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鍵交換を自分でする方法!鍵購入や必要なものの用意~取り付け手順、注意点まで解説

最終更新日: 2021年04月30日

鍵交換を検討している方の中には「費用を抑えるために自分で交換したい」と考える方も多いのではないでしょうか?

鍵交換は正しく行えばDIYも可能です。鍵本体代+3,000円程度で済ませられるので、できる方は自分でやってしまうのがおすすめです。

そこでこの記事では鍵交換を自分で行う方法を解説していきます。鍵交換は以下のような手順で行うので、順番に説明していきますね。

  1. 必要なものをそろえる
  2. 新しい鍵を選ぶ
  3. 鍵を交換する

特に2の「新しい鍵を選ぶ」が重要で、ここを間違えてしまうと取り付けがうまくできないこともあります。よくある失敗談や注意点なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

自分で鍵交換をする時に必要なものとかかる費用

DIY道具

まずは鍵交換に必要なものをご紹介します。

必要なもの 費用 用途
新しく付ける鍵(シリンダー+キー) 5,000円~30,000円 交換する本体
プラスドライバー 400円~1,000円 鍵本体をドアから外したり付けたりする時に使う
マイナスドライバー 400円~1,000円 鍵内部の「ピン」を抜く時に使う
ペンチ(あれば) 400円~1,500円 「ピン」が古くなかなか抜けない時に使う(古い鍵を交換する時には用意しておくと良いでしょう)

※シリンダーとは鍵の差込口のことです。必ずキーとセットになっており、交換すると以前のキーは使えなくなります。

鍵本体(シリンダー+キー)は安いと5,000円程度で購入できます。鍵を入れて回すタイプのものなら高くても15,000円程度で購入できますが、電子錠の相場は30,000円~です。予算に合うものを選びましょう。

交換作業に入る前に、新しい鍵の選び方を解説しますね。

自分で新しい鍵を購入!キーやシリンダーの選び方

鍵シリンダー

新しい鍵の選び方を間違ってしまうと取り付けがうまくできません。購入をする前に選び方をしっかりと確認しておきましょう。

以下のような流れで新しい鍵を決めていきます。

  1. ドアのタイプごとに部品をどこまで交換するか確認
  2. 鍵の型番・メーカーを調べ、同じものを購入

鍵の選び方①:どの部品まで交換するのかを決める

まずはドアに付いている鍵の形を確かめて、どこまで交換するのかを決めましょう。

まず「彫込型」というドアに錠前が埋め込んであるタイプがあります。こちらのタイプの場合、自分で交換できる範囲は「シリンダーとキーのみ」です。錠前も全て交換するとなると作業も複雑になり失敗してしまう可能性があります。DIY上級者でない場合は業者に依頼したほうが良いでしょう。

他には「面付け型」というタイプの鍵もあります。こちらはシリンダーを含む錠前を全部DIYで交換することが可能。ネジが固くてシリンダーを外すことができない場合でも、錠前ごと全て交換してしまえばOKです。

また比較的新しいマンションや一戸建てで多いのが「プッシュプル型」という、ドアのハンドルと鍵が一体となったタイプです。一見難しそうに見えますが、形が違うだけで「彫込型」とほぼ同じ手順で作業できます。上下2つに鍵が付いていることもありますので、上下それぞれの型番を確認しておきましょう。

ちなみにどのドアタイプか分からない場合は、写真を撮るなどして鍵屋さんに見てもらうのが確実です。

鍵の選び方②:既存の鍵の型番・メーカーを調べる

既存の鍵と型番が同じものを購入しましょう。さらにメーカーも同じものを選ぶと交換が楽になります。

鍵のメーカー・型番は以下の箇所に刻印されています。

彫込型の鍵ならデッドボルト(鍵をかけると出っ張るところ)が付いている面に。面付け型ならサムターン(鍵を開け閉めする時に回すところ)の面にありますので確認してみてください。

メーカーや型番は以下のように記載されています。

サムターンとデッドボルト

例:

  • MIWA←メーカー名 BH←型番
  • GOAL←メーカー名 HD←型番

など

型番によって鍵の形は決まっていますが、中には見分けにくいタイプもあるので注意が必要です。

例えば本来「BH」の形をしている鍵に、以下のような複数の型番が刻印されていることがあるのです。

  • BHSP
  • DZ
  • LD
  • LDL
  • LDSP

逆に「BHSP」に合うはずの鍵に「BH」と書かれているような場合も。この場合、既存の鍵にある「BHSP」と全く同じ刻印の鍵を探しても、見つからないことがあるかもしれません。

どの型番の鍵を選べば良いのか分からない・不安という場合は、自宅の鍵のメーカーや型番・形などを写真に撮っておくのがおすすめです。その写真をホームセンターや通販の鍵屋さんに見せれば、最適な型番を選んでもらえますよ。

ちなみに鍵は型番だけでなくメーカーも合わせるのがおすすめです。取り外しの逆の順序で取り付けることができるので、異なるメーカーのものよりも作業がしやすいでしょう。

逆に異なるメーカーを選ぶと、取り付け手順のちょっとした違いでDIY初心者は混乱してしまうかもしれません。

メーカーの異なる鍵を購入する場合は?

シリンダーとキーのみの交換なら、型番さえ合っていれば異なるメーカーでも大丈夫です。もし錠前も全て交換する場合は、以下の4つについても測っておきましょう。

  • ドアの厚み
  • バックセットの長さ(ドアフロントから鍵穴の中心まで)
  • フロントの長さ(錠前の見えている部分の上から下まで)
  • ビスピッチ(フロントに付いているビスの間隔)

防犯性の高い種類の鍵がおすすめ

ピッキングの被害に遭わないために、新しい鍵はピッキングに強いものにすることをおすすめします。シリンダーの種類によって防犯性が異なるので、以下を参考に選んでみてください。

シリンダーの種類 防犯性
ディスクシリンダー 低い
ピンシリンダー 低い
ディンプルシリンダー 高い
ロータリーディスクシリンダー 高い

おすすめは下2種類のシリンダーです。防犯性が高くピッキングもしにくい構造になっています。

また購入時のひとつの目安にしていただきたいのが「CPマーク」です。CPマークとは官民合同会議において、防犯性の高い建物部品として認められたものに付けられるマークです。

警視庁による試験で、侵入に5分以上かかると評価されている商品に付いています。空き巣は侵入に5分以上かかると諦めることが多いとされているので、CPマークが付いている鍵だと安心できるでしょう。

自分で鍵交換をする場合、鍵はどこで購入する?

基本的にはホームセンターで購入するのがおすすめです。ここまで解説してきたように、メーカーや型番をホームセンターに伝えてみてください。ドアの刻印部分とドア全体の写真を見せれば合うものを探してくれますよ。

また通販でも鍵専門店なら、購入しようとしている商品と合うかどうかを、写真を見て判断してくれるでしょう。

よく型番を確認せずに購入してしまうと、取り付けの時に合わなかった!という結果を招きかねません。鍵は防犯上の観点から、たとえ間違って購入した場合でも返品ができないのです。防犯性の高い商品を選んだ場合5,000円~1万円以上しますので、とてももったいないですよね。

そのためメーカーと型番をよく確認してから購入しましょう。

ここまでの内容が難しいと感じたら、鍵交換を業者に頼む方が安心かもしれません。費用を抑える目的でDIYした結果、鍵を間違えて出費が増えてしまっては本末転倒です。鍵を1本でも無駄にしてしまうと、修理を依頼するよりも高額になるケースが多いので注意してくださいね。

鍵交換をできる限り安く依頼したい場合は、ぜひミツモアを利用してみてください。複数の業者が無料で見積もりを出してくれるため、比較してより安いところを選べます。15,000円~20,000円程度(+鍵本体代)で依頼できるので、心配な方は検討してみてくださいね。

ミツモアで鍵交換を依頼する

鍵交換を自分で行う方法!取り外し・取り付け手順を解説

分解された鍵シリンダー

鍵交換は基本的に、古いシリンダーを取り外して、新しいシリンダーを取り付けるだけで完了です。

今回は日本でシェア率が高い「美和ロック(miwa)」と「ゴール(goal)」の鍵交換の方法を代表例としてご紹介します。

美和ロック(miwa) 彫込型の場合の交換方法

彫込型(ドアに錠前が埋め込んであるタイプ)を例に挙げます。

  1. 錠前のフロントのビスを3つ外す(プラスドライバー使用)
  2. ビスが抜けたらフロントプレートを取り外す
  3. シリンダーを支えながらシリンダー側のピンを2本抜く(マイナスドライバー使用)
  4. 鍵が古く抜けにくい場合は、ペンチを使って抜く
  5. シリンダーを取り外す
  6. 新しいシリンダーを正しい向きではめ込む
  7. シリンダーをおさえながら最初に抜いたピンを2本差し込む
  8. フロントプレートをはめ込み、デッドボルトが動くか確認する
  9. 最初に外したビスを3つ取り付けて完成!

ゴール(goal) プッシュプル型の場合の交換方法

プッシュプル型(ドアのハンドルと鍵が一体化しているタイプ)を例に挙げます。

  1. 室内側のサムターン横にあるビスを2本外す
  2. 室内側・室外側両方のプッシュプルハンドルを取り外す
  3. プッシュプルハンドルに付いているシリンダー上のビスを外す
  4. ビスが抜けたらプレートとシリンダーを取り外す
  5. 新しいシリンダーを正しい向きではめ込む
  6. シリンダーの上にプレートをかぶせる
  7. プッシュプルハンドルから外したビスを3つ取り付ける
  8. 屋外側のプッシュプルハンドルをドアにはめ込む
  9. 屋内側のプッシュプルハンドルをドアにはめ込む
  10. 最初に外したサムターン横のビス2本を取り付けて完成!

難しいと感じたら無理せず鍵交換業者に依頼しましょう。業者に依頼する時の費用相場は以下の通りです。

鍵交換工賃相場:10,000円~20,000円

鍵本体費用相場:5,000円~30,000円

工賃は業者ごとに異なります。複数業者から相見積もりを取ることで、費用を安く抑えることができるでしょう。できるだけ安く依頼したいのであれば、ぜひミツモアを利用してみてください。無料で複数の見積もりを比較できるので、最適なところを選べますよ。

ミツモアで鍵交換を依頼する

自分で鍵交換をする時のよくある失敗例と注意点

鍵穴とドアノブ

自分で鍵交換をする時に気をつけておきたいことをご紹介します。

失敗してしまうと余計な出費がかかったり、結局業者に依頼し直したりすることになります。安く済ませるという本来の目的が達成できなくなってしまうので、よく確認しておきましょう。

  1. 細かい部品を紛失してしまった
  2. 古い鍵のネジ頭がつぶれて取れなくなった
  3. ドアノブを外した状態でドアを閉めてしまった
  4. 管理会社や大家さんに相談しなかった

失敗例①:細かい部品を紛失してしまった

鍵交換の際には「ビス」や「ピン」などの細かい部品を扱うことになります。古い鍵の部品は新しい鍵を取り付ける時に使いますので、紛失しないように気をつけましょう。

タオルを用意してその上に抜いたビスやピンを置いておけば、紛失を防ぐことができます。

仮に無くしてしまった場合、部品が足りない状態で取り付けを行わないでください。正確に取り付けていないと、空き巣に狙われる可能性が高くなってしまうからです。失敗したら迷わず業者に相談をしましょう。

失敗例②:古い鍵のネジ頭がつぶれて取れなくなった

既存の錠前が古くネジの取り外しが固い場合や、合わないサイズのドライバーを使った場合、無理に取ろうとするとネジの頭がつぶれてしまうことがあります。こうなると普通のドライバーではビスを取り外すことができません。

その場合はつぶれてしまったネジを回せる専用のドライバーがありますので、購入して試してみるのもひとつの手です。しかしDIY初心者には難しいこともあります。できれば業者に依頼して交換してもらった方が良いでしょう。

失敗例③ドアノブを外した状態でドアを閉めてしまった

ドアノブも同時に交換をする時に、ドアノブを外した状態のままドアを閉めてしまったという場合です。もし外側にいる時にやってしまうと、ドアが開けられず家に入れなくなってしまいます。こんなことにならないよう、あらかじめドアの下の隙間部分にドアストッパーなどを入れておくことが大切です。

もし家に入れなくなってしまったら、ドアのラッチの斜面部分にカード類を差し込んでみてください

【ラッチ(飛び出している部分)】

ラッチ(飛び出している部分)

ラッチをドア部分に押し込むことができれば、ドアは開きます。「それでもうまくいかない」「家の中から開けてもらうこともできない」という場合は、業者に依頼して修理をしてもらいましょう。

失敗例④:大家さんや管理会社に許可を取っていない

持ち家一戸建ての場合は、自由に鍵交換をしても大丈夫です。しかしマンションやアパートなどの賃貸物件で鍵交換を行う場合は、必ず管理会社や大家さんに相談してから行うようにしましょう。

また賃貸物件ではない分譲マンションでも、管理会社への確認が必要です。玄関の鍵は専有部分ではなく「共用部分」とみなされるため、勝手に変えてはならないのです。

せっかく鍵を交換したのに原状復帰しなければならないこともあります。必ず許可を取ってから行うようにしてくださいね。

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