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SEOにおける共起語の役立て方を解説!上位表示を目指すためのポイントも

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最終更新日: 2022年11月08日

自社メディアのPV数がなかなか伸びないことで悩んでいるなら、共起語を活用するのも一つの方法です。現状の劇的な改善にはつながりにくいものの、一定の効果は生み出せるでしょう。共起語の役立て方や、上位表示を目指すためのポイントを解説します。

共起語とは特定キーワードと強く結びついた単語のこと

SEOについて解説してあるボードとチェックする人

共起語とは特定キーワードと強く結びついた単語のことです。記事の対策キーワードと一緒に使われることが多く、ひとつの特定キーワードに対して、複数の共起語が存在します。

例えば対策キーワードが「スマートフォン」なら、主な共起語は「価格」「スマホ」「iPhone」「Android」「SIM」「画面」「機種」「機能」「通信」「端末」です。

「債務整理」を対策キーワードとする場合は、「借金」「弁護士」「手続き」「自己破産」「任意整理」「返済」「報酬」「裁判所」「過払い金」といった単語が、共起語になります。

SEOにおける共起語の効果

記事内に共起語の種類が多いほど、軸となるキーワードと関連した話題が増えるため、記事の情報網羅性が高くなる傾向があります

記事の専門性が高まりやすい点もポイントです。対策キーワードについて、多角的に説明する内容になりやすいことから、テーマをより深く掘り下げた記事になるでしょう。

情報網羅性や専門性が高ければ、ユーザーニーズを満たす記事としてGoogleに評価されやすくなります。実際にGoogleで検索して上位表示される記事の大半は、コンテンツ内に共起語を多く含んでいます。SEOにおいて共起語を意識することは、一定の効果があるのです。

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共起語と似た意味の言葉

WEBサイトのイメージ画像

共起語と意味を混同しやすい言葉に、サジェストキーワードと関連キーワードがあります。それぞれの意味や共起語との違いを、押さえておきましょう。

サジェストキーワード

サジェストキーワードは対象キーワードと一緒に検索されることが多い言葉です。Googleの検索窓にキーワードを入力したときに、いくつかのサジェストキーワードが自動表示されます。

例えば検索窓に「パソコン」と入力した場合は、「パソコン ランキング」や「パソコン おすすめ」といった、サジェストキーワードが出てくるでしょう。

サジェストキーワードは対象キーワードとの関連性以外に、ユーザーの検索頻度も大きく影響しています。頻繁に検索されている言葉を参考に、Googleが候補を先読みし、表示してくれているのです。

検索頻度が反映されるサジェストキーワードには、ユーザーの検索意図を把握するヒントが隠されています。記事作成におけるテーマ決めの参考にするのが一般的です。

関連キーワード(他のキーワード)

Google検索ではページ下部に関連キーワードも表示されます。サジェストキーワードと同様に、関連キーワードもユーザーの検索意図が反映されたものです。

関連キーワードとサジェストキーワードは、表示される場所やタイミングが異なります。キーワードの入力中に自動表示されるのがサジェストキーワード、検索結果と一緒に表示されるのが関連キーワードです

検索者本人の検索履歴に、影響を受けるかどうかも違います。サジェストキーワードが本人の履歴も反映するのに対し、関連キーワードはあくまでも、ユーザー全体の検索履歴のみを利用するものです。

共起語との違いも押さえておきましょう。ユーザーの検索内容を反映した関連キーワードや、サジェストキーワードと異なり、共起語は記事の内容のみを分析して抽出されます。

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共起語を無料で探せるツール

ノートパソコンを操作する人の手元

特定キーワードの共起語を抽出したい場合は、ツールを活用するのがおすすめです。共起語を無料で探せる代表的なツールを紹介します。

ラッコキーワード

「ラッコキーワード」はSEOに役立つ、さまざまな情報を無料で分析できるツールです。共起語以外にサジェストキーワードや、関連キーワードも調査できます

ただし無料プランでは調査回数に制限がかかっています。有料プランにアップグレードすれば、各種キーワードの調査回数を増やすことが可能です。用途に合わせて4種の有料プランから選べます。

有料プランでは月間検索数の取得も可能です。取得キーワード数も大幅に増やせるため、より深くキーワード調査を行いたい場合は、有料プランへアップグレードするとよいでしょう。

ラッコキーワード|無料のキーワード分析ツール(サジェスト・共起語・月間検索数など)

共起語検索

共起語のみを手軽に調査したい場合は、「共起語検索」を使うのがおすすめです。検索窓に任意のキーワードを入力するだけで、共起語のリストが表示されます

共起語の抽出に使われているのは、特定キーワードのGoogle検索でTOP30にランクインしているページです。リストに表示された各共起語には、出現回数も表示されます。

会員登録は不要、使用回数の制限もありません。出現回数を省略した共起語のみのリストも表示されるため、コピーしてメモ帳に貼り付ければ、参照用の共起語リストも簡単に作成できます。

共起語検索ツール

共起語調査ツール

「SEO研究所サクラサクラボ」を運営する、サクラサクマーケティングが提供する「共起語調査ツール」では、一度に複数のキーワードを調査できます。

共起語の平均出現回数を表示させられることや、過去の調査結果を参照できることも魅力です。CSVで共起語データのダウンロードもできます。共起語をより本格的に、調査・分析したい人に向くでしょう。

全ての機能を無料で使えますが、利用する際は会員登録が必要です。ただしサクラサクラボでは、「検索エンジン順位変動調査ツール」や「キーワード選定ツール」などさまざまな分析ツールが用意されており、会員登録すれば全て無料で利用できます。

無料共起語ツールのご紹介とSEO対策での活用方法 | SEO研究所サクラサクラボ

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SEOでの共起語対策は時代遅れ?

ノートパソコンの前で頬杖をつく女性

共起語対策はSEOにおいて、どれほどの効果をもたらしてくれるのでしょうか。共起語対策の現状や、効果的な活用方法について解説します。

量にこだわりすぎるのはNG

かつては記事に共起語を多く盛り込むほど、Googleでの検索順位が上がっていました。しかし現在はGoogleのアルゴリズムの進化により、共起語を詰め込めばよいわけでは、なくなってきています。

無理に共起語を詰め込んでしまうと、分かりづらい文章になってしまい、かえってGoogleの評価を下げてしまいかねません。良質なコンテンツを意識して記事を作れば、適した量の共起語が自然に盛り込まれていくものです。

Googleの公式見解である「検索セントラル」でも、小手先のテクニックは通じないことが示されています。検索セントラルの定義も理解し、良質なコンテンツを作ることに、傾注しましょう。

参考:Google 検索セントラル(旧称 Google ウェブマスター)| ウェブ SEO リソース | Google Developers

テーマの選定や記事の執筆に活用する

共起語は新しい記事のテーマ選定に活用できます。共起語を調査して、ユーザーの検索意図やニーズを分析すれば、どのような記事が求められているのかを、把握しやすくなるためです。

記事の執筆に役立てられることもポイントです。共起語を意識したコンテンツを盛り込めば、情報網羅性や専門性が高い記事を作成できるため、検索順位も上がりやすくなります。

ただし記事の執筆に活用する場合も、無理に共起語を使わないように注意しなければなりません。あくまでも記事の方向性を決めるために使うものであり、執筆時には良質な文章作成を意識することが大切です。

既存コンテンツに足りない要素も追加できる

共起語は記事のリライト時にも活用できます。なかなかPVが伸びない記事や検索順位が、低い記事を見直す際に、共起語を調査すれば、足りない情報を書き加えることが可能です

例えば「ノートパソコン」を対策キーワードにした場合、共起語には「おすすめ」が含まれているため、上位記事の多くでおすすめのノートパソコンを紹介していることが分かります。

自社のページでおすすめ商品に言及していないのなら、おすすめ商品を紹介するコンテンツを追加すれば、情報網羅性が高まり、Googleの評価も上がるでしょう。

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上位表示を目指すために重要なこと

パソコンの前でほほ笑む女性

Googleで上位表示させる記事を作るためには、共起語以外にもさまざまなことを意識しなければなりません。上位表示を目指すために重要なことを解説します。

キーワード選び

上位表示のために重要なこととしては、キーワード選定が挙げられます。適切なキーワードを選んでいなければ、コンテンツが良質であっても、上位表示は難しいでしょう。

検索数が多いキーワードは、露出を増やせればアクセス増を見込める一方で、競争も激しくなります。競合が少ない複合キーワードを選定し、ライバルを減らすのが上位表示のポイントです。

ただし上位表示されても、内容がユーザーのニーズにマッチしていなければ、売り上げアップにはつながらないでしょう。自社商材と関連性が高いキーワードを見つける必要があります。

検索意図の把握

記事の対策キーワードが決まったら、次にユーザーの検索意図をつかまなければなりません。ユーザーは必ず何らかの目的を持って、ページにアクセスしてくるためです。

ユーザーの検索意図を把握し、ニーズに応えられる内容にすれば、成果を生み出せる記事になります。検索意図の把握では、共起語の活用も役立つでしょう。

対策キーワードで上位表示されるサイトを分析したり、自分ならどのような目的で検索するかを考えたりすることも、検索意図をくみ取るために有効な方法です。

良質なコンテンツ

Google検索で上位表示されるために、最も重要なのは、ユーザーにとって有益なコンテンツを作ることです。ユーザーの悩みや、疑問を解決できる内容にしなければなりません

共起語を分析してコンテンツを考えれば、情報網羅性を高められます。ただし話題が多岐にわたると分かりにくくなるため、テーマから逸脱しない範囲内で、網羅する必要があります。

専門性の高さにこだわることも重要です。自社にしか書けない専門的なコンテンツを盛り込めば、よりオリジナリティーが高い記事を書けるでしょう。

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共起語は補足的に使うのがポイント

ノートパソコンを操作する女性

共起語は特定キーワードと一緒に使われる単語です。共起語対策はSEOで一定の効果を期待できますが、量にこだわりすぎると、Googleの評価を下げてしまう恐れもあります。

共起語を活用するなら、テーマの選定や記事の執筆・見直しに役立てるのがおすすめです。常に良質なコンテンツ作りを意識し、上位表示されるページを作成しましょう。

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