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使わなくなったMDの処分方法。ルールは自治体に確認を

最終更新日: 2023年03月16日

MDディスクで音楽を楽しむ機会が減少し、使わずに部屋で保管しているだけの家庭もあるでしょう。大切な音源のみデータ移行して、MDを断捨離してしまうのも一つの手です。使わなくなったMDの、正しい処分方法を紹介します。

MDディスクの処分方法

青いMDを手にする

再生できないMDディスクは、手元に置いておくと意外に場所を取るものです。まずは使わなくなったMDディスクを、処分する方法について解説します。

自治体で処分する場合

MDディスクを家庭ごみとして出すことが可能な自治体の場合は、簡単に処分できます。可燃ごみに分別されることが一般的ですが、自治体によっては不燃ごみの場合もあります

家庭ごみとして捨てるときは、自治体のルールを守って処分することが大切です。捨てる前に必ず、自治体の分別方法を確認しましょう。

処分場へ持ち込む

自治体が指定するごみの処分場まで、自力で持ち込む方法もあります。大量のMDディスクを、まとめて処分したい場合におすすめです。予約が必要な場合もあるため、あらかじめ電話で問い合わせましょう。

MDディスクを持ち込んだときの処分費用は、無料のところもありますが、重さを量って有料で引き取る処分場もあります。問い合わせた際に、処分する費用も併せて確認しましょう

MDディスクのデータは移行できる?

MDプレーヤー

MDディスクを今も大切に保管している人の中には、貴重な音源や思い入れのある録音が、記録されているケースも多いでしょう。MDディスクを処分する前に、ほかの媒体にデータを移行する方法について紹介します。

自分でデータを移行する方法

MDプレーヤーが正常に作動するなら、自分でデータを移行することが可能です。自力でデータを移行する方法は、二つあります。いずれの方法も、MDプレーヤーと接続するためのケーブルが必要です。

一つ目はパソコンにデータを移行する方法です。パソコンに内蔵されているレコーダーを使って、MDプレーヤーで再生した音源を録音します。パソコンに直接データを移す方法なので、音量を調節したり、ファイル名を考えたりする手間がかかります。

二つ目の方法は、ICレコーダーとつないでMD内のデータを移行するものです。この場合、音源を書き出せるUSB端子が、MDプレーヤーに備わっている必要があります。USB端子があっても再生専用の場合があるので、注意が必要です。ICレコーダーに書き出したデータは、パソコンのUSB接続口に差し込めば、パソコンに保存できます。

参考:手元に残った昔のMDを救出せよ! パソコンに移す方法を探してみた|AV Watch

業者に依頼してデータを移行する方法

MDプレーヤーを持っておらず、大量のMDディスクがあるという場合は、ダビングサービスを行っている業者に、データ移行を依頼する方法があります。MDディスクに保存されている音源を、高音質でデータ移行できるのがメリットです。

MDディスク1枚当たり約1,000円を目安に、ダビング料金がかかります。ダビング料金の他に、送料も自己負担のケースが一般的です。

CDへのデータ移行のみを請け負う業者の他、wav形式のデータ移行に対応している業者もあります。さらにデータ移行後のMDディスクを、そのまま処分してもらうことも可能ですが、別途料金がかかります。

MDプレーヤーの処分方法

MDプレーヤー

次にMDプレーヤーを処分する方法について解説します。MDプレーヤーは状態によって、適切な処分方法が異なります。

自治体で処分する場合

MDプレーヤーの分別方法は、自治体によって異なります。可燃ごみに分類される場合もあれば、小さければ不燃ごみ、30cm以上なら粗大ごみというケースもあります。粗大ごみとして捨てる場合は、申し込みと処理手数料が必要です。MDプレーヤーを捨てる前に、自治体の分別ルールを確認しましょう。

小型家電回収ボックス

MDプレーヤーは小型家電リサイクル法の対象品目ですMDプレーヤーを含む、小型家電に使われている有用金属を取り出すことで、環境汚染の防止に役立てられます。資源の有効活用のために、小型家電のリサイクルに出すのがおすすめです。

リサイクルの方法は、公共施設やショッピングモールに設置してある小型家電回収ボックスに、MDプレーヤーを入れるだけです。投入できる小型家電のサイズは自治体ごとに異なります

リサイクルショップで買取

まだ使用できるMDプレーヤーなら、リサイクルショップで売れる可能性があります。一部のMDプレーヤーには、プレミア価格がついていることもあります特にSONY製のものは需要が高い傾向です。

宅配買取に対応しているリサイクルショップもありますが、画像のやり取りではMDプレーヤーの状態が伝わりにくく、トラブルになる恐れがあるため、注意が必要です。店頭買取や出張買取でも、あまり状態が良くないと、買取不可の場合があります。まずは買取の可否や、価格がいくらになるかなど、査定してもらうといいでしょう。

フリマアプリやオークションサイトに出品

リサイクルショップで値段がつかない場合でも、フリマアプリやオークションサイトに出品すれば、売却できるケースもあります。売却価格を自分で決めるため、納得のいく取引ができる可能性が高くなります。オークションサイトに出品した場合は、相場以上の価格で、売却できることもあるでしょう。

ただし商品の掲載から発送まで自力で行うため、手間がかかります。MDプレーヤーの状態が取引相手に十分伝わらないと、トラブルになる恐れもあります。買い手がつかない可能性もあることを踏まえた上で利用しましょう。

不用品回収業者に依頼

MDプレーヤーの処分にかかる手間を、徹底的に省きたい場合は、不用品回収業者に引き取ってもらえば、簡単に処分できま。MDプレーヤー以外にも、大量の不用品を処分したい場合にもおすすめです。

都合のいい日時を指定すると、業者が自宅まで回収に来てくれます。タイミングが良ければ、即日処分も可能です。ただしほかの処分方法に比べて、費用がかかります。業者によっては無料で回収してくれたり、買取してもらえたりする場合もあるため、事前に調べておきましょう。

業者を選ぶポイント

不用品回収業者を探すときは、違法な業者に引っかからないように、注意が必要です。料金体系が複雑な業者や、やりとりに不安を感じる業者は避けた方が無難です。実績豊富で、安心して任せられる業者を選びましょう。

業者を選ぶときは複数の業者を比較し、相見積もりをすることで、求めているサービスが明確になり、適正価格で依頼できるようになります。

関連記事:優良な不用品回収業者の選び方|確認すべきポイントや悪徳業者の特徴|ミツモア

相見積もりには手間がかかるものですが、ミツモアなら簡単な質問にいくつか答えるだけで、無料で最大5社の相見積もりが可能です。気になる業者と事前にチャットで相談できるため、安心して依頼できます。

ミツモアで不用品回収業者に依頼する

使わないMDを断捨離しよう

3枚のMD

MDはディスクとプレーヤーで、それぞれ処分方法が異なります。MDディスクは処分前に、大切なデータをCDやパソコンに移行しておきましょう。MDプレーヤーは状態が良ければ、売却できることもあります。

不要なMDを捨てようと思い立ったら、大切な思い出や貴重な音源は、利用可能な形式に変換し、保存することがおすすめです。自力での作業が難しい場合は、業者に依頼する方法も検討しましょう。

不用品回収業者を探すなら相見積もりで比較がおすすめ

悪徳業者を避け、信頼できる不用品回収業者を見つけるためには、3~5社の事業者から見積もりをとって以下の3点を比較することが大切です。

  • 見積もり金額
  • 口コミ評価
  • 対応の丁寧さ

複数の事業者を比べることで、相場から大きく外れる金額を提示する事業者や、利用者からの評判がよくない事業者を見分けられます。

複数業者の比較をかんたんに行うには、見積もりプラットフォームミツモアがおすすめ。「ミツモア」を使う5つのメリットを紹介します。

ミツモアの不用品回収のメリット

①質問に答えるだけで最大5社からすぐに見積もりが届く

スマホやパソコンから簡単な質問に答えるだけで、求める条件にぴったりの事業者から最大5件の見積もりが届きます

チラシやインターネットで1件ずつ事業者の情報を探したり、個別に見積もり依頼をしたりする手間はありません。

忙しい方でもかんたんに相見積もりができます。

②審査を合格した事業者の見積もりが届くので安心

ミツモアを通して届くのは、「古物商許可」の取得が確認できた事業者の見積もりのみ。再利用目的で不用品を回収できる資格を持っています。

ルールを守ってサービスを提供していることがあらかじめわかるので安心です。

③見積もり料金と口コミを比較して選べる

各事業者の見積もり料金はもちろん、過去にその業者に仕事を依頼したユーザーからの口コミ評価も確認できます

「相場より金額が高すぎたり安すぎたりしないか」「悪い口コミが集まっていないか」など、複数の観点で事業者を比べられますよ。

④契約や相談はすべてオンラインで完結

訪問見積もりや電話をしなくても、オンラインで見積もり依頼から契約まで完了。サイト内のチャットで見積もり内容に関する相談もでき、忙しい方でもスキマ時間で対応しやすいです。

チャットのやり取りを通して、事業者の対応が丁寧かどうかも訪問前に見きわめることができますよ。

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不用品回収業者を比較する

不用品回収サービスとは? 

まだ使い道のある不用品を、リユース目的で回収してくれるサービスです。
「古物商許可」を取得した事業者のみが不用品回収を行えます。
壊れていても修理できるものや部品が再利用できるものは引き取ってもらえますが、廃棄物として捨てるための回収はできません。

FAQ:不用品回収で回収できないものについて