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ゴキブリの種類と生態を紹介!繁殖時期や侵入経路から対策を練ろう

最終更新日: 2024年06月28日

日本の家に出るゴキブリの種類は?

最もよく見かけるのは、「クロゴキブリ」「チャバネゴキブリ」の2種類です。次いで「ワモンゴキブリ」「ヤマトゴキブリ」も各所で発生します。 

よく出るゴキブリの見分け方は?

クロゴキブリは黒褐色で、チャバネゴキブリは薄茶色の体をしています。その他の違いについても記事内で詳しく紹介しています。

日本でよく見られるゴキブリの種類と特徴

<ゴキブリに見られる共通の特徴>
活動時間 夕方~夜
習性 群れを作る
繁殖の仕方 卵鞘(数十個の卵が入った殻)を生む

日本の室内で見かけるゴキブリのほとんどは、「クロゴキブリ」か「チャバネゴキブリ」です。次いで、東北から近畿地方にみられる「ヤマトゴキブリ」、南日本を中心に生息している「ワモンゴキブリ」という2種もよく見られます。

この4種類について、大きさや生態など特徴を解説します。

【一般住宅に多い】クロゴキブリ

クロゴキブリ

体長 30~40㎜程度
黒褐色
生息地域 日本全国
見られる場所
  • 木造の家
  • コンクリート造りの住宅
行動範囲 広い
寿命 2年
その他 寒さに強い

体長は30~40mm程度で、その名の通り黒褐色のゴキブリです。ゴキブリと聞いて、まずこのクロゴキブリをイメージする人も多いのではないでしょうか。

約1年ほどを幼虫の姿で過ごし、成虫は7カ月程度生きます。1回に産み落とす卵の数は20~30個で、生涯を通して15~20回産卵します。

本州を中心に生息する種でしたが、寒さに比較的強いため、近年は北海道でも見かけられるようになっており、全国に生息しています。

クロゴキブリの対策は春がおすすめ!

寒さに強いクロゴキブリは冬を生き延びることができます。活発に動き始める夏に対策をとっても遅い可能性が高いです。

春の間にベイト剤(毒えさ)やくん煙剤を使って対策をとることで夏に出てくるゴキブリを防ぎましょう。

関連記事:クロゴキブリの撃退方法を解説!生態を知って今後の発生を防ごう|ミツモア

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【飲食店・ビル・アパートに多い】チャバネゴキブリ

チャバネゴキブリ

体長 12~15㎜程
薄茶色
生息地域 全国
見られる場所
  • 暖房設備の整った場所
行動範囲 比較的狭い
寿命
  • オス:3か月~5か月
  • メス:5か月~7か月
その他 寒さに弱い

体長は12~15mmと、クロゴキブリよりもやや小さめです。体は薄茶色で、胸部の背面に1対の黒い斑紋があります。

夜行性のため昼間は家電の裏側や屋根裏などの物陰に潜伏しています。

寒さに弱いですが、暖かい場所では越冬することがあります。元々は外来種で、飛行機や船で日本に渡ってきました。

木造よりコンクリート建築を好み、本州を中心に北海道や沖縄など日本全国で確認されています。一生で3~10回、30~40個の卵が入った卵鞘を産卵し、幼虫は60日ほどで大人になります。

成虫になるまでが短いので、繁殖力が強いことが特徴です。世代交代の速さから、薬物耐性がついている個体も増えています。

2週間~3週間ほどで卵から孵化し、2か月~3か月ほど幼虫期間を経た後に、成虫として(オス:3か月~5か月、メス:5か月~7か月)生きます。

チャバネゴキブリ対策は冬がおすすめ!

チャバネゴキブリは寒さに弱いため、他のゴキブリ比べて冬に活動が鈍くなります。

冬のうちに、ゴキブリが集まっている群れを狙い撃ちすることで、家の中にいるチャバネゴキブリを駆除することができます。

新聞紙や段ボール・暖かい家電の裏側に隠れていることが多いです

ゴキブリがどこにいるかわからない。駆除はめんどくさいという方は、駆除業者に依頼してしまうのもおすすめです。

関連記事:チャバネゴキブリを駆除するには、強力な薬剤が必要|ミツモア

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【農家・木造住宅に多い】ヤマトゴキブリ

ヤマトゴキブリのシルエット

体長 25~35㎜
黒茶褐色
生息地域 北海道~近畿
見られる場所
  • 農家や木造の日本家屋
  • コンクリート造りの住居
行動範囲 広い
寿命 2年半
その他
  • 寒さに強い

ヤマトゴキブリは日本固有のゴキブリで、体長は25~35mmほどとやや小さめ。

他のゴキブリを上から見ると、中心の横幅が広く、楕円形になっています。しかしヤマトゴキブリは細長く、また、あまり光沢がないのが特徴です。

北海道、そして東北から近畿地方にかけて多く生息しています。屋内に多いですが、屋外でも出現。

見た目がクロゴキブリ似ているため、間違える方も多いかもしれません。クロゴキブリとヤマトゴキブリを見分けるポイントは、光沢の度合いです。クロゴキブリは光沢がありますが、ヤマトゴキブリは光沢を欠いています。

他のゴキブリよりも寒さに強いので、日本の冬を乗り越えることができます。とくに幼虫の時には、低温状態や凍結状態になると一時的に休眠して、気温が上がると元通り活動できるという強い生命力の持ち主です。

1回に産む卵の数は12~16個程度で、一生のなかで7回ほどしか産卵しないので、繁殖力はそこまで強くありません。

卵は4週間~5週間で孵化し、幼虫になります。3か月~12か月で成虫になり、その後3か月~6か月ほど生きます。

ヤマトゴキブリの対策は春がおすすめ

クロゴキブリとヤマトゴキブリは寒さに強く、冬でも越冬することができます。そのため、活発化する夏の前に対策を取っておくことでゴキブリの発生を抑えることができます

ベイト剤(毒えさ)やくん煙剤を使うことで家中のゴキブリを駆除してしまいましょう。

関連記事:ヤマトゴキブリの特徴や駆除方法は?寒さに強いゴキブリを退治しよう|ミツモア

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【温暖な環境に多い】ワモンゴキブリ

ワモンゴキブリ

体長 30~45㎜
  • 褐色で光沢がある
  • 頭と胸の間に黄白色の輪紋
生息地域
  • 九州~沖縄
見られる場所
  • 暖房設備のある場所
  • ビルのマンホール下
  • 下水道
行動範囲 比較的狭い
寿命 2~3年
その他
  • ゴキブリの中で最も大きい
  • 寒さに弱い

ワモンゴキブリは、日本の室内に出るゴキブリのなかで最も大きく、体長は30~45mmです。頭と胸の間に黄白色っぽい輪の模様があるので、見分けることができます。

ワモンゴキブリは、クロゴキブリと同じく飛ぶことができます。また、飲まず食わずの状態でも1カ月は生き延びるほど生命力が強い種です。

卵から生まれるまで約4週間~5週間かかり、幼虫として3か月~1年ほどくらします。その後成虫になって3か月~20か月ほ度暮らすため、ゴキブリの中では最も寿命が長いです。

熱帯~亜熱帯に生息するので、日本の中ではおもに九州から沖縄で見られます。しかし暖房施設の発達により、分布は広がりつつあるようです。

ビルのマンホール下や下水道に多く生息。室内では、飲食店や食品加工場など、エサが豊富な場所に出現します。

ワモンゴキブリの対策は冬がおすすめ!

チャバネゴキブリとワモンゴキブリは寒さに弱く、冬は活動が鈍くなります。室内の暖かい場所で集まって過ごすことが多いため、冬に対策をとることで群れを一気に駆除することができます。

大型家電の裏やタンスの下などの隙間に隠れていることが多いです。

駆除が面倒という方は駆除業者に依頼して駆除してもらうのがおすすめです。

関連記事:ワモンゴキブリの生態!発生することで起こる被害と駆除方法を解説|ミツモア

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ゴキブリによる侵入経路の違い

家に侵入しようとするゴキブリ

とくにクロゴキブリとチャバネゴキブリとでは、種類によって家への侵入経路が異なります。どのように異なるのか、それぞれに見ていきましょう。

以下の記事ではゴキブリの侵入経路を断つ方法を詳しく解説しています。

関連記事:ゴキブリを寄せ付けない・侵入させない方法!玄関や部屋に使うおすすめグッズを紹介|ミツモア

クロゴキブリは外から侵入する

クロゴキブリはチャバネゴキブリとは違って飛翔することもあり、建物のほんのわずかなすき間から侵入してくることが多いようです。

クロゴキブリの場合は他の昆虫などと比べると飛ぶのはそこまで得意ではないと言われています。マンションなどでは、低階層などで遭遇する確率が高く、高層階には荷物にくっついてきたり、通路や通気口など別のルートから侵入したりします。

主な侵入経路

ゴキブリは屋外と室内をつなぐ「すき間」から侵入してきます。

例えば、玄関や窓のすき間、換気扇やドレンホース、トイレやキッチンの排水口などです。扉とのわずかなすき間からも侵入してきますが、郵便物などが挟まり、少しあいた投函口から侵入してくることもあります。

ゴキブリは気温が上がって活動量が上がると飛びやすくなる傾向にあり、特に夏場は飛んでベランダなどから潜入するルートをとることがあるようです。

その他には荷物にくっつく、配送のダンボールの中に入って侵入してくることもあります。

室内で増えるチャバネゴキブリ

一方、チャバネゴキブリは飛翔できない種として知られています。また、寒さに弱いため、屋外より室内を好む傾向にあります。下水を登って家に侵入してくることが多いです。

チャバネゴキブリは、ほかのゴキブリより繁殖力が強く、室内で急激に繁殖します。

クロゴキブリは、幼虫期間が数年であるのに対し、チャバネゴキブリはほんの2カ月程度で成虫になり、卵を産みます。

また、メスは一度受けた精子を小出しにして何度も体内で受精できるという性質があり、1回の交尾でも一生分の産卵が可能です。そのため、1匹でも侵入を許せば室内で驚異的に増えていくのです。

ゴキブリの生態

ゴキブリ

ゴキブリは地球に古くからいる生物です。繁殖力や生命力の強さから至る場所にいて、生活圏が人間とかぶっているためよく見かけることがあります。

ゴキブリの被害を防ぐために、どのような種類がいるのか、そしてなぜ室内に入ってくるのかを知っておきましょう。

ゴキブリが好む環境

ゴキブリが好む環境は大きく以下の3つです。

  • 温度が高い
  • 湿気が多い
  • 食料が豊富

最近はコンクリートで建てられた住宅が多く、冬でも暖かく過ごすことができます。便利な反面、快適な暖かい温度はゴキブリにとっても居心地の良い空間になってしまうのです

湿気が多い家もゴキブリに狙われやすいです。湿気が多い箇所としては、特に植物を育てている植木鉢が上げられます。プランターの湿度が保たれていて、ゴキブリにとっても住みやすい環境になってしまいます。

また、ゴキブリは雑食性であるため、基本的に落ちているものならなんでも食べることができます。食べカスはもちろん、ホコリや髪の毛、唾液なども栄養として蓄えることができます。

ダンボールのすき間なども、ゴキブリが繁殖する条件を備えた絶好の環境です。そしてゴキブリは、通販などの段ボールに紛れて室内に侵入してくるケースもあります。

ゴキブリが人の家に入ってくるのは、ゴキブリにとって快適な環境がそろっているからなのです。

ゴキブリの好物は?

好物のたべものは、油・砂糖・ジャガイモ・パンくず・肉・チーズです。特にチーズはゴキブリをおびき寄せる道具としてよく使われています。

ゴキブリが好きなにおいは、アニスや山椒、玉ねぎです。玉ねぎは値段も安価で手に入りやすいため、ホウ酸団子を作る際にぜひ入れてみてはいかがでしょうか?

ホウ酸団子(毒えさ)とは、ゴキブリが好きなにおいを使っておびき寄せ、ホウ酸団子をたべたゴキブリを麻痺させて駆除する道具です。

ゴキブリは1年中活動している

「冬にゴキブリはいなくなる」と考えている方もいるかもしれませんが、ゴキブリは冬でも生きています。

クロゴキブリは寒さに弱いため、昔は冬を生き延びることが難しかったです。しかし、気温も年々上昇して、暖房設備の整った住居も増えるにつれ、冬でも生きるゴキブリが増えてきました。

冷蔵庫や電子レンジの裏などの暖かいところで過ごすことにより、1年中生きることができるようになったのです。

ゴキブリが発生しやすい時期は夏

夏は特にゴキブリが発生しやすく、1年の中で1番活発に動く時期です。気温が25℃を超え始めたら、ゴキブリが活発になります。

ゴキブリは世界に4,000種類もいる

ゴキブリは数億年以上前から地球上に存在しており、4,000種もいるといわれています。人類とゴキブリは長い間、歴史の上で共存してきました。

日本ではおよそ50種類ものゴキブリがいるとされています。しかしそのほとんどが野外に生息しており、室内にまで入ってくるのは4種類です。

日本の家屋で見られるゴキブリ
  • クロゴキブリ
  • チャバネゴキブリ
  • ヤマトゴキブリ
  • ワモンゴキブリ

ゴキブリによる被害

ゴキブリは体に様々な菌を持っています。菌が、人間の体にはいると腹痛や発熱・下痢といった症状に襲われることがあります。

また、呼吸時に糞や死骸を吸い込んでしまうと、ぜんそくやアレルギーの原因になります。

白いゴキブリは幼虫?似た虫との見分け方も

脱皮したての白いゴキブリ

ゴキブリの形をした白い虫を見かけたことがあるかもしれません。それは脱皮直後のゴキブリの幼虫である可能性が高いです。

ただしシバンムシやトコラジミ・シミといった、ゴキブリの幼虫に似た虫もいます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

脱皮直後の白いゴキブリ

白っぽいゴキブリの幼虫

ゴキブリは、一生のうちに5~10回も脱皮をします。脱皮をするのは幼虫から成虫になるまでの期間。白いゴキブリを見かけたら、それはまだ成虫ではないという証です。

脱皮直後の白いゴキブリは柔らかく、防御力が弱い状態。発見したときには、駆除しやすいでしょう。

また、生まれたてのゴキブリも外皮が柔らかく白っぽいですが、孵化してから数時間後にすぐ茶色や黒色に変化するため、見かけるのは稀です。

【触角を確認】シバンムシ

乾麺に近寄るシバンムシ

シバンムシの体長は約1㎜~4㎜程度で、黒や茶色の姿をしています。

ゴキブリとの違いを見分けるポイントは、触角です。ゴキブリはすらりと長い触角を持っていますが、シバンムシは、ギザギザした触角を持っています。

小麦粉やホットケーキミックスの粉・そうめんなどの乾燥食品に出現することも多いです。

シバンムシは基本的に害はないので、病原体を運んだり、噛んだりすることはないといわれています。

関連記事:シバンムシは食品などに発生する害虫!発見したら徹底駆除を|ミツモア

【翅の有無を確認】トコジラミ

トコジラミ

シバンムシの体長は2~10㎜程で、茶褐色の体を持っています。

ゴキブリとの違いを見分けるポイントは、翅の有無です。ゴキブリには翅がありますが、トコジラミには翅がありません

もうひとつの見分けるポイントは体の色です。トコジラミは普段は濃い茶色の姿をしているため。見分けがつきにくいですが、吸血をすると赤褐色になります。ゴキブリが吸血をすることはないので、黒や茶褐色のままです。

吸血されると、激しいかゆみや発熱をする可能性があるため、かゆみが場合は皮膚科を受診しましょう。

関連記事:自分でできるトコジラミ(南京虫)の駆除・対策!特徴や発生原因についても詳しく解説|ミツモア

【体の色を確認】シミ(紙魚)

シミ

ゴキブリとシミを見分けるポイントは色です。ゴキブリの幼虫は茶色や黒色をしていることが多いですが、シミは光沢感のある銀色をしています。

また、シミには細い尻尾のようなものが3本ありますが、ゴキブリにはありません。

お風呂場やトイレ・押し入れなどの湿気がある場所を好みます。

殺虫剤やホウ酸団子などで駆除することができますが、日ごろからの掃除を行うことにより、シミの発生を防ぎましょう。

シミについて詳しく知りたい方は以下の関連記事を参考にしてみてください。

関連記事:紙魚(シミ)とは?発生した際の駆除方法と発生させないための対策も紹介 |ミツモア

ゴキブリの成虫に似た虫との見分け方

虫眼鏡をのぞく少年たち

「これ、ゴキブリかも」と思っていても実はゴキブリでないことがあります。

ゴキブリに似た特徴を持つ虫を紹介します。

コオロギ

コオロギ

見分けるポイントは以下の3つです。

  1. 背中の形
  2. 床からの高さ
  3. 後脚の太さ

コオロギとゴキブリは体長も同じ大きさであるため、見間違えてしまうことがしばしばあります。

①ゴキブリの背中は丸っこい

ゴキブリの背中は、丸っこいですが、コオロギは背中が平べったいのが特徴です。

②ゴキブリは床との隙間がない

ゴキブリとコオロギは体長はほとんど同じですが、床から体との隙間が違います。

横からゴキブリを見てみると、地面からすれすれを走っていて、体と床の隙間がほとんどありません。コオロギは、床から見て体との隙間があります。

③ゴキブリは後脚が細い

コオロギは跳ぶため、足が太いのが特徴的です。一方ゴキブリは、足が細くなっています。

コオロギは足が「く」の字になっているのも見分けるポイントの一つです。

カマドウマ

カマドウマ

  1. 翅があるか
  2. 背中の形
  3. 体の大きさ

見分けるポイントはの上記の3つです。カマドウマはバッタの仲間で、茶色の体を持っているため、ゴキブリと見間違えてしまうことがよくあります。

①ゴキブリは翅がある

ゴキブリは翅を持っているため、跳ぶことができますが、カマドウマは翅を持たず、後ろ足で跳びます。

②ゴキブリの背中は丸っこい

カマドウマは左右に平たく、横から見ると、弓のような形をしています。

ゴキブリの背中は丸っこいため、背中の形から判別することができます。

ゴキブリを駆除する方法5選

ゴキブリが出たら、すぐに駆除したいですよね。ゴキブリが出たときの対策法や駆除方法について紹介します。

駆除方法についてもっと詳しくしりたいという方は以下の関連記事を参考にしてみてください。

関連記事:家中のゴキブリを確実に駆除!苦手な人でも徹底的にできる退治方法・大量発生した時の対処法を紹介|ミツモア

【目の前に出てきたゴキブリを駆除】殺虫剤を使う

キンチョウ プロ用ゴキブリ駆除剤|Amazon
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実際にゴキブリが現れたところを見つけたら、殺虫スプレーを噴射しましょう。即効性があるため、すぐにゴキブリを殺すことができます。

ゴキブリ用の殺虫スプレーであれば、基本的にどの種類のゴキブリに対しても有効です。

しかしチャバネゴキブリは薬物耐性が強いので、しっかり全身にスプレーしないと駆除しきれない可能性もあります。

【目の前に出てきたゴキブリを駆除】殺虫剤を使う

KURE パーツクリーナー プラスチックセーフ|Amazon
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金属部品やプラスチック部品の汚れを落とすパーツクリーナーは、ゴキブリの駆除をするうえで有用です。殺虫剤よりも効き目が早く、殺虫剤の薬剤に体制のあるゴキブリにも効くのでお勧め。

ただしワックスがけしたフローリングに吹きかけるとワックスが取れてしまうなど、いくつかデメリットがあるので注意が必要です。パーツクリーナーを使ったゴキブリ駆除について詳しく知りたい方は、関連記事をご覧ください。

関連記事:ゴキブリ退治にパーツクリーナーが効果的なのはなぜ?即死するって本当?使い方や注意点を解説|ミツモア

【ゴキブリの巣ごと駆除】ベイト剤(毒えさ)を使う

フマキラー ゴキブリ 駆除 殺虫剤 ゴキファイタープロ|Amazon
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ゴキブリに有効なベイト剤(毒えさ)を使うのも、ゴキブリを全滅させるのに有効です。即効性はないものの、ゴキブリの巣ごと駆除することができます。

ゴキブリは仲間の死骸やふんなども食します。ベイト剤(毒えさ)を食べたゴキブリの死骸やふんを巣のゴキブリが食べることで、巣にいるゴキブリを駆除します。

ゴキブリが潜んでいるキッチンや洗面所周りにベイト剤を置いてみましょう。燻煙剤と合わせて使うのも効果的です。

【家にいるゴキブリを駆除】くん煙剤を使う

第2類医薬品 アースレッド プロアルファ 6~8畳用|Amazon
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殺虫スプレーなどは1匹を仕留めるのには向いていますが、家中のゴキブリを駆除する事はできません。

家中のゴキブリを駆除したい方はくん煙剤の使用がおすすめです。細かいところにも煙が届き、ゴキブリの大半を一網打尽にできます。

燻煙剤をより有効に使うには、時期をずらして2回使うことです。なぜなら燻煙剤は、ゴキブリの卵には効かないためです。ゴキブリの卵は卵鞘という殻に守られていて、燻煙剤の侵入を断ってしまいます。

卵がふ化したタイミング(2~3週間後)に、再度使用することで、家のゴキブリを駆除しましょう。

【駆除から侵入対策まで可能】駆除業者を呼ぶ

個人で行う対策では完全に家中のゴキブリを駆除することが難しいでしょう。「家にいるゴキブリを徹底的に駆除したい」という方は駆除業者に依頼するのがおすすめです。

家にいるゴキブリを駆除してくれるだけでなく、侵入防止対策まで行ってくれます。侵入防止の効果は約半年間です。

デメリットとしては、費用が高額な事が挙げられます。50㎡の家で20,000円~30,000円ほどです。

日頃からの対策を心掛ける

掃除機でリビング掃除

ゴキブリを駆除・退治して、せっかく室内からゴキブリがいなくなったとしても、またゴキブリの潜入を許してしまえば同じことが繰り返されてしまう可能性は十分にあります。ゴキブリが家の中に入ってこないよう、日頃からの対策を心掛けることが重要です。

まずは侵入経路を断ちましょう。窓のすき間や小さな穴などは、金網やセラミックで埋めてしまうという方法もあります。忌避剤をまいておくのもおすすめです。

ゴキブリが好む環境を作らないことも意識しましょう。部屋の中は常に清潔にしておく、ダンボールなどのゴキブリの巣になりそうなものはなるべく早く処分し、ゴキブリが定着しないようにします。

関連記事:網戸のおすすめ虫除けグッズと、正しい網戸の使い方 | ミツモア

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ぜひミツモアを利用してみてはいかがでしょうか。

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