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鍵交換の費用相場はいくら?種類や防犯性を高める方法、業者の選び方も

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最終更新日: 2022年07月01日

鍵の交換費用はいくら?

鍵の交換費用は作業費+本体価格で決まります。作業費はおよそ1万円~となりますが、鍵をなくして開けられない場合の鍵開け費用などは別料金です。本体価格は防犯性の高さに応じて高価になり、安い鍵だと5千円~、ディンプルキーのような防犯性の高い鍵だと2万円以上することもあります。

鍵交換を依頼する業者の探し方は?

鍵交換を依頼するときは、今使っている鍵の種類や、新しく設置したい鍵の種類など条件を伝えて見積もりをもらってから依頼しましょう。複数社の見積もりを比較することで、適正な料金かどうか、見積書の丁寧さ、サービス内容の充実度などが分かります。

鍵交換の費用相場はいくら?

鍵交換をするときは「新しい鍵の種類はなにか」「どの部品を交換するか」という点によって費用相場が変わります。

また鍵をなくしたときの鍵交換は、まず鍵開けが必要になることで、作業費が高くなることも。

それぞれの相場の目安をまとめます。

新しい鍵の種類はなにか

新しい鍵の種類ごとの費用相場
ピンシリンダー 15,000~20,000円
ディスクシリンダー 15,000~20,000円
ロータリーディスクシリンダー 20,000~30,000円
ディンプルキー 25,000~35,000円
プッシュプル錠 30,000~35,000円
引き戸錠 15,000~25,000円
ドア鍵(インテグラル錠) 15,000~20,000円
カードキー 40,000~80,000円
暗証番号キー 40,000~80,000円
生体認証錠 80,000~200,000円

新しい鍵の種類ごとになぜ費用が変わるかというと、本体価格が変わるからです。

鍵は防犯性の高さや機能性によって値段が変わり、ギザギザした鍵(ピンシリンダーやディスクシリンダーなど)は安いもので5,000円~です。

逆に防犯性の高いディンプルキーは、安くて10,000円~なので、この差分によって費用相場が変わります。

またカードキーや暗証番号キーなどの電気錠は、電源を引く工事が必要となる場合、別途料金がかかるケースも。

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どの部品を交換するか

交換する部品ごとの費用相場
シリンダー交換 15,000~35,000円
錠前ごと交換 25,000~45,000円

シリンダーとは鍵穴を差す円筒状の部品のことです。基本的には鍵を交換するときにはシリンダー交換となります。

ラッチやデッドボルトなど、ドア側面にある部品が不調の場合は、錠前ごと取り換えたほうが良いかもしれません。錠前ごと交換する場合は、作業費も本体価格もそれぞれ5,000円~以上相場が上がります。

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鍵開けも依頼するか

鍵の開錠を依頼するときの費用相場
ピッキング 5,000~15,000円
サムターン回し 12,000~30,000円
破壊開錠 15,000~40,000円

鍵をなくしてまずは開錠しなくてはいけない場合、鍵開け方法によって上記のように費用が変わります。

ピッキングはピンシリンダーやディスクシリンダーのような、比較的カンタンな構造の鍵を開けることができます。

しかしディンプルキーなどの防犯性の高い鍵だと、ピッキングでは開けられない可能性が高く、別の方法になることも。

サムターン回しはドア内側にある解錠用のツマミ(サムターン)を操作してドアを開ける方法です。ドアスコープなどの隙間から特殊な器具を挿入してサムターンを回します。

そういった方法をとれない場合、最終的には破壊開錠です。鍵を破壊してドアを開け、新しい鍵を取り付けます。

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新しい鍵は何にする?種類ごとの防犯性と特徴

ここではおもな鍵の種類と、それぞれの防犯性、特徴、費用などについて紹介します。交換する鍵を選ぶときに参考にしてください。

ピンシリンダー

ピンシリンダー、ピンタンブラー

ピンシリンダーとは、上画像のように鍵の片側だけがギザギザした鍵です。ほかの鍵と比べると構造が単純で、ピッキングは比較的カンタンとされています。

現在では各メーカーの改良によってピッキング対策もされている製品が多いです。ただし鍵は複製しやすく、やはり防犯性は他の鍵と比べると低いと言えます。本体価格は最も安い相場です。

家の勝手口や倉庫の鍵、シャッター鍵などとして使われるのが一般的です。

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ディスクシリンダー

ディスクシリンダー

ディスクシリンダーは両側がギザギザした鍵が特徴です。ピンシリンダーと同じく防犯性はそこまで高くありません。家の勝手口や倉庫、シャッター用の鍵として使われることが多いでしょう。

ディスクシリンダーと同じ形状の「ロータリーディスクシリンダー」はピッキング対策がされていて、玄関用の鍵としても一般的に使われます。

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダー

ロータリーディスクシリンダーは、ディスクシリンダーが改良されたものです。鍵自体の形状は違いませんが、鍵穴(シリンダー)内部の構造がより複雑で、ピッキングしにくくなっています。

ただし鍵の形状は複製しやすく、合鍵を作られてしまうリスクを考えると防犯性はディンプルキーや登録制の鍵に劣ると言えます。

関連記事:ロータリーディスクシリンダーとは?特徴や仕組みを詳しく解説 | ミツモア

ディンプルキー

ディンプルキー

ディンプルキーは中央部分に長い溝と、溝の左右に小さなくぼみのある鍵です。シリンダー錠のなかでは最も防犯性が高く、ピッキングは鍵の専門店でも不可能なケースがあります。そのため近年の玄関の鍵にもよく使用される鍵です。

また複製にも専用の工具が必要だったり、製造メーカーしか合鍵を作れなかったりする高性能なディンプルキーもあります。

そのぶん本体価格は約10,000円~とやや高額ですが、防犯性を高めたい場合はオススメです。

関連記事:鍵交換はディンプルキーがおすすめ!特徴や種類、交換費用を解説 | ミツモア

プッシュプル錠

プッシュプルグリップ・シリンダーセット
プッシュプルグリップ・シリンダーセット

プッシュプル錠は押し引きによって開閉するドアノブと一体化している鍵のことです。

基本的に上下2ロックになっているうえ、近年はディンプルキーを採用している製品が一般的なので、ピッキングに対してかなり防犯性が高いです。

プッシュプル錠がドアノブと完全に一体化している製品だと、ドアノブをまるごと交換する必要があるため費用が高額になります。

シリンダー部分だけを交換できる製品も多いですが、既存のプッシュプル錠の規格に合うメーカー純正品を選ぶため、また2ロックをまとめて交換するため、本体価格は約20,000円~と高額になることも多いです。

引き戸錠

引き戸錠

引き戸錠はその名の通り、スライド式の引き戸に使われる錠前です。

より厳密にいえば2つのドアの重なる部分に使われるのが「引き違い戸錠」で、取っ手部分に使われるのが「引き戸錠」と言います。

引き戸錠の防犯性は錠前よりも、設置している鍵の多さとシリンダーの種類によって変わるでしょう。

引き違い戸錠と引き戸錠を両方採用することで、ピッキングしなくてはいけない鍵穴の数が増えて防犯性が上がります。

また引き戸錠に使われているシリンダーがピンシリンダーやディスクシリンダー(ギザギザした鍵)よりも、ディンプルキー(小さいくぼみのある鍵)のほうがピッキング耐性が強いです。

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ドア鍵(インテグラル錠)

インテグラル錠

ドア錠またはインテグラル錠とは、ドアノブの中心に鍵穴が付いている一体型の鍵です。古い賃貸住宅などでは玄関に使われていることもあります。

インテグラル錠は本体価格が安価で、シンプルな構造なので工事費も安いのが特徴。しかし反面、防犯性は低く近年はあまり玄関に使用されることはありません。

もちろんピッキングに強いシリンダーを採用しているインテグラル錠もあります。しかし物理的なこじ開けに弱いこと、工具を使ったもぎ取りに弱いこと、サムターン回しがしやすいことなど、そのほかの点で防犯性が低いのです。

玄関に使われているのがインテグラル錠であれば、ドアノブや錠前ごと交換するか、ドアごとリフォームするのがオススメ。防犯対策を考えて次の鍵を選びましょう。

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電気錠・電子錠

カード式電子錠

電気錠や電子錠と呼ばれるのは、カードキー、暗証番号キー、生体認証錠(指紋などを利用する鍵)などがあります。

いずれも本体価格は高額ですが、そもそもピッキングができないというセキュリティ面の強さ、また鍵を使わずに解錠できる便利さが魅力です。

スマホに専用アプリをダウンロードして鍵として使用する「スマートロック式」の電子錠も登場しています。

詳しく言うと「電気錠」は電源を利用する鍵、「電子錠」は電池などを使った鍵のことです。

電気錠の場合は電源を引くための電気工事が必要だと、そのぶんの費用がかかってしまいます。

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鍵交換の業者を選ぶポイント

鍵 業者

鍵交換は鍵の本体価格によって大きく費用が変わります。また既存の鍵の設置状況、専門業者の料金設定などもバラバラです。

そのため1社だけに絞って依頼するのではなく、まずは複数社に同じ条件を伝えて見積もり金額を出してもらいましょう。

複数社を比べることで、作業費が安い業者、アフター保証がしっかりしている業者、対応が良い業者、キャンセル料が無料の業者などいろいろな情報が分かります。

見積もり内容を確認

信頼できる業者かどうかを見極めるには、まず見積もりを取って内容をしっかりと確認する必要があります。

見積書には「鍵の取り外し」「新しい鍵の部材費」「鍵の取り付け」など、作業内容ごとにそれぞれの単価が書かれているのが一般的です。

もしも「鍵交換(一式)」というような記載で合計金額しか書かれていない場合は、現場到着時に「思ったより追加作業が必要だった」などの理由で高額請求される可能性もあります。

基本的には今使っている鍵の種類や、新しく設置したい鍵の種類、また鍵開けが必要かどうかなどの状況が分かれば、事前見積もりでもある程度正確に見積もりを出すことができるものです。

そのため事前の聞き取り調査が詳細かという点も、優良業者を見極めるポイントになります。

キャンセル料やアフターサービスの有無

見積もりの内容に加えて、キャンセル料の発生の有無や、アフター保証などのサービス内容もチェックしておきましょう。

鍵を交換する場合には、鍵の種類や現場の状況などによって、当初の見積もりが変動する可能性もあります。依頼をキャンセルしたい場合に、キャンセル料金が発生するかどうかは重要なポイントです。

作業前の現場確認で出張費が請求される場合もあるので、事前にキャンセル料金についてもチェックしましょう。

作業完了後に発生した不具合に関しても、アフター保証が充実していれば無償で修理してもらうことができます。

ミツモアなら無料で最大5社から見積もりが届き、複数の業者のサービス料金、実績、利用者の口コミなどを比較できるので、ぜひお試しください。

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鍵交換は自分でもできる?

鍵交換の作業費は10,000円~と、決して安くはない金額がかかります。自分で交換できれば鍵の本体価格だけで済むので、5,000~15,000円ほどで済むケースもあるでしょう。

しかし鍵交換をするには錠前やシリンダーの分解が必要になり、普段からDIYに慣れていない方にとっては大変に感じる作業になるかもしれません。

また以下のようなデメリットや注意点もあります。

【自分で鍵交換するときのデメリット・注意点】

  • 部品のサイズを測り間違えると余計な購入費がかかる
  • うまく取り付けられずドアが開かなくなることがある
  • 建付けが悪いとうまく施錠できなくなることがある

「餅は餅屋」というように、鍵の交換には専門知識や技術力があるに越したことはありません。

自信のない方は鍵の専門業者に交換を依頼するのがオススメです。

鍵の交換手順

自分で鍵交換を進める場合は、以下の手順となります。

  1. ドア側面に記載されている錠前のメーカーと型番を確認
  2. 規格に合う鍵とシリンダーを探して購入
  3. プラスドライバーでシリンダーの固定ビスを外す
  4. プラスドライバーでドア側面のプレートを外す
  5. シリンダーを固定している4本のピンのうち、室外側の2本だけを引き抜く
  6. 古いシリンダーを取り出し、新しいシリンダーを逆順で取り付けていく
  7. ドアを開けたまま動作確認をして問題なければ終了

最後の動作確認は、必ずドアを開けて行いましょう。鍵がうまく動作しないままドアを閉めると、鍵が動かずに開けられなくなってしまう可能性があります。

関連記事:鍵交換を自分でする方法!鍵購入や必要なものの用意、取り付け手順まで解説 | ミツモア

玄関の鍵の防犯性を高めるには?

考える女性

玄関の鍵の防犯性を高める方法を解説します。防犯性を高めるためには、ピッキングなどの方法で不正に開けられない鍵にすることが大事です。

以下のポイントを意識しながら、防犯性の高い錠前を付けるようにしましょう

CPマークが付いているものを選ぶ

CPマークとは、警察庁などが防犯性の高い建物部品に対して、品質を認定していることを示すマークです。CPは「Crime Prevention」の略で、このマークが付与されている建物部品は、他の製品に比べて防犯性が高いものと認定されています。

このマークの付与された鍵は「CP認定鍵」と呼ばれており、窃盗犯などが不正に侵入しようとした際に、5分以上開錠されずに耐えられる点を基準に認定されています。

防犯性能試験をクリアした鍵にのみ付与されるので、玄関の鍵を選ぶ際にも、CPマークが付与されたものにするとよいでしょう。

参考:CPマーク – 警察庁

暗証番号式にする

数ある鍵の中でも、特に防犯性の高い暗証番号式の鍵や、スマートキーなどにする方法もあります。

暗証番号式は任意の番号を設定し、それを入力すれば解錠するタイプです。鍵を持ち歩く必要がなく、紛失してしまったりピッキング被害に遭ったりする恐れがありません。ただし、暗証番号を他人に知られてしまわないように注意しましょう。

一方でスマートキーは、スマホやICカードなどを使って解錠するタイプの電子錠です。近年は指紋認証や音声認証などの電子錠も登場しており、防犯性能が高くなっています。

ワンドアツーロックにする

「ワンドア・ツーロック」にするのも、玄関の防犯性を高める方法です。ワンドアツーロックとは、1つのドアに2つの鍵を取り付けることで、メインの錠前に加えて、後から補助錠を取り付けるのが一般的です。

空き巣などの窃盗犯は、開錠に5分以上掛かると侵入を諦める傾向が高い点が判明しているため、複数の鍵を取り付けておけば、侵入される確率が低くなります。

補助錠の取り付けは国土交通省の示した「防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針」でも推奨されているので、玄関の防犯性を高めたい人は検討してみるとよいでしょう。

参考:防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針

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