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確定申告で申告する医療費控除の期間は?申請し忘れも遡って申請できる!

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最終更新日: 2018年11月22日

「今年の2月に盲腸になっちゃって手術したんだけど、痛みは辛かった。でも退院の時のお会計も辛かった。あれっていつ申請すれば良いんだっけ。」そういう経験はないでしょうか。高額な医療費を払った人に対してその負担を軽減する「医療費控除」という制度があります。

医療費控除は前年1月-12月分を確定申告時(例年2/16-3/15)に申請するのが通例ですが、申請し忘れていた場合でも「還付申告」で過去5年分まで遡って申請が可能です。払いすぎていた税金の還付を受けられる可能性があります。この記事では、医療費控除と還付申請について説明します。

医療費控除とは?

確定申告 医療費控除 期間
医療費控除とは?

医療費控除は高額な医療費を支払った人に対して、その額を所得税の対象から控除して医療費の負担を減らそうという項目です。医療費控除は年単位(1月-12月)で申請します。

この項目では意外と知られていない医療費控除に含まれる項目や、申請期間、必要書類に関して説明します。

医療費控除に含まれる項目、含まれない項目

医療費控除に含まれる項目

・通院費

・妊娠出産費用

・AGA治療

・レーシック手術

・入院時の部屋代、食事代(差額は含まれない)

・医師等の送迎費

・医療用器具の購入、賃借費用

・治療のためのマッサージ、柔道整復師による施術等

医療費控除に含まれない項目

・美容などを目的にした形成手術代

・健康診断費用

・タクシー代(夜間などその他の公共交通機関が使えない場合は例外)

・ガソリン代、駐車場代

・眼鏡、コンタクト代(治療に必要な場合を除く)

・医療用ウィッグ(医師による診断書がある場合、含まれることも)

医療費控除に含まれる項目、含まれない項目は主に以上のようになります。上記ですべてを網羅しているわけではありませんので必要時は国税庁ホームページを参照してください。

医療費控除の対象となる金額とは?

医療費控除の対象になる医療費は、

「総所得が200万円以下だと10万円を超えた金額(例:医療費が15万円だった場合、5万円)」

「総所得が200万円以上だと総所得の5%を超えた金額(年収1000万円、医療費が100万円だった場合、50万円)」

です。超えた部分が医療費控除として所得税の対象額から控除されます。

還付申告とは?

還付申告とは、「所得の控除を申請し、払い過ぎた税金の還付を申請する手続き」です。最大で5年間遡って申請することが可能です。たとえば2018年の医療費控除の対象は2018/1/1-12/31です。この還付申告は2019/1/1-2023/12/31まで可能です。逆に2018年には2013年分の医療費控除まで還付申告をすることが可能です。還付申告は確定申告が始まる前に申請することも可能です。確定申告の時期には税務署が混雑しますので、医療費控除のみ先に申請しておくというのも良いのではないでしょうか。確定申告時期以外に還付申告をする場合の詳細は次項で説明します。

もちろん、確定申告と同時に申請することも可能

還付申告は5年分遡って年中申請することが可能と説明しましたが、もちろん、確定申告と同時に申請することも可能です。確定申告時期に税務署が混雑することや、還付が遅くなる可能性を踏まえたうえで、税務署に何度も訪れる手間を考え、確定申告と同時に申告することももちろん可能です。

医療費控除を遡って申請したい!

確定申告 医療費控除 期間
医療費控除を遡って申請したい!

医療費控除の申請は忘れないに越したことはありません。しかし、知らなかった、忘れていた、といった事例も多いです。また、確定申告が始まる前に還付申告だけしておきたいという方もいるでしょう。そんな時はどうすれば良いのでしょうか。

確定申告をしていない場合→還付申告を!

上記の通り医療費控除は5年間遡って申告することが可能です。2018年には2013年分まで遡って申請可能です。還付申告を行うと、過去に払い過ぎた税金でも戻ってくる可能性があります。

また、確定申告時期より早くに還付申告をすることも可能です。確定申告時期の混雑を回避することが可能です。

確定申告をした場合→更正の請求を!

確定申告後に医療費控除のし忘れが見つかった場合、「更正の請求」で対処できます。ただし、確定申告期限内に医療費控除を忘れていたことに気付いた場合、「修正申告」という処理になります。更生の請求は1年間遡って請求することができます。

必要書類と提出方法

申請に必要な書類は以下の通りです

・確定申告書(還付申告書、更生請求書)

・医療費の明細書(確定申告時のみ)

・領収書or医療費通知(計算のみに使用。交通費含む。提出不要)

・マイナンバーを記載した本人確認書類

・源泉徴収票

還付申告や更生請求には確定申告書の代わりに、還付申告書、更正請求書が必要になります。また、確定申告と違って還付申告や更正請求では各書類に加えて領収書、レシート、明細書等が必要になります。以前は確定申告でも領収書や明細書が必要でしたが、平成29年度より確定申告では医療費控除を受けるための提出書類が簡略化されました。領収書類は5年間保管する必要があります。

提出方法は、窓口、郵送、e-taxがあります。確定申告と修正申告の医療費控除はe-taxで済ませることも可能ですが、還付申告と更正請求はe-taxでは申請できません。e-taxで確定申告や修正申告をしたが、還付申告や更正請求をしたいという場合、税務署に確認の上窓口か郵送で対応することになります。

まとめ 医療費控除申請は1月-12月分を5年前まで遡って申請できる!

以上、医療費控除申請について解説してきました。医療費控除は1月から12月分をまとめて申請します。申請可能期間は5年後までです。また確定申告や修正申告で医療費控除の申請を行う場合、e-taxから申請することも可能です。

領収書等医療費を証明できる書類は5年間保管することが義務付けられています、確定申告では提出の必要はありません。ただし、更正請求や還付申告の場合は窓口か郵送で提出する必要があります。

不明点は税務署に直接相談しながら、医療費控除を済ませましょう。