ゴキブリは人を噛むことがある！理由や噛む力・噛まれたらどうなるかを解説！

ゴキブリが人を噛むことがあると聞いたら怖いですよね。噛まれることでどんな影響が出るかという不安もあるでしょう。

結論を言うと、ゴキブリに噛まれても何か悪い症状が出るということは少ないでしょう。しかし中にはアレルギー反応を起こしてしまう人もいるので、注意してください。

この記事では、ゴキブリが人を噛む理由や噛まれた場合の対処法を解説します。ゴキブリの習性を知ることで未然に被害を防げるので、ぜひ最後までお読みください。

ゴキブリは噛むことがある！顎の力は意外と強い！

ゴキブリは人を噛むことがありますが、頻繁に起こることではありません。そもそもゴキブリは臆病な生物です。普段から人間を避けているため、威嚇して攻撃してくることはありません。

ゴキブリは落ちている人間のフケや髪の毛を食べる雑食の生物。そのため人を噛む時は、エサと判断して噛むというわけですね。基本的に人には寄ってこないのですが、寝ている時はゴキブリが近づいてくることもあります。ゴキブリは夜間に活動することが多く、寝ている人間は警戒しないからですね。

寝る前にゴキブリを見つけてしまうと不安でなかなか眠れません。上手く駆除できればいいのですが、見失った場合はまた出てくる可能性もあります。どこにいるかわからない状態では、その部屋で寝るのも気持ち悪いですよね。

そうなると別の部屋で寝るなどの対処をするしかありません。ゴキブリを発見した部屋の入り口をテープなどでふさいでおき、翌日以降に駆除を再開しましょう。

ゴキブリの噛む力はどのくらい？

イギリスのケンブリッジ大学の研究によると、ゴキブリの噛む力は自身の体重の50倍程だそう。紙やダンボールであれば穴を開けられるくらいの力があります。

ただ瞬時に何かを噛み砕くような力はないので、噛まれたからといって大きな怪我をすることはありません。進化の過程でどんなエサでも食べられるように顎が発達していったのでしょう。

ゴキブリに噛まれるとこんな症状が！毒はないが衛生上良くない

ゴキブリは毒を持っているわけではないので、噛まれても何も症状が出ないことが多いでしょう。しかしゴキブリは普段からホコリが多いところや排水溝など、雑菌が繁殖している場所でも活動しており不衛生。そのため雑菌が原因で、噛まれた箇所が腫れてしまった・かゆみの症状が出たというケースがあるかもしれません。

また中にはゴキブリに対してアレルギー反応を起こす人もいます。ゴキブリの糞や体の破片がアレルギーの原因となるからですね。人によっては喘息(ぜんそく)やアレルギー性鼻炎などの症状が出てしまう可能性があります。

ゴキブリに噛まれた時の対処法

ゴキブリに噛まれた場合は以下の方法で対処しましょう。

• 噛まれた箇所を消毒する
• 軟膏を塗る
• 症状が出て不安なら病院に行く

ゴキブリに噛まれた場合は、水でよくあらったあと消毒し、軟膏を塗っておくのが良いでしょう。しかし噛まれた場所が腫れるなどの症状が出た場合は、ゴキブリに対してアレルギーを持っていたという可能性も考えられます。むやみに薬を塗るのはやめて、病院でみてもらうことをおすすめします。

症状が出ない場合でも、噛まれた箇所を消毒しておくのが安心ですね。

寝ている時に噛まれないよう、ゴキブリ対策をしよう

噛まれても症状が出ないケースが多いのですが、ゴキブリがいるだけでも衛生上良くありません。ゴキブリを寄せ付けないための対策が必要になってきます。

寝ている状態でゴキブリから逃げることはできないので、ゴキブリを寄せ付けないようにすることが重要。食べ物を放置しないことや、部屋を清潔に保つことでゴキブリの侵入を未然に防げます。

特にキッチンはゴキブリのエサとなるものが多いので、注意しなければなりません。ふた付きのゴミ箱に替えたり、家具の隙間をこまめに掃除したりするのが効果的ですね。ゴキブリを寄せ付けないための効果的な方法は、こちらの記事をご覧ください。

すでに家の中にゴキブリがいる場合は、以下の方法で駆除するのが一般的です。

それぞれ効果や使い方が違うので、住んでいる環境に合わせて選びましょう。詳しくは以下の記事で解説しています。

ミツモアでゴキブリ駆除を依頼する