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引っ越しで布団はどう梱包する?使うアイテムや方法、注意点を解説

最終更新日: 2024年02月09日

引っ越しで布団はどうやって運ぶ?

引っ越しで布団を梱包する方法は「専用の圧縮袋を使う」か「布団袋に入れる」かのどちらかになることが多いです。ダンボールに入れてしまうと、湿気がたまってカビが生えることがあるのでおすすめできません。

布団の引っ越しを業者に頼むいくらかかる?

布団を引っ越し業者に頼んだ際の相場は2,000~20,000円とピンキリです。業者によって差が出るので相見積もりを取るとよいでしょう。

引っ越しで布団を梱包する方法

布団は引っ越しの荷造りをするとき、基本的にはダンボールには入らないサイズです。どのような資材を使って梱包すればよいのでしょうか?布団を荷造りする方法を二つ紹介します。

専用の圧縮袋を使う

布団用の圧縮袋なら体積を減らしてコンパクトにできるため、荷台のスペースを取らずに運搬が可能です。

「掃除機吸引タイプ」と「手押しタイプ」の2種類があり、それぞれ使い方が異なります。どちらの圧縮袋でもまずは袋の中に布団を入れ、ファスナーを閉めて密封状態を作りましょう。

次に掃除機吸引タイプの場合は掃除機のノズルを使って、バルブから空気を吸い込めば圧縮完了です。バルブが付いておらずファスナーのすき間から吸引するタイプもあります。

手押しタイプの場合はファスナーを閉めた後、ゆっくりと体重をかけて空気を抜いていきましょう。

ただし圧縮しすぎると布団が傷んだり、形状が変わってしまったりする可能性もあります。通常の3分の1程度を厚みの目安にして、圧縮しましょう。羽毛布団はつぶれてしまうため、圧縮袋の利用は避けた方が無難です。

布団袋に入れる

引っ越しの際に布団を梱包するとき、最も手軽なのが布団袋を使う方法です。布団袋を大きく広げた状態にして、布団を折りたたんでそのまま収納します。

布団を入れ終わった後で備え付けのひもを縛れば、よりコンパクトにまとまるでしょう。ひもがほどけないように養生テープなどで固定しておくと安心です。

布団袋なら布団を変形させることなく梱包できるため、羽毛布団でもつぶれてしまう心配がありません。ただし圧縮袋と比べると体積は大きくなります。どちらにもメリットとデメリットがあるので、状況に応じて最適な方法を選びましょう。

引っ越しで布団を扱うときの注意点

引っ越しで布団を無事に新居まで運搬してもらうには、荷造りのときに注意点を意識しておく必要があります。「割れ物を一緒に入れない」「ダンボールで荷造りしない」の二つを例に取り、安全かつ衛生的に運ぶためのポイントを見ていきましょう。

同じ袋に割れ物を入れない

布団を緩衝材の代わりに使えると考える人もいるかもしれません。しかし同じ袋に割れ物を入れてしまうと、荷物の破損につながる可能性があります。

基本的に破損の心配がない布団は、他のものと比べて手荒に扱われやすい荷物です。布団の間に割れ物を入れていても業者は把握できないため、ほとんどの場合は中身が壊れても補償を受けられません。

布団しか入っていないと思って運んだ結果、破損した割れ物のかけらで作業員がケガをしてしまうリスクもあります。布団を入れても布団袋に余裕がある場合は、クッションやタオル・枕など布でできたアイテムだけを入れるようにしましょう。

ダンボールを使わない

たためば大きなサイズのダンボールに入る布団でも、ダンボールで梱包するのはおすすめできません。

ダンボールに布団を入れると内部に湿気がたまりやすくなるからです。トラックの内部も湿度が上がりやすいため、当日の天候や気候によっては布団にカビが生えてしまうかもしれません。

引っ越し後はただでさえライフラインの手続きや荷解きなどで忙しく、カビが生えた布団にまで対応するのは難しいでしょう。あまりにもカビがひどいケースだと当日に眠るための布団が確保できない事態も考えられます。

新居での快適な眠りを確保するためにも、布団の梱包には圧縮袋か布団袋を利用しましょう。

処分するなら自治体のルールを守ろう

引っ越しのタイミングで新たに布団を購入する場合、古い布団は可燃ごみとして処分します。トラブルを避けるためにも指定日はもちろん、大きさなどの定められたルールを守った上での処理を心掛けましょう。

可燃ごみとして出せる大きさに分解できない・回収日が引っ越し日程と合わないという場合は、別の方法でも処分は可能です。布団は粗大ごみとしても回収を依頼できるので、自治体に申し込んで券を買い指定の回収日に合わせて出します。

リサイクルショップに買い取りを依頼するのもおすすめです。引っ越し業者が引き取ってくれる場合もあるため、事前に確認してみましょう。

引っ越し日まで余裕がなく即日で処分したいなら、有料にはなりますが不用品回収業者に引き取ってもらうのも一つの手です。

布団袋は引っ越し業者が提供している場合も

布団袋は引っ越し業者が提供しているケースも少なくありません。布団袋のサービス内容も含めて、最適な業者を見極める上でのポイントを解説していきます。

業者ごとのサービス内容をチェック

布団袋の提供は引っ越し業者によってサービス内容が異なり、有料のケースと無料のケースがあります。また提供された布団袋は最後に返却する必要があるのか、そのままもらえるのかといった点も業者によって違う点です。

業者を決める際にはどのようなプランで布団袋を提供しているのか、見積もりの段階で確認しておくと安心でしょう。

布団袋自体はホームセンターや100円均一ショップでも購入できるため、どちらがお得かを比較するのがポイントです。有料提供でもダンボールなどの梱包資材とセットで購入できる業者であれば、割安で入手できる場合もあります。

知っておきたい業者選びのポイント

業者選びは布団袋のサービスも含めたプラン内容だけでなく、作業料金や口コミといった情報を調べた上で総合的に判断することが大切です。効率的に済ませたいなら複数の業者をまとめて比較できる、一括見積もりのサービスを利用しましょう。

ミツモアであればいくつかの選択肢をクリックするだけで、最大5社からの見積もりを一度に取得できます。やり取りもチャットで手軽に済ませられる上に、口コミも豊富なためスムーズに信頼できる業者を見つけられるでしょう。

ミツモアに登録している業者に引っ越し作業を頼んだ場合、料金相場は約7,000〜23,000円です。まずは複数社から見積もりを取って自分のケースにかかる費用を把握すると、適正価格で作業を頼める依頼先を見つけやすくなります。

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布団を上手に梱包して引っ越し先に運ぼう

布団の梱包にはコンパクトにまとめられる圧縮袋か、布団を傷めずに運搬できる布団袋の利用が役立ちます。布団の種類や他の荷物の量などに応じて、適した梱包資材を選ぶのがおすすめです。

割れ物を一緒に入れない・ダンボールを使わないといった注意点も押さえて、引っ越し先まで布団をきれいな状態で安全に運びましょう。

布団袋は引っ越し業者が有料または無料で提供しているケースも多いため、業者選びの際にチェックしておくと安心です。

荷造りのコツを把握して効率的に引越し準備を進めよう

引越しでは布団だけでなく、あらゆる持ち物の荷造りをしなければなりません。

その他の荷物の梱包については、以下の記事で詳しくまとめています。効率的な荷造りのコツも解説しているので参考にしてみてください。

荷造りが面倒という方は、引越し業者のオプションサービスで荷造りまで手伝ってもらうか、専用の梱包資材をレンタルしてラクに荷造りを済ませるのがおすすめです。

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