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鍵交換はディンプルキーがおすすめ!特徴や種類、交換費用を解説

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最終更新日: 2023年10月02日

ディンプルキーは防犯性の高い鍵です。ピッキング被害に遭いづらいなど様々なメリットがあります。旧型の鍵を使用しているのであれば、ディンプルキーに交換してセキュリティを高めるのもよいでしょう。ディンプルキーの特徴や交換方法を紹介します。

ディンプルキーとは?

鍵を持つ手

ディンプルキーとは、従来の鍵と比べ見た目だけでなく防犯性の性質も異なります。ディンプルキーの特徴や一般的な鍵との違いを紹介します。

ディンプルキーの特徴

ディンプルキーとは表面に丸いくぼみが付いている鍵のことです。名前にある「ディンプル」とは「くぼみ」や「えくぼ」を意味します。

従来のピンシリンダーキーやディスクシリンダーキーと異なり、ギザギザ形状にくぼみが付いているので見分けやすいでしょう。

2000年代前半から普及し始め、近年建てられた住宅でよく目に付くようになりました。住宅だけでなく、自転車の鍵や金庫などでも使用されています。

信頼性が高く、幅広く利用されているのです。

一般的な鍵との違い

従来のギザギザ形状をした鍵と異なるのは、くぼみだけではありません。これまでは表裏の区別がありましたが、ディンプルキーは表裏どちらでも鍵穴に差し込めます。

そのためわざわざ鍵穴の形状を確認し、向きをそろえて差し込む必要はありません。手荷物がある場合でも、手間をかけずに開けられるでしょう。

また防犯性も高められ、「ドリリング防止板」をはさむことで破壊解錠を防いでいます。従来の鍵によるピッキング被害が問題視され、その対策としてディンプルキーが生まれたのです。

ディンプルキーに交換するメリット

マンション 玄関 ディンプルキー

ディンプルキーは防犯性に優れているだけでなく、耐久性が高く複製しづらいメリットもあります。ディンプルキーに交換するメリットを紹介します。

防犯性能が高くなる

ディンプルキーは従来の鍵と比べ防犯性が高くなります。それはピッキングに強いからです。

ピッキングは鍵ではなく特別な道具でシリンダー内のピンの高さをそろえ、解錠させます。従来の鍵は上にしかピンがないので、簡単に解錠できてしまいます。

ディンプルキーは上だけでなく下・左・右・斜めにピンが付いているため、ピッキングに強いのです。ピンの数が増えれば、それだけでピッキングの難易度が上がります。

仮にディンプルキーをピッキングしようとすれば、プロの鍵師でも10分以上はかかる仕組みです。

空き巣犯は解錠に5分以上かかると侵入を諦めるといわれているため、ディンプルキーを付けることで防犯性は格段にアップします。

鍵が壊れにくい

従来の鍵は使用しているとギザギザ部分がすり減り、形状が変わってしまう恐れがあります。そのため鍵を差し込んでも、回らなくなる場合があるのです。この状態で無理に回そうとすると、鍵が折れてしまうこともあります。

ディンプルキーは耐久性が高く、摩耗による鍵の形状変化の恐れがほとんどありません。使い勝手が変わらず、鍵が途中で折れてしまう心配もないでしょう。

鍵は人によって扱い方が異なります。活発に動く子供に持たせても、耐久性が高いので安心です。

複製することが難しい

ディンプルキーは作成するのに時間がかかり、従来の鍵に比べ複製が難しくなっています。鍵屋に複製を依頼する際は値段が高くなるので、それだけでハードルが上がってしまうでしょう。

仮に複製を作ったとしても、高い精度が求められるので使用できないこともあるのです。

メーカー側のバックアップ体制も整っており、合鍵を作成する際はメーカーに依頼しなければなりません。商品によっては、作成時にセキュリティカードが発行されます。

メーカーに合鍵作成を依頼する際は、鍵のナンバーだけでなくセキュリティカードのナンバーも求められるので、第三者がなりすましで鍵を作るのは難しくなっています。

おすすめのディンプルキーは?


鍵の性能に優れたディンプルキーですが、どれもが同じ品質を備えているとは限りません。安心できる、おすすめのディンプルキーを紹介します。

美和ロック(MIWA)

日本の大手鍵メーカーが作るディンプルキーは、防犯性が高く使い勝手がよいものです。

「miwa PRシリンダー」は、全てのタンブラーが同時にそろわないと回らないディンプルキーになります。鍵穴の中は複雑な構造になっており、ピッキングするには10分以上かかる仕組みになっています。

各部品の多くは高い硬度を誇る素材でできているため、ドリルなどの物理的な攻撃にも耐えられる頑丈な仕様です。防犯性を重視した、精密な鍵といえるでしょう。

アルファ(ALPHA)

約1,300億通りの鍵パターンがあるといわれるのが、アルファ社の「アルファFBロック」です。鍵の先には直径1mm程のフローティングボールが内蔵され、かなり複雑な構造になっています。

ピッキングに強く非常に防犯性の高い鍵であり、CP-C認定マークも取得しているのです。

複製には購入時に配布されるセキュリティカードが必要になるため、第三者が容易に合鍵を作れないようになっています。少し高めの値段となりますが、防犯性を高めたいのであれば設置したい商品です。

カバ(KABA)

今となってはディンプルキーは当たり前のように表裏関係なく鍵穴に差し込めますが、最初にリバーシブルキーを開発した会社がKABAです。

同社が販売しているディンプルキーが「Kaba star neo」ですが、防犯性が高くCPマークに認定されています。

購入時は所有者登録をしているため、それ以外の人は簡単に複製を作れません。ピンの数は5列最大26本もあり、理論的に2,200,000,000,000通りの鍵が作れます。

耐久性も高く、鍵を破壊するのに10分以上はかかる仕様になっています。

ディンプルキーに交換する方法

ディンプルキー

簡単にピッキングされる恐れがある鍵を使用しているのであれば、早めに防犯性の高い鍵に変更した方がよいでしょう。

ディンプルキーに交換する方法を紹介します。

自分で鍵を交換する

鍵の交換は、自力ですることも可能です。今使っている鍵の番号やメーカー、型番を調べてホームセンターで交換できる鍵を探します。

鍵の寸法なども必要になり、正確な商品選定が求められるでしょう。仮にドアに合わない鍵を購入してしまうと、防犯上の理由から返品できない場合がほとんどです。

取り付け方を間違うとドアが開閉できなくなったり、鍵が開かず閉じ込められてしまう恐れもあります。

交換費用は抑えられますが、失敗した時のリスクが高いためおすすめできない方法といえます。

鍵交換のプロに依頼する

鍵交換のプロに依頼すれば、商品選定から取り付けまで安心して任せられるでしょう。豊富な知識と経験で、迅速な交換に期待できます。

一般的な人が自力でするよりも作業の品質が高いため、防犯性も高まり使用している中で錠が外れてしまうこともほとんどありません。

交換後に何か問題があっても、業者によってはアフターフォローが期待できます。場合によっては、長持ちさせる使用方法などもアドバイスしてくれるでしょう。

適切な業者選びには、相見積もりが有効です。ミツモアを利用すれば、大きな手間をかけることなく複数の業者から見積もりを集められます。

ミツモアで鍵交換・紛失・修理業者に依頼する

ディンプルキーの交換費用

業者にディンプルキー交換を依頼した場合、必要な費用相場は約10,000〜50,000円です。

購入する鍵本体の価格だけでなく、業者の作業費によって費用は異なります。特に業者が離れた場所から来る場合、交通費が高くかかるでしょう。

仕事などで忙しい人は、夜間作業を望む場合があるでしょう。夜間割増し料金が発生すれば、その分高い費用を支払わなければなりません。

あくまでも料金相場は目安であり、依頼する内容によって金額は変動します。

防犯性に優れたディンプルキーに交換しよう!

鍵屋さんに連絡しよう

ディンプルキーはピンの数が多いためピッキングされづらい鍵といえます。所有者以外の複製が難しいこともあり、防犯性に優れたものです。

MIWAやKABAなどの有名メーカーのディンプルキーになると、高性能で物理的に破壊するのも難しくなります。

交換方法には自力で行うのと業者に依頼する方法がありますが、ドアが開閉できなくなる恐れもあり前者はおすすめできません。

ディンプルキーの交換は安心して任せられる業者を選定して確実にセキュリティを高めましょう。

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