トイレのおしゃれな壁紙の選び方！色や柄別のイメージや雰囲気も紹介

トイレは毎日使うからこそ、パッと目につく壁紙には清潔感とこだわりを持っておきたいですよね。

この記事では、トイレの壁紙を張り替えたいと考えている方に向けて、壁紙選びのコツを解説します。

また、業者に依頼する場合の施工費用相場と、DIYで張り替えるときのポイントについてもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

トイレの壁紙の選び方と事例！おしゃれで清潔なトイレ空間に

壁紙の色や柄を違うものにすると、トイレの雰囲気をガラッと変えられます。

演出したい雰囲気や、こだわりたいポイントに合わせて写真付きで壁紙選びの事例をご紹介していきます。

壁紙の色の選び方

壁紙を丸ごと張り替えると、まるで別のトイレになったように空間を変えられます。

もし一色に統一したいのであれば、思い描くイメージが演出できる色選びを心がけましょう。

グレー：すっきりした雰囲気に！圧迫感を与えない基本カラー

グレーの壁紙は、落ち着きがあっておしゃれな印象を与えてくれます。シンプルなので飽きがきませんし、観葉植物などのインテリアとの相性も抜群です。

グレー単色なら、濃さにこだわるのも一つの手です。

淡いグレーにして柔らかみを出すのもいいですし、濃いグレーにしてスタイリッシュにしてもいいですね。

グリーン：優しい雰囲気に！心が落ち着く空間を演出

グリーンの壁紙は、安らぎと癒しを与えてくれます。イラストや風景画などを入れた小さな写真立てや、置き物などを飾るのもおすすめです。

トイレをリフレッシュできる空間や、心をさわやかにするための空間として使いたい方にはグリーンの壁紙がうってつけでしょう。

ホワイト：清潔感を強調した雰囲気！ベースカラーの基本

定番であり根強い人気を誇るのが、ホワイトの壁紙です。ホワイトは清潔感があり、キレイな印象を与えてくれます。

大きな柄や他の色を混じらせないことで、白さが引き立つ空間を演出してくれます。

また、ホワイトは全体を明るくしてくれる効果も持っているため、実際の面積よりも幅広く感じることもできるのでおすすめです。

ベージュ：ナチュラルな雰囲気！ベースカラーの基本

ベージュの壁紙は、ナチュラルな雰囲気を演出してくれます。トイレ全体を、落ち着いていて気の休まる空間にしたい場合は、ベージュの壁紙がおすすめです。

クリーム色に近いベージュにすれば、穏やかでかわいらしい雰囲気づくりもできますよ。

色々なインテリアとの組み合わせも考えやすいので、こだわりがある方にもぴったりです。

壁紙の柄の選び方

今は一色で統一しているけれど、柄ものを使って雰囲気を一新したいという方もいらっしゃいます。

遊び心のある柄がたくさんありますから、思い切って挑戦してみるのもいいでしょう。

花柄：華やかな雰囲気に！落ち着いた色合いは悪目立ちしない

華やかな雰囲気を演出したい方におすすめなのが、花柄の壁紙です。

小花柄を散りばめればかわいらしく、大きな花模様をあしらえば、かわいらしさの中にポップさを含ませることもできます。

花の大きさや配置によって、まったく異なる印象を与えることができる壁紙なので、ぜひサンプルを手に取ってみてください。

ストライプ柄：クールな雰囲気

クールな雰囲気を演出したい方には、ストライプ柄がおすすめです。ストライプの細さ・間隔・位置・配色など、少し変えるだけで全く印象が違う空間ができあがります。

キリッとした雰囲気を作りたいのであれば、ストライプ柄はうってつけです。

トイレに入るたびに「かっこいい」と思えることは間違いありませんよ。

動物柄：個性的な雰囲気

個性が光る雰囲気にしたいのであれば、動物柄の壁紙もいいでしょう。

特に人気があるのが、小鳥などの「鳥」柄です。鳥が枝に止まっている柄は、バリエーションが豊富で選ぶ楽しみもあります。

動物柄を選ぶ時は、背景に植物が映りこんでいることもあるので、そちらも合わせてチェックしてみてください。

大理石柄：スタイリッシュな雰囲気

スタイリッシュな雰囲気を醸し出したい方には、大理石柄も人気です。使われるのは主にグレーですが、濃さや細かな柄は少しずつ異なるので、よく見てみましょう。

大理石のゴツゴツとした質感を味わえたり、何度見ても目新しさを感じたりすることもできるのもメリットです。

シュッとしたデザインに個性が光る壁紙ができあがります。

北欧風：リッチな雰囲気

ワンランク上のおしゃれさを求めて、北欧風の壁紙を選ぶ人も多いです。壁紙を北欧風にすることによって、リッチな雰囲気を演出することができます。

高級さを感じられる壁紙は、来客が多い方にもおすすめです。トイレに入る人に「おしゃれ」と褒めてもらえるのは間違いありません。

少し変わった空間を楽しみたい方に選ばれることが多く、年齢や性別・家族構成などを問わず、人気の壁紙です。

風水を意識した壁紙の選び方

家を建てるときも、風水を気にしている方も多いですよね。せっかくなら、トイレの壁紙の色も風水に合わせて変えたいところです。

こだわりを持って色を調整すると、運気アップが期待できます。

風水で簡単に取り入れやすいのは、「色風水」です。風水では、それぞれの色に意味を持っています。

アクセントクロスの取り入れ方

アクセントクロスとは、部屋のクロス（壁紙）の一部にポイントとして取り入れられる、色や柄が違うクロスです。

一面だけ、あるいは二面だけを別の色にしたり、大きな柄を使ってみたりするのも空間を彩るのに適した方法です。

最初に、ベースカラーの選択がポイントです。原色や暖色系の鮮やかな色は、空間が圧迫して見えるため、白やベージュ、ライトグレーなどの薄くて清潔感のある色を選びましょう。これらの色は光を反射して空間を広く見せる効果があります。

ベースカラーを選んだら、次にアクセントとして濃い色を取り入れましょう。空間の奥行きを強調したい場合は、ブルーやグレーなどの寒色系の色が効果的です。

タイル柄や花柄、幾何学模様など個性的なデザインにチャレンジしたい場合は、シンプルな壁紙と相性が良いでしょう。

また床、壁、天井の順番で濃い色から明るい色になるようにグラデーションを意識した配色を組めば、空間が広く見える効果があります。

トイレの汚れやにおいを防ぎたい！機能性壁紙の選び方

トイレの壁紙選びで重要なのは、色や柄といった見た目だけではありません。

常に清潔に保っておきたい場所ですから、壁紙の持つ機能性にもこだわりましょう。

ここでは、トイレの壁紙が持つ機能性について掘り下げていきます。

汚れを防止できる壁紙

ラミネート加工された壁紙は、万が一汚してしまってもすぐに汚れが拭き取れるので、キレイな状態に戻せます。

壁紙に「防汚機能」がついていると、水分や汚れを深く浸透させません。この「防汚機能」を判断するのは壁紙工業会で、一定の基準をクリアしたものにしか与えられないため、安心できますね。

また、凹凸があるデザインの壁紙も汚れ防止に適しているので、壁紙選びの参考にしてみてください。

尿はねやカビなどの汚れも、市販のお掃除シートなどでサッと拭くだけで落とすことができますよ。

消臭ができる壁紙

トイレのニオイは、主に尿はねが原因です。

放置しておくとアンモニア臭がとれなくなってしまうので、常に消臭に気を配っておく必要があります。

ご自身で消臭剤を置くのも効果的ですが、壁紙そのものに消臭機能がついていると、より安心してトイレを使うことができますね。

結露防止・防カビ機能がある壁紙

トイレを清潔に保つためには、結露とカビの発生防止は欠かせません。じめじめした空気が蔓延すると、虫がわいてしまう可能性もあります。

そうならないためには、「吸放湿壁紙」がおすすめです。

「吸放湿壁紙」は狭い空間の湿気を取り除いてくれるので、水回りの壁紙として最適です。もし業者に依頼するのなら、「吸放湿壁紙」の資料を見せてもらいましょう。

トイレの壁紙はDIYで張り替えられる？

トイレの壁紙を自由に張り替えたいという方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、DIYでご自身の好みどおりにトイレの壁紙を張り替えたい方に向けて、必要なものなどをご紹介していきます。

DIYでトイレの壁紙を張り替えるのは初心者には難しい

DIY初心者にとって、壁紙の張り替えはかなり難易度が高いものです。

特に、トイレの壁紙は通常の部屋よりも狭いことや、その中に棚やトイレットペーパーホルダーなどのものが多いことで、さらに難易度が増しています。

アクセントクロスなどのようにはっきりと色を変えたい場合や、柄ものの壁紙を張りたい場合には、つなぎ目の処理や張り方がより重要になるでしょう。

そのため、できるだけキレイな仕上がりにしたい場合はDIYではなくプロに依頼するのがおすすめです。

壁紙の張り替えをプロに任せれば、ご自身で道具を準備したり、事前に手順を調べたりする必要がなくなります。

失敗して張り替えなければならなくなることを心配せずに済むのも大きなメリットです。

壁紙が浮いてしまうことや、はみ出してしまうことなども考えられますから、DIYで張り替えるときには慎重にならざるをえません。

また初心者には張替えではなく、トイレの壁を簡単に保護でき、抗菌・消臭加工でいつでも清潔感をキープできる「消臭シート」がおすすめです。

DIYで壁紙を張り替える時に必要なもの

DIYでトイレの壁紙を張り替える時には、まず剥がせるタイプのものを選ぶといいでしょう。壁紙のほかには、以下の道具をそろえましょう。

カッターは文房具として使っているもので問題ありません。

メジャーは壁紙の長さを測るために、定規は壁に隙間なく合わせるために必要です。

ローターは幅の広いものと小さめなものを2種類用意すると、空気を抜くのに役立ちます。

トイレの壁紙張り替えを業者に依頼する費用相場

トイレの壁紙リフォームは壁紙の費用＋施工費(業者に依頼した場合)です。

壁紙(1㎡あたり)

トイレ壁全体を変える場合の壁紙の大きさは、12㎡が一般的と言われています。そのためスタンダードな壁紙であれば12,000〜15,000円前後、機能性壁紙であれば18,000〜22,000円前後が相場価格です。

施工費

DIYは壁紙の費用のみ、業者に依頼した場合は壁紙の費用＋施工費になります。業者に依頼すると、別途で出張料がかかる場合もあるので事前に確認しておくと安心です。

壁紙の費用を計算するときの注意点などを以下の記事で詳しく説明しているので、気になる方は参考にしてみてください。

トイレの壁紙の張り替え業者を選ぶときのポイント

トイレの壁紙を業者に張り替えてもらうときには、気を付けておきたいポイントがあります。

ここでは、特に気をつけておくべき3つのポイントをご紹介します。

安すぎる業者は避けよう

できるだけ費用を安く済ませたいと思うのは当然ですが、あまりにも安い施工費で請け負っている業者は避けましょう。

仕上がりが汚かったり、提示した納期に間に合わなかったりと、よりよい施工をしてもらえない可能性が高いからです。

安すぎる業者は、あまりクオリティーの高さにこだわりを持っていない可能性が非常に高いと言えます。

高ければいいというわけではありませんが、安すぎる業者はできるだけ避けるようにしましょう。

アフターフォローがしっかりしている業者を選ぼう

トイレの壁紙を張り替えた後も、しっかりとフォローをしてくれる業者が理想的です。

汚れてしまったから加工を追加してほしいといった要望に応えてくれる、気になるキズを見に来てくれるなど、アフターフォローがしっかりしている良心的な業者選びをしましょう。

せっかく壁紙を張り替えても、問い合わせに対応してくれない業者は信用できませんよね。

業者選びのときには、きちんとアフターフォローを行っているか確認してください。

業者選びは「相見積もり」を活用しよう

リフォームを行う業者はさまざまで、大手から地元密着型の中小規模まで幅広く存在します。

トイレの壁紙の張り替えを依頼するときは、複数の業者から見積もりを取って比較する「相見積もり」がおすすめです。

「相見積もり」を行うと、現状で使える部分を最大限残すことで、費用を抑えてくれる業者を見つけることができます。

数社から見積もりを取る場合は、必ず同じ条件を提示するようにしましょう。

異なる条件で見積もりをお願いすると、一番お得な業者を見つけられなくなってしまいます。

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トイレの壁紙をキレイに保つ掃除方法

トイレの壁紙は、いつでもキレイにしておきたいですよね。せっかく壁紙を張り替えても、すぐに汚くなってしまったらもったいありません。

ここでは、トイレの壁紙を常にキレイに保つ方法とポイントをご紹介します。ぜひ実践して、清潔な空間作りに役立ててください。

お掃除シートで簡単に汚れを落とせる

トイレの汚れは下に行くにつれてひどくなっていきます。そのため、上から下へ向かって拭いていくと、汚れを広げずにキレイにすることができます。

また、お掃除シートは、通常のアルコールタオルやウェットティッシュとは違い、表面に凸凹があるので、壁紙の汚れを絡めとってくれます。

壁をきれいな状態に保つためのポイント

トイレの壁をキレイに保つためには、週1回のペースで掃除するようにしましょう。

汚れが目立ってくると落ちにくくなってしまうので、薄い段階で掃除をすると、取りやすくなります。

掃除自体は、お掃除シートで拭くような簡単なもので十分でしょう。

また、尿はねの原因は、主に男性が立って用をすることです。座って用を足すことで、汚れの原因となる尿はねを大きく減らすことができますよ。

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