網戸のたるみや破れが気になってきて、張り替えを検討している方もいらっしゃると思います。費用のイメージがわかないという方に向けて、網戸の張り替え料金の相場をまとめてみました。
網戸の交換費用は主に「網戸の種類」や「網戸の大きさ」によって変わります。自分で材料を用意して張り替える場合の費用との比較もシミュレーションしてみましょう。
網戸張り替え・交換の料金をシミュレーションする
- 網戸の大きさ、網戸の種類を選択します
- 網戸の枚数を選択します
- 面格子の有無を選択します
料金シミュレーション
項目 | 金額(円) |
---|---|
部材費(1枚分) | 0 |
工賃(1枚分) | 0 |
面格子取り外し(0カ所) | 0 |
割引(0枚分) | 0 |
合計金額 | 0 |
合計金額はシミュレーションであり、実際は材料費や網戸張り替え業者によって、料金差が発生します。
網戸張り替えの費用相場
網戸張り替えにかかる料金の相場は、以下の通りです。
「ポリエステル」や「ポリプロピレン」など標準的なグレードの網に張り替える場合の、サイズごとの費用相場を表しています。
サイズ(幅×高さ) | 1枚当たりの料金 |
45×45㎝ | 1,200円 |
90×90㎝ | 1,500円 |
90×135㎝ | 2,000円 |
90×180㎝ | 2,500円 |
135×180㎝ | 3,000円 |
135×210㎝ | 3,500円 |
網戸の張り替え料金が変わる4つの要因
網戸のサイズが大きいほど張り替え料金も高くなりますが、され以外にも費用を左右する要因が4つあります。1つずつ確認してみましょう。
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①網戸ネットの網目の細かさ
網戸ネットの網目の細かさは、「メッシュ」で表されます。メッシュは「1インチ(25.4mm)のなかにある網目の数」を意味し、18メッシュ、24メッシュのように表記します。
メッシュの数字が大きいほど網目が細かく、虫の侵入を防ぎやすいです。そのため、メッシュ数が多いネットほど値段も上がる傾向にあります。
なお、十分に虫を防ぐ機能を求めるなら、24メッシュ以上がおすすめです。
②網戸ネットの素材
網戸のネットには、一般的に安価な「ポリエステル」や「ポリプロピレン」が使用されています。比較的安価なのが特徴です。
ほかにグレードの高い網戸ネットの素材として、「ステンレス」や「グラスファイバー」があります。
これらの素材を使った網は、寿命が15~20年ほどと、一般的な網戸に比べて2~3倍ほど耐久性にすぐれているのがメリットです。しかし3~4万円/枚程度と、単価がかなり高くなります。
また、外からののぞき見を防止するマジックネットや、キャラクターの柄などが入ったデザインネットも、普通の網戸ネットより単価が高いです。
このような網戸ネットを使用したい場合は、費用も高くなるので注意が必要です。
③特殊な網戸(ロール式やジャバラ式など)の場合
網戸には、一般的なパネル式(引き違い戸)のほかにも、ロール式やジャバラ式などの特殊な種類があります。
「ロール式」は小さい窓などに使われることが多い、巻き取って収納するタイプの網戸です。「ジャバラ式」(またはアコーディオン、プリーツ)は、玄関などに使われる、折りたたんで収納するタイプの網戸です。
一般的な網戸をこれらのタイプに交換するときには、フレームやサッシごと取り替える必要があるため、そのぶん料金が高くなります。網戸のサイズやメッシュ数などにもよりますが、おおよそ2~6万円程度になるでしょう。
④出張作業や網戸の引き取りをしてもらう
網戸張り替えを業者に依頼する際、自宅での出張作業にしてもらったり、網戸の引き取りをお願いしたりすると料金が高くなります。
例えばホームセンターに依頼する時、網戸を引き取りに来てもらうと、店舗に持ち込む時と比べて500円~1,500円/枚ほど高くなります。事業者に依頼する時も、事業所に持ち込む場合と出張作業の場合とで料金が異なるかもしれません。
DIYと業者に依頼した場合の費用・手間を比較
DIYで網戸の張り替えをすると1,000円程度で収まることが多いため、業者依頼と比べると安く済みます。しかし、必ずしも綺麗に張り替えられるとも限りません。
費用だけではなく、所要時間や仕上がりの面についても確認しておきましょう。
DIYで張り替え | 業者依頼で張り替え | |
費用 | 1,000円前後 | 3,000~4,000円 |
時間 | 30分以上(1枚) | 10分程度(1枚) |
仕上がり | たるみが出来やすい | プロの仕上がり |
網戸張り替えにかかる費用は、DIYと業者とで、1枚あたり2,000円~ほどの差があります。
また、プロなら10分程度の短時間で張り替えが完了しますが、素人が丁寧にミスなく張り替えようとすると30分以上かかることが多いです。
仕上がりに関しては、素人作業ではシワ・たるみが出来やすく、隙間から虫が侵入する原因になることもあります。
プロに依頼すると、キレイな仕上がりはもちろんのこと、張り替え以外にも劣化している部分の交換・枠部分の問題点などを見抜いて、適切な処置を提案してくれるでしょう。
網戸の張り替えはどこに頼む?
網戸の張り替えを行っているのは、ホームセンター、工務店、リフォーム会社やハウスメーカーなどです。
ホームセンター
ホームセンターに依頼するメリットは安価であることです。
例えば、ホームセンター大手のカインズでは、網戸を店舗に持ち込むと1枚2,980円~という料金で張り替えをしてくれます。コメリでも、一度に4枚以上依頼すると1枚あたり1,700円~という安さで張り替え施工をしてもらえます。
柄入りのデザイン網戸などのオプションは少ないですが、できるだけ費用を抑えたい方におすすめです。
工務店
地元に根付いている個人営業の工務店は、サービスをしてくれる可能性があります。
アフターフォローが充実していたり、メンテナンスのアドバイスをくれたりと、親身な対応を受けられるでしょう。
リフォーム会社やハウスメーカー
大手リフォーム会社やハウスメーカーは、作業の丁寧さや対応のスピードに定評があります。経験豊富なスタッフが揃っているため、さまざまなケースに合わせて張り替えに応じてくれるでしょう。
ただし自社製品を使用することが多く、料金がやや割高になる傾向があります。
失敗しない網戸の張り替え業者の選び方
「DIYに自信がない」「時間がないから自分では張り替えられない」など、さまざまな事情で業者に依頼したい方もいるでしょう。
質の良い施工をしてくれる、信頼できる業者を探すときのポイントは以下の4つです。
- 口コミ評価が高いか
- 商品知識があるか
- 要望に応えようとしてくれるか
- 料金が相場と離れていないか
1.口コミ評価が高いか
業者選びに口コミの確認は欠かせません。
口コミの評価の高さや数の多さに注目しましょう。
できれば「施工の丁寧さ」「スピード感」「施工者の態度」などが詳しく書かれている口コミを探してください。
ご自身が特に重要だと考えている部分に注目してみると、依頼したい業者が見つかりやすくなりますよ。
2.商品知識があるか
あいまいな知識で、素人でもできるような施工をする業者には依頼しないようにしましょう。
事前に相談をする段階で、質問をして業者に専門的な知識があるかどうか深堀りをしてください。
こちらからの質問によどみなく答えてくれるのであれば、信頼がおける業者です。
逆に、話をはぐらかしたり、「うちでは扱っていない」の一点張りだったりといった受け答えをされた場合は、依頼をやめておくべきでしょう。
3.要望に応えようとしてくれるか
追加でサービスをしてくれる業者がある一方で、最低限の施工しかしてくれない業者も存在します。
それどころか、「もっと網目の細かいものにしてほしい」などの要望に対して、追加料金を要求してきたり、「扱っていないから無理だ」とバッサリ断ったりされるケースもあるので、そういった業者には依頼しないようにしましょう。
まずは事前に相談する段階で、初めから全ての要望を伝えるようにしてください。
要望に応える意思が見えれば、見積もりを検討してみるのがおすすめです。
4.料金が相場と離れていないか
料金があまりにも高すぎたり、安すぎたりする業者は信用できません。
料金が高いからと言って、必ずしもハイクオリティーなサービスをしてくれるとは限りません。
また、安すぎるのも問題です。安さを売りにしている場合、仕上がりが汚かったり、品質の悪い網戸を使われたりすることが予想されます。
料金の基準を考えたうえで、どの業者に依頼するかを決めましょう。
網戸の寿命は5~10年!張り替えどきの3つのサイン
網戸ネットの一般的な寿命は5~10年ですが、様々な理由でもっと早くに張り替える必要が出てくることがあります。張り替えのタイミングを見極める、3つのサインを紹介します。
①網戸ネットに穴・破れがある
網戸ネットに穴・やぶれなどを見つけたら、早めに張り替えを考えましょう。
穴が小さい場合には、市販のパッチや補修シールで対応できます。パッチや補修シールを利用すれば網全体を張り替える必要がなく、費用が安く済むのでおすすめです。
一方、補修がうまくいかなかったり穴が大きかったりする場合は、網戸ネットの張り替えをすることになります。
②網戸ネットに汚れ・たるみがある
南側・西側など日当たりのよい場所にあったり、道路に面していて排気ガスにさらされたりする網戸は汚れがちで、劣化が早くなります。設置後2~3年程度で目に見えるほど劣化するケースもあります。また長く使い続けている中で、人がぶつかったり掃除の時に力を入れすぎたりして、網戸ネットがたるんでくることもあります。
こうした汚れやたるみが目立っている場合は、前回の張り替えから5年を目安に再び張り替えるのがおすすめです。
また、網戸は小まめに清掃することで寿命を延ばすことができます。
③網戸を閉めていても虫が入る
網戸を閉めているのに虫が入ってくる場合、網戸のフレームやサッシ自体が歪んでいるか、気づいていない所にたるみ・穴などがあるかもしれません。虫の侵入を防ぐことは、網戸の主な目的の1つです。そのため虫を防げていない網戸はは速やかに張り替えを検討しましょう。
フレームやサッシが原因だった場合は、交換または修理が必要になるでしょう。15~20年使い続けていたなら寿命が来ている可能性があります。
網戸の張り替えは業者に依頼するのがおすすめ
信頼できる業者を探すために、目ぼしいところに1件1件問い合わせるのはとても手間がかかります。だからと言って1つの事業者だけに問い合わせても、その事業者の提示した金額やサービス内容が妥当かどうか判断できません。
そこで、ミツモアの無料一括見積もりサービスを利用してみてはいかがでしょうか。複数の見積もりを比較して、自分にぴったりの業者を見つけることができますよ。
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料金・口コミ評判を比較して選べる
見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。
口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。
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