚れは落ちます。

「黒ずみ」の場合はカビが原因

トイレ 黒ずみ

トイレの便器内側に、リング状の黒ずみができることがあります。CMなどで「さぼったリング」と呼ばれているものです。便器以外にも、床、壁、タンクのなかなどに黒ずみが発生していることもあります。

トイレの黒ずみはカビが原因です。トイレは水気だけでなく、ほこりや細菌が多く、カビが繁殖し、黒ずみが生まれます。

黒ずみを落とす方法としては、「ハイター」などの塩素系漂白剤でカビを分解し、落としましょう。あるいは、耐水ペーパーやケレン棒で削り落とす方法もあります。

黒ずみや他の汚れに困っているとき、塩素系洗剤と酸性洗剤を同時に使わないように注意が必要です。酸性洗剤と塩素系漂白剤を混ぜてしまうと、有毒な塩素ガスが発生します。そのためどっちも使いたいときは、日にちをずらして使用しましょう。

トイレの黄ばみを掃除する方法

トイレ掃除

トイレに黄ばみ汚れを見つけたら、嫌な臭いがしてくる前に掃除をしましょう。尿石を落とすのに使えるアイテムは主に、酸性洗剤・クエン酸と・重曹・削り取れる道具の3つです。それぞれを使った掃除の手順を解説します。

酸性洗剤で中和する

トイレ掃除

アルカリ性の性質を持つ黄ばみ汚れには、中和して落とせる酸性洗剤が効果的です。尿石は中性洗剤ではなかなか落ちないので、トイレに使える酸性洗剤を用意しましょう。

黄ばみ汚れが付いたばかりなら、中和の作用で汚れが落ちるようになります。作業に必要なのは酸性洗剤の他に、ブラシかスポンジ・トイレットペーパー・歯ブラシです。手が荒れないようにゴム手袋も用意しておきます。

特に尿石がたまりやすい便器のフチ・裏は次の手順で掃除しましょう。

  • トイレ用ブラシで便器の水位を下げる
  • フチ裏へ密着させるようにトイレットペーパーを貼り付ける
  • 上から酸性洗剤をかけて2〜3分待つ
  • ブラシで黄ばみ汚れをこすり落とす

酸性洗剤が水で薄まると効果が弱くなるため、最初にしっかりと水を押し下げます。トイレットペーパーの上から洗剤をかけるときは、紙がひたる程度までたっぷり注ぐのがポイントです。

ブラシで届かないような細かい部分に黄ばみがある場合は、小回りの利く歯ブラシを使うと不便がありません。最後に残ったペーパーごと水を流せば掃除は完了です。

このとき、プラスチックの便座に酸性洗剤を使わないように注意しましょう。酸化してプラスチック素材を痛めてしまうことがあります。便座には、水で薄めたクエン酸だけで掃除するのがおすすめです。

強い成分が不安ならクエン酸と重曹を使う

クエン酸水を作る

酸性洗剤は中性洗剤に比べて強力な成分が含まれているため、便器本体や人体に影響を与えてしまう可能性もあります。洗剤の強さが心配という人には、クエン酸と重曹を使った洗浄方法がおすすめです。

クエン酸にはアルカリ性の尿石を中和する作用、重曹には汚れを浮かせて落とす効果を期待できます。スプレーボトルと粉末のクエン酸・重曹を用意して、次の手順で掃除を進めましょう。

  • 100mlの水に小さじ1/2杯のクエン酸を混ぜて溶液を作る
  • スプレーボトルに詰めて黄ばみ汚れに吹きかける
  • 粉末の重曹をふりかけて30分ほど放置する

汚れにクエン酸と重曹が染みこんだら、酸性洗剤の方法と同じくブラシかスポンジでこすります。フチ裏に付いた頑固な黄ばみを落としたいなら、トイレットペーパーでパックをするとよいでしょう。

道具を使って削り取る

使い捨てトイレブラシ

洗剤やブラシでなかなか取れない尿石は、耐水ペーパーやケレン棒などの道具を使って削り取れる場合があります。

Funshare 紙やすり
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Funshareの「耐水ペーパー」は紙やすりのようなアイテムです。紙やすりと違い水に濡れても摩擦力が落ちず、破れにくいという特徴を持っています。

おすすめは表面のザラザラが粗い1000番で大きな尿石を削った後に、細かい1500番で残った尿石を取り除く方法です。

土牛産業 超硬刃ケレン棒
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耐水ペーパーでも取れにくいものがある場合には、「ケレン棒」を使ってみましょう。ケレン棒とは防水工事で塗装を行う前に、細かい汚れやサビを取るための道具です。トイレの尿石を取る目的でも十分な効果を発揮します。

便座裏の掃除方法

トイレの掃除方法

トイレの便座裏の黄ばみを掃除するときは、クッションゴムの部分も取り外して行うのがポイントです。ゴムと便座の隙間に尿石が入り、黄ばみが溜まっている場合があります。

外し方は簡単です。マイナスドライバーを隙間に入れ、隙間を広げるようにマイナスドライバーを傾けるだけ。そうすると、ゴムの部分が外れます。

取れた後は、ゴムと便座裏をすで前述した100mlの水と小さじ1/2のクエン酸を散布し2~3分放置してふき取れば完了です。

ゴムの部分は、黄ばみが染み込んでいるように汚れが取りにくいときがあります。このときは、「ハイター」などの塩素系クリーナーで尿汚れを洗浄・漂白しましょう。取れたゴムにスプレーして放置するだけで完了です。

手に負えなければプロに依頼する

ミツモアでトイレクリーニングのプロに依頼しよう

自力で掃除しても黄ばみ汚れが取れないとき、力任せにこするとトイレの材質を傷付けかねません。どうしても落ちない尿石があるならハウスクリーニング業者に頼みましょう。

業者が行う清掃では特殊な薬剤や道具を使う場合が多く、自力の掃除で落とせない黄ばみ汚れもきれいにできるのが魅力です。排水管やタンクなど個人でのケアが難しい部分も、一緒に頼むと効率的に清掃できます。

業者を選ぶときは信頼できるかをポイントとします。見積もり金額を具体的に提示する業者は、信頼できる業者です。万が一作業中にトイレの設備にトラブルが起こったときのために、損害保険に加入しているかもチェックしておきましょう。

トイレの黄ばみを予防するには?

トイレの尿石(黄ばみ)の正体は

黄ばみ汚れがひどくなってから掃除すると、手間も時間もかかります。普段から予防を心掛けてきれいな状態をキープしましょう。尿石の予防に効果的な工夫を2つ紹介します。

小まめな掃除を習慣にする

トイレ掃除

尿石を予防するのに一番効果的なのは、やはり小まめな掃除です。週に1回はしっかり掃除をする習慣を付けておくと、黄ばみ汚れが付着しにくくなります。汚れがひどくなってから大がかりな掃除をするより、結果的には時短になる可能性が高いでしょう。

便器を軽くブラシでこする・掃除シートで床や壁を拭くといった軽い掃除なら、寝る前やトイレを使った後などの空き時間でも可能です。忙しくてどうしても時間を取れないときは、尿石の付きやすいふち裏にだけでも洗剤をかけておきましょう。

洗浄剤で汚れを付きにくくする

きれいなトイレ

置き型洗浄剤やスタンプ型洗浄剤を使って、黄ばみ汚れを付きにくくするのも効果的です。尿の成分が便器に付着するのをブロックするだけでなく、水を流すたびに汚れを落とす働きもあります。

置き型洗浄剤はタンクや水道部分に、スタンプ型洗浄剤は便器に設置して使用するクリーナーです。ホームセンターやインターネット通販でも手に入りますので、小まめに掃除をするのが面倒な人は取り入れてみましょう。

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トイレに付く黄ばみ汚れの正体は、尿の成分が変化した「尿石」です。アルカリ性の汚れのため、酸性洗剤やクエン酸が効果を発揮します。

頑固な黄ばみ汚れには、道具を使って削り取る方法もひとつの選択肢です。自力で掃除しても落ちない尿石が、業者に頼んでスッキリ落としてもらいましょう。

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