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引っ越しで布団を梱包する方法!汚れないように気をつけることは?

最終更新日: 2024年10月29日

引っ越しで布団を運ぶとき、水に濡れたり汚れが付かないように専用の圧縮袋か布団袋に梱包して運びます。ただし嵩やふくらみが減って温かみを感じなくなった場合、引っ越しを機に処分して買い替えるのも選択肢のひとつです。

引っ越し時の布団を梱包する方法について、汚れたり濡れたりしないように気をつけることを含めて紹介します。

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引っ越しで布団を梱包する5つの方法

布団を梱包するタイミングは、引っ越し当日の朝です。梱包するとき、下記の道具を使って梱包しましょう。

  1. 引っ越し業者の布団袋
  2. 市販の布団袋
  3. 専用の圧縮袋
  4. ダンボール

1.引っ越し業者の布団袋に梱包する

引っ越し業者がオプションとして提供するビニール製の布団袋に梱包して運ぶ方法です。

敷き布団や掛け布団、毛布などを折りたたんで収納できますが、袋の下はある程度重量がかかるため、袋が破れないように注意しましょう。

梱包した後は備え付けの紐で縛り、ほどけないように袋の上下にガムテープや養生テープで固定しておくと安心です。

2.市販の布団袋に梱包する

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布団購入時に使用した布団袋がない場合、100円ショップやホームセンターなどで購入できます。ファスナーや持ち手がついているものや、通気性に優れている商品もあるため、女性も安心して運べるでしょう。

3.布団の圧縮袋に梱包する

荷台のスペースをなるべく小さくしたい人は、布団用の圧縮袋を利用するのもおすすめです。

「掃除機吸引タイプ」と「手押しタイプ」の2種類があり、どちらの圧縮袋でも袋の中に布団を入れ、ファスナーを閉めて密封状態にします。「掃除機吸引タイプ」の場合。掃除機のノズルを使って、バルブから空気を吸い込めば圧縮完了です。

一方で「手押しタイプ」は、ファスナーを閉めた後、ゆっくりと体重をかけて空気を抜いていきます。

ただし圧縮しすぎると布団が傷んだり、形状が変わってしまったりする可能性があるため、通常の3分の1程度を厚みの目安にして、圧縮しましょう。

なお羽毛布団はつぶれてしまうため、圧縮袋の利用を避けることをおすすめします。

4.ダンボールに梱包する

布団袋や圧縮袋がないとき、Mサイズのダンボールに梱包するのも選択肢のひとつです。運搬中に水に濡れたり、汚れたりしないように大きめのビニール袋に入れた後、ダンボールに梱包してガムテープでしっかり止めます。

ただし内部に湿気がたまりやすくなり、当日の天候やトラックの環境次第ではカビが生えてしまう可能性があるため、あまりおすすめはしません。

引っ越しで布団を梱包する際に気をつけること

引っ越しで布団を梱包する際、大きくかさばってしまうため、そのまま持っていこうとすると、水や砂などで汚れてしまって使えなくなってしまいます。

布団を梱包するとき、下記のポイントに気をつけましょう。

  1. ひとつの袋に詰めすぎないようにする
  2. 布団を梱包材の代わりに使用しない
  3. 雨に濡れないようにビニール袋で包む

1.ひとつの袋に詰めすぎないようにする

布団袋や圧縮袋で布団を梱包するとき、同じ袋に多くの布団を詰め込みすぎないようにしましょう。特に圧縮袋は布団そのものが小さくなっても重さは変わりません。

多く詰めると重くなってしまい、作業員が運びづらくなるほか、袋が破れてしまいます。布団袋や圧縮袋1枚に詰める布団は、自分一人で運べる量までにしましょう。

2.布団を梱包材の代わりに使用しない

布団を梱包する際、布団袋や圧縮袋に割れ物を一緒に入れないようにしましょう。入れてしまうと荷物の破損につながる可能性があり、割れ物のかけらで作業員がケガをしてしまうリスクもあります。

布団袋には枕やクッション、タオルといったアイテムを入れるようにしましょう。

3.雨に濡れないようにビニール袋で包む

引っ越し当日に雨が降ることもあるため、雨天時に布団を濡らさないように対策を取りましょう。布団袋を閉める前にごみ袋のような大きめなビニール袋を中に被せば、布団が濡れる心配はありません。

引っ越しで布団以外の寝具を梱包する方法

引っ越し時、敷き布団や掛け布団以外の寝具を梱包する方法は下記のとおりです。

  1. 枕は一番最後に梱包する
  2. ベッドは原則分解や折り畳んで梱包する
  3. マットレスはエアクッションなどを保護する

1.枕は一番最後に梱包する

枕は布団と一緒に布団袋や圧縮袋に梱包しましょう。比較的柔らかくてサイズが小さく、袋の下に入れてしまうと布団の重みで潰れてしまうため、一番最後に詰め込みます。

布団袋に梱包する順番は一番下に敷き布団を、その上に掛け布団や毛布、シーツとブランケット、最後に枕の順に入れましょう。

2.ベッドは原則分解や折り畳んで梱包する

引っ越しでベッドを持っていくとき、運びやすいサイズに分解したり、折り畳んで小さくしてから新居へ運搬します。

自分で分解することもできますが、ベッドの大きさや種類によっては分解できず、運べないこともあるので、引っ越し業者に分解して運んでもらえるのか確認しましょう。

あわせて、新居の内見時に自分が持っていきたいベッドを置けるか確認することも大切です。

3.マットレスはエアクッションなどを保護する

マットレスを引っ越し時に梱包する際、紐と緩衝材でエアクッションや大型ラップなどを保護しましょう。そのままの状態で運搬すると、マットレスの角や周りの部分が破れてしまいます。

紐で縛るとき、持ち手を作っておくと運びやすくなるでしょう。

引っ越し先に運んだ後は早めに布団を開封しよう

引っ越し先に到着した後は、早めに布団袋や圧縮袋から布団を取り出しましょう。長時間入れたままの状態にしておくと、袋の中に空気が入って湿気が原因でカビが生えてしまいます。

加えて圧縮袋を使用すると型崩れが発生しやすくなるため、袋から布団を取り出した後、通気性の良い場所に移動して保管しましょう。

乾いた布などで周りに付いた水滴を拭き取ったり、布団を出してから乾燥機や扇風機で部屋干しをしてから移動させるのもおすすめです。

引っ越し時に布団を処分する方法

引っ越しで布団を持っていく際、汚れていたり、布団を置く場所がなかったりする場合、処分しましょう。具体的な処分方法は、以下のとおりです。

  1. 市区町村の粗大ゴミとして出す
  2. 不用品回収業者に回収してもらう
  3. 布団販売店に下取り・処分を依頼する
  4. 引っ越し業者に回収してもらう

1.市区町村の粗大ゴミとして出す

布団はサイズが大きいため、粗大ゴミとして市区町村に収集してもらいましょう。電話やメールで事前に収集を依頼した後、指定された収集日と場所に布団を廃棄します。

市区町村による処分は手間がかからないほか、比較的安価に処分できるのが特徴です。ただし収集してもらうには事前に予約が必要なので、引っ越し日に間に合うように依頼しましょう。

2.不用品回収業者に回収してもらう

民間の不用品回収業者やリサイクル業者に布団を回収してもらうのも選択肢のひとつです。布団とあわせてほかの不用品を一緒に回収してもらえるほか、市区町村と比べて日程の調整がしやすくなります。

ただし、市区町村の粗大ゴミよりも費用が割高になります。加えて、回収に必要な許可を得ずに運営している業者もおり、不法投棄や高額費用が請求されるトラブルに巻き込まれる可能性があるため、注意しましょう。

不用品回収業者に布団の回収を依頼する

3.布団販売店に下取り・処分を依頼する

新しく布団を購入するお店で不要になった布団を回収してもらえるところがあります。

地域によっては無料で引き取ってもらえるところもありますが、お店で新しい布団を購入するのが条件のところもあるので、依頼する際は事前に確認しましょう。

4.引っ越し業者に回収してもらう

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引っ越し業者によっては、無料または有料で布団袋を提供してもらえるところがあります。見積もりを依頼するときに相談してみましょう。

引っ越しの一括見積もりサービスを提供するミツモアなら、布団の枚数やベッドの個数など、簡単な質問に答えるだけで最大5つの業者から見積もりが届きます。気になる業者が見つかったら、チャットで不要になった布団の回収や必要な布団袋の枚数について相談できるので、安心して依頼できるでしょう。

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