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請求書発行システムの費用相場はいくら?

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最終更新日: 2026年06月02日

「月額料金以外にどんな費用がかかるか、全体像がつかめない」
「見積もりをもらったが、自社の発行枚数だと総額でいくらになるか分からない」
「導入後に想定外の追加料金が発生しないか不安だ」

請求書発行システムの費用は、月額基本料金だけで比較すると想定外の費用が発生しやすいです。従量課金や郵送代行費など、基本料金に含まれない費用が積み重なり、当初の予算を超えるケースは珍しくありません。

この記事では、全体の費用相場から料金体系の仕組み、実効費用のシミュレーションまで確認できます。 

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請求書発行システムの費用相場はいくら?

請求書発行システムの費用は、初期費用と月額料金の2軸で考えます。全体の相場を把握した上で、クラウド型とオンプレミス型の費用の違いも整理します。 

主要な請求書発行システムの料金相場は、初期費用は0円〜30万円、月額料金は1,000円〜5万円が全体の相場です。実態として、初期費用が0円〜10万円以内のサービスが大半を占めており、月額も1,000円〜3万円の範囲に集中しています。

最安値 ボリュームゾーン 上限目安
初期費用 0円 0円〜10万円 30万円
月額料金 1,000円 1,000円〜3万円 5万円

※無料プランを除く

月額が高いプランほど郵送代行やAPI連携、ワークフロー機能が標準で含まれる傾向があります。月額が安いプランは発行枚数が増えると従量課金が積み上がりやすい構造のため、表示金額だけでなく実効費用での比較が重要です。 

クラウド型とオンプレミス型の費用の違い

現在の主流はクラウド型で、初期費用が安く、法改正への対応もベンダー側が行います。オンプレミス型はサーバー構築やライセンス費用を含む初期費用が100万円〜500万円以上になるケースがあり、毎月の保守費用も数万円から数十万円が発生します。

月100〜500枚規模の中小〜中堅企業であれば、導入や運用費用の観点からクラウド型が現実的な選択肢です。 

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請求書発行システムの主な料金体系

月額の表示金額が同じでも、料金体系の仕組みが違えば実際に払う総額は大きく変わります。3タイプの特徴を理解した上でプランを選ぶことが、費用を抑えるポイントになります。

定額制(月額)

毎月の発行枚数が増えても月額料金が変わらないタイプです。予算管理がしやすく、繁忙期に発行量が増えても費用が跳ね上がりません。月100枚を超える規模では、3タイプの中で総額が最も安くなりやすいモデルです。

従量制

(1)登録ユーザー数

利用するユーザー数に応じて課金される仕組みで、1ユーザーあたりの月額単価にユーザー数を掛けた金額が月の請求額です。経理担当が少人数に絞られているなら費用を抑えやすい一方、関係部署にアカウントを広げると想定外の費用につながりやすい点は押さえておきましょう。 

(2)請求書発行数

基本料金が低く、実際に発行した通数分だけ課金されるタイプです。月50枚以下のスモールスタートには向いていますが、枚数が増えるにつれて1件あたりの発行手数料が積み上がります。月200枚を超えると固定料金型より高くなるケースが多いため、将来の発行枚数を見据えた選択が必要です。

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請求書発行システムの費用シミュレーション

月間の発行枚数によって最適な料金体系は変わります。月50枚以下はスモールスタート向けの低価格プラン、月200枚前後は固定料金型、月500枚以上は電子化率の引き上げが費用削減のポイントです。

※試算の前提:電子化率80%をメール配信、残り20%を郵送代行に委託。月額基本料金や発行手数料は各社の公開情報をもとにした概算。郵送代行費用は200円/通で試算。

月50枚以下 スモールスタートの場合 

発行枚数が少ない段階では、月額基本料金の低さが最優先です。固定料金型の最安プランは月額2,000円前後から、従量課金型は基本料金0円〜2,000円程度から始められます。

全件をメール配信に移行できれば郵送代行費用はゼロになるため、まずは電子化の推進が費用を抑える近道です。

料金体系 月額基本料金 郵送請求書数(10枚) 月額合計の目安
固定料金型 2,000円 2,000円 4,000円
従量課金型 2,000円+発行手数料2,500円 2,000円 6,500円

月額25,000円以上からスタートするプランは、この規模では費用対効果が低くなります 。固定料金型の低価格プランか、無料プランのある従量課金型がこの段階では適しています。

月100〜300枚 中規模運用の場合 

月200枚の発行で160枚をメール配信、残り40枚を郵送代行に委託する前提で試算します。

料金体系 月額基本料金 郵送請求書数(40枚) 月額合計の目安
固定料金型(高め) 25,000円 8,000円 33,000円
固定料金型(安め) 6,500円 8,000円 14,500円
従量課金型 10,000円+発行手数料10,000円 8,000円 28,000円

この規模では従量課金型より固定料金型のほうが実効費用を抑えられます。月額基本料金が安い固定料金型プランを選べば、月1万円台での運用が現実的です。

月500枚以上 大量運用の場合 

月1,000枚の発行で800枚をメール配信、残り200枚を郵送代行に委託する前提で試算します。

料金体系 月額基本料金 郵送請求書数(200枚) 月額合計の目安
固定料金型 25,000円 40,000円 65,000円
従量課金型 30,000円+発行手数料50,000円 40,000円 120,000円

大量運用になると、従量課金型は発行手数料だけで月5万円を超えます。固定料金型を選び、電子化率を1%でも上げて郵送代行の枚数を減らすことが、中長期的な費用削減に直結します。

メール配信率が90%まで上がれば郵送代行は100枚に半減し、月額費用をさらに1〜2万円圧縮できます。

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郵便料金値上げ後、紙運用を続けると費用はいくらかかるか

日本郵便は2024年10月1日に定形郵便物の基本料金を110円に改定しました(※)。月300通を紙で発送している場合、郵便料金だけで年間費用は次の通りです。

300通×110円×12か月=年間396,000円

封筒や用紙、インク代が1通あたり約20円加わり、印刷や封入、投函の作業人件費まで換算すると、1通の実質負担は数百円に上ります。 

紙運用を続けるほど損失は膨らみ続けます。

取引先の70%以上をメール配信に移行できれば、システムの月額料金を支払っても全体の費用を下げられます。電子化を希望しない取引先には郵送代行を活用し、社内の手作業を撤廃しましょう。 

※出典:日本郵便株式会社 郵便料金改定プレスリリース(2024年6月13日)

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