「ウレタン塗料を使うのってどんなとき?」「ウレタン塗料を使うメリット・デメリットは?」
塗料には様々な種類があります。普段から塗装関連の情報に触れている人でもないと、どの塗料がどんなものか、分かりにくいものですよね。
この記事では「ウレタン塗料を使って塗装できるもの」「ウレタン塗装のメリット・デメリット」を紹介します。
ウレタン塗料とは?
基本的に塗料は「樹脂」と「顔料(着色料)」などの成分を混ぜ合わせた液体です。これを水またはシンナーで希釈(薄めること)して、場合によっては硬化剤も加えてから塗装します。
ウレタン塗料とは、「ウレタン樹脂」と顔料などを混ぜた塗料のことです。
ウレタン樹脂のなかでも、主剤の違いによって「ポリウレタン」と「アクリルウレタン」とに分かれます。耐候性や塗膜性能がより高いアクリルウレタンのほうが主流です。
ウレタン塗料の特徴
ウレタン塗料のおもな特徴を、以下にまとめました。
- 光沢がある
- 柔軟性がある
- 密着性が高い
- 価格が安い
メジャーな樹脂の中では、アクリル塗料についで2番目に安い塗料です。
そのため、かつては住宅の外壁・屋根にも、多く塗装されていました。しかし現在では、より耐用年数と価格とのコストパフォーマンスに優れている、シリコン塗料が主流になっています。
密着性の高さ、柔軟性の高さから、ベランダ防水の塗料としては主流の1つです。
ウレタン塗料はどんなものに使われる?
ウレタン塗料を使って塗装するのは、おもに以下のようなものがあります。
- 車
- 住宅の外壁・屋根
- ベランダ防水・屋上防水
- 雨どいなど、住宅の付帯部分
- ギター
- バイク
- 木材の家具
木材、塩ビ素材、金属素材など幅広い場所に塗装できるので、このように様々なものにウレタン塗料が使われています。
住宅では、外壁・屋根に塗装されることはほとんどなくなりましたが、ベランダ防水や雨どい塗装ではいまだにメジャーです。
耐用年数・単価相場で他の樹脂塗料と比較
単価相場 | 耐用年数 | |
---|---|---|
アクリル | 約1,200円~1,500円/㎡ | 5~7年 |
ウレタン | 約1,600円~2,200円/㎡ | 8~10年 |
シリコン | 約2,500~2,800円/㎡ | 10~15年 |
フッ素 | 約4,000~5,000円/㎡ | 15~20年 |
塗料によく使われる樹脂は、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素です。それぞれの単価相場と耐用年数を比べると、上記のようになります。ちなみに「クリア塗装」として塗布する場合にも、同じ相場・耐用年数になります。
30坪2階建ての住宅の外壁塗装をする場合、ウレタン塗料とシリコン塗料とでは以下のような差が生まれます。
- ウレタン塗料:約70万円~
- シリコン塗料:約85万円~
このように1回あたりの費用で比べると、相場には15万円以上の差があります。(※足場仮設や養生など、塗装の工程すべてを含んだ費用相場です)
ただしウレタン塗料は紫外線に弱く、チョーキングなどの劣化も発生しやすいのが特徴。耐用年数が短いので、20年~30年スパンで考えるとメンテナンスコストが高く、外壁や屋根にはシリコン塗料のほうが向いているのです。
ウレタン塗料の安全性は?
「ウレタン塗料の成分には、強い毒性がある」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
ポリウレタンとアクリルウレタンどちらでも、「ポリイソシアネート」という成分が含まれていて、これは有毒な成分です。
しかしポリイソシアネートは乾くと固まるので、有毒成分が直接的に影響を与えることはないでしょう。
ただしウレタン塗料に限らず、「油性塗料」を選ぶ場合はシンナーを使います。その場合は、しっかり換気しながら塗装を進めなくてはいけません。
また塗料には「ホルムアルデヒド」という有毒物質が含まれていて、拡散するとシックハウス症候群の原因になります。より安心して塗装するなら「F☆☆☆☆」を選びましょう。星が少ないほど、拡散量が多いことを意味します。
ウレタン塗料のメリット
ウレタン塗料で塗装するメリットは、以下のようなものがあります。
- 塗料の価格が安い、光沢がある
- 樹脂が柔らかく、塗膜に弾性が生まれる
- 密着性が高く、防水工事に向いている
- どんな場所にも施工できる
- 塗り替え工事がしやすい
- 塗料の種類が豊富
それぞれ解説していきます。
塗料の価格が安い、光沢がある
ウレタン塗料の最大のメリットは、安価なこと。メジャーな樹脂のなかで2番目に安いので、採用しやすいのが特徴です。
また塗膜には光沢があり、ツヤが生まれます。とくに家具やフローリングの仕上げに使うと、高級感がある見た目に。
ただし耐久性の低さから、外壁に使った場合はすぐに光沢がなくなってしまうと言われています。
樹脂が柔らかく、塗膜に弾性が生まれる
ウレタン樹脂は柔らかく、塗膜は弾性に富んでいます。
たとえばコンクリートやモルタルなどは、ひび割れしやすい外壁です。熱によって膨張・伸縮を繰り返したり、地震などの振動で劣化してしまいます。
ウレタン塗料の弾性・伸縮性は、外壁の変形に追従することができるのでひび割れしにくく、塗膜の防水性を維持しやすいのが特徴です。
ただしシリコン樹脂の塗料などでも、弾性タイプの製品が多くなっているので、ウレタン塗料だけの特徴とは言えません。
密着性が高く、防水工事に向いている
柔軟性と弾性に加えて、密着性が高いのもウレタン塗料の特徴。
密着性が高いことによって塗膜がはがれにくいので、防水工事に向いています。日本の家屋のほとんどは、ベランダ防水にウレタン塗料を採用していると言われるほどです。
どんな場所にも施工できる
ウレタン塗料は、木製の下地から金属やコンクリートの下地まで、幅広い場所に施工可能です。
建材によっては、外壁や屋根の塗装でもあえてウレタン塗料を使用することもあり得ます。
ただしその場合には、使用する製品の耐久性やグレードをしっかり確認しましょう。ひとくちに「ウレタン塗料」と言っても、実際にはメーカーや製品によって性能は異なります。
塗り替え工事がしやすい
前述したように、ウレタン塗料は下地にしっかり密着し、ひび割れも起こしにくいという特徴があります。
そのため適切なメンテナンス時期に塗り替え工事をする場合、下地補修の手間がかからず、比較的ラクに作業できるのです。
重ね塗りで対応できるので、工期も短くできる可能性があります。
塗料の種類が豊富
ウレタン塗料は昔からある塗料なので、各メーカーからたくさんの種類が販売されています。
ウレタン樹脂の特徴によって「どんな場所にも施工しやすい」とは言え、実際には下地素材によって「油性か水性か」「1液型か2液型か(硬化剤を使うか)」を選ばなくてはいけません。
そのとき使う塗料の選択肢が多いので、住宅に合った製品を選べるのがメリットです。
ウレタン塗料のデメリット
ウレタン塗料のデメリットを以下にまとめます。
- 耐用年数が低い
- 紫外線に弱く、変色しやすい
- 防汚性が低く、汚れやすい
- 塗料の扱いが難しく、専門知識・技術が必要
それぞれ詳しく見ていきましょう。
耐用年数が低い
ウレタン塗料は安価ですが、耐用年数は8年前後であることが多く、耐久性が低いというデメリットがあります。
そのため外壁や屋根など広い面積の場所に塗装するなら、長期的にみてメンテナンスコストが高くなってしまうのです。
ただし防水工事の場合には、ウレタン塗膜のうえにトップコート塗装というコーティングをします。5年に1回くらいトップコート塗り替えをしていれば、塗膜は10~12年ほど持ちます。
紫外線に弱く、変色しやすい
ウレタン塗料は紫外線を浴び続けると、黄色っぽく変色してしまうことがあります。これは外壁・屋根の塗装に向かない理由のひとつです。
変色しやすいのはポリイソシアネートという成分が原因と言われていますが、近年は変色しにくい改良型も登場しています。
防汚性が低く、汚れやすい
ウレタン塗料は弾性があり、伸縮しやすい塗料です。伸縮のときに細かいヒビが入り、そこに汚れが付着しやすいというデメリットがあります。
艶消しタイプは特に汚れが目立つので、注意が必要です。
防汚性が高い塗料を求めるなら、フッ素塗料や光触媒コーティングを検討してみましょう。ただしこれらの高性能な塗料は、価格も高いのでお財布との相談が必要かもしれません。
塗料の扱いが難しく、専門知識・技術が必要
ウレタン塗料の密着性の高さが裏目に出ると、通気性が悪いので塗膜内部に水分がたまり、「膨れ」という劣化が起きやすくなります。
またウレタン塗料に使われる硬化剤は、水分と結合しやすいという特徴も。塗料全般に言えることではありますが、湿気の多い日に塗装すると不調が起きやすくなるものです。
塗装業者に依頼するときには、ウレタン塗料を使用した実績をしっかり確認しましょう。とくに防水工事の場合には、職人の技術力によって仕上がりがかなり変わります。
ウレタン塗装はどんな場合に向いているの?
これまで紹介してきたメリット・デメリットをふまえると、ウレタン塗装をオススメできるのは以下のような場合です。
- 室内の木部を塗装する
- 家具を塗装する
- フローリング床のコーティング
- 防水工事の場合
このように、基本的には室内で塗装するのがオススメ。防水工事の場合は、ベランダや狭めの屋上であれば向いています。
しかし価格の安さから、外壁・屋根の塗装にウレタン塗料を使いたい方も多いでしょう。そこで以下では、外壁塗装にウレタン塗料を採用するのをオススメできる環境を紹介します。
短期で家を空ける予定の場合
ウレタン塗装は耐用年数が短いものの、その分だけ安価です。なので長期的に住む予定のない住居なら、費用を抑えて塗装するのに向いています。
実際どのくらいの年数で差が出るかというと、およそ25~30年ほど。仮にウレタン塗料を8年で塗り替える前提で考えると、25年経つまでに3回の塗り替えが必要です。
一方でシリコン塗料を12年で塗り替えると仮定すると、25年目までに必要な塗装は2回で済みます。
- ウレタン塗料:70万円×3回=210万円
- シリコン塗料:80万円×2回=160万円
上記は相場に基づいた単純計算ですが、このように差が生まれてしまうのです。そのためおよそ20年以下しか住む予定がない家なら、ウレタン塗料で塗装することで費用を浮かせられるかもしれません。
サビ防止や防カビ機能の付加機能がある場合
ひとくちにウレタン塗料と言っても、メーカーや製品ごとに性能は様々です。
もし「サビ防止効果」や「防カビ機能」がついている高性能なウレタン塗料を選ぶなら、ウレタン樹脂の塗料でも問題ない場合もあります。
信頼できる業者に、懸念点を伝えながら一緒に塗料を選びましょう。地元の塗装業者なら、地域特有の気候などを踏まえて、ベストな選択をしてもらえる確率が高いでしょう。
雨どいなど付帯部分だけに塗装する場合
外壁・屋根塗装をするときには、雨どいや軒天など、いわゆる「付帯部分」も塗装します。
もし付帯部分の塗装をしないと、雨どいや軒天の防水性が落ちて浸水し、結局は外壁・屋根にまで悪影響を与えてしまうのです。
たとえば「外壁・屋根にはグレードの高いフッ素塗料を使いたいけど、予算が心配」という方は、付帯部分の塗装だけウレタンにしてもらうことを相談してみましょう。
建物全体を同じ塗料で統一したい場合
建物全体を塗装しようと考えると、予算はもちろん、外観の統一感も気になるところです。
ウレタン塗料はどんな下地でも施工しやすい性質があるので、外壁、屋根、家具や内装などに幅広く使うことができます。
ただし外観も大事ですが、きちんと性能も考えたうえで塗料を選びましょう。長期的にみて家を高品質な状態に保つのが大切です。
ウレタン塗料の種類
塗料には「油性と水性」「1液型と2液型」という種類があります。ウレタン塗料の場合には、それぞれどんな特徴があるのか紹介します。
水性と油性との違い
水性と油性との違いは、希釈剤(薄め液)として水を用いるか、シンナーやベンジンなどの溶剤を用いるかという点にあります。
水性塗料はシンナーの臭いがしません。また、水を使って薄めている分、油性塗料と比べると価格が抑えられます。
油性塗料は、シンナーやベンジンなどの有機溶剤を使って希釈するもの。身体に害のある成分が含まれているので、換気に注意しながら扱う必要があります。
水性のウレタン塗料のほうが、油性のウレタン塗料よりも光沢が落ちやすいという特徴があります。
1液型と2液型の違い
1液型と2液型との違いは、「硬化剤」を混ぜる必要があるかどうかです。
1液型は硬化剤を混ぜる必要がありません。文字通り「1つの液で塗装可能」です。1液型のウレタン塗料は、コンクリート、サイディングボード、モルタルなどの塗装に向いています。
2液型は、硬化剤を攪拌(かくはん/均一に混ぜる)ことが必要です。耐久性に優れた塗膜になりますが、すぐに硬化がはじまるので、保存できないのが難点。また1液型よりも価格が高いです。
1液型は塗布できる場所が限られますが、2液型の場合は「1液型を塗布できる場所」に加えてALCパネル、GRC板、スレート板m金属板などに塗布可能。
そのためウレタン塗料を屋根や外壁に使いたい場合、多くのケースで必然的に2液型を使うことになります。
人気のウレタン塗料は?
ファインウレタンU100(日本ペイント)
油性塗料の2液型。弱溶剤タイプなので、比較的シンナーの臭いが少なく、ホルムアルデヒドが拡散する心配がない「F☆☆☆☆」です。
ウレタン塗料の中でも長持ちさせることができる塗料です。凹凸模様にも対応できるので、どのような外壁にも塗布することができます。
水性ファインウレタンU100(日本ペイント)
水性塗料の1液型。環境に優しい水性塗料として人気がある塗料です。「F☆☆☆☆」の水性塗料で環境に優しいのもポイント。
水性ですがALCや鉄部にも使える、マルチな塗料です。ただし、サイディングには使えません。
アレス水性弾性ウレタン(関西ペイント)
水性塗料の「F☆☆☆☆」の1液型。弾性効果を発揮する塗料です。
塗膜がゴムのように効果的に伸びるので、ひび割れ(クラック)などの不具合部分を、膜のように覆ってくれます。
セラMレタン(関西ペイント)
油性塗料の「F☆☆☆☆」で、2液型の塗料。弱溶剤の塗料なので、シンナーの臭いが抑えられています。
また耐候性に優れていて、ウレタン塗料の中でも劣化しにくい塗料です。塗布の際に、縮みやシワなどの施工不良が起きにくいのも特徴。
水性弾性コンポウレタン(エスケー化研)
水性1液型の塗料。「F☆☆☆☆」です。強靭で伸縮性があり弾性効果を発揮します。
また防汚性に優れていて、防カビ効果も発揮するので、綺麗な塗膜を長期間保つことが出来ます。
自分で塗る?業者に依頼する?
塗装工事は想像以上に難しいので、本来であれば専門業者にお願いすることをおすすめします。しかし、軽微な塗装であればDIYで行うことが可能です。コツを十分に把握した上でウレタン塗装を使ったDIYを行いましょう。
自分でやる時に準備する物
養生 |
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塗料 |
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塗装道具 |
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塗装するときには養生が大切です。塗らない部分をシートでおおうことで、キレイな仕上がりになります。テープとシートが一体型の「マスカー」という便利な商品も。
塗装には、ウレタン塗料だけでなく下塗り剤が必要です。シーラーやフィラーを塗っておくことで、ウレタン塗料の密着性を高めることができます。
また希釈剤も忘れないようにしましょう。油性か水性かによって希釈剤の種類も変わるので注意が必要です。2液型の場合には、硬化剤もお忘れなく。
そのほかに汚れてもいい作業着や軍手、塗布に使うハケやローラー、バケツなどもそろえておきましょう。
塗装の手順
ウレタン塗料に限った手順ではありませんが、塗装は以下のような流れで行います。
|
塗装は3回以上に分けて塗り重ねるのが基本。1回塗布するごとに乾燥を待ち、乾ききってから次の塗布を行います。
以下では、とくに注意が必要な場面を紹介します。
下地の補修
塗装する部分に穴やひび割れなどがある場合、先に補修を行います。とくに外壁の場合は、そこから浸水する恐れがあるため、丁寧に劣化部分を確認しましょう。
軽微なひび割れなら、コーキング剤(シーリング剤)を使って補修することができます。
研磨紙刷り
木部の下地に塗装するとき、塗装面を平らにするために、研磨紙を使って余分な部分を落としていきます。この作業により塗料の密着性を高めることが可能です。
塗装
下地の種類により下塗り材の種類は異なります。コンクリートやモルタルの場合はフィラー、そのほかの素材ならシーラーを使うのが一般的です。
下塗り、中塗り、上塗りと3回に分けて塗装しますが、ウレタン塗料を塗るのは、中塗りと上塗りの2回です。それを見越して、十分な量の塗料を購入しておきましょう。
また乾燥時間や希釈濃度は、メーカーが製品ごとに定めています。必ず説明書を読んで、指定された乾燥時間・希釈濃度を守りましょう。
塗装の際の注意点
塗装作業を実際に行うと、ローラーや刷毛の動かし方が難しく、想像以上に苦戦します。キレイに塗ることができずムラが出来てしまい、完成後の見た目が悪くなってしまうことも。
見栄えが悪いだけならまだしも、施工不良によって数カ月で剥がれてくることも考えられます。塗料を再度購入するとなると、予想以上に費用が高額になるので注意しましょう。
またウレタン塗料が乾くまで、通常は約12時間ほどかかります。完全乾燥させるなら5~6日ほど必要なので、事前のスケジュール立てが大切です。
ウレタン以外の樹脂塗料
塗装工事を検討する際には、どのようなグレードの塗料があるのか、特徴や費用などを細かく検討しましょう。
シリコン塗料
シリコン樹脂が主成分の塗料。外壁塗装での採用率がもっとも高いと言われています。値段に対して耐用年数が長く、費用対効果がいい塗料です。
耐用年数は12~15年ほどが一般的。含まれているシリコンの含有率により耐用年数に差が出ます。
アクリル塗料
アクリル樹脂を主成分とした塗料であり、1950年頃から販売されている塗料です。昔の建物では、外壁や屋根にはアクリル塗料を使うことが定番でした。
外壁塗料の中で価格が1番安価ですが、耐用年数は5~7年ほどしかありません。そのため外壁塗装にあまり使われなくなった塗料です。
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フッ素塗料
フッ素樹脂が主成分の塗料です。フッ素というのはフライパンにも使われており、汚れを付着させにくいのが特徴。水分がかかることで汚れを綺麗洗い流すことができます。
耐用年数が15年以上の製品も多く、塗膜が長持ちします。その分、シリコンと比べても1.5~2倍ほどの単価相場になるのが難点。
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ウレタン塗料について、メリット・デメリットやおすすめの塗装場所を紹介しました。ウレタン塗料は安価で、様々な場所に塗装することができますが、扱いが難しく耐久性が低いというデメリットもあります。
自宅に合っている最適な塗料を選ぶなら、地域の塗装専門業者に相談してみましょう。土地の気候なども踏まえながら、最適なアドバイスをしてもらえます。
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