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ウレタン防水の基礎知識まとめ。業者選びのポイントも紹介

最終更新日: 2020年12月28日

ウレタン防水とは?

ウレタン

建物の雨漏りといったトラブル対策として施工されるウレタン防水には、どのような特徴があるのでしょうか?

まずは、ウレタン防水がどのような工事なのかを知っていきましょう!

ウレタン樹脂を塗る工事方法

ウレタン防水はウレタン塗膜防水工法とも呼ばれる工事方法で、「ウレタン樹脂」という材料を使います。

これは、防水改修工事によく使われる素材です。

使用するときには、主剤と硬化剤という2つの成分を混ぜ合わせます。

補修する箇所に塗料のように塗ることで防水効果を上げる方法ですね。

ウレタン樹脂はマヨネーズのような粘りがあり、塗ると徐々に硬化していき、防水層が完成するのです。

屋上やベランダの防水に使える

ウレタン防水が施工される場所は、主に建物の「屋上」や「ベランダ」です。

最近では、急こう配や金属製の屋根といった、防水施工が難しい場所にも採用されるようになりました。

また、硬化までの時間が短いウレタン樹脂は、階段や開放廊下に使われます。

さらに建物だけでなく、橋や地下防水といった土木分野でも使われるケースが増えています。

ウレタン防水のメリット

ハケ
ウレタン防水のメリット

雨漏りや防水対策の工事は、ウレタン防水以外にもあります。

他の工法と比較した場合、ウレタン防水のメリットはどのような点でしょうか?

工事費用は安め

同じ100平方mの金額を比較すると、塩ビシートの工事費用は1,200,000円です。

一方、ウレタン防水は500,000円ほどが目安といわれています。

全工程の金額で比較すると、500,000円以上の差が出るケースも珍しくありません。

ウレタン防水の種類に応じて費用の幅はありますが、他の防水工事よりも安く仕上がるといえるでしょう。

施工条件が緩い

どのような場所でも「施工しやすい」という点も、ウレタン防水の特徴です。

液体のウレタン樹脂を塗るだけの施工なら、凹凸がある・障害物が多い・複雑な形状をしている建物などの工事にも向いています。

一方シートを貼り付ける工法では、シートを適切に貼れるようカットしなければいけません。

正方形や長方形の単純な形状には対応しやすいですが、複雑な形状や、障害物の多い建物には施工できないのです。

室外機が多数設置されている屋上や、複雑な形をしているベランダなら、ウレタン防水の方が工事しやすいでしょう。

仕上がりが滑らか

液体のウレタン樹脂を塗って施工するウレタン防水は、表面が「滑らか」です。

ムラなく塗れば、全体が一続きの防水層に仕上がります。

一方、シートを貼り付ける工法では、継ぎ目ができることもあります。

隙間からはがれたり、水漏れしたりする可能性もあるでしょう。

ウレタン防水のデメリット

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ウレタン防水のデメリット

ウレタン防水のメリットは分かりました。

ただし、プラス面ばかりではありません。デメリットも把握し、よく比較して選択するようにしましょう!

耐用年数はやや短い

ウレタン防水の「耐用年数」はやや短いです。

メンテナンス次第では15年ほど防水性をキープできます。ただし一般的には「8~10年」です。

一方、シート防水は10~15年、アスファルト防水は15~25年の耐用年数があるといわれています。

適切なメンテナンスが必要

防水機能を低下させずに使い続けるには、定期的な「メンテナンス」が欠かせません。

例えば、防水層の表面だけが劣化している場合は、トップコートの塗り替えを行います。目安は5年ごとです。

トラブルが起こる前に塗り替えれば、ウレタン防水の機能を長くキープできます。

小さなひび割れを都度補修することも大切です。全体に広がる前であれば、部分的な補修で済むこともあるでしょう。

加えて15年に1度は防水層そのものの塗り替えも行います。小まめなメンテナンスと塗り直しも行うことで、水漏れを起こすリスクを抑えることが可能です。

メンテナンスを怠ると、それだけ劣化しやすくなります。

業者により質にバラツキがある

経験豊富な職人がいない業者では、下地の状況確認が不十分だったり、材料の調合にミスが起こったりすることも考えられます。

さらに質の悪い業者へ依頼すると、ウレタン防水の施工をしても問題が起こるかもしれません。

雨漏りや下地の劣化につながることもあるのです。

工事のやり直しが必要になるケースもあるので、慎重に優良な業者を選ぶことが大切です。

ウレタン防水の3つの工法

ウレタン防水には、工法が3種類あります。それぞれどのような特徴の工法なのか、順番に見ていきましょう。

性質や特徴を知れば、より適した施工方法を選べます。

通気緩衝工法

ウレタン樹脂を塗る前に「通気緩衝シート」というシートを貼る施工方法です。

ウレタン樹脂を塗り防水層を形成しても、ただ塗っただけでは下地部分に含まれる水分で劣化が進むことがあります。

そんなとき、水分を逃がしやすくするために、下地とウレタン樹脂の間に通気緩衝シートを挟む工法です。

屋上の防水工事では、さらに脱気筒という装置を設置することで、より水分を逃がしやすくなります。

水分を適切に逃がせる仕組みを作ることで、下地が傷みにくくなり、水漏れ対策を強化するのが狙いです。

ただし、シートの設置が難しい場所には施工できないというデメリットがあります。

例えば障害物が多く設置されており、凹凸のある場所では、シートをうまく貼れません。

密着工法

今ある下地の上に直接ウレタン樹脂を塗る施工方法です

通気緩衝工法のようにシートを使用しないため、比較的リーズナブルな価格で施工できる方法です。

液状のウレタン樹脂を塗る工程のみのため、障害物による凹凸があっても施工しやすいというメリットがあります。

施工に適しているのは、下地が傷んでいない場所です。

雨漏りを起こすくらい下地に傷みがある場合、直接工法では下地の傷みを食い止められません。

そのため、比較的新しい建物に防水対策を施したい、というケースに向いている工法です。

メッシュ工法

下地とウレタン樹脂の間にメッシュシートを貼る施工方法です。

メッシュシートを貼り付けることで、地震や衝撃への耐性を高める方法です。

防水層の補強をしながら比較的軽く仕上がるため、建物にかかる負担を減らせます。

主に陸屋根やバルコニーに向いている工法です。一軒家の陸屋根であれば、およそ1週間で施工できます。

自力でウレタン防水は可能?

塗装DIY好きで自宅の補修を自分で手直ししている人もいるかもしれません。

では、ウレタン防水も自力で行えるのでしょうか?

施工の難易度は高め

粘性のあるウレタン樹脂を「塗るだけで施工できる」と聞くと、DIYでやってみようと考える人もいるでしょう。

しかし実際には難易度が高く、とても難しい作業です。

液体状のものを全体に均一に塗るのは、そう簡単なことではありません。素人の作業では、塗りムラができることや、傾斜ができることがほとんどです。

滑らかな表面に仕上げられない場合、水たまりができたり、塗りが薄い場所から雨漏りしたりすることも考えられます。

DIYでもまとまった費用がかかる

ウレタン防水を行うには、DIYでも結構な費用がかかります。

8平方mのベランダにウレタン樹脂を塗る場合、自力でやっても「24,000~63,000円」は必要です。

業者に依頼すると45,000~60,000円のため、DIYの方が安く見えるかもしれません。

しかし十分な知識や技術がない状態で行うと、雑な仕上がりでやり直しが必要となるケースも珍しくありません。

やり直しのために業者へ依頼すると、DIYにかかった費用に加えて業者への依頼料も必要です。

当初予定していたよりも費用がかかることもあるでしょう。

プロに依頼する目安

ウレタン防水の施工自体は、先述の通りプロに任せるのが安心です。

その他の作業であれば、自力でできることもあります。例えば、「表面の清掃」「トップコートの塗り替え」などの簡単な作業です。

土・ごみ・水がたまりやすい状態や、表面が色あせているような状態なら、自力でメンテナンスできます。

雨漏りや防水層の膨れなど、ダメージが内部まで到達しているときには、プロへ依頼しましょう。ウレタン樹脂の塗り替えは技術が必要な作業だからです。

自力で清掃やトップコートの塗り替えをしても症状が改善しない場合は、見えない部分に原因があるかもしれません。

このようなときにもプロへ相談しましょう。

ウレタン防水業者探しのポイント

塗装道具業者により仕上がりが異なるウレタン防水は、経験豊富で実力のある業者探しが大切です。適切な業者を見つけるポイントを押さえて、スムーズな業者選びをしましょう。

相見積もりを取る

初めてウレタン防水を依頼するときには、適正金額が分からないこともあるでしょう。そんなときは、まず「相見積もり」を取りましょう。適正金額を把握するためにも、複数の業者を比較する方法がおすすめです。

担当者の知識や対応の仕方を見比べることによって、業者の質も比較が可能です。1社からの見積もりで早々に決定するのは、後悔につながるかもしれません。質のよい工事を望むのであれば、相見積もりを取りましょう。

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定期検査やメンテナンスを依頼できると安心

「定期検査」や「メンテナンス」があることもポイントです。ウレタン防水は1度施工すれば終わりではありません。

定期的なメンテナンスをすることで、トラブルを予防しながら長く使い続けられます。

汚れや色あせなど表面の比較的軽い不具合は自分でメンテナンスするとしても、隅の部分やシーリングなど、自力でのメンテナンスが難しい箇所もあります。定期点検でチェックしてもらえると安心です。

見積もりのときには、工事内容と合わせて、点検やメンテナンスについても確認しましょう。1年・5年・10年の定期点検がある業者だと、長く安心して任せられます。

状況に応じて業者への依頼も検討しよう

塗装道具ウレタン防水は、防水工事のひとつです。通気性のよい通気緩衝工法、比較的新しい建物に向いている密着工法、地震や衝撃のダメージを抑えるメッシュ工法があります。

粘性のある液状のウレタン樹脂を塗って仕上げるため、DIYでの施工を考えている人もいるかもしれません。しかし、ムラなく滑らかな仕上がりにするには高い技術が必要です。

やり直しが必要になると費用も手間もかかりますので、施工はプロに任せるのがよいでしょう。自力で行うのは掃除やトップコートの塗り替えなど、表面の施工にとどめます。

プロに依頼するときには、実績豊富な業者を選びましょう。相見積もりも取り、信頼できる業者を選ぶことが大切です。

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