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赤いゴキブリの正体は?早めの駆除と対策が重要な理由

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最終更新日: 2023年09月28日

ゴキブリは害虫の中でも最も嫌われている虫といえるでしょう。よくみる黒いゴキブリだけでなく、赤いゴキブリをみかけたことはありませんか?

今回はゴキブリの中でも家の中で遭遇することがある、謎の赤いゴキブリについて解説します。

赤いゴキブリのような虫は何?

ゴキブリ

ゴキブリというと黒く楕円のカサカサと動く虫を思い浮かべますが、一方で小さく赤いゴキブリのような虫に似た虫に遭遇することがあります。実はゴキブリの幼体は黒や茶色ではないのです。

まずはゴキブリの幼体とその区別を確認しましょう。

クロゴキブリの幼体

赤いゴキブリの正体はゴキブリの幼体の可能性が高いです。家でよくみるゴキブリは主に、クロゴキブリかチャバネゴキブリのどちらかですが、このクロゴキブリの幼体が赤茶になることがあります。

これはゴキブリが何段階か脱皮をして成長をしていくためで、脱皮直後は色が薄いことがあります。

またチャバネゴキブリはクロゴキブリに比べて薄茶色の体が特徴で、体長1.5〜2cmほどの小型なゴキブリです。クロゴキブリの幼体と似ていますが、こちらはこの大きさで成虫です。

ゴキブリは繁殖力の強い害虫なため、幼体をみかけた場合、成虫と多くの幼体が潜んでいる可能性があります。赤いゴキブリをみたら、至急対策を取りましょう。

関連記事:

クロゴキブリは他のゴキブリと何が違うの?生態を知って駆除・予防しよう!|ミツモア

チャバネゴキブリを駆除するには?おすすめの殺虫剤や注意点、生態を解説|ミツモア

似ている別の昆虫の場合も

家の中ではあまりみたくありませんが、ゴキブリの幼体に似ている昆虫も存在します。具体的には「タバコシバンムシ」「ヒラズゲンセイ」「トコジラミ」などが挙げられます。

中でも特に発生率が高いのがタバコシバンムシになります。これはパンやそうめんなどの乾物や畳から発生する害虫で、繁殖力があります。成虫は2〜3mmの赤褐色で大量発生しやすい虫です。

ヒラズゲンセイは2〜3cmで真っ赤な体にクワガタのような顎が特徴です。関節から出す有毒な体液がかぶれ等を引き起こします。

トコジラミは別名「ナンキンムシ」とも呼ばれ、カメムシの仲間ですが人にかみつき吸血します。かみつかれた場所から猛烈な痒みが発生し、しばらく腫れが引きません。

どの虫も外みは赤〜赤茶でゴキブリの幼虫にそっくりですが、みつけたら被害にあうこともあるので、早めの駆除をおすすめします。

ゴキブリの幼虫はすぐに駆除

ゴキブリを退治する親子

ゴキブリは繁殖力が高く「1匹みたら大量にいる」といわれる害虫です。そのため幼虫は早急に駆除すうるべきですが、どのような影響があるのでしょうか。ゴキブリの幼虫の有害性や発生しやすい場所などを紹介します。

有害性が高い

ゴキブリは繁殖力が高い害虫です。1匹のメスから生涯で340匹ものゴキブリが生まれるともいわれています。

下水道やゴミ置き場などの不潔な場所を好むため、病原菌などを媒介・運搬するのも被害の一つです。また餌を求め食品などに混入し、食品を汚染することがあります。

飲食店の場合には、ゴキブリが発生することにより風評被害や営業停止などの行政処分の可能性が生まれます。幼虫1匹でも大ごとになる飲食店は多いでしょう。

発生しやすい場所

ゴキブリは暖かく暗い湿った場所を好みます。そのため、人間が住む家はゴキブリにとって過ごしやすい環境です。

家の中でも特にゴキブリが発生しやすい場所は、テレビや冷蔵庫などの大きな家電の下やダンボール・新聞紙の間などです。

テレビや冷蔵庫は熱を発しており暖かく、餌となるホコリがたまっており薄暗いため、ゴキブリの生息環境としては最適といえます。

また新聞紙やダンボールは保温性が高いだけでなく餌にもなり、こちらも産卵場所にぴったりです。

被害を防ぐには日頃から家電の下や隙間の掃除を心掛け、ダンボールや新聞紙は早めに処分し、ゴキブリが住み着きにくい環境を作ることが大切です。

以下の記事では、ゴキブリが集まって巣を形成しやすい場所と、それぞれの場所別の対策について解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:ゴキブリの巣がある場所は?駆除方法と発生を防ぐ対策を紹介|ミツモア

効果的な駆除方法

ゴキブリの駆除といえば「殺虫スプレー」を思い浮かべますが、部屋に煙を充満させる「くん煙剤」や毒餌の「ベイト剤」も効果的です。

繁殖力の高いゴキブリの幼虫が家の中にいる場合は、すでに繁殖していることが考えられるため、くん煙剤やベイト剤を組み合わせて使うことにより隠れている多くのゴキブリを駆除できます。

粘着剤を使ったタイプの駆除用品もおすすめです。家にゴキブリがみえない場合でも、設置することにより隠れているゴキブリを退治することができます。

即効性のある殺虫スプレーは、その場にいるゴキブリを駆除するのに役立ちますが、ゴキブリの幼虫をみつけた場合はスプレーだけでなく、状況にあわせて駆除用品を組み合わせて使うのがおすすめです。

関連記事:家中のゴキブリを確実に駆除!苦手な人でも徹底的にできる退治方法・大量発生した時の対処法を紹介|ミツモア

ゴキブリの発生を防ぐ方法

台所のゴキブリ

ゴキブリが発生した場合は、駆除する対策を取らなければなりません。しかしくん煙剤などは場合によって面倒でもあります。

そうならないためにもゴキブリの発生を防ぐ予防対策を取ることが大切です。ゴキブリの発生を防ぐための方法をみていきましょう。

関連記事:ゴキブリ対策をすべき時期・場所・方法は?ポイントをおさえて効率的に予防・駆除しよう|ミツモア

家を清潔に保つ

ゴキブリは不潔な場所を好み、人間の髪やフケ、ホコリも餌にしてしまいます。そのため家の中を清潔に保つことはとても大切です。

具体的には髪やフケなどが落ちていないよう小まめに掃除機を掛け、大型家電の裏側やホコリのたまりやすい場所は定期的に掃除を心掛けましょう。

また部屋の中が散らかっていると必然的にゴキブリが隠れる場所が増えます。早期発見のためにも、部屋は整理整頓をしておくことが大切です。

夏場以外にも対策をする

ゴキブリは夏によくみかける害虫で冬は活動しないと思いがちですが、最近は家の中が1年中快適に保たれているため冬にも活動する成虫が報告されています。

そのため冬も気を抜かず、部屋を清潔に保ちつつ1年中対策を心掛けましょう。

春は幼体が活動を開始する時期で、秋はゴキブリが産卵しやすい時期なのです。また冬場は暖かい場所を求め家に入り込んできます。

対策として広範囲に効く置き型のベイト剤は、隠れた巣に効果があるため季節を問わず設置して、くん煙剤は春〜秋に2〜3回に分けて設置するのがおすすめです。

赤いゴキブリはみつけたらすぐ駆除しよう

ゴキブリを退治する主婦

赤いゴキブリはゴキブリの幼体で、放置するとまたたく間に成体となり産卵する恐れがあります。幼体を1匹みつけた場合は、家の中にまだ多くの幼体がいる恐れもあるのです。

また赤い虫はゴキブリでなくても害虫である可能性が高いため、みかけた場合はすぐに駆除を心掛けましょう。

駆除の際は殺虫スプレーに加えてほかの殺虫剤を組み合わせることで、効果が大きくなります。

家の中にゴキブリの住処を発生させないためにも、日頃からこまめに掃除をするなど対策を取ることが重要です。

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