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網戸の外し方と取り付け方を解説!手順を守れば自分でできる

最終更新日: 2020年12月21日

清掃や交換のため、網戸を取り外すこともあるでしょう。初めて経験する場合には、やり方が分からないというケースも考えられます。難しい作業ではないはずなのになぜか外せない、そのような場合に役立つ網戸の外し方・取り付け方について解説します。

網戸の外し方の基本

網戸外し方「網戸を外そうと思ってもうまくいかない」という経験がある人もいるでしょう。

単に枠にはめ込むだけならば簡単ですが、近年では安全などに配慮して、さまざまな機能が備わっている網戸があります。そのようなタイプでは、手順を適切に踏むことが必要です。

基本的な網戸の外し方について見てみましょう。

①外れ止めを解除する

安全性を確保するために、落下防止の外れ止めが装備されている網戸があります。その場合、まず解除してから、網戸を取り外す必要があるのです。

通常、網戸の上部と両側に、外れ止めがあります。まずドライバーを使って、調整ネジを緩めましょう。

動くようになったら、外れ止めを下に向けて移動させます。すると戸車部分に、操作用のツマミがあるはずです。たいていは白である操作ツマミを、ドライバーで引き出します。

引き出すと、戸車は上に移動します。これで外れ止めが解除された状態です。

②脱輪防止機能を解除する

サッシメーカーによっては、外れ止めだけでなく、脱輪防止用のパーツを備え付けた網戸も見られます。その時は、やはり解除してから網戸を取り外さなければなりません。

脱輪防止機能は、たいてい網戸用サッシの室外側の下部に付いています。ツマミをサッシの外側の方向に向けてスライドさせることで、解除できるでしょう。

③下から外す

外れ止めや脱輪防止機能を解除したら、いよいよ網戸をサッシから外していきます。

通常の状態であれば、サッシの枠内にすっぽりと収まっているため、そのまま網戸を水平に前後させても外れません。

網戸の両側を持ち、軽く上に向けて持ち上げます。すると、下の部分に空間が生まれるはずです。

そうなれば、網戸の下部は前後のどちらかにずらせる状態になっています。ゆっくりと下から外していきましょう。

2階以上での作業であれば、下に落とさないように注意が必要です。

網戸が外れない場合

網戸と指「正しい手順を踏んでいるはずなのに網戸が外れない」という事態が起こると、慌ててしまうものです。

やるべき手順を踏んでも外せない時は、どのような理由が考えられるのでしょうか。原因や対処法について考えてみましょう。

外れない原因

外れ止めも脱輪防止機能も解除したのに、それでも網戸がうまく外れない場合は、次のような原因が考えられます。

  • サッシが歪んでいる
  • 外れ止めや脱輪防止機能が解除できていない
  • レール部分に汚れがたまっている
  • 寸法のあっていないものを取り付けている


サッシが歪んでいると、持ち上げても下側に適正な空間が生まれず、どこかが引っかかってしまうものです。網戸の枠が歪(いびつ)になっているかもしれません。

あるいは、きちんと行ったつもりでも、外れ止めや脱輪防止機能が解除できていないことも考えられます。もう一度、安全装置の状態を確認してみましょう。

サッシのレール部分の隙間や端に、汚れが溜まっている可能性もあります。サッシの溝に舞ってきた砂埃が雨などで濡れて泥汚れとなり、網戸の動きを邪魔していることもあるのです。

寸法が合っていない網戸を、無理やり設置していたかもしれません。強引な取り付けで、歪みなどの不具合が生じると、取り外しにくくなることもあります。

プロの手を借りる

網戸の付け外しは、たいていの場合、自分でもできます。必要な作業を手順通りに行えば、そう困難な仕事ではありません。

ただし、不具合の内容によっては、自分で対処できる場合とそうでない場合があります。

安全装置の類に不良が起こっていた時に、掃除や油の注入などで解決できれば問題ありませんが、部品の交換が必要なケースとなると、自分ではできません。

場合によっては、サッシの一部を外したり、サッシを自動車用のジャッキで広げたりして、網戸を外さなければならないこともあります。

そのような状況になったら、無理をせず、プロの手を借りるのが賢明でしょう。

網戸の張り替え方法

網戸張替え障子の張り替えはよく耳にしますが、網戸も劣化すれば張り替えが必要です。

「自分でできるのだろうか?」と考える人もいるでしょう。そこで張り替えの方法や、業者に頼んだ場合の費用の相場について掘り下げていきましょう。

自分で行う場合

網戸の張り替えは、道具さえそろっていれば、自分で行えます。必要なものは、次の通りです。

  • 新しい網
  • ブラシ
  • ドライバー
  • カッターナイフ
  • 押さえローラー
  • 網押さえゴム
  • クリップ・洗濯ばさみ

はじめにドライバーで網押さえゴムの端を外し、ゴムを引き出します。その後、溝をブラシで掃除しておきましょう。

新しい網は枠よりやや広めに切っておき、クリップで仮止めします。網目とサッシの枠が平行になるようにゴムを網戸の短い辺から押し入れ、続けて長い辺も同様に作業します。

端の部分は、押さえローラーの爪で押し込みましょう。ゴムが途中で無くなったら、継ぎ足していきます。

弛(たる)まずにしっかりと張るために、残る2辺は網を引っ張りつつローラーを押し進めていくことがコツです。

弛みがないことを確認し、余ったゴムや余分な網をカッターで切り落とせば、作業完了です。

不安な場合は業者へ依頼

網戸を張る上で大切なのは、なんといってもシワや弛みを生じさせないことです。なぜなら隙間が生まれ、網戸本来の性能が存分に発揮されず、虫やゴミの侵入を許してしまうからです。

網戸のタイプによっては、素人では作業が困難なものもあります。またとてもサイズの大きなものであれば、きちんと仕上げることは難しくなるでしょう。

自分での張り替えに不安を感じたら、迷わずに業者に相談することをおすすめします。無理して行うと網戸が十分な役割を発揮できず、見た目も損ねてしまうのです。

価格の相場は?

自分でできる作業であればDIYで節約できますが、難しければ業者にお願いすることになります。プロに網戸の張り替えを相談するにあたって、気になるのは費用です。

価格の相場は、どのような水準でしょうか。広さに応じて、一般的には次のような金額です。

なお、網戸本体や廃棄物の処分費用などは、別途必要です。

網戸の大きさ 相場(1枚あたり)
150×95cm 1,000~1,500円
190×95cm 1,500~2,000円
210×135cm 2,000~2,500円

網戸を取り付ける方法

網戸取付網戸を外し、張り替えや掃除がすんだら、今度は改めて取り付けます。設置方法について解説しましょう。

取り付けの手順

  1. レール部分を掃除する
  2. 網戸は上からはめていく
  3. 外れ止めや脱輪防止機能を設定する

網戸を取り付ける前にレール部分を掃除して、ゴミやホコリ、異物を取り除いておきましょう。それらが障害となって設置した後にスライドしにくくなるなど、不具合にも繋がりかねません。

網戸をサッシに取り付ける際は、上からはめていくのがコツです。上部がレールにはまったら、下部をストンと落とす要領で、下のレールにはめ込みましょう。

次に、外れ止めや脱輪防止機能の設定です。最後に戸車のローラーを引き出し、スムーズな動作が確認できれば完了。動きが鈍かったりガタガタしてしまったりする場合は、ローラーがしっかりと出ておらず、作用していないケースが多いので確認が必要です。

うまくはまらない原因

せっかく掃除や張り替えをした網戸が、うまくはまらないこともあります。そんな時は、何が原因なのか冷静に確認しましょう。

可能性のひとつが、外れ止めや脱輪防止機能の設定がきちんとできていないことです。外した時の手順を思い返し、それと反対の順番で改めて設定してみるとよいでしょう。

それでもはまらなかったら、経年劣化による変形や損傷も考えられます。長期間にわたって使用し続けていると、網戸の枠に歪みや傾きが生じる場合があるのです。

戸車の劣化や、アルミ枠がねじれていることもあります。使用しはじめて何年くらい経ったのか思い返し、長期間であれば網戸本体の補修や交換も検討する必要があるかもしれません。

メンテナンスで長持ち

網戸掃除方法の画像


網戸は大切に扱うことで長持ちさせられます。そのためには定期的な手入れが大切です。

そこでメンテナンスの仕方について紹介しましょう。

掃除機でゴミやホコリを吸う

網戸の掃除は、網戸本体をサッシから外し、ブラシで丸ごと洗うやり方が理想的です。しかし、手がかかり過ぎて面倒だと感じる人もいるでしょう。

手軽に網戸の目をきれいにしたいなら、掃除機でゴミやホコリを吸い取る方法があります。これなら床の掃除と一緒に行えて効率的です。

注意が必要なのは、網にそのまま掃除機をかけても、あまり意味がないということです。網状のため設置面が狭く、空気だけを吸い込んでいる状態になってしまいます。

そこで活躍してくれるのが、ダンボールです。適当なサイズに切ったダンボールを網戸の外側にあてて、内側から掃除機をかけると、しっかりとゴミが吸い取れます。

しつこい汚れはメラミンスポンジで

取り付けている場所によっては、網戸に油汚れが染みついている場合もあります。掃除機や雑巾がけでは、なかなか取れない汚れもあるでしょう。

そのような場合には、重曹スプレーがおすすめです。しつこい汚れが付いた部分にまんべんなく吹きかけ、10分程度放置しておきます。

汚れが分解しはじめたら、メラミンスポンジを使って、上から下へと擦り洗いをしましょう。

サッシの掃除方法

網戸を掃除して汚れがなくなっても、サッシが汚いままであれば、掃除としては不十分と言わざるを得ません。網戸がはまるサッシも、同時にきれいにしたいものです。

サッシには溝やくぼみも多く、特に下部はホコリが溜まりやすい部分でもあります。外から飛んできたホコリが溜まると、カビの繁殖に繋がり、悪臭の原因になる可能性もあるのです。

しっかりときれいにするには、汚れを乾燥させてから掃除をすることです。湿気や結露があれば、ドライヤーや扇風機で風を送り乾かします。

レールの溝は、スポンジにカッターなどで切り込みを入れて掃除すると効果的です。切り込みでレールを挟み、汚れをしっかりと拭き上げます。試してみると効き目が実感できるでしょう。

網戸は手順を守って外そう

網戸遠目では分かりにくいけれど、近くで見たら網戸がホコリだらけということもあります。見栄えが悪いだけでなく、衛生的とは言えません。また、部分的に網が破れていたり穴が開いていたりする場合もあるでしょう。

掃除や修繕のために網戸を外す場合でも、手順を守って作業すれば、誰でもたいてい外せます。正しい外し方を知って、こまめな掃除やイザという時の補修に役立てましょう。

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