網戸を丸ごと交換したいとき、網戸を購入する場所としてまず検討されるのがホームセンターです。身近なホームセンターで網戸を吟味できれば、イメージに近い網戸が手に入るでしょう。ホームセンターで買える網戸の価格や、網戸選びのポイントを解説します。
最終更新日: 2024年06月28日
主要なホームセンターの網戸本体の費用・サービス
主要なホームセンターで取り扱われている網戸本体の価格を紹介します。テラス用・窓用・小窓用から、ホームセンターで人気のサイズを厳選しました。併せて、各ホームセンターで取り扱われている特徴的な網戸も紹介します。
カインズ
カインズで注文できる網戸本体の価格は、以下の通りです。
| 網戸本体 | 価格 |
|---|---|
| OKアミド シルバー 60-60 | 1万1,200円（税込） |
| OKアミド シルバー 45-60 | 8,100円（税込） |
| OKアミド シルバー 12-30 | 3,550円（税込） |
カインズでは、網戸の網部分にディズニーキャラクターがデザインされた『ディズニーデザイン網戸』を取り扱っています。
また、カインズでは『オーダー網戸』も取り扱っています。オンラインで注文できるため、窓のサイズを測ってサイズを入力するだけで、自宅にいながらぴったりサイズの網戸を手に入れられるのがメリットです。
コメリ
コメリで注文できる網戸本体の価格は、以下の通りです。
| 網戸本体 | 価格 |
|---|---|
| セイキ 網戸 60-60 関東間 シルバー枠 グレーネット | 1万1,150円（税込） |
| セイキ 網戸 45-60 関東間 シルバー枠 グレーネット | 8,080円（税込） |
| セイキ 網戸 12-30 関東間 シルバー枠 ブラックネット | 3,580円（税込） |
コメリでは、外から入ってくる花粉やホコリを80%以上カットしてくれる『花粉・ホコリ対策用フィルター網戸』を取り扱っています。雨粒や紫外線もカットしてくれる、高機能網戸です。
さらに、高さ調整機能が付いている『フリーサイズ網戸』も用意しています。あらゆる引き違い窓にフィットする網戸が手に入ります。
コーナン
コーナンで注文できる網戸本体の価格は、以下の通りです。
| 網戸本体 | 価格 |
|---|---|
| OKアミド サッシ用60 シルバー 60-94 | 1万1,100円（税込） |
| OKアミド サッシ用45 ブロンズ 45-54 | 8,100円（税込） |
| OKアミド サッシ用12 ブラック 12-30 | 4,250円（税込） |
コーナンでは、一般的な網戸のみを取り扱っています。網戸補修用品や張り替え用網も取り扱っているので、コーナンは網戸の張り替えや補修を目的としている人にもおすすめのホームセンターです。
ホームセンターで網戸を購入する前に確認すること
網戸は、わざわざ購入する機会が少ないアイテムです。そのため、網戸を丸ごと交換するために商品を検索しても、「何を基準に選べばよいのか分からない」という人が多いはずです。網戸を購入するときに確認すべきポイントを解説します。
網戸の枠のサイズ
網戸を購入する前にまず確認しておきたいのが、交換を考えている網戸のサイズです。網戸のサイズが間違っていると、せっかく買った網戸が窓枠にはまらない可能性があります。
網戸のサイズを確認する方法は、主に2つあります。1つ目は、網戸に貼られている型番シールから調べる方法です。
大手メーカーの網戸には、網戸の情報を詰め込んだ型番シールが網戸の右上に貼られています。シールに書かれた数字を検索すると、網戸のサイズを調べられます。
2つ目は、自分でサイズを測る方法です。高さ（上側のレールの先端から下側のレールの先端まで）と幅（窓に設置されているガラス戸の端から端まで）を計測することで、網戸のサイズを把握できます。
網戸のメッシュの細かさ
網戸を購入するときは、網戸のメッシュの細かさも事前に決めておくようにしましょう。メッシュの細かさは、主に下記の5種類です。
| メッシュの細かさ | 通気性 | 防虫効果 |
|---|---|---|
| 18メッシュ | ◎ | △ |
| 20メッシュ | ◎ | △ |
| 24メッシュ | 〇 | 〇 |
| 30メッシュ | △ | 〇 |
| 40メッシュ | △ | ◎ |
数字が大きくなるほど網目が細かくなり、値段が高くなります。メッシュの大きさを考えるときは、『風通しの良さ』と『虫の進入をどれほどブロックしたいか』に注目しましょう。
風通しを重視したい場合には、粗めの網目がおすすめです。虫の侵入を徹底的に防ぎたい場合には、細かい網目を選びましょう。バランスの取れている網戸を選びたい人には、24メッシュの網戸がぴったりです。
網戸の素材
網戸の素材も、網戸の交換を検討するときにポイントとなる要素の1つです。網戸の素材には下記の4種類があります。
- ポリプロピレン
- ポリエステル
- グラスファイバー
- ステンレス
ポリプロピレンは、最も一般的な網戸の素材です。価格の安さが特徴ですが、紫外線で劣化しやすいため、5～10年程度のスパンで張り替える必要があります。
ポリエステルは、ポリプロピレンよりも強度が高い素材です。1本1本の網が頑丈なので、ペットがひっかいても破れにくくなっています。価格はポリプロピレンより高めに設定されています。
グラスファイバーは、ガラス繊維でできた網戸の素材です。耐熱性が高く紫外線にも強いため、日差しが強い部屋の網戸に向いています。
ステンレスは、網戸の素材の中でも最も高い強度を持つ素材です。耐用年数が15～20年と長いのも特徴です。ただし、ステンレスの網戸は他の素材の網戸と比べて流通量が少ないので、手に入りにくくなっています。
網戸の交換を依頼できる業者4選
網戸を安全かつ確実に交換したいなら、交換作業をすべて業者に任せるのがおすすめです。網戸の交換を依頼できる業者の種類を紹介します。数ある業者の中から頼れる業者を選んで、確実な網戸の交換を実現させましょう。
網戸の交換を依頼できる業者には、下記のようなところがあります。
- サッシ屋
- リフォーム業者
- 便利屋
- 畳屋
最も頼りになるのがサッシ屋です。網戸は窓まわりの設備であるため、網戸の交換はサッシ屋の得意とする作業の1つに数えられます。網戸の交換を依頼する業者選びに迷ったら、サッシ屋を第一選択肢にするのがおすすめです。
業者に網戸の交換を依頼するときは、網戸全体の交換を依頼できるかどうかを事前に確認を取りましょう。網戸のネット張り替えのみを請け負っている業者もあるので、失敗しないためにも事前確認が必要です。
網戸を快適に使いたいなら業者に交換を依頼しよう
網戸を丸ごと交換する作業は、DIYでも可能です。毎年の大掃除のときに網戸を外して洗っている人であれば、簡単に終わらせられるでしょう。
ただし、網戸の交換は正しく行わないと危険が伴う作業でもあります。2階以上の部屋に設置されている網戸の交換が上手くいっていないと、網戸が外れて下に落ちる危険性があります。
もしDIYに自信がないようであれば、業者の力を借りるのがおすすめです。プロに作業を任せて、安全に網戸を交換しましょう。
