ドアに空いた穴は自分で修理できる？DIYで補修する方法も紹介

最終更新日: 2024年06月28日

自宅のドアに穴が空いてしまった場合は、業者に修理を依頼しましょう。DIYによる補修は想像以上に難しく、失敗したりきれいな仕上がりにならなかったりする可能性が高いためです。ドアに穴が空いてしまったときの対処法について詳しく解説します。

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ドアの穴を自分できれいに修理するのは難しい

ドアに空いた穴はDIYで修理できますが、自分できれいな状態に戻すのは困難です。一般的なドアの構造や修理が難しい理由を紹介します。

一般的な住宅のドアは、フラッシュドアと呼ばれるものが使われています。フラッシュドアは内部が空洞になっており、衝撃が加わると穴が空きやすいことが特徴です。

フレームの両側に化粧板を貼り付けた構造になっているため、片側の化粧板に穴が空いた場合、反対側からは押さえられません。

なんとか穴をふさげても、きれいに仕上げるためには質感や木目を合わせなければならないため、素人が自分で修理しようとする場合、ある程度のスキルが必要です。

ドアに空いた穴が約5cm以下の場合は、自分で修理できる可能性があります。DIYにチャレンジしてみようという人は、2種類の修理方法をチェックしておきましょう。

ドアの穴は『パテ+化粧フィルム』または『パテ+塗装』で修理できます。それぞれの方法で用意する道具は次の通りです。

上記は基本的に全てホームセンターで入手できます。

パテと化粧フィルムを使った修理方法の手順は次の通りです。事前にドアを外し、ドアノブも取り外しておきましょう。

化粧フィルムの木目がドアの木目と合わない場合は、ドアの全面に化粧フィルムを貼るのがおすすめです。

パテと塗装による修理方法では、穴にパテを埋め込んだ後にリペアカラーで塗装していきます。ただし完全に元の木目調に戻すのは、塗装の素人には難しいでしょう。ドアに空いた穴が大きい場合、プロはエアブラシなどの専門ツールを使います。

ドアに空いた穴をDIYで修理するのは難しいため、業者に依頼するのがおすすめです。業者に修理を依頼した場合、一般的には2万～4万円程度の費用がかかります。

化粧フィルム・塗装のどちらで仕上げるのかで、料金に大きな差が出る傾向にあります。遠方の業者に修理を依頼すると、出張費用がかかることがある点にも注意が必要です。

修理費用を抑えたい場合は、複数の業者から相見積もりを取りましょう。金額を比較するだけでなく、費用の内訳もしっかりとチェックすることが重要です。どのような作業を行うのか、作業時間はどのくらいかかるかなども確認しましょう。

ドアの穴の修理費用を抑えたいなら、火災保険が適用できるか確認しましょう。不測かつ突発的な事故により穴が空いた場合、火災保険の補償を受けられる場合もあります。

一般的な火災保険の補償対象となるのは、火災による損害だけではありません。保険会社にはよるものの、火災以外の災害や事故・盗難により発生した損害も、基本補償の対象となっています。

火災保険の申請は自分でもできますが、業者のサポートを受けた方が無難です。保険申請の経験が豊富な業者を選べば、申請作業をスムーズに行えるほか、審査にも通りやすくなるでしょう。

賃貸物件のドアに穴を空けてしまったら、原状回復が必要です。原状回復とは部屋を借りたときの状態に、退去時までに戻すことをいいます。

新品のドアに交換する必要はありませんが、空いた穴は退去時までにふさがなければなりません。しかし勝手に修理するとトラブルになる恐れがあります。

まずは大家や管理会社に相談し、どのように対処すればよいのかを確認しましょう。念のため賃貸借契約書に目を通し、原状回復についての記載内容を確かめておくことも重要です。

室内の一般的なドアは穴が空いてしまうと自分で修理するのが難しいため、業者に依頼するのがおすすめです。複数の業者から相見積もりを取り、金額や内訳を比較して業者を選びましょう。

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見積もりの内容を比較して、希望の条件に合った業者を手軽に見つけましょう。