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鍵交換の費用相場はいくら?種類や防犯性を高める方法、業者の選び方も

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最終更新日: 2022年10月29日

「鍵を交換したいけどどのくらい費用がかかるか分からない」とお悩みではありませんか。

鍵交換の費用は、鍵交換をしたい理由によって変動します

この記事では、鍵交換を行うケースや鍵の種類ごとの費用相場や業者の選び方、鍵の防犯性を高めるコツまで詳しく解説します。

鍵交換は自分でできる?

鍵の専門業者に依頼することをおすすめします。自分で鍵を交換すれば、必要な費用は鍵の本体価格だけです。そのため業者に依頼するよりも安く済みます。しかし部品のサイズを間違えて余計な費用がかかったり、うまく取り付けられずにドアが開かなくなってしまったりするリスクが考えられます。

賃貸入居時の鍵交換費用は誰が負担する?

借主の負担が一般的です。国土交通省が定めるガイドラインでは、貸主負担となっています。しかし法律ではないため、実際には借主負担とされることが多いです。管理会社が行う場合は1〜2万円、鍵屋に依頼する場合は3〜5万円が相場です。

鍵交換の費用相場はいくら?

鍵交換を行う業者

鍵交換の費用相場は「新しくつける鍵の種類」「交換する部品の範囲」の2点で変わります。

作業費はおよそ1万円〜となりますが、鍵をなくして開けられない場合の鍵開け費用などは別料金です。本体価格は防犯性の高さに応じて高価になり、安い鍵だと5千円〜、ディンプルキーのような防犯性の高い鍵だと2万円以上することもあります。

まず以下の表で、ご自身がどのケースに当てはまるか確かめましょう。

①鍵を無くした場合
交換する部品:シリンダーのみ交換(+鍵開けの依頼)

費用相場:30,000〜80,000円

②鍵が壊れた場合
交換する部品:シリンダーのみ交換or錠前ごと交換

費用相場:30,000〜60,000円

③防犯性を高めたい場合
交換する部品:シリンダーのみ交換

費用相場:20,000〜50,000円

シリンダーのみ交換する費用

シリンダーとは鍵穴を差す円筒状の部品のことです。基本的に鍵の交換はシリンダー交換を指します。

シリンダー交換の費用相場は15,000〜35,000円ですが、以下のように鍵の種類によって大きく変わります。ディンプルキーなど高い防犯性を持つ鍵は、費用が高くなるのが一般的です。

新しい鍵の種類ごとの費用相場
ピンシリンダー 15,000~20,000円
ディスクシリンダー 15,000~20,000円
ロータリーディスクシリンダー 20,000~30,000円
ディンプルキー 25,000~35,000円
プッシュプル錠 30,000~35,000円
引き戸錠 15,000~25,000円
ドア鍵(インテグラル錠) 15,000~20,000円
カードキー 40,000~80,000円
暗証番号キー 40,000~80,000円
生体認証錠 80,000~200,000円
関連記事:シリンダー錠とは?種類や防犯性、トラブル時の処置方法を紹介 | ミツモア

錠前ごと交換する費用

「鍵が抜けない」「鍵が固くて全然回らない」という状況が見られたら、鍵本体が壊れているサインです。このような場合、錠前ごと取り換えた方がよいでしょう。

錠前ごと交換する費用相場は25,000〜45,000円と、作業費も本体価格もそれぞれ5,000円~以上あがります。

新しい鍵の種類ごとの費用相場
ピンシリンダー 20,000〜25,000円
ディスクシリンダー 20,000〜25,000円
ロータリーディスクシリンダー 25,000~35,000円
ディンプルキー 30,000~40,000円
プッシュプル錠 35,000~40,000円
引き戸錠 20,000~30,000円
ドア鍵(インテグラル錠) 20,000~25,000円
カードキー 45,000~85,000円
暗証番号キー 45,000~85,000円
生体認証錠 85,000~250,000円

鍵開けを依頼するときの費用

鍵をなくして家の中に入れない場合、シリンダー交換にプラスして鍵開け料金が別途かかります。開錠方法によって、以下のように費用が変わります。

鍵開けを依頼するときの費用相場
ピッキング 5,000~15,000円
サムターン回し 12,000~30,000円
破壊開錠 15,000~40,000円

ピンシリンダーやディスクシリンダーのような比較的カンタンな構造の鍵であれば、ピッキングで開錠することが可能です。

しかしディンプルキーなどの防犯性の高い鍵だと、ピッキングでは開けられない可能性が高くなります。その場合、サムターン回しなど別の方法がとられることが多いです。

サムターン回しは、ドア内側にある解錠用のツマミ(サムターン)を操作してドアを開ける方法です。ドアスコープなどの隙間から特殊な器具を挿入し、サムターンを回します。

それでも開錠できない場合、最終的には破壊開錠です。鍵を破壊してドアを開け、新しい鍵を取り付けます。

関連記事:鍵開けの料金はどう決まる?ぼったくられないための基礎知識! | ミツモア

賃貸の鍵交換費用は誰が負担する?

賃貸に住んでいる方で鍵交換を依頼したい場合は、必ず家主・管理会社に相談しましょう。鍵は貸主の所有物です。無断で交換してしまうとトラブルに発展してしまう可能性が高まります。

また基本的に鍵の交換費用は、借主負担となる点にも注意が必要です。

関連記事:賃貸の鍵交換の費用!鍵を紛失したとき・入居時などパターン別に解説

鍵交換は自分でもできる?

鍵開けを行う人の手

DIYであれば鍵の本体価格だけで済むので、10,000円ほどの作業費がかかりません。そのため5,000〜15,000円ほどで鍵交換を済ませることができます。

しかし鍵交換をするには錠前やシリンダーの分解が必要です。普段からDIYに慣れていない方にとっては大変に感じる作業でしょう。

また以下のようなデメリットや注意点もあります。

  • 部品のサイズを測り間違えて余計な購入費がかかる
  • うまく取り付けられずドアが開かなくなることがある
  • 建付けが悪いとうまく施錠できなくなることがある

自信のない方やリスクに不安を感じる方は、業者への依頼がおすすめです。

鍵の交換手順

自分で鍵交換を行う場合、以下の手順となります。

自力で鍵を交換する手順
  1. ドア側面に記載されている錠前のメーカーと型番を確認する
  2. 規格に合う鍵とシリンダーを購入する
  3. プラスドライバーでシリンダーの固定ビスを外す
  4. プラスドライバーでドア側面のプレートを外す
  5. シリンダーを固定している4本のピンのうち、室外側の2本だけを引き抜く
  6. 古いシリンダーを取り出す
  7. 新しいシリンダーを逆順で取り付けていく
  8. ドアを開けたまま動作確認をする

最後の動作確認は、必ずドアを開けて行いましょう。ドアを閉めた状態で動作確認を行うと、鍵が回らなかった場合に開錠できないリスクがあります。

関連記事:鍵交換を自分でする方法!鍵購入や必要なものの用意、取り付け手順まで解説 | ミツモア

鍵交換の業者を選ぶポイント

鍵を見る業者

鍵交換の業者を選ぶときのポイントは以下の2つです。

  • 見積もり内容を確認する
  • キャンセル料やアフターサービスの有無を確認する

鍵交換は鍵の本体価格によって大きく費用が変わります。また既存の鍵の設置状況や、専門業者の料金設定などもバラバラです。

そのため1社だけに絞って依頼するのではなく、まずは複数社に同じ条件を伝えて見積もり金額を出してもらいましょう。

複数社を比べることで、作業費が安い業者やアフター保証がしっかりしている業者、対応が良い業者、キャンセル料が無料の業者などいろいろな情報が分かります。

見積もり内容を確認

信頼できる業者かどうかを見極めるには、まず見積もりを取って内容をしっかりと確認する必要があります。見積書には「鍵の取り外し」「新しい鍵の部材費」「鍵の取り付け」など、作業内容ごとにそれぞれの単価が書かれているのが一般的です。

もし「鍵交換(一式)」というような記載で合計金額しか書かれていない場合は注意しましょう。現場到着時に「思ったより追加作業が必要だった」などの理由で、高額請求される可能性もあります。

また事前の聞き取り調査が詳細かどうかも、優良業者を見極めるポイントになります。基本的には「今使っている鍵の種類」「新しく設置したい鍵の種類」「鍵開けが必要かどうか」が分かれば、ある程度正確に見積もりを出すことは可能です。

キャンセル料やアフターサービスの有無

「キャンセル料の発生の有無」「アフター保証などのサービス内容」もチェックしておきましょう。

鍵の種類や現場の状況などによって、当初の見積もりが変動する可能性があります。また作業前の現場確認で出張費が請求されるケースも。依頼をキャンセルしたいときに、キャンセル料金が発生するかどうかは重要なポイントです。

作業完了後に不具合が起こっても、アフター保証が充実していれば無償で修理してもらうことができます

ミツモアなら無料で最大5社から見積もりが届き、複数の業者のサービス料金や実績、利用者の口コミなどを比較できるので、ぜひお試しください。

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鍵の種類ごとの防犯性と特徴

おもな鍵の種類と、それぞれの防犯性や特徴、費用について以下の表にまとめました。交換する鍵を選ぶときに参考にしてみてくださいね。

鍵の種類 防犯性 本体価格
ピンシリンダー 5,000〜10,000円
ディスクシリンダー 5,000〜10,000円
ロータリーディスクシリンダー 10,000〜20,000円
ディンプルキー 15,000〜25,000円
プッシュプル錠 20,000〜25,000円
引き戸錠 鍵の数とシリンダーの種類によって変わる 5,000〜15,000円
ドア鍵 5,000〜10,000円
電気錠・電子錠 30,000〜70,000円
関連記事:身近で使われる鍵の種類と特徴を解説!主要メーカー10選も紹介 | ミツモア

ピンシリンダー

ピンシリンダー

  • 防犯性:低い
  • 本体価格:5,000〜10,000円

ピンシリンダーとは、上画像のように鍵の片側のみギザギザした鍵です。ほかの鍵と比べると構造が単純で、ピッキングは比較的カンタンとされています。

現在では各メーカーの改良によって、ピッキング対策もされている製品が多いです。ただし鍵は複製しやすく、やはり防犯性は他の鍵と比べると低いと言えます。本体価格は最も安い相場です。

家の勝手口や倉庫の鍵、シャッター鍵などとして使われるのが一般的です。

関連記事:身近だけど知らない「鍵」の内部構造と仕組みを解説! | ミツモア

ディスクシリンダー

ディスクシリンダー

  • 防犯性:低い
  • 本体価格:5,000〜10,000円

ディスクシリンダーは両側がギザギザした鍵です。ピンシリンダーと同じく防犯性はそこまで高くありません。家の勝手口や倉庫、シャッター用の鍵として使われることが多いです。

ディスクシリンダーと同じ形状の「ロータリーディスクシリンダー」はピッキング対策がされていて、玄関用の鍵としても一般的に使われます。

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダー

  • 防犯性:低い
  • 本体価格:10,000〜20,000円

ロータリーディスクシリンダーは、ディスクシリンダーを改良した鍵です。鍵自体の形状は違いませんが、鍵穴(シリンダー)内部がより複雑で、ピッキングしにくい構造になっています。

ただし防犯性は、ディンプルキーや登録制の鍵に劣るでしょう。鍵の形状は複製しやすくなっているため、合鍵を作られてしまうリスクがあります。

関連記事:ロータリーディスクシリンダーとは?特徴や仕組みを詳しく解説 | ミツモア

ディンプルキー

ディンプルキー

  • 防犯性:高い
  • 本体価格:15,000〜25,000円

ディンプルキーは中央部分に長い溝と、溝の左右に小さなくぼみのある鍵です。シリンダー錠のなかでは最も防犯性が高く、鍵の専門店でもピッキングは不可能なケースがあります。その防犯性の高さから、近年の玄関の鍵にもよく使用される鍵です。

また複製にも専用の工具が必要だったり、製造メーカーしか合鍵を作れなかったりする高性能なディンプルキーもあります。

本体価格は約15,000円〜とやや高額ですが、防犯性を高めたい場合はおすすめです。

関連記事:鍵交換はディンプルキーがおすすめ!特徴や種類、交換費用を解説 | ミツモア

プッシュプル錠

プッシュプル錠

  • 防犯性:高い
  • 本体価格:20,000〜25,000円

プッシュプル錠は、押し引きによって開閉するドアノブと一体化している鍵です。

基本的に上下2ロックになっているうえ、近年はディンプルキーを採用している製品が一般的です。そのためピッキングに対してかなり高い防犯性を持っています。

本体価格は約20,000円〜と高額になることが多いです。ドアノブと完全に一体化している製品であれば、ドアノブをまるごと交換する必要があるためさらに高くなる可能性があります。シリンダー部分だけを交換できる製品も多いですが、2つのロックをまとめて交換しなければなりません。

引き戸錠

引き戸錠

  • 防犯性:鍵の数とシリンダーの種類によって変わる
  • 本体価格:5,000〜15,000円

引き戸錠はその名の通り、スライド式の引き戸に使われる錠前です。

より厳密にいえば、2つのドアの重なる部分に使われるものを「引き違い戸錠」、取っ手部分に使われるものを「引き戸錠」と言います。

引き戸錠の防犯性は、設置している鍵の多さとシリンダーの種類によって変わります。引き違い戸錠と引き戸錠を両方採用すれば、ピッキングしなくてはいけない鍵穴の数が増えるため防犯性が上がります。

また引き戸錠に使われているシリンダーがディンプルキー(小さいくぼみのある鍵)の場合も、ピッキング耐性は強いです。

関連記事:玄関の引き戸の鍵を交換しよう!DIY方法や交換費用も紹介! | ミツモア

ドア鍵(インテグラル錠)

インテグラル錠

  • 防犯性:低い
  • 本体価格:5,000〜10,000円

ドア錠(インテグラル錠)とは、ドアノブの中心に鍵穴が付いている一体型の鍵です。古い賃貸住宅などで玄関に使われていることがあります。

インテグラル錠は本体価格が安価でシンプルな構造なので、工事費も安いのが特徴です。しかし防犯性は低く、近年はあまり玄関に使用されることはありません。

ピッキングに強いシリンダーを採用しているインテグラル錠もあります。しかしそのほかの点で防犯性が低く、物理的なこじ開けや工具を使ったもぎ取りに弱いです。

使用している鍵がインテグラル錠であれば、ドアノブや錠前ごと交換するか、ドアごとリフォームするのがおすすめです。

関連記事:玄関ドアのリフォーム費用相場!工法ごとの工事内容の違い・費用を安く抑えるコツを解説 | ミツモア

電気錠・電子錠

カード式電子錠

  • 防犯性:高い
  • 本体価格:30,000〜70,000円

カードキーや暗証番号キー、生体認証錠(指紋などを利用する鍵)などが含まれます。

いずれも本体価格は高額ですが、防犯性は高いのが特徴です。そもそもピッキングができないというセキュリティ面の強さや、鍵を使わずに解錠できる便利さがあります。

近年では、スマホに専用アプリをダウンロードして鍵として使用する「スマートロック式」の電子錠も登場しています。

電気錠の場合、電源を引くための電気工事が必要になることもあります。本体価格に加え、工事費用もかかるので注意しましょう。

関連記事:玄関に使う電子錠の種類と特徴を解説!後付けの方法や費用の相場も | ミツモア

玄関の鍵の防犯性を高めるには?

連なったディンプルキー

玄関の鍵の防犯性を高めるためには、ピッキングなどの方法で不正に開けられない鍵にすることが大切です。

以下のポイントを意識しながら、防犯性の高い錠前を付けるようにしましょう。

  • CPマークがついているものを選ぶ
  • 暗証番号式にする
  • ワンドアツーロックにする

CPマークがついているものを選ぶ

CPマークとは、警察庁などが防犯性の高い建物部品に対して、品質を認定していることを示すマークです。CPは「Crime Prevention」の略で、このマークが付与されている建物部品は、他の製品に比べて防犯性が高いものと認定されています。

このマークの付与された鍵は「CP認定鍵」と呼ばれており、窃盗犯などが不正に侵入しようとした際に、5分以上開錠されずに耐えられる点を基準に認定されています。

防犯性能試験をクリアした鍵にのみ付与されるので、玄関の鍵を選ぶ際にも、CPマークが付与されたものにするとよいでしょう。

参考:CPマーク|警察庁

暗証番号式にする

数ある鍵の中でも、特に防犯性の高い暗証番号式の鍵やスマートキーなどにする方法もあります。

暗証番号式は任意の番号を設定し、その番号を入力して解錠するタイプです。鍵を持ち歩く必要がなく、紛失してしまったりピッキング被害に遭ったりする恐れがありません。ただし、暗証番号を他人に知られてしまわないように注意しましょう。

スマートキーは、スマホやICカードなどを使って解錠するタイプの電子錠です。近年は指紋認証や音声認証などの電子錠も登場しており、防犯性能が高くなっています。

ワンドア・ツーロックにする

「ワンドア・ツーロック」にするのも、玄関の防犯性を高めることができます。1つのドアに2つの鍵を取り付ける方法で、メインの錠前の後に補助錠を取り付けるのが一般的です。

空き巣などの窃盗犯は、開錠に5分以上掛かると侵入を諦める傾向が高いです。そのため複数の鍵を取り付けておけば、侵入される確率が低くなります

補助錠の取り付けは国土交通省の示した「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」でも推奨されています。玄関の防犯性を高めたい人は検討してみるとよいでしょう。

参考:防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針|国土交通省

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