梅雨から夏にかけて多く出没するゴキブリ。その姿を見ただけでゾッとしますし、手軽に予防・駆除したいですよね。
そんなゴキブリを寄せ付けないためには「ハッカ油」が効果的です。
この記事では、ハッカ油を使ったゴキブリ対策アイテムの作り方や、効果的な使い方を紹介します。ゴキブリ対策に頭を悩ませている方は、ぜひ読んでみてください。
ゴキブリ対策にハッカ油は効果的!
ハッカ油が発するニオイには、ゴキブリを寄せ付けない効果があります。気になる場所に撒いておくことで、ゴキブリの侵入を阻止出来るのです。
ゴキブリにハッカ油を直接吹きかけても動きは止められますが、殺虫剤では無いので殺せないことがほとんど。基本的には、家にゴキブリを入れないための予防策として使用するのがおすすめです。
ハッカ油のメリット・デメリット
ハッカ油はゴキブリに対して殺虫効果はありませんが、以下のようなメリット・メリットがあります。
メリット
- 天然成分で、体に優しくゴキブリ予防
- ゴキブリ予防とハッカのアロマ効果
デメリット
- ペットを飼っている方は要注意
- あくまでゴキブリの「予防」
ここでは特にハッカ油は天然成分であるという点がポイントです。有毒成分がないので安心して使えますよね。
ただしペットがいる家庭ではアロマオイルで中毒になる可能性が高いため使用を控えた方がいいです。
それぞれのメリット・デメリットをもう少し詳しく紹介します。
メリット①天然成分で、体に優しくゴキブリ予防
ハッカ油は、「薄荷(ハッカ)」というハーブから抽出したエキスでできています。天然成分であるため人体への影響はありません。
もし小さいお子さんがいて、「人体に影響があるものは心配」という場合はゴキブリ予防としてハッカ油はオススメです。
またゴキブリ予防以外にもハッカ油を使うことができます。たとえば、ハッカ油を薄めて美容液として使えて便利です。
メリット②ハッカのアロマ効果
ハッカはスーっとしたした匂いが特徴的です。
ハッカのすっきりした匂いは、清涼感だけでなく、思考をクリアにしたり、直観やひらめきを誘発すると言われています。
他にも、消化不良や吐き気、胸やけなど気分が良くないときに、不快感を和らげる効果があるのです。
ゴキブリ予防としてだけでなく、ハッカのアロマ効果もあり、一石二鳥ですね。
さらには夏場などに扇風機にハッカ油を薄めたものを扇風機にかけると、部屋全体に匂いが充満し、気持ち涼しく感じさせることもできます。
デメリット①ペットを飼っている方は要注意
天然成分であることから人体に影響はありません。しかし猫や犬、鳥にとってハッカ油だけでなくアロマオイルは毒なのです。
アロマオイルを誤ってなめてしまった猫が、死亡した例があるほどペットにとって大変危険なものといえます。特にペットなどの小動物は、肝臓でアロマオイルの成分を解毒する機能を持っていません。アロマオイルを毎日使っているとペットの肝臓に悪影響を及ぼすことがあります。
家庭でペットを飼っている場合は、ゴキブリ予防にハッカ油の使用を避けた方がいいですね。
デメリット②あくまでゴキブリの「予防」
ゴキブリが嫌いな匂いであるため、ハッカの匂いがあるところにゴキブリは寄ってきません。
しかしゴキブリがすでに家に巣を作っている場合、その場に寄って来なくなるだけで、家からいなくなるという意味ではありません。
またゴキブリの生命力は大変強く、ハッカ油に慣れることもあるので、効果が出にくくなっていくこともあり得ます。
すでにお家にゴキブリがいる方は、まずは殺虫効果のあるものを使用してゴキブリを退治した方がいいでしょう。
簡単!ハッカ油を使ったスプレー/予防グッズの作り方
ここからは、ハッカ油を使ったゴキブリ予防グッズの使い方を解説していきます。
大きく分けて「スプレー」と「置き型」があり、それぞれの特徴は以下の通りです。
- スプレー:家中のあらゆる箇所に使用することが出来る、ただし効果期間は短いため定期的に撒くことが必要
- 置き型:継続的にハッカ油のニオイを充満させることが出来る、ただし1つにつき1カ所しか効果を発揮出来ない
置き型よりもスプレーの方が汎用性に富み、ピンポイントにゴキブリの侵入口をブロック出来ます。けれども「定期的にハッカ油を撒くのは面倒」という方には置き型がおすすめです。
それぞれの作り方を解説していきます。
ハッカ油スプレーの作り方
これから、ハッカ油を使用したスプレーの作りを説明していきます。
まずは以下のものを用意しましょう。
- ハッカ油 20滴
- 無水エタノール 10ml
- 水 90ml
- スプレーボトル
用意したハッカ油と無水エタノールを混ぜ、水を加える、それをスプレーボトルに入れたら完成です。
無水エタノールとは、水をほとんど含んでいないエタノール(アルコールの1種)のことです。ドラッグストアやホームセンター、ネット通販で手に入れることが出来ます。
ハッカ油スプレーの注意点
ハッカ油でスプレーを作るときの注意点としては、使用するスプレーボトルの種類は以下の3つのうちのいずれかにすること。
- ポリプロピレン
- ポリエチレン
- ガラス製
逆にポリスチレン(PS)やポリエチレンテレフタレート(PET)でできたスプレーボトルを使うと、ボトルが溶けてしまう可能性があります。
ハッカ油には「リモネン」という成分が含まれており、その成分がポリスチレン製のスプレーボトルを溶かしてしまうのです。またポリエチレンテレフタレート製のスプレーボトルは、耐薬品性が無いため無水アルコールによって溶けてしまいます。
スプレーを作るのが面倒な方は、すでにスプレー式になっている物を買いましょう。例えばペパーミント商会の天然ハッカ油などがおすすめです。20ml入りで800円前後。たくさん使いたい方は、100ml入りを選ぶことも出来ます。食品にも使用可能なので、ゴキブリ対策だけでなく、お菓子などの香料としても活躍しますよ。
置き型(ディフューザー)タイプの作り方
まずは以下のアイテムを用意しましょう。
- ハッカ油
- 無水エタノール
- グリセリン
- リードディフューザー(アロマ用の棒)
- 瓶
用意ができたら、以下の手順に沿って作って行きましょう。
- 無水エタノールとハッカ油を9:1で混ぜる
- グリセリンを数滴入れる
- 瓶に入れ、リードディフューザーを挿す
ハッカ油には保存料が入っていないため、作るときは1週間ほどでなくなるぐらいの量が理想です。
重曹を使った置き型タイプの作り方
用意するのは重曹と砂糖だけです。
用意した重曹と砂糖を1:1で混ぜて、それをカップに入れて完成します。あとはゴキブリが寄ってきそうなところに放置するだけです。
ゴキブリが重曹を食べると、体の中にガスが溜まって死んでしまいます。重曹は人間・動物には無害なので、ハッカ油よりも安全に使用出来ますよ。
ハッカ油の効果的な使い方!ゴキブリが良く出るところに撒いておこう
ハッカ油は、ゴキブリがよく出る場所に撒いておくだけで効果を発揮します。ゴキブリが出てくる可能性が高い場所は以下のところです。
- 玄関・ベランダ
- エアコン
- キッチン・ゴミ箱
- 洗面所・トイレ・バスルーム
- 大きな家具家電の裏
- 鉢植えや観葉植物など
これらの場所は特にこまめに掃除やスプレーをしてゴキブリ対策をしましょう。
玄関・ベランダ
ゴキブリは5mmほどの隙間があれば通り抜けることが出来ます。
そのため、玄関の扉と床の隙間は要注意です。特に外に出かけるときや戻りときに、ゴキブリが入り込まないか注意して扉を開け閉めしましょう。
玄関付近ではハッカ油をこまめに吹きかけましょう。
また、ゴキブリは外壁を伝って侵入してきます。扉だけでなく、窓の隙間、排水口、集合住宅であれば隣の部屋からの侵入にも警戒しなければなりません。
窓はゴキブリ以外の害虫の侵入経路にもなりやすいので、レール部分にハッカ油を定期的にかけておくのがおすすめです。
エアコン
エアコンを使っていると、機械内部の温度が上がり、ゴキブリが棲みやすい環境ができます。エアコン清掃をするときに、内部にゴキブリの卵を見つけるというケースも。
エアコンは排水ホースを通して室外と繋がっているため、その中を通ってゴキブリが侵入してくるのです。
ゴキブリ対策するときには、取り外したフィルターにハッカ油を吹きかけましょう。
それでも気になる人はホームセンターなどに打っている排水ホース専用のゴキブリフィルターを利用することでゴキブリは入ってきません。
キッチン・ゴミ箱
ゴキブリは強いニオイが大好きなので、排水口や排水管が汚れていると呼び寄せてしまいます。キッチンを使い終わったら、排水口・シンク周りにハッカ油を吹きかけるのがおすすめ。ハッカ油は天然成分なので、「キッチンで殺虫剤を使用するのは不安」という方でも安心して使えます。
またゴキブリは食べ物のクズや腐敗臭に寄ってくる傾向があります。そのため食べ残しや食べ物のクズが詰まった、ゴミ箱はゴキブリによっては大変好ましい環境であり、寄ってくる可能性が高いです。
こまめにキッチン清掃やゴミ出しをし、ハッカを周辺にスプレーしておくことでゴキブリがよってこない環境を作りましょう。
洗面所・バス・トイレ
ゴキブリは湿気が多い環境を好みます。そのため、洗面所・バス・トイレ付近は特に気を付ける必要があります。
これらの場所は、換気扇などの隙間からゴキブリは侵入してくるのです。特に水気と汚れのあるトイレはゴキブリを寄せ付けます。こまめにハッカ油のスプレーをしてゴキブリを寄せ付けないようにしましょう。またこのスプレーはトイレの芳香剤として利用でき、便利ですね。
バスルームなどでは特に髪の毛や洗い落された皮脂が溜まるため、ゴキブリにとて最高のエサ場なのです。シャワーやお風呂のあとは、すぐに換気を行い、周辺を綺麗にふき取ってからスプレーをかけましょう。
ゴキブリを寄せ付けさせないためには気温と温度を低く保ち、清潔にしておくことが重要です。
大きな家具や家電の裏
「掃除中に大きな家具や家電を動かしたら、裏からゴキブリが表れた!」そんなときもありますよね。
大きな家具や家電は動かしにくいこともあり、ゴミやほこりがたまりやすくなっています。
特に冷蔵庫などの動かしにくい大きな家電などは熱を持っているため、下や裏の隙間が暖かくなっているのです。
掃除を行うときは、人目に付きにくいところも入念に掃除し、ハッカ油のスプレーをかけることでゴキブリの発生を防げます。
鉢植えや観葉植物など
ゴキブリは、土や肥料までも食べることができるため、湿気や水気もある鉢植えや観葉植物のなかに潜んでいる可能性があります。
鉢植えや観葉植物は定期的に水やりも行われ、湿気が多く、ゴキブリに取って大変すみつきやすい環境になっているのです。
また土のなかに卵を産んでいる可能性もあり、鉢植えや観葉植物を持っている方はゴキブリ予防はしっかり行いましょう。
鉢植えの周辺などにハッカ油のスプレーをしたり、置き型の対策をしましょう。
ハッカ油でゴキブリを対策するタイミングとポイント
ハッカ油でゴキブリ対策を行うとき、対策するタイミングやポイントを紹介します。
- 気温が上がり始めた春先
- 念入りにスプレー、使用頻度は1~2日
- スプレーは10日以内に使い切る
上記のポイントを踏まえよりゴキブリが寄り付かない環境を作りましょう。
気温が上がり始めた春先
ゴキブリは気温が5℃以下の環境や湿度がない環境では生き延びることはできません。冬の季節にあまりゴキブリ見かけないのは、こうした理由からですね。
一方で、20℃を超えた環境だと大変活発になります。そのためゴキブリが活発になる春先にハッカ油で対策をしておくといいですね。
以下の記事では季節ごとのゴキブリ対策について解説しているので、こちらも参考にしてみてください。
念入りにスプレー、使用頻度は1~2日
自分で調合できるハッカ油のスプレーは、効果の持続性は短いということを知っておきましょう。
スプレーをしてから2~3日ほどで、ゴキブリ予防の効果が薄れることがあります。そのため、1~2日おきくらいに継続して噴射しておくのが効果的です。
ゴキブリは汚れているところなどに寄ってくるので、日頃から綺麗に掃除しておくことがポイントです。掃除するときにスプレーをしていくといいですね。
重曹とハッカ油を使った置き型タイプと併用するのもオススメします。
スプレーの使用期限は7~10日以内
お家で作るハッカ油を使ったスプレーは保存料が入っていません。そのため、作り置きをして長い間作ったスプレーを放置しておくと、香りが変化していきます。
ゴキブリはハッカ特有の匂いを嫌っているため、匂いが変化してしまうと効果はなくなります。
目安として、7~10日以内にスプレーを使い切りましょう。
またハッカ油をで置き型タイプを設置したときは、目安として1週間ほどが使用期限だと言われています。こちらも小まめに交換することで、より効果が発揮できるでしょう。
ハッカ油がゴキブリに効かない原因と対策
ハッカ油がゴキブリに効かない原因としては、以下の6つが挙げられます。
- ハッカ油の濃度が薄い
- 効果が切れている
- 使用するエタノールの種類
- 使用する水の種類
- ハッカ油以上の匂いがある
- ゴキブリがハッカ油の匂いに慣れた
それぞれ対処法も合わせて詳しく見ていきましょう。
原因①ハッカ油の濃度が薄い
まず1つ目に、ハッカ油の濃度が薄すぎる可能性があります。ゴキブリが嫌がるほどのニオイが出せていないということですね。
解決策は以下の2つです。
- ハッカ油をもう少し濃くする
- 置き型を使ってニオイを充満させる
確実に予防したい箇所には原液のままで塗っておくのもおすすめです。
原因②効果が切れている
2つ目に、すでにハッカ油の効果が切れている可能性があります。スプレー型の場合、ハッカ油のニオイは7日ほどで消えてしまうので、定期的に吹きかけることが大切です。何度もかけ直すのが面倒な場合は、置き型がおすすめですよ。
また、ハッカ油は光や激しい温度変化によって品質が変わってしまいます。暗くて風通しが良い場所に保管しておきましょう。消費期限は2~3年ほどです。
原因③無水エタノールを使用しているか
3つ目は、アロマスプレーのスプレーは、エタノールの種類によって、ハッカ油のスプレーの効果を存分に発揮できていないと考えられます。
エタノールには無水と消毒用の2種類があります。無水の方が濃度が濃いです。
「ゴキブリが寄ってきたな」と感じたら、それはエタノールが消毒用で効果が発揮されていないという可能性があります。
原因④使用する水の種類
4つ目はハッカ油スプレーを作るときに使う水の種類の可能性があります。
日本の水道水は、そのまま飲み続けても健康上に問題のない水質とは言われていますが、かすかに不純物が含まれています。
ハッカ油スプレーを作るときは、何も混ざっていない「精製水」を購入して使用した方がハッカ油の効果を最大に活かすことができます。
原因⑤ハッカ油以上の匂いがある
前述したように、ゴキブリはハッカの匂い以上にエサの匂いに反応し、住宅に近寄ってくる可能性があります。
ハッカ油の効果自体も、スプレーしてから2~3日で弱まってしまうので、定期的に噴射する必要があるのです。
原因⑥ゴキブリがハッカ油の匂いに慣れた
6つ目の原因として、ゴキブリはハッカ油に慣れることもあります。
ゴキブリの生命力が高いく、ハッカ油だけでなく市販の忌避剤・殺虫剤など、ゴキブリ対策グッズにも慣れると言われているほどです。
ハッカ油スプレーは人体に被害がなく日常的に使いやすいアイテムですが、それが裏目に出てしまい、ゴキブリにとっても「慣れやすい」薬剤と言えるのです。
最初は効果があったハッカ油スプレーが効かなってきたら、別の対策を検討した方がいいかもしれません。
対策しているのにゴキブリが増えてる?その理由は?
「ゴキブリ対策をしているのに、ゴキブリが増えていくいっぽう…」と困っている方、ゴキブリが増える理由として3つあげられます。
- ゴキブリの卵がある
- 嗅覚が優れていて、他の匂いを嗅ぎ分けてきている
- 求愛フェロモンで寄ってくる
ほとんどの理由はすでに家のなかにゴキブリがいるから増えるているように感じるのです。詳しく解説して原因を理解し、対処しましょう。
ゴキブリの卵がある
ゴキブリは生命力とともに繁殖能力も非常に高いです。メスのゴキブリは、1回の交尾で卵を何個も卵を産むことでできると言われています。
またゴキブリは卵鞘(らんしょう)という堅くて丈夫な卵を産みます。この卵鞘は、1個のなかに約15~28個のゴキブリの卵が入っています。この卵がふ化してしまうと一気にゴキブリの数が増えてしまします。
そのため予防してもゴキブリが減らないときは、対策を行う以前からあった卵がふ化している可能性があります。
嗅覚が優れていて、他の匂いを嗅ぎ分けてきている
ゴキブリの嗅覚は非常に敏感です。どこに好物があるかを、遠くから匂いで判断することができます。たとえハッカ油の匂いが混ざっても、エサの匂いの方が強い場合は寄ってくる可能性が高いです。
ゴキブリが寄ってくる匂いとしては、食べかす、腐敗臭、アンモニア臭、玉ねぎの匂いがあげられます。
こまめに掃除をすることでゴキブリが寄ってくる匂いをなくしましょう。
求愛フェロモンで寄ってきている
ゴキブリの求愛行動もゴキブリが増えている原因といえるでしょう。
ゴキブリは求愛行動をするとき、特有のフェロモンを発生させます。このフェロモンは、2キロメートル離れたゴキブリにまで届くほどです。匂いにつられたオスが、メスを探してやってきます。
このフェロモンは、ゴキブリのふんに含まれていると言われているので、普段から部屋の掃除をしておくのがよいでしょう。
またゴキブリの繁殖時期は5~10月。この時期はとくに対策を徹底しましょう。
ゴキブリのふんを見つけた場合の対処法や、フェロモンによってゴキブリが集まって巣を作る仕組みについては以下の記事で詳しく解説しています。
他のアロマやハーブでゴキブリを寄せ付けない
ハッカ油以外にもアロマやハーブもゴキブリ対策に効果的と言われています。ゴキブリが嫌うアロマやハーブの香りを紹介します。
市販のアイテムも含めたゴキブリを寄せ付けない対策については以下の記事もご覧ください。
アロマオイルでゴキブリ対策
効果が見られると言われているアロマは以下です。
- シナモン
- クローブ
- スペアミント
- ユーカリ
- ナツメグ
これらのアロマオイルを使う場合は、上記のハッカ油スプレーを作るのと手順をこれらのアロマオイルに置き換えてください。
ハーブを育ててゴキブリ対策
またアロマオイル以外にもゴキブリ予防にハーブも効果的です。ベランダで育てておくだけでゴキブリが寄り付かなくなる効果が見込めます。
効果が見られるハーブは次のものがあげられます。
- キャラウェイ
- クミン
- レモングラス
- ミント
- ハッカ
ハーブは料理やハーブティーにも使えて一石二鳥といえますね。
ただし「アイス」や「バニラビーンズ」といった甘い香りのハーブと一緒に育ててしまうと、その甘い香りにゴキブリが寄ってきてしまうため避けましょう。
より確実に駆除するなら殺虫効果のある薬剤
今回ご紹介したハッカ油を使った対策グッズは、高い効果が期待できます。しかし、ゴキブリを100%予防出来るわけではありません。
より確実にゴキブリを駆除するなら、殺虫効果のある薬剤を使用しましょう。気になる場所にホウ酸団子やベイト剤を置いておけば、隠れているゴキブリを駆除出来ます。また、万が一遭遇してしまった時のために、「ゴキジェット」などの殺虫剤も備えておくと安心ですよ。
以下の記事ではゴキブリ対策・駆除のおすすめアイテムを紹介しています。
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