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玄関ドアリフォームの費用はいくら?安くする方法から補助金活用まで

最終更新日: 2025年03月25日

「適正価格がわからず、高額請求されないか不安」
「省エネ性や防犯性で選ぶか、デザインかで迷う」

玄関ドアリフォームの費用相場は、片開きドアの場合で70,000円~です。そこで玄関ドアリフォームの料金シミュレーションから、過去7,500件以上の見積もりをもとにした平均料金まで、一目で把握できるようにまとめました。

さらに玄関ドアリフォームの費用が安くするケース、金銭的負担を減らせる補助金も掲載しています。

玄関ドアリフォームの料金シミュレーション

「ドア枠交換の有無、ドアの種類」を選ぶだけで、玄関ドアリフォームの概算料金がわかります。

ドア交換の料金相場

平均値


最安値


最高値

※ ミツモアにおける玄関ドアリフォームの参考価格から算出しています。(2024年1月1日~12月31日)
※ シミュレーションの玄関ドアリフォームの料金は、実際の見積もり価格とは異なる場合があります。

玄関ドアリフォームの正確な料金をチェック

玄関ドアリフォームの費用相場

玄関ドアのリフォームでは、ドア枠交換の有無とドアの種類(形)によって工事費用が変動します。

ドア枠ごと交換するリフォーム相場

ドアの種類 交換の費用相場
片開きドア 154,700円
両開きドア 278,000円
片袖ドア 213,900円
両袖ドア 259,800円
親子ドア 218,400円
引き違い戸 266,700円
引き戸 203,100円

ドア枠の交換をしないリフォームの相場

ドアの種類 交換の費用相場
片開きドア 108,400円
両開きドア 225,100円
片袖ドア 142,300円
両袖ドア 150,300円
親子ドア 172,300円
引き違い戸 198,800円
引き戸 151,300円

玄関ドアリフォームの料金を無料で比べる

玄関ドアリフォーム費用を安くする3つのコツ

玄関ドアのリフォームは数十万円かかることも多いです。費用負担をなるべく抑えるためには3つのコツがあります。

1. 一括見積もりでお得な業者を選ぶ

リフォーム業者を選ぶときはまず、一括見積もりで業者を絞り込みましょう。3~5社程度に絞り込んでから詳細を確認すると効率よく業者選びができます

仮に1社のみの見積もりで施工を決めてしまった場合、工事費用の相場観が分かりません。過大な請求や不要なオプション作業などを知らないうちに受けてしまう可能性があります。複数社から見積もりをとることで、相場と必要なリフォーム工事が確認できます。

一括見積もりサイトを使えば素早く簡単に複数社からの見積もりを受け取れます。また利用者からの口コミもチェックできるので、見積書だけではわからない業者の特徴も確認できます。

2. 補助金・助成金を活用する

家の性能をあげたり、バリアフリー化をしたりするためのリフォームであれば、国や自治体の補助金・助成金が適用できる可能性があります。詳細を代表的なものを解説するので、要件をチェックして、施工予定のリフォームに適用できるかを確認しましょう。

  • 育てエコホーム支援事業:子育て世帯・若者夫婦世帯におすすめ
  • 介護保険の高齢者住宅改修費用助成制度:バリアフリー化を考えている方におすすめ
  • 次世代省エネ建材支援事業:家全体の断熱性能を向上させたい方におすすめ
  • 断熱リフォーム支援事業:居間のみの断熱性能を向上させたい場合におすすめ
  • 先進的窓リノベ事業:玄関ドアだけでなく窓のペアガラス導入を考えている方におすすめ
  • 優良住宅化リフォーム推進事業:既存住宅の長寿命化を図るリフォーム時におすすめ

玄関ドアのリフォームで利用できる補助金や助成金はこちら

3. 基本料金に含まれる工事の範囲をチェックする

リフォーム業者によって追加料金が発生するオプション作業の範囲が異なります。A社では基本料金内に含まれる作業がB社では含まれないということもよくあるので、見積書の内容をよく確認して、基本料金に含まれる工事の範囲や作業内容を必ずチェックしましょう。

チェックするポイントは「別途費用」です。別途費用の欄が独立しているなど、見やすく工夫されている見積書を作るリフォーム業者であれば信用ができるでしょう。

玄関ドアリフォームに使える補助金一覧

リフォームにかかる費用負担を軽くするためには補助金や助成金を活用することをおすすめします。

玄関ドアのリフォームに利用できる補助金を6つ紹介します。

補助金・助成金によっては、玄関ドアのリフォームのみでは補助金等の交付対象外で、他の箇所を同時にリフォームする必要があります。必ず要件を確認のうえ、申請作業を忘れないようにしましょう。

1. 子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業とは、18歳未満の子供を育てている世帯や夫婦のどちらかが39歳未満の若者夫婦世帯向けに、省エネ性能の高い住宅取得やリフォームを支援する事業です。

リフォームを行う場合の補助金交付の最大額は以下の通りです。

子育て世帯・若者夫婦世帯:一戸あたり30万円
その他世帯:一戸あたり20万円
長期優良リフォームを行う場合
子育て世帯・若者夫婦世帯:一戸あたり45万円
その他世帯:一戸あたり30万円

玄関のリフォームで補助金を受けるためには、ドア交換や内窓の設置など、断熱改修工事が必須です。

補助金の申請はリフォームの施主ではなく、リフォーム等の工事を行う登録事業者である点にご注意ください。補助金を利用してリフォームを考えている場合は、必ず対象の施工業者に子育てエコホーム支援事業を利用したい旨を伝えましょう

2. 介護保険の高齢者住宅改修費用助成制度

高齢者住宅改修用助成制度とは、要支援や要介護認定を受けている高齢者のために住宅をバリアフリー化する際に利用できる助成金です。

支給限度の基準額は生涯20万円で、限度額の範囲内であれば複数回の申請もできます。

高齢者の住宅改修費用助成制度を利用してリフォームを行う流れは以下の通りです。

  1. ケアマネージャー等へ相談
  2. 施工事業者の選択と見積もり依頼
  3. 市町村へ工事前に申請
  4. 市町村からの結果提示
  5. 改修工事の施工
  6. 施工業者へ支払い
  7. 市町村へ工事後に改修費の支給申請
  8. 住宅改修費の支給額の決定・支給

助成金の申請は、工事前後のどちらか1回のみで問題ありません。事前申請と事後申請で提出書類が異なる点にご注意ください。

3. 次世代省エネ建材支援事業

次世代省エネ建材実証支援事業とは、断熱工事や窓・玄関ドアを用いた断熱性能の向上を目的としたリフォームの支援事業です。

注意点は玄関ドアのリフォーム単体では利用できないことです。外張り断熱工事または内張り断熱工事、窓断熱工事のいずれかの工事を行わないと補助対象になりません。

次世代省エネ建材実証支援事業の注意点

  • 玄関ドアリフォーム単体では利用できない
  • 特定製品を使用してリフォームする必要がある
  • 公募期間は5月~11月
  • 2025年(令和7年)に継続されるかは不明

2025年3月7日現在、2025年(令和7年)分の実施は確定していない点にご注意ください。

4. 断熱リフォーム支援事業

既存住宅の断熱リフォーム支援事業では、断熱改修を行う際に対象製品を利用すれば最大で120万円の補助金が支給されます。

断熱材、窓、ガラスを組み合わせて断熱改修を行う「トータル断熱」と窓を用いて居間をメインに断熱改修を行う「居間だけ断熱」のいずれかが利用できます。同時には利用できないのでご注意ください。

5. 先進的窓リノベ事業

先進的窓リノベ事業とは窓ガラスの断熱改修を行うリフォーム工事を補助する事業です。窓と同時に玄関ドア交換を行う場合も補助対象になります。

先進的窓リノベ事業の補助上限は一戸あたり200万円です。玄関ドアと同時に窓のリノベーションを行う予定があるのであればおすすめの補助金です。

6. 長期優良住宅化リフォーム推進事業

長期優良住宅化リフォーム推進事業とは、既存住宅やストック住宅を対象に長く住める住宅にするためのリフォームを推進するための事業です。

対象となる改修は住宅の性能を向上させるリフォーム、三世代同居対応改修工事、子育て世帯向け改修工事、防災性・レジリエンス性向上のための改修工事の4種類です。

2025年3月7日現在、2025年(令和7年)の実施は確定していない点にご注意ください。

玄関ドアは開き戸と引き戸のどっち?

玄関ドアは大きく分けると「開き戸」と「引き戸」の2種類があります。開き戸と引き戸にはそれぞれメリットとデメリットがあるので、住宅の事情やリフォームの目的によってどちらを採用するか選びましょう。

開き戸(ひらきど)

開き戸

開き戸は最も多く見られる、ドアノブを押す・引くなどの動作によって開けるタイプのドアです。

開き戸は主に洋風の家屋に使われており、断熱材を組み込みやすいのがメリットです。断熱材で暖気を閉じ込めれば、家屋の中の空気を暖かく保てます。また、防音性が高いので、大きな道路に面した家屋には開き戸の導入がおすすめです。

デメリットとしては、ドアを開閉できるスペースがなければならないことが挙げられます。大荷物を持っていたり、手がふさがっていたりすると開けにくい点に注意が必要です。

引き戸(ひきど)

引き戸

引き戸は主に和風の家屋に見られる、取っ手を持ってドアを横に動かすタイプのドアです。

開き戸とは異なり、ドアを開閉させる広いスペースがなくても取り付けられます。また引き戸は体を大きく動かさずにドアを開閉できるため、高齢者や体の不自由な方でも利用できます。そのためバリアフリー住宅への導入が増えています。

デメリットは開き戸よりも気密性が低いことが挙げられます。ガラスを嵌め込んでいる場合は、そこから室内の空気が抜けていくことが多いため、断熱効果があるガラスを使わなくてはなりません。

玄関ドアリフォームが割安にできた口コミ

対応も早く価格も安く丁寧に施工していただき感謝です。
★★★★★ 5.0

とっても感じがよく優しくて安心でした。 他の業者さんは10万以上はあたりまえだったり、お返事が遅かったり、連絡とれなくなってしまったりと、何件か見積もりしてもらいましたが不安に思い悩んでいました。 対応も早く価格も安く丁寧に施工していただき感謝です。玄関のドアまでみて頂いちゃいました。 またなにかあればご相談させてください。ありがとうございました。

利用時期: 2025年1月

依頼したプロ: 佐藤工務店

 

見積もりの時から詳しく丁寧に説明頂き、費用も他社よりもお安く提案いただけました。
★★★★★ 5.0

玄関ドアが劣化し鍵が開きづらくなったため、ドアの交換をお願いしました。見積もりの時から詳しく丁寧に説明頂き、費用も他社よりもお安く提案いただけました。施工時も迅速な作業で、とても綺麗に仕上げていただき大満足です。これから快適に過ごすことが出来ます。こちらにお願いして本当に良かったです!ありがとうございました。

利用時期: 2024年10月

依頼したプロ: ヨコイ商事

 

金額もとても安く対応も丁寧で大満足です! ま
★★★★★ 5.0

もう正直直らないと思っていた玄関のドアの 修理をお願いしました! しっかりと直して頂きびっくりです! 金額もとても安く対応も丁寧で大満足です! また何かあればお願いしたいです! 本当にありがとうございました!

利用時期: 2024年3月

依頼したプロ: アキツロック

 

玄関ドアリフォームの相見積もりで安い業者がわかる

玄関ドアのリフォーム費用の目安は70,000~140,000円です。玄関ドアの交換リフォームは、ドア枠交換の有無とドアの種類によって費用が変動します。

リフォームの費用負担を抑えるためには補助金・助成金の活用のほかにも、一括見積もりで業者を選ぶことが挙げられます。無料の一括見積もりで費用目安をチェックし、どの業者を選ぶか決めましょう。

ミツモアでは最大5事業者から見積もりが届きます。見積もりの比較も簡単にでき、口コミも簡単にチェックできるのでリフォーム業者も簡単に選べます。

玄関ドアリフォームの相見積もりで安い業者がわかる