「6畳部屋の汚れたクロスを張り替える費用は?」
「6畳の子ども部屋を寝室用壁紙に変えたい」


6畳部屋の壁紙を張り替える際の費用相場は、標準タイプの壁紙であれば4万円前後から依頼できます。ただ壁紙の品質を良くしたり、2種類を張ったりすると費用が変わります。
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円
※ シミュレーションの壁紙・クロスの張り替えリフォームの料金は実際の見積もり価格とは異なる場合があります。
6畳の壁紙張り替えの基本料金
6畳の壁紙の張り替えでは約40㎡分が必要であり、費用相場は「クロスの価格+施工費用」で40,000〜48,000円です。
壁紙の種類は、シンプル安価な「量産タイプ」、デザインと機能性に優れた「標準タイプ」、高級和紙などを使ったオーダーメイドの「高級タイプ」があり、6畳分では次の料金です。
壁紙の種類 | 1㎡あたり | 6畳 |
---|---|---|
量産タイプ | 1,000~1,200円 | 40,000~48,000円 |
標準タイプ | 1,300〜1,900円 | 52,000~76,000円 |
高級タイプ | 2,000~2,500円 | 80,000~100,000円 |
※ミツモアにおける壁紙・クロスの張り替えリフォームの参考価格(2024年1月1日~12月31日)
ただし、張り替え場所が「壁面のみ」か「壁紙+天井」、壁紙の種類が「1種類」か「2種類以上」でも料金は変わります。
関連記事:壁紙張り替えの費用相場は?
6畳の壁紙張り替えのオプション料金
6畳の壁紙張り替え時に「穴埋め」や「家具移動」があるときは、数千円の諸経費が加算されます。
1. 破損や穴の補修費用
クロスを張り替えるとき、カビや穴が下地まで達している場合、下地の修理が必要です。それに伴い、張替え費用のほかに20,000〜30,000円の補修費用がかかります。
あわせて家の築年数が30年を超えると、経年劣化の影響で別途補修または入れ替え工事を行う費用があり、別途20,000〜100,000円かかるケースもあるので業者に現地調査を依頼しましょう。
なお日常生活に発生した汚れや傷は自然消耗によるため、補修費用を負担する必要はありません。例えば、6畳の部屋の壁に空いた穴は1カ所24,500~27,500円で補修してくれます。
2. 家具や家電の移動費用
6畳のクロスを張り替える際にかかる費用相場は、家具または家電を置いていない空き部屋を想定しています。それに伴ってタンスや冷蔵庫といった家具・家電を設置している場合、別途移動費用がかかるケースもあるので、注意しましょう。
3. 周りのクロスや柱を傷つけないための養生費
クロスの張替えに伴って、家具または家電を移動する際に床や手すり、コンセントなどを傷つけないように6畳の部屋にある養生シートをテープで固定する作業が発生します。それに伴って養生費用が別途発生する場合があります。見積もりを取る際、張替え費用に養生費が含まれているか確認しましょう。
4. 剥がしたクロスの撤去費用
張替え業者に剥がしたクロスの撤去を依頼すると、6畳分の5,000〜15,000円の撤去費用が発生する場合があります。ただし、業者によって料金体系が異なることがあるため、見積もりをとる段階で撤去費用がかかるか、問い合わせをしてから依頼しましょう。
6畳の壁紙張り替えをDIYする費用
少しでも6畳の壁紙張り替えにかかる費用を抑えたい人は、自分でDIYをやることも選択肢のひとつです。ハケやカッターなど必要な道具を用意したうえで、自分で壁紙を張り替える際の費用相場は20,000〜30,000円となり、1/2~1/3程度に節約できます。
種類 | DIY(自分) | 壁紙張り替え業者 |
---|---|---|
量産タイプ | 20,000円前後 | 40,000~48,000円 |
標準タイプ | 25,000円前後 | 52,000~76,000円 |
高級タイプ | 30,000円前後 | 80,000~100,000円 |
壁紙張り替え業者に依頼するケースよりも、自分で張り替えたほうが、20,000〜70,000円安くなりますが、作業を完了するのに半日から1日半ほど時間がかかります。
加えて自分で張り替えようとすると、下地を痛めてしまったり、気泡やすき間ができてしまったりして失敗するリスクが高まり、その分費用と時間がかかります。時間をかけてもなかなか上手にクロスを張り替えるのが難しいときは、無理をせず張り替え業者に依頼しましょう。
6畳の壁紙張り替え業者の料金プラン例
6畳のクロスの張り替えを依頼するとき、複数の業者から見積もりを取るだけでなく、次の4点を踏まえて壁紙張り替え業者を選ぶことが大切です。
1. 明確な料金プランを提示しているか
クロスの張替え業者から見積書を受け取ったとき、クロスや施工費用だけでなく、養生費や天井部分を含めた金額で提示されているか確認しましょう。天井部分を含めてクロスの張り替えを依頼する際、別途費用がかかる可能性があり、トラブルが発生する可能性があるからです。
項目 | 費用 |
---|---|
クロス張り替え(量産タイプ) | 1100×40㎡=44,000円 |
出張費 | 0円 |
処分費 | 0円 |
駐車場代 | 実費 |
加えてクロスの張り替えた後、仕上がりが凸凹だったり、クロスの継ぎ目が開いたりするといった手直しが必要になるケースも考慮し、施工費用にアフターサービスや補償料金が含まれているかチェックしましょう。
2. 素材のサンプルを提示してもらえるか
色や柄にこだわりを持っている人は、見積もりを取る際にクロスの張替え業者から素材のサンプルを提示してもらえるか確認しましょう。業者によっては建築士などのプロに相談することができ、クロスの色やデザイン、素材などのアドバイスをもらえます。サンプルや実例などを確認しながらニーズに合ったクロスを決められるので、安心して依頼できるでしょう。
3. 施工実績が豊富にあるか
依頼先は大手だから安心というわけではありません。状況によっては臨機応変に対応してもらえないケースがあります。クロスの張替え業者を決める際は、ホームページや比較サイトなどで施工実績を豊富に発信している業者を選びましょう。
あわせて口コミなどで顧客の事情や都合を優先してもらえたり、多少のトラブルに無償で対応してもらえているか、確認するのもおすすめです。
4. メリットとデメリットを説明してもらえるか
張替え業者による豊富な取り扱い事例とあわせて、クロスを張り替える際のメリットとデメリットをしっかり説明してもらえる業者を選ぶことも大切です。自分でやるよりもプロの業者に依頼したほうが仕上がりが良く、張り替えを完了するまでのスケジュールを提示してもらえます。
その一方で、大規模にクロスを張り替えると時間と費用がかかり、進捗次第では自分の部屋が使えず、ホテルなどへの宿泊費用が発生する可能性もあります。張り替え業者から丁寧に説明してもらえることで、安心して依頼できます。
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6畳の壁紙張り替え業者の料金と口コミをチェック
業者に依頼すると40,000〜100,000円かかり、自分で張替え作業をするときよりも20,000円以上高くなりますが、きれいに仕上がる保証はありません。あまりお金をかけず、きれいに仕上げたい人は、プロの張り替え業者に相談しましょう。
ミツモアなら、物件の種類やクロスを張り替える場所など、簡単な質問に答えるだけで、最大5つの業者から見積もりが届きます。料金や施工内容などを比較したうえで最適な業者を選べるので安心です。