フロアコーティングには、床を傷から守ることができるほか、床の掃除が楽になるなどのメリットがあります。コーティングの施工には高い技術が必要なので、専門業者に依頼するのがおすすめです。優良なフロアコーティング業者を選ぶ際の判断基準について説明します。
フロアコーティング業者を選ぶ6つのポイント
優良なフロアコーティング業者を選ぶために、業者に関する情報ををしっかり見ておくのがおすすめです。業者を選ぶ際に調べておくべきことを6つ紹介します。
①対応エリアを確認しよう
業者ごとに施工できるエリアは決まっているので、まずは自分の家があるエリアに対応している業者を見つけましょう。
たいていの業者は、ホームページに施工できるエリアを記載しています。調べる際には「フロアコーティング + 〇〇(家がある都道府県)」というキーワードで検索してみるのがおすすめです。
エリアから業者を絞り込めるサービスを利用するのもおすすめです。一括見積もりサービスのミツモアでは、住所に近い事業者からの見積もりを取り寄せることができます。
②専門の業者かどうか確認しよう
フロアコーティングは、床材・気温・湿度などの条件によって施工内容が変わる繊細な作業です。そのため確かな技術を持ったコーティング専門の業者に依頼することをおすすめします。
いろいろな施工を請け負っているハウスクリーニング業者が、副業としてフロアコーティングをおこなっているケースも多いです。こういった業者は、コーティングに力を入れておらず、技術が不十分な可能性があるので注意しましょう。
③対応しているコーティングの種類を調べよう
コーティングは種類ごとにそれぞれ特徴があり、耐久年数や費用も違います。対応している種類が多い業者なら、家ごとの条件に適した施工をしてもらえる可能性も高くなるでしょう。
様々な種類のコーティングが出来るということは、それだけ豊富なノウハウを持っているということでもあります。いろいろな施工方法に対応している業者を選ぶのがおすすめです。
④施工実績を見てみよう
施工実績の豊富さは、業者の信頼度を測るための重要な要素です。業者のホームページを見て、今までの施工数や実際の施工事例を調べてみましょう。
過去の施工事例が詳しく紹介されているならば、それだけ実績が豊富な会社であると考えられます。施工事例を見る際には、写真が掲載されているかどうかにも注目してみましょう。
作業工程の写真がほとんどなく、完成後の写真しか載せていないような場合は注意が必要です。
⑤アフターフォローを確認しよう
フロアコーティングは、1度施工してしまうと簡単に剝がすことができない大がかりな工事です。そのため施工後のフォローはとても重要です。
業者のなかにはアフターフォローに保証年数しか書かれていない場合があります。年数だけではなく、トラブルが起こったときにどのような対応を取ってくれるのかを、事前に聞いておきましょう。
施工後のフォローまでしっかりと考えられている業者は優良だといえるでしょう。
⑥サンプルを取り寄せてみよう
業者によっては、資料と一緒にフロアコーティングのサンプルを取り寄せることができます。施工の完成イメージや業者の力量を知ることが出来るので、強力な判断材料になるでしょう。
サンプルに付いている資料にもしっかりと目を通すことをおすすめします。資料の内容が充実していれば、それだけフロアコーティングに力を注いでいる業者であると考えられます。
避けたほうがよい業者
優良な業者がいる一方で、誤解を招く宣伝をしたり、粗悪な施工を行う悪質な業者もいます。避けたほうがいいと考えられる業者の特徴を紹介します。
コーティングについての説明が曖昧
コーティングの種類についての説明内容が具体的に分からない場合は注意が必要です。使っている薬剤や施工方法を明らかにしていないような業者は、避けるのが賢い選択でしょう。
特に注意したいのが「UVコーティング」についての説明です。UVコーティングとは本来、UV(紫外線)の照射によりコーティング剤を硬化させる施工方法であり、紫外線を防止する機能があるわけではありません。
誤解しやすいネーミングなのをいいことに、紫外線を防ぐ機能のあるコーティング剤を使っただけの施工を「UVコーティング」と名付けている業者もいるので、気を付けましょう。
施工内容に事前の作業が含まれていない
フロアコーティングを美しく仕上げるためには、施工前の床の清掃や補修といった事前の作業が重要です。しかし悪質な業者になると、事前作業をせずにいきなりコーティング剤を塗布してしまうケースがあります。
見積もりをとったときには、施工内容に床の清掃や補修作業がきちんと含まれているのかを確かめましょう。
料金が安すぎる業者にも注意
施工を頼む際には、なるべく費用を抑えたいと考える人がほとんどでしょう。しかし安さを重視しすぎるのは止めたほうがよいです。一般的な施工の相場と、あまりにも安い場合に考えられる理由を解説します。
フロアコーティングの相場と比較しよう
コーティングの種類ごとの相場は以下の表のとおりです(金額は目安)。業者に提示された料金がこの相場と大きく違う場合は、注意しましょう。
種類 | 1㎡単価 | 2LDK | 3LDK | 戸建て |
UV | 5,000円 | 25万円 | 32万円 | 50万円 |
ガラス | 4,500円 | 23万円 | 29万円 | 45万円 |
シリコン | 3,000円 | 14万円 | 18万円 | 27万円 |
ウレタン | 2,000円 | 10万円 | 14万円 | 20万円 |
料金が極端に安くなる理由
フロアコーティングの施工費用が相場よりも極端に安い場合、次のような理由が考えられます
- 人件費を削っている
乾燥のための時間を省いて作業時間を短縮したり、安い給料のアルバイトを雇って作業をさせたりしている可能性があります。
- 材料費を削っている
安価なコーティング剤で施工していたり、コーティング剤を薄めて使ったりしている可能性があります。
人件費や材料費を無理に削れば、施工のクオリティーも低くなるでしょう。長期的に美しい床を保つためにも、安すぎる業者は避けるのが賢い選択です。
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