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チャバネゴキブリを駆除するには?おすすめの殺虫剤や注意点、生態を解説

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最終更新日: 2024年04月22日

茶色く小さい身体が特徴的な「チャバネゴキブリ」。チャバネゴキブリ特有の生態や、効果的に駆除・予防する方法をお伝えします。

チャバネゴキブリとクロゴキブリとの違いは?

見た目の大きな違いは体長で、チャバネゴキブリはクロゴキブリよりもひとまわり小さいです。またチャバネゴキブリはの生態サイクルは早く、繁殖力・繁殖スピードはクロゴキブリをしのぎます。

チャバネゴキブリには殺虫剤が効く?

チャバネゴキブリは殺虫剤への耐性を持っているため、絶対的な効果は期待できません。チャバネゴキブリの駆除効果を高めるためには、ベイト剤(毒餌)を使用することをオススメします。

チャバネゴキブリとは?

チャバネゴキブリのイラスト

日本にいる59種類のゴキブリの中で、屋内によく現れるのは10種類程度です。そのうち私たちが頻繁に目にするのが、チャバネゴキブリとクロゴキブリ。

チャバネゴキブリはその薄茶色の見た目から、一見ゴキブリと判断しづらい種類です。

チャバネゴキブリの生態と特徴

主な特徴を以下にまとめました。

  • 黄褐色で小さい
  • 繁殖サイクルが速い
  • 夜になると動き出す
  • 雑食性で食害を及ぼす
  • 暖かい場所であればどこでも生息

「チャバネゴキブリ」は「茶羽(チャバネ)」という名前のとおり、茶色がかった体が特徴的なゴキブリです。

体長は1〜1.5cm程度と小さめで、生まれた直後の幼虫は3mmほどしかありません。

チャバネゴキブリは生態サイクルが早いゆえに繁殖スピードも早です。幼虫は、2〜3カ月かけて脱皮を繰り返しながら成虫になります。成虫の寿命は4〜5カ月程度で、その一生のうちに3〜10回卵を生みます。

ひとつの卵につき40匹ほどの幼虫がふ化するので、ゴキブリ1匹だけで延べ120~400匹の子孫を残すという計算になります。恐ろしい繁殖力ですね。

卵ができてからすぐに産み落とすのではなく、ふ化するまで腹に抱えているのが特徴です。そのため繁殖を防ぐには、チャバネゴキブリ本体を駆除する必要があります。

またチャバネゴキブリは夜行性なので、基本的にエサを求めて活動し始めるのは夜です。雑食性なので、家の中や飲食店で見かけたときは要注意。食物に食中毒雑菌を媒介することがあるため人間に被害が及びます。

なおチャバネゴキブリは日本の侵略的外来種ワースト100にもランクインしており、アフリカ原産の外来種だと考えられています。主に飛行機や輸送船に侵入して、日本まで運ばれてくるのだとか。

クロゴキブリとの違い

※ゴキブリの写真が出てきます。

最も家の中に出現するゴキブリが「クロゴキブリ」と「チャバネゴキブリ」の2つです。以下でこの2種類の大きな違いを確認してみましょう。

クロゴキブリ

クロゴキブリ

チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリ

見た目 黒色 黄褐色
体長 3cm 1〜1.5cm
生息場所 どこにでも生息する 屋内のみ
寒さへの耐性 強い 弱い
繁殖スピード 遅い 速い
飛翔性 あり なし

チャバネゴキブリはクロゴキブリの半分くらいの大きさで、成虫の体長は約1~1.5cmほどです。見た目の色が異なるため、成虫に関しては見分けるのがカンタン。しかし幼虫はどちらも赤茶色をしているので、判断が難しいです。幼虫を見分けるときは、背中に2本の黒い縦線がついているかどうかを基準にしましょう。ついていればチャバネゴキブリの幼虫と判断して問題ありません。

チャバネゴキブリが主に屋内で生息するのに対し、寒さに強いクロゴキブリは屋外でも生活することができます。屋内では下水やゴミ置き場、キッチン、お風呂場などの湿った場所を好む傾向があります。マンションでは植木鉢下部に棲みついてることが多いです。

またクロゴキブリが一生のうちに産卵する回数は15~20回で、卵鞘(らんしょう)1つあたり20〜30個の卵が入っています。1回の産卵数はチャバネゴキブリのほうが多いですが、クロゴキブリのほうが寿命が長いぶん産卵回数が多いので、トータルで見れば1匹から増える数に大差はありません。

ただし成虫になるまでのスピードは、クロゴキブリが1年ほど、チャバネゴキブリが2〜3か月です。繫殖スピードと世代交代の速さは、圧倒的にチャバネゴキブリのほうが上なのです。

飛翔性にも違いが見られ、クロゴキブリは飛ぶことができます。一方チャバネゴキブリは羽はついているものの、飛ぶことができません。

関連記事:クロゴキブリは他のゴキブリと何が違うの?生態を知って駆除・予防しよう!|ミツモア

チャバネゴキブリはどこからくる?生息場所と侵入経路

ゴキブリ 増える

チャバネゴキブリの生息場所

チャバネゴキブリは寒さへの耐性がないので、暖房が整っていない場所では越冬できずに死んでしまいます。マイナス5℃の環境下では1日で死滅することも。そのため通気性の良い木造の家よりも、機密性・断熱性の高いコンクリート建築を好む傾向があります。特に飲食店や食品売り場、オフィスビルなどに発生することが多いです。

一般家庭では暖房器具のまわりだけでなく、温度が高い場所も頻出スポットです。特に冷蔵庫などの電化製品のそばやエアコンの内部などに、集団でコロニーを作って生息します。湿った環境も好むので、台所や風呂場などの水回りにも発生するケースも見られます。

「寒さに弱いなら、寒い地域では出ないのでは」と思われるかもしれません。

しかしチャバネゴキブリの分布は、北海道から本州全域、四国、九州、沖縄まで日本全国にわたります。北海道などの寒冷地でも、暖房器具などがしっかり機能している飲食店やビル施設などでは見られるようになっています。20℃以上の温度の高い場所さえあれば、1年中生息している可能性があるので注意が必要です。

チャバネゴキブリの侵入経路

チャバネゴキブリの侵入経路には、主に以下のような場所があげられます。

  • 荷物の段ボール
  • キッチンやトイレ、浴室の排水口
  • 洗濯機排水口やエアコン配管、排水管の隙間
  • 衣服やカバンに付いてくる

ゴキブリの中でもサイズが小さめのチャバネゴキブリは、2mm程度の隙間があれば難なく屋内に侵入することができます。ちょっとした隙間から入り込み、暖かい場所に移動して集団生活を開始します。

繁殖スピードが早いので、いったん棲みつけばどんどん個体数が増えていくので危険。半年も経てば数十匹の大群になっているというケースもよくあります。

チャバネゴキブリを見つけたら、繁殖活動が行われる前に早めに駆除を行わなければなりません。また侵入を予防するために、上記の侵入経路を遮断するといった対策も必須です。

チャバネゴキブリの駆除方法とおすすめ駆除グッズ

チャバネゴキブリを予防する方法

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チャバネゴキブリによる2つの実害

ゴミ箱 ゴキブリ

チャバネゴキブリは私たちの生活圏に侵入して、衛生面で危険な被害をもたらす存在です。

チャバネゴキブリによる実害としては、以下の2つがあります。

  • 食品や家電に入り込む
  • 病原菌やウイルスを媒介する

食品への混入・家電への侵入

チャバネゴキブリはエサがある場所をかぎ分けて近寄り、食品に混入する危険があります。食虫毒を引き起こすような病原菌を媒介するので、健康面での実害が出ることも。

民家だけでなく、食品を製造している工場なども例外ではありません。まれに異物混入のニュースが流れることからもわかるように、食品加工場などでゴキブリ対策を怠るのは死活問題につながりかねません。

一般家庭では家電への被害も問題になります。暖かい場所を好むため、エアコンの中などに入り込んだときに内部を故障させてしまう可能性があるのです。

病原菌やウイルスを媒介する

チャバネゴキブリは食害を与え、病原菌やウイルスを媒介する危険性があります

チャバネゴキブリが一般家庭に侵入する際、排水口を通ってくることがあります。また雑食性なので、生ゴミなどの汚物も口にしている可能性も。

そういった場所を経てきたチャバネゴキブリが人間の食品に混入してしまうと、病原菌やウイルスをもたらしかねません。

サルモネラ菌などの病原菌を持っていると、食中毒の原因になります。他にもピロリ菌やチフス菌、大腸菌など腸炎を起こす細菌を持っている可能性があります。

またゴキブリの死骸や糞の一部を吸い込んでしまうと、アレルギー症状やぜんそくを引き起こす危険性もあるのです。

チャバネゴキブリの駆除方法とおすすめ駆除グッズ

キッチンに現れたゴキブリを殺虫剤で撃退する主婦

チャバネゴキブリは殺虫剤が効かない!?

チャバネゴキブリは、一般的なゴキブリの駆除方法である殺虫スプレーが効かない「耐性」を持っている可能性があります

チャバネゴキブリがよく棲みつくのは飲食店などの暖かい屋内です。飲食店では衛生管理のために定期的なゴキブリ駆除を行うので、棲みついたチャバネゴキブリは繰り返し薬剤の刺激を受けます。

繁殖スピードの速さとも相まって、生き残った個体がどんどん耐性の強い子孫を残すようになったのです。特に大都会では、薬剤に耐性を持っているチャバネゴキブリが多いそう。

ただし耐性を持っているとはいえ、殺虫スプレーをかけられても生き残るのは「薬剤のかかりが不十分なとき」だけ。チャバネゴキブリに対して直接スプレーを噴射することができれば駆除は可能なようです。

チャバネゴキブリを確実にかつカンタンに駆除したいなら、ベイト剤(毒エサ)の使用が断然おすすめです。

チャバネゴキブリにはベイト剤(毒エサ)が効果的!

ベイト剤の殺虫効果 ゴキブリ

「ベイト剤」とは毒エサのことを指します。「ホウ酸」などの有毒な成分を含んだトラップを設置することで巣に持ち帰らせ、他のゴキブリにも駆除効果を連鎖させるという仕組みです。

台所の下や食器棚・冷蔵庫の裏、トイレの隅、排水管まわりなど、ゴキブリが通ると思われる狭い場所に配置しましょう。

ただしホウ酸は人間やほかの動物にとっても有害です。使用する際は、子どもやペットが絶対に触れないように注意しなければいけません

駆除効果は高いものの、殺虫剤のような即効性はありません。効果が出始めるのはゴキブリが毒エサを食べてから少し時間が経ったあと。ゴキブリが食べてからすぐに効果を発揮するわけではない点に注意が必要です。

おすすめのベイト剤

  • ゴキちゃんストップ

ゴキちゃんストップは「業務用」をうたう強力なベイト剤です。

普通のジェル状の製品と違い、薬剤が固形になっています。そのおかげでホウ酸の効果が保たれ、半年間にもわたる長期間使用することができます。

  • ゴキファイター

フマキラーのゴキファイタープロも、チャバネゴキブリへの効果を明示している強力なベイト剤です。

駆除効果を発揮するのは、なんと1年間という高い持続力。いろんな場所に置けるように、4つのタイプに形状が分かれているのもうれしいポイントです。

【殺虫スプレーを使用する場合】十分な量を噴射しよう

瀕死のゴキブリのイラスト

チャバネゴキブリは殺虫スプレーに耐性を持っていることが多いです。しかし目の前に突然チャバネゴキブリが現れたら、ベイト剤では間に合いません。

目の前にいるチャバネゴキブリをいますぐ駆除したいなら、殺虫剤の量とかけ方に気をつけましょう。チャバネゴキブリに直接、十分な量のエアゾール殺虫剤をかけることで効果を高めることが可能です。「かかり」が不十分だと駆除できない可能性があります。

使用する際はベイト剤と併用しないように注意しなければいけませ。ベイト剤の近くに殺虫スプレーを散布すると、チャバネゴキブリが毒エサに寄り付かなくなってしまいます。

おすすめの殺虫剤

  • プロ用ゴキブリ駆除剤

エアゾールタイプの殺虫スプレーで高い殺虫効果を期待できます。ゴキブリ以外には、トコジラミ(ナンキンムシ)にも効果アリです。

  • エヤローチP

チャバネゴキブリにも効果が期待できる、強い殺虫成分に定評がある製品です。ゴキブリ以外には主にノミやトコジラミ、イエダニなどへの効果が期待できます。

一度にチャバネゴキブリを全滅できる「くん煙剤」

くん煙剤は部屋に殺虫成分を含む煙を充満させることで、ゴキブリなどの害虫を駆除することができます。家中のチャバネゴキブリをまとめて駆除したいという時におすすめの駆除方法です。

「子供やペットに影響が出ないか心配」と思うかもしれません。しかし使用している間の外出と使用後の換気を守れていれば、問題はないので安心です。

家電製品や寝具、火災報知器などは、使用前にカバーする必要があります。煙に触れると障害を起こしたり反応したりするため、今後の使用に影響が出るかもしれません。また水槽で魚を飼っている方は、一時的に外に出しておくなどの工夫が必要です。

くん煙剤のおすすめ商品

  • 【第2類医薬品】アースレッド プロアルファ

アース製薬の「アースレッド プロアルファ」は3種の有効成分が含まれています。そのため耐性を持っているチャバネゴキブリに対しても、非常に強い駆除効果を発揮することが可能です。

ゴキブリのほかにもダニ類やノミ、トコジラミ(ナンキンムシ)を一掃することができる優れものです。

【駆除剤がない場合】洗剤でも駆除することができる

駆除グッズを持っていないけど、目の前にいるチャバネゴキブリを駆除したいという方には、洗剤の使用をおすすめします。基本的にとろみのある液体ならなんでも効果があります。洗剤の他にも、サラダ油やシャンプーなどが使用可能です。

ゴキブリが呼吸を行うための器官である「気門」をふさぐことで、呼吸をストップし死滅させることができます。

チャバネゴキブリを予防する方法

部屋の掃除

チャバネゴキブリの侵入を予防する方法には以下の4つがあります。

  • 侵入経路になるすき間をふさぐ
  • 排水トラップに水が溜まっているか確認
  • 部屋を清潔に保ち、ゴキブリが棲みにくい環境にする
  • 屋外から持ち込むダンボールや荷物に卵がついていないか確認

侵入経路になるすき間をふさぐ

まずはゴキブリが室内に入ってこられるすき間を徹底的にふさぐことです。

チャバネゴキブリは2mmほどのすき間も通れます。以下の場所に屋外とつながるすき間がないか要注意。

  • 洗濯機の排水口
  • シンク下の排水管と壁や床とのつなぎ目
  • エアコン配管と壁とのすき間

これらのすき間を埋めるには、パテやマスキングテープを使うのがおすすめです。跡を残さずはがせるので、賃貸でも安心して使えます。

賃貸物件の場合、ネジ穴を開けたり、外せないような素材ですき間を埋めたりすると、原状回復によけいな費用がかかってしまう可能性があるので要注意です。

以下の記事では、侵入経路をふさぐアイテムについて場所別に詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

関連記事:ゴキブリを寄せ付けない・侵入させない方法!玄関や部屋に使うおすすめグッズを紹介|ミツモア

排水トラップに水が溜まっているか確認

排水トラップ S字

チャバネゴキブリは下水道などを通って、キッチンやトイレ、浴室などの排水口から侵入してくることがあり、これを防ぐのが排水トラップです。

排水トラップとは、排水管にあるS字形に曲がった部分のことを指します。変形部分に水がたまり(たまった水を封水という)、水がフタの役割を果たして虫の侵入や下水のにおいをブロックしているのです。

しかしこの排水トラップは、経年劣化によって機能しなくなってしまうことがあります。下水のにおいが上がってきていると感じたときは、排水トラップにちゃんと水が溜まっているか確認してみましょう。

排水トラップについて詳しく解説している以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事:排水トラップとは?仕組み・構造や種類をおさえて、水のトラブルに対処しよう!

ゴキブリを寄せ付けない効果のあるグッズを使う

ゴキブリが嫌うにおいや成分を発するアイテム(忌避剤)を使って、室内への侵入をふさぐのも効果があります。

忌避剤には殺虫成分が含まれていてゴキブリを駆除できるものや、殺虫効果はなくただ寄せ付けない働きをするだけのものもあります。

ペットや子供にやさしいハーブ系の製品には殺虫成分がないことが多いので、用途に合わせて選びましょう。

部屋を清潔に保ち、ゴキブリが棲みにくい環境にする

もっとも根本的な解決方法は、部屋の掃除に限ります。特に以下のポイントを意識して、家中を常にきれいな状態に保っておくことが大切です。

  • 食べ残しは密閉容器もしくはラップに包んで冷蔵庫に入れる
  • シンクに食べかすを残さない
  • 生ゴミはふた付きのゴミ箱に捨てる
  • ホコリや髪の毛が溜まらないように掃除する

食べ残しや生ゴミなどは出しっぱなしにしていると、すべてチャバネゴキブリの好物となってしまいます。食べ残しは放置せず、すぐに密閉容器や冷蔵庫に入れる癖をつけておきましょう。生ゴミはふた付のごみ箱に捨て、こまめにゴミ出しするのが理想です。

気づかずに落とした食べかすなどもエサの対象です。食事後は台所やダイニングをすぐに掃除することが、侵入を防ぐ大切なポイントです。

また室内に落ちているホコリや髪の毛もチャバネゴキブリのエサになります。念入りに室内を掃除して、チャバネゴキブリの発生原因を徹底的に除去しましょう。

屋外から持ち込むダンボールや荷物に卵がついていないか確認

ダンボール

ゴキブリはダンボールなどに卵を産みつけることがあるので、屋外からダンボールを持ち込むときは要注意です。

宅配便や買い物でダンボールを家に持ち込んだときは、ゴキブリの卵がついていないか確認し、なるべく早く資源ゴミに出しましょう。

チャバネゴキブリは卵鞘(らんしょう)を腹に抱えていますが、クロゴキブリなど他の虫の卵がくっついている可能性もあります。もし卵を発見したら、トイレに流したり、つぶしたりして、ふ化する前にすみやかに処理しましょう。

関連記事:ゴキブリの卵を正しく駆除して大量発生を防ごう!駆除方法まとめ

徹底駆除したいならプロへの依頼も検討

ゴキブリ 駆除 業者

「虫をどうしても見たくない」「徹底的に駆除したい」という場合はプロへ依頼するのも方法のひとつです。

特にチャバネゴキブリは繁殖力が強く、薬剤も効きにくい虫です。プロなら適した駆除方法を選んでくれるうえに、予防効果のある防除剤まで散布してくれます。

費用相場は、1LDK・2DKくらいまでなら2万円以下です。それ以上の広さだと、少なくとも3万円前後はみておきましょう

ただし駆除方法や詳細な条件によって料金が高くなることもあります。いくつかの業者に見積もりを出してもらって検討するとよいでしょう。

駆除後に再度侵入するのを防ぐアフターケアがあるかどうかも、業者選びの際に確認しておきたいポイントです。

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チャバネゴキブリと似ている「モリチャバネゴキブリ」とは?

モリチャバネゴキブリ

チャバネゴキブリと見た目が似ていて混同されやすい虫に「モリチャバネゴキブリ」がいます。

モリチャバネゴキブリは、基本的に平地の草地や林地などの屋外に生息しています。それらの場所で得られる落ち葉や枯れ枝が主食です。そのため屋内に入ることがあったとしても、繁殖したり被害を及ぼしたりすることはありません。

また飛翔することができるのもチャバネゴキブリとの相違点です。夜行性なので街灯の光などに集まる傾向があります。

チャバネゴキブリとチャバネゴキブリは見た目が非常によく似ています。そのためぱっと見で判断するのは難しいでしょう。

見分けるときは発見した場所と飛翔性で判断することができます。家の中で発見したら、十中八九チャバネゴキブリと判断して問題ないでしょう。

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この記事では、チャバネゴキブリの生態をはじめとして、家屋に与える害や、駆除・予防方法をくわしく解説してきました。

チャバネゴキブリは繫殖力が強いので、室内に侵入させないのが何よりの対策です。

もし部屋で見つけてしまった場合は、ゴキブリが住み着きやすい場所にベイト剤を置くなどして駆除しましょう。ただしチャバネゴキブリは薬物耐性があるので、強力な製品を使うのがオススメです。

徹底して駆除したいなら、専門業者に依頼してみましょう。市販の薬剤よりも強力な道具によって、的確な駆除・予防をしてくれます。

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