子ども部屋の壁紙を張り替える方法。選び方やDIYの方法も紹介

子ども部屋の壁紙を張り替える際は、手順と道具を知っておけば役立ちます。仕上がりにこだわるなら業者に依頼するのもよいでしょう。子ども部屋の壁紙の選び方とDIYの方法、業者の選び方について解説します。壁紙の汚れを落とす方法もお教えします。

子ども部屋の壁紙「素材」の選び方

子どもが小さいうちは、どんなに注意していても部屋が汚れるものです。特に子ども部屋の壁紙は、子どもの格好の遊び道具になります。また子ども部屋は子どもの生活の中心となる空間のため、子どもの好みや健康に配慮する必要があるでしょう。

子ども部屋の壁紙を選ぶ際のポイントとして、まずは素材に注目します。

汚れやアレルギー対策に有効かチェック

子ども部屋の壁紙は汚れやすいため、傷や汚れに強い素材を選びましょう。食べ物や飲み物、おもちゃによるひっかき傷やマジック・クレヨンによる落書きなど、傷や汚れの種類もさまざまなものを想定して素材を選ぶ必要があります。

衝撃に強い素材や、汚れがついてもすぐに落とせる素材を選べば、清潔感が保てるでしょう。また壁紙そのものや、接着剤に含まれている成分にアレルギー物質がないかも確認が必要です。

壁紙の成分に問題がなくても、カビの発生による健康被害もあり得ます。湿度調整機能を持ったものや、防カビ加工を施した素材にも注目しましょう。

アクセントクロスは子どもの好みに合う柄を

子ども部屋の壁を工夫してオシャレにしたい場合は、アクセントクロスがおすすめです。アクセントクロスとは、その名の通り部屋の壁紙4面のうち、1面だけを違う色や柄にしてアクセントにする手法を指します。

子どもの好きな濃いカラーや、子ども向けキャラクターの柄が入ったクロスでも、1面だけならくどくなりません。心置きなく子ども好みのクロスを選んであげましょう。

また子どもが成長して嫌がったときや、子どもが独り立ちした後に子ども部屋を親が使うことになったとしても、クロスの張り替えが一面だけで済むため経済的です。

先を見据えるなら壁紙シールでもOK

将来張り替えることがほぼ確定している場合は、先を見据えて壁紙シールをチョイスするのも手です。壁紙シールはホームセンターや100均・ネットショップなどで簡単に購入できます。

賃貸に住んでいてなかなかアレンジできない人や、工事をなるべく避けたい人におすすめです。シンプルな白の壁紙も、壁紙シールをあしらえば子どもらしさ満載の部屋に仕上がります。

花や蝶のステッカーを部屋全体にちりばめたり、天体や動物など子どもがワクワクするモチーフを勉強机やベッドの前の壁に張ったりするのも面白いでしょう。

壁紙の「色」の選び方

子ども部屋の壁紙を選ぶ際には、色選びも重要なポイントです。子どもの好みに合わせて色選びをしてあげたいと思う一方、親としては子どもの発育に良い影響を与える色をチョイスしたいと思うものではないでしょうか。

ここでは子ども部屋の壁紙の選び方を解説します。

ベースは白や淡い色が基本

子ども部屋の壁紙は白や淡い色をベースにするのがおすすめです。子どもにはビビッドカラーのような分かりやすい色を好む子もいますが、壁紙を濃い色にすると空間全体に圧迫感が生まれ、集中力低下や安眠妨害につながります。

パステルカラー中心に選ぶと、部屋が子どもらしい雰囲気になるためおすすめです。淡い色の壁紙なら、子どもが成長してもあまり抵抗感がありません。

また白や淡い色の壁紙は、子ども向け家具から大人向け家具に買い替えたり、模様替えをして雰囲気を変えたくなったりしたときにも、コーディネートがしやすいというメリットがあります。

子ども部屋におすすめの色

子ども部屋の壁紙に向いている色の中でも、定番中の定番が白です。子どもが将来大きくなったときにも張り替える必要がなく、清潔感があり空間全体が明るい印象になります。カラフルなものが多い子ども向け家具やおもちゃ、カーテンなどとも相性が良いでしょう。

ブルーは空間に清潔感と爽やかさを与え、集中力を高める効果が期待できます。水色ならやさしい雰囲気、ダークブルーは大人っぽくクールな仕上がりになります。

グリーンは、ブルーと同じく集中力を高める色です。リラックス効果もあるため、子ども部屋を居心地よくくつろげる空間に仕上げます。

ピンクは子どもらしくかわいい空間になり、小さな女の子がいる家庭におすすめです。早いうちから女の子らしく、オシャレやかわいいアイテムに目がない子は喜ぶでしょう。

DIYで壁紙を張り替える方法

家の壁紙の張り替えは、正しい知識を持っておけば個人にもできるものです。一見すると大がかりで大変そうに思えますが、必要な道具と正しい手順、コツを知っておけばきれいに張り替えられます。

持ち家であり、壁紙を自由に張り替えられる家庭なら、DIYで壁紙の張り替えにチャレンジしてはいかがでしょうか？

壁紙の張り替えに使う道具

壁紙の張り替えに必要になる道具を順に確認しましょう。カッター、ハサミ、定規・メジャーは、古い壁紙を剝がしたり、壁紙のサイズをそろえたりする際に使います。竹ヘラや地ベラも、壁紙カットの際の目印に使うため準備しましょう。

古い壁紙を剥がした後の下地を補修するパテとパテ板、形を整えるヘラ、サンドペーパーも、壁紙をきれいに張るための必須アイテムです。

壁紙を張るための専用のりと、のりを塗布する用のローラー、壁紙を密着させる刷毛、圧着用のローラー、余分なのりを拭き取るスポンジも準備しましょう。

高いところの作業をする際には、脚立がおすすめです。作業しやすく、仕上がりにムラができにくくなります。

壁紙を上手に剥がす手順

壁紙を張り替える際には、下準備と正しい手順を守ることが大切です。古い壁紙を剥がす前に家具を移動させ、床にブルーシートを敷いておきましょう。コンセントが設置されている壁の場合、表面のカバーをドライバーで外しておきます。

壁紙を剥がす際は、壁紙のつなぎ目を探して、カッターの刃を入れて少しずつ剥がしていきましょう。つなぎ目がなければ適当な場所に切り込みを入れて剥がしていきます。ある程度剥がれたら手でゆっくり引き剥がします。

剥がしにくければ、霧吹きや剥がし剤で粘着力を弱めてみましょう。

壁紙を剥がした後、一緒に剥がれてしまった邪魔な裏紙は取り除きます。傷やへこみがあればパテで修繕しましょう。この細かい作業が凸凹を減らして仕上がりを美しくするのです。

壁紙をきれいに張る手順

新しい壁紙は、壁に合わせて必要なサイズにカットします。床から天井までの長さを測り、定規を使いながら切断しましょう。このとき、上下それぞれ5㎝ずつの切りしろを残しておくことを忘れないよう要注意です。

カットし終わったら、のりの面同士を合わせるように、じゃばら折にして畳みましょう。壁紙を持ち上げ、天井側に切りしろ分の5cmを余らせるようにしながら張ります。

生のりが乾くまでは動かして微調整を繰り返し、位置が決まったら刷毛とローラーで空気を抜きましょう。はみ出したのりは、ぬらしたスポンジで拭き取ります。

うまくいったら、天井・床の切りしろを角に押し込み密着させ、カッターで切り取ります。1枚目以降は同じように壁紙を張り合わせましょう。最後の壁紙の幅は必要分を測ってからカットします。

壁紙リフォームをプロに頼む際のポイント

DIYに自信がないという人はプロに頼むとよいでしょう。きちんとしたプロに頼めば手際よく、さらに美しく仕上がります。壁紙リフォームをプロに頼む際の見極めポイントと注意点を解説します。

壁紙リフォームにかかる費用を把握

壁紙リフォームを業者に頼む場合、張り替える壁紙のグレードと範囲によって値段が変わることがほとんどです。相場は1㎡につき1,000～1,500円だと考えましょう。安い壁紙なら1,000円を下回ることもあります。

壁紙そのものに加え、工事費として5,000円程度の養生費、下地や傷・へこみを修復する下地処理費で1万円程度がかかるでしょう。また、家具移動費で2,000円程度、古い壁紙の廃材処理費で2,000円程度かかります。

これら工事費も面積によって金額変動があるため注意です。さらに、総額の数%の諸経費も加算されます。

業者を選ぶ際は一括見積もりを取ろう

壁紙の張り替えは、リフォーム業者や工務店に依頼可能です。業者によって発生する金額も仕上がりのクオリティも変わってくるため、一括見積もりして複数の業者を比較するとよいでしょう。

ミツモアなら、自分の住んでいる地域から簡単に業者を見つけられます。地域で絞込み、施工内容や建物の種類、壁紙の種類、施工範囲、その他大型家具の運び出しなど、選択式で要望を選んでいけば、無料で見積もりを出せるのです。自分が求める要望を満たす業者を見つけられるでしょう。

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見積もりを比較する際の注目点

業者の見積もりを比較する場合、単に費用が安いからという理由で選ぶと後悔するかもしれません。中には壁紙のつなぎ目が甘かったり、平らに仕上がらなかったりするケースもあるからです。

リフォーム実績が豊富な業者であれば、壁紙の張り替えに慣れています。施工の仕上がりが良いだけでなく、プロの目線から有益な提案をしてくれることもあるのです。

気になる業者があれば、すでに過去依頼した人が残している口コミをチェックしておきましょう。ある程度信頼できる情報が集まります。

子ども部屋の壁紙を手入れする方法

子ども部屋の壁紙は、張り替えたばかりのころはどんなにきれいであっても、あっという間に汚れてしまうものです。子どもにとって壁紙は巨大なキャンバスのようなものであり、落書きやシール汚れは頻繁に発生します。

子ども部屋の壁紙はどのように手入れすればよいか、汚れの種類に合わせてチェックしましょう。

落書きの落とし方

壁紙の落書きは、使った道具によって落とし方が変わります。油分を含むクレヨンや色鉛筆は、除光液を雑巾に含ませて拭き取ります。

同じく油分を含む油性ペンの汚れは強力ですが、除光液やクレンジングオイル、エタノールをつけた雑巾で汚れをつまみだすように拭きましょう。壁紙によく使われているビニールクロスなら、比較的汚れを落としやすいです。

絵具や水性ペンは乾く前なら水拭きでサッと拭き取れます。ビニールクロスなら問題ありませんが、紙や布の壁紙はぬらし過ぎると劣化するため慎重に拭き取りましょう。

シールの剥がし方

シールを剥がす場合、まずドライヤーを使う方法がおすすめです。シールの上からドライヤーの熱風を当てて粘着剤を溶かし、少しずつ剥がしましょう。温め過ぎは粘着剤がドロドロになり、きれいに剥がせなくなるため注意です。

うまくシールが剥がせないなら、台所用中性洗剤をシールに塗り、ラップでパックして10分放置すれば剥がれます。マニキュアの除光液があれば、シール部分に染み込ませて10分放置するだけで剥がれるでしょう。

壁紙によっては変色することもあるため、事前に素材をチェックすることをおすすめします。

子どもに合わせて壁紙を選ぼう

子ども部屋の壁紙は見た目以外にも、子どもが大きくなったときのことを見据えながら素材や色を決めましょう。正しい手順を把握していれば、壁紙の張り替えはDIYも可能です。業者に依頼する場合は、費用や実績、口コミをもとに選ぶのがおすすめです。

落書きやシールで汚れたら都度手入れをし、清潔で快適な子ども部屋を保ちましょう。

ミツモアで壁紙・クロスの張り替えを依頼した人の口コミ

「ミツモア」を通して壁紙・クロスの張り替えを依頼した利用者からの口コミを紹介します。

「仕上がり費用ともに大満足です」

• 利用時期：2023年2月
• 評価：★★★★★　5

子供部屋づくりにあたり、壁紙をお願いしました。 結果、雰囲気がガラリと変わり、仕上がり費用ともに大満足です。 子供たちも大喜びでした！ アットクロスさんのお人柄もよく、安心してやり取りができました。子供にも優しく接して下さいました。 ありがとうございました。 また機会があればお願い致します。

「子供にも優しく接して下さいました」

• 利用時期：2023年2月
• 評価：★★★★★　5

子供部屋づくりにあたり、壁紙をお願いしました。
結果、雰囲気がガラリと変わり、仕上がり費用ともに大満足です。
子供たちも大喜びでした！
○○さんのお人柄もよく、安心してやり取りができました。子供にも優しく接して下さいました。ありがとうございました。また機会があればお願い致します。

「完璧な仕上がり」

• 利用時期：2023年4月
• 評価：★★★★★　5

トイレの壁紙をリフォームしたいと思い、連絡をとらせていただきました。非常に丁寧な対応とお仕事で大満足の壁紙リフォームで妻も子供も大喜びしております。また、完璧な仕上がりなので、この仕上がりを維持できるように我々も頑張ります。 自分でやらずに頼んで良かったと思えるお仕事ありがとうございました。

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