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エアコン掃除を自分で!カビを綺麗にできる簡単な掃除方法・奥まで徹底的に磨く手順

最終更新日: 2021年09月29日

「エアコンにカビが生えてしまったから、なるべく自分ですぐに綺麗にしたい!」

そんな方に簡単なエアコンの掃除方法を解説していきます。

エアコンは複数のパーツでできており、それぞれ用意すべきものや掃除方法が異なります。この記事ではパーツごとに具体的な手順を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

中には難しいところもあります。読んでみて無理そうだと判断した場合は、エアコンクリーニングのプロに頼んでみるのも良いでしょう。

そもそもエアコンの掃除は自分でできる?できるパーツ・できないパーツを解説

まずはエアコンの構造を確認して、自分で掃除ができる箇所/できない箇所を把握しておきましょう。

一般的なエアコン内部の構造はこのようになっています。

エアコンの内部構造のイラスト

画像の左側が一番手前に来る部分。下側に「送風口」、上側に「フィルター」があります。フィルターの奥は「フィン(熱交換器)」→「送風ファン」という構造に。

さらに画像にはありませんが「ドレンパン」という水をためて外に逃がすための部位が、「フィン(熱交換器)」と「送風口」の間にあります。

正面から見るとこのようなイメージです。

エアコンのパーツ名称

部位 掃除難易度
フィルター 簡単(自分でできる)
ドレンパン 分解が必要なので難しい(業者依頼がおすすめ)
送風口(ルーバー) 簡単(自分でできる)
フィン(熱交換器) 分解が必要なので難しい(業者依頼がおすすめ)
送風ファン 分解が必要なので難しい(業者依頼がおすすめ)

自分で手軽に掃除しやすいのは基本的に表面に近い部分のみ。つまりフィルターと送風口(ルーバー)のみです。奥にあるフィン(熱交換器)や送風ファン・ドレンパンを掃除するには、本格的な分解作業や道具が必要です。

しかしエアコンは奥の方こそカビなどが生えやすいもの。「普段のお手入れでは表面に近い部分のみ掃除し、奥は年に1回程度エアコンクリーニング業者に依頼する」のがおすすめですよ。

※業者依頼するなら表面部分も全て任せる形になるので、最初からお願いした方がコスパは高いでしょう。

一応この記事ではエアコンの奥の方まで自分で掃除する方法も解説しますが、効果が出にくい場合も多いことを覚えておいてくださいね。

ちなみに所要時間は以下の通り(汚れのたまり具合によっても異なります)。

  • フィルターや送風口などの手前部分のみ:30分~1時間程度
  • フィン(熱交換器)や送風ファンなどのエアコン内部まで:数時間

①エアコンの「フィルター」を自分で掃除する方法

エアコンとビジネスマン

まずはエアコン表面にあり、ホコリのたまりやすいフィルターを掃除しましょう。

【必要なもの】

  • 掃除機
  • 古い歯ブラシ
  • 中性洗剤

これらを使ってフィルター掃除を行う手順をみていきましょう。掃除の際は必ずエアコン本体の電源を切り、コンセントも抜いてください

手順①-1:前面のカバーを開けて掃除機をかける

フィルターが汚れたエアコンを掃除する

カバーの開け方はエアコンごとに異なりますが、本体側面にあるくぼみに指をかけ引っ張るタイプが多いでしょう。

開けたらまずはフィルターを取り外す前に、表面のホコリを掃除機で吸い取りましょう。こうすることで、フィルターを外す際にホコリが舞うのをある程度抑えることができます。

手順①-2:フィルターを外して水洗いする

エアコンフィルター掃除

大体のホコリが取れたらフィルターを外しましょう。外し方は直感的に分かるものがほとんどですが、もし分からなければ説明書やメーカー(製品)のホームページを参照してください。

洗う場所は浴室がおすすめです。フィルターの編み目にホコリが押し込まれないよう、水で流す際は必ず裏面(①-1で掃除機をかけなかった面)から流すようにしてください。水圧だけで落ちない場合は、古い歯ブラシを使って優しく丁寧にこすりましょう。

そしてもう1つ重要なのは、もしフィルターにカビが生えていてもカビキラーなどの塩素系の洗剤は使わないこと。臭いが染みつくケースもあるため、水で薄めた中性洗剤で洗うのが安心です。

手順①-3:水分を拭き取り、乾燥させる

エアコン フィルター乾燥

汚れや洗剤を洗い流したフィルターは必ず乾燥させてください。水分が残ったまま取りつけると、新たなカビが生えやすくなったり故障につながったりします。

②エアコンの「送風口(ルーバー)」「表面」を自分で掃除する方法

エアコン

フィルターを乾かしている間に、送風口(ルーバー)やエアコンの表面部分を洗うと効率的です。

【必要なもの】

  • ハンディモップ
  • 小さめの雑巾
  • 綿棒
  • ウェットティッシュ

これらを使って目に見える範囲の汚れを綺麗にします。

手順②-1:ルーバーを取り外して洗う

「ルーバー」はエアコンを稼働した際に上下する板のことです。

エアコンをメンテナンスする男性の手

薄くホコリを被っていたりカビが生えていたりします。フィルターと同じように取り外して、歯ブラシと中性洗剤で洗いましょう。

ルーバーの取り外しができない場合は、中性洗剤+水を染み込ませたタオルで水拭きをすると良いでしょう。

手順②-2:エアコン本体や送風口は軽く拭き掃除をする

エアコンを青いタオルで拭く女性の手元

送風口の少し奥や周辺は、水+中性洗剤を染み込ませた小さめの雑巾や綿棒などで拭いていきます。ウェットティッシュを使うのも良いでしょう。

最後には必ず水拭きで中性洗剤を落とし、その後乾拭きをして乾かすようにしてください。

この時フィルターの後ろにあるフィン(熱交換器)は、ハンディモップで軽くはたく程度にしておきましょう。きちんと掃除するのは困難なうえ、水に濡れると故障する可能性も高いからです。

手順②-3:ルーバーを取りつける(外した場合)

クーラーエアフィルター(清掃後)

本体・部品ともにしっかり乾燥させたら、ルーバーを元通りに取りつけます。

この時①で洗ったフィルターが乾いていれば一緒に取り付けておきましょう。その後水分や湿気を完全に除去するため1時間ほど送風運転をしておくと、カビの再発を防止できる確率が上がりますよ。

③エアコンの奥にある「フィン(熱交換器)」「送風ファン」を自分で掃除する方法

エアコンのパーツ名称

フィン(熱交換器)や送風ファンなどの奥の掃除は難易度が高いので、基本的には業者に依頼するのがおすすめです。しかしどうしても自分で掃除したい方はエアコンクリーナーを使うといいでしょう。

エアコンクリーナーとはエアコン専用のスプレー洗剤のようなもの。スプレーを噴射するだけである程度の汚れを落とせます。エアコンの部位ごとに使うべきエアコンクリーナーの種類が分かれているので、それぞれを用意しておきましょう。

【必要なもの】

  • フィン(熱交換器)用のエアコンクリーナー
  • 送風ファン用のエアコンクリーナー
  • 加圧式スプレー(すすぎ用)
  • 養生シート、または45Lビニール袋と養生テープ
  • ゴム手袋
  • 掃除機
  • ドライバーなどの工具

必須ではありませんが、雑巾やバケツ・古い歯ブラシなどもあると安心です。これらを使ったエアコン内部の掃除方法を解説します。掃除の際は必ずエアコン本体の電源を切り、コンセントも抜くようにしてください

手順③-1:エアコンのカバーを外す

エアコン室内機分解 カバーが外され、アルミフィンがむき出しになった状態

エアコンの奥の方まで掃除をする場合、カバーを開けるだけでなく分解して取り外さなければいけません。外し方は機種によってさまざまなので、取扱説明書を参考にしながら工具を使って分解しましょう。もちろんフィルターやルーバーも外しておいてくださいね。

手順③-2:電装部分や周囲の壁をビニールで保護する

エアコンの洗浄

エアコンのカバーを外すと、向かって右側に電装部分がついています。ここに洗剤や水がかかると故障の原因になるので、必ずビニールなどを被せて保護するか、画像のように水がかからないようにしましょう。

またエアコンの下から流れ出る洗剤や汚れを受け止めるため、上の画像のような養生シートも取りつけます。周囲の壁や床も汚れる可能性があるので、不安な方はビニール袋や新聞紙などを使って保護しましょう。

養生シートは45Lビニール袋とテープで自作することも可能なので、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:エアコンのファンの掃除、市販スプレーの成果と掃除の時の注意とは!|ミツモア

手順③-3:フィン(熱交換器)にエアコンクリーナーを吹きかける

準備ができたらエアコンクリーナーを使って掃除をしていきます。送風ファンよりフィン(熱交換器)の方が汚水を排出しないため、こちらを先に掃除するのがおすすめです。

まずはフィン(熱交換器)の表面についているホコリを掃除機で吸いとります。表面的な汚れはここで取っておく方が効率的なので、場合によっては歯ブラシや綿棒も活用しましょう。

大まかなホコリが取れたらエアコンクリーナーを吹きかけます。各商品に記載されている使用方法や注意点を必ずよく読んでから使うようにしてください。

スプレー1本分をすべて噴射しきったら、洗剤と汚れがドレンパンを伝って排出されるのを待ちます。これも商品によって異なりますが、放置時間の目安は10~20分です。

手順③-4:送風ファンにエアコンクリーナーを吹きかける

クーラーのファン

送風ファンはフィン(熱交換器)の奥にあるので、下から見える範囲にクリーナーを噴射します。ある程度できたら指や歯ブラシなどでファンを回転させ、ほかの部分にも吹きかけてください。

その後洗剤が汚れを浮かせるまで30分ほど放置します。汚れが浮いたら各商品の説明書に従ってすすいでいきましょう。すすぎ用のスプレーがセットになっている場合はそれを使用し、なければ加圧式スプレーに水を入れて使います。

この時エアコン下に取りつけた養生シートに大量の汚水が流れ出るので、気をつけてください。漏れが心配な場合はバケツや雑巾などを置いて対策しましょう。

手順③-5:しっかり乾燥させる

エアコン清掃

完全に洗剤を流した後は最低でも1~2時間ほど自然乾燥させてください。内部が十分に乾燥してから、分解した部品とカバーを元通り取りつけます。その後さらに1時間の送風運転をさせて水分と湿気を飛ばしましょう。これでエアコン内部の掃除は完了です。

上記の方法で掃除できるのはフィン(熱交換器)と送風ファンのみ。ドレンパンも綺麗にするにはドレンパン自体を取り外す必要があり、本格的な分解作業を行わなければなりません。あまりおすすめできませんが、もしご自身で掃除をしたい場合は以下の記事も参考にしてみてください。ただドレンパンはプロに任せるのが一番安心ですよ。

関連記事:エアコンのドレンパンとは?汚れを放置するデメリットと掃除方法|ミツモア

エアコンクリーナーはあまり推奨されない!エアコン内の掃除には注意が必要

上記で紹介したエアコンクリーナーは一見便利に思えますが、実はカビキラーと同じく「できれば使わない方が良い」とされています。エアコンクリーナーを使ったエアコン掃除には、次のようなデメリットも多く潜んでいるからです。

  • 細かい汚れまで落としきることができない
  • 内部に残った洗剤が詰まりの原因になる
  • 乾燥が不十分だった場合、故障や火災につながる
  • 周囲を汚さないようビニールで保護するのが面倒
  • 道具を用意するのに意外とお金がかかる

単に「カバーを外してスプレーをかけるだけ」といっても、慣れない素人の手では思った以上に時間がかかってしまいます。リスクが高くコストパフォーマンスも悪いので、基本的にエアコン内部の掃除はクリーニング業者に依頼してやってもらいましょう。

業者は専用の機械を使って掃除をしてくれるため、自分でエアコンクリーナーを使って掃除するより綺麗になるのは確実です。どんな掃除をしてくれるのかは後ほど解説するので、気になる方は読んでみてください。

エアコン掃除のプロはどんなことをしてくれるのか?費用や素人との違い

エアコンクリーニング 点検 分解

フィルターや送風口以外の掃除は、基本的にクリーニング業者に依頼してやってもらいましょう。参考としてプロの掃除方法や費用について紹介します。

まず一般的な作業内容は以下の通りです。

  1. エアコンの分解
  2. 周囲を汚さないようビニールで保護
  3. 高圧洗浄機を使って内部を清掃
  4. フィルターやエアコンカバーの掃除
  5. 抗菌・防カビ剤で仕上げ

高圧洗浄機とは、水と洗剤を高水圧で噴き出すことができる機械。奥にこびりついたカビやホコリを洗い流し、自分では掃除しにくいエアコン内部(フィン・送風ファン・ドレンパン)を綺麗にしてもらえます。一度高圧洗浄をすると分かりますが、エアコン内の汚れが真っ黒な水になって出てきますよ。

費用の目安はエアコン1台につき8,000~1万2,000円程度。お掃除機能がついている場合は少し高めの1万3,000~2万円以上が相場です。

2台以上をまとめて依頼すると割安価格になることが多いでしょう。中には別料金で室外機のクリーニングをしてくれる業者も。こちらはおよそ3,000~6,000円が相場です。

こういったプロの手による徹底的なクリーニングは、基本的に年に1度で十分。春や秋などエアコンを使わないシーズンは料金が安くなるため、そこに合わせて依頼しましょう。

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特殊なエアコンの掃除方法は?

天井エアコン

基本的にはどのエアコンも掃除方法は同じです。しかし微妙に異なる点もあるので、簡単に解説します。

お掃除機能つきのエアコンの掃除方法

ご自宅のエアコンに「ダストボックス式」のお掃除機能がついている場合は、ダストボックスの掃除をしなければなりません。取り除かれたフィルターのホコリがたまっていくので、半年に1度は捨てたり洗ったりしましょう。

「屋外排出式」のエアコンは集めたホコリを自動で屋外に排出します。ダストボックスの掃除も必要ないので、もっともクリーニングの手間がかかりません。

ただし「お掃除機能つき」といってもフィルターのホコリ以外の汚れは残ります。最低でも年に1度はカバーを開けて、除去されなかったホコリやカビがないかをチェックしてください。

天井埋め込み型エアコンの掃除方法

埋め込み式エアコン ビルトイン

一般家庭に使われることは少ないのですが、たまに見かける天井埋め込み型のエアコン。このタイプの掃除方法も、基本的には壁掛け型のエアコンと同じです。月に1~2度、フィルターや送風口の掃除をしてください。

ちなみにこのタイプのエアコンを業者にクリーニング依頼した時の費用相場は、2万~3万円と少々高め。常日頃から綺麗な状態を保てるように気をつけましょう。

エアコン掃除の頻度はどれくらいが目安?

クーラーの吹出口汚れ(カビ)

理想的な掃除頻度はエアコンの使用時間によって異なります。目安として半日以上使うことが多い場合は月2回1日あたり数時間の使用なら月1回のフィルター掃除を行うのがおすすめです。

また春や秋など、エアコンを使わない時期であってもホコリはたまります。季節を問わず最低でも月に1度はエアコン内部を確認し、汚れていれば掃除する癖をつけると良いですね。

エアコン掃除後に、綺麗な状態を維持するコツ!カビを予防しよう

エアコンをリモコンで操作する様子

プロにクリーニングをしてもらった綺麗な状態を保つことができれば、普段自分で行うエアコン掃除が楽になります。日頃から以下の2点を意識して、汚れを予防するのがおすすめです。

夏は冷房後に送風運転をする

夏場であれば、冷房を止めた直後の1時間に送風運転をさせましょう。これはエアコンの電源を切った後に部屋の気温が上昇し、温度差でエアコン内部に結露が起こるのを防ぐためです。送風機能の電気代は1時間あたり0.3~0.5円。とてもお得な方法なのでぜひ習慣にしていきましょう。

こまめに換気をする

そしてもう1つの方法はこまめな換気。エアコンは室内の空気を吸い込んでいるため、その状態でエアコンをつけるとホコリもたまりやすくなります。臭いの防止にもなるので、夏でも冬でも換気はきちんと行いましょう。

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