自宅にゴキブリが頻繁に現れる場合、室内で繁殖している可能性があります。速やかに駆除して、清潔な環境を手に入れましょう。専門業者にゴキブリ駆除を依頼した場合にかかる料金の相場や、費用を安く抑えるコツ、業者を選ぶポイントなどを紹介します。
ゴキブリ駆除にはいくらかかる?
ゴキブリ駆除を業者に依頼すると、どのくらいの費用がかかるのか不安に思う人は、少なくないはずです。プロに依頼した場合にかかる料金の相場を見ていきましょう。
間取り別の料金相場
ゴキブリ駆除にかかる料金の相場は、以下の通りです。
- ワンルーム:8,000~3万円
- 2LDK:2万1,000~5万円
- 3LDK:2万5,000~6万円
- 飲食店:1坪あたり3,000円~
薬剤の量・作業量が変わってくるので、広い部屋ほど多くの料金が必要になります。部屋の広さが同じでも料金に開きがあるのは、状況によって駆除のしやすさが異なるためです。
また家具の移動・予防に使用するグッズなど、オプションの有無によっても変わります。料金設定は業者によって異なるので、必ず見積もりを依頼しましょう。
駆除費用が高くなる要因
部屋が狭くてもゴキブリの侵入経路が多かったり、早朝・深夜などの時間帯に作業を依頼したりすると、料金が高くなります。
全ての侵入経路をふさがない限り、根本的な解決にはなりません。ちょっとした隙間が多い家・古い物件などは、侵入経路が多くなりがちなので、料金が高くなる傾向です。
業者によっては、「作業時間帯」で料金設定が異なる場合もあります。早朝・深夜などに緊急対応してもらいたいというケースでは、割増料金が設定されていることがあるので、気を付けましょう。
また自宅と業者の距離も、料金に関係するので注意が必要です。距離が離れていれば、それだけ多くの交通費・ガソリン代などがかかるので、「出張費」という形で料金が上乗せされる場合がある点も頭に入れておきましょう。
駆除費用を抑える3つのコツ
しっかりとゴキブリの駆除をしようと思うほど、必要な費用も増えます。ちょっとしたコツを知っているだけでも、料金が大きく変わることは珍しくありません。
駆除にかかる費用をできるだけ安く済ませるために、押さえておきたいコツを3つ見ていきましょう。
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できることは自分でやる
全ての侵入経路を業者にふさいでもらうとなれば、多くの料金がかかります。どこからゴキブリに侵入されているのかを調べて、自分でできる限りの対策をしておくと、費用を抑えられるでしょう。
例えばエアコンのドレンホースから入ってくることが分かっているなら、100円均一などで「ドレンホース用のキャップ」を購入し、あらかじめふさいでおけば安上がりです。
また換気扇のフィルター設置や、ドラッグストアなどで販売されているゴキブリ用の毒餌を購入し、よく姿を見かける場所に置くといった方法も、比較的簡単に行えます。
部屋は片付けておく
部屋の中が散らかっていると、ゴキブリの駆除作業に時間がかかります。作業時間が多くかかるほど、料金が高くなるのが一般的です。あらかじめ部屋を片付けておけば、侵入経路を発見しやすく、作業もしやすいので費用を抑えられます。
特にゴキブリが住処にしやすい「キッチンの小物入れの周辺」「水回りの収納」などを整頓しておくと、業者の作業がスムーズになります。
収納しているものをいったん全部取り出して、不用品を処分しましょう。収納に入りきらず、出しっ放しになっているものを入れるスペースができ、片付けがしやすくなります。
近くの業者に依頼する
安い料金設定がされている業者でも、自宅から遠い場所にあると出張費がかかり、結局は高く付くことが少なくありません。できるだけ近くの場所にある業者を利用して、費用を抑えましょう。
同じ町内・市内であれば出張費がかからないケースがほとんどですが、業者によって料金設定は異なるので、見積もりの際に出張費の有無を確認することが大事です。
「ミツモア」を利用すれば、地名・郵便番号で近くの業者を検索でき、費用を抑えやすくなります。相見積もりも簡単に取れるので、ぜひ利用してみましょう。
駆除業者に頼むメリットは?
たくさんの費用をかけてまで業者に頼む意味はあるのか、心配な人もいるでしょう。駆除業者を使うメリットが分かれば、納得して依頼できます。業者に頼んだ際の駆除効果や、コスパなどを見ていきましょう。
駆除効果が高い
ある程度までは自分でもゴキブリ駆除はできますが、業者に頼めば、素人では対応が難しい場所に巣くってしまった場合でも、高い効果が期待できます。
業者は市販の薬剤よりも効果が高いものを使用するので、確実に仕留められる点がメリットです。ゴキブリの中には一般的な殺虫剤への耐性を持つものもいて、全滅させられないことも少なくありません。
ゴキブリは繁殖力が強く、少しでも残してしまうと再び元通りになってしまいます。プロに依頼して、1匹残らず駆除してもらいましょう。
予防も期待できる
素人目線では気付かなかった侵入経路の存在を発見し、対処してもらえる点も、プロに依頼するメリットです。ゴキブリの習性を理解しているので、素人が発見できない出入口を見つけてくれます。
全ての侵入経路に対処しないと、一度はいなくなっても再び戻ってきて繁殖し、根本的な解決にはなりません。さまざまなケースに対応してきた経験を持つ業者なら、根本から解決してくれるので予防になります。
アフターフォローが充実している業者に依頼すれば、継続的にゴキブリが繁殖しづらい環境作りができる点も魅力です。
コスパがよい
「自分でゴキブリを駆除した方が、業者に頼むよりも安く済む」と考える人は多いでしょう。しかし長い目で見たときに、業者の方がコスパがよいケースは少なくありません。
中途半端に自分で対策をすると、ゴキブリの被害が長期化します。1回で退治しきれなければ、市販の薬剤・トラップを購入するための出費がどんどん増えていくでしょう。
また自分1人で対処しようとすると侵入経路をふさぎきれず、あまり効果が感じられない場合もあります。
「1度にかかる料金は高くても、結局はプロに依頼した方がコスパがよかった」というケースは珍しくありません。長期的にゴキブリの出現に苦しむのが嫌な人はプロに依頼しましょう。
ゴキブリ駆除業者選びのポイントは?
ゴキブリの駆除を業者に依頼すると決めても、多くの会社の中からどこを選べば正解なのか、判断できない場合があります。徹底的にゴキブリを駆除するための、業者の選び方を見ていきましょう。
実績が豊富か
ゴキブリの駆除をしている業者を選ぶとき、その業者の実績を確認することは大事です。経験の浅い業者に依頼すると、思ったような効果を得られない場合があります。
家の中で繁殖している状態のときは、卵・幼虫なども全て取り除かなければなりません。小さな虫を1匹残らず取り除くのは、害虫駆除のプロであっても困難です。
「ゴキブリ駆除の実績が豊富かどうか」で仕上がりが変わってくるので、業者のホームページ・口コミなどを調べて、どのような事例に対処してきたのかをチェックしましょう。
駆除の対象になる建物は、集合住宅・戸建て・オフィス物件などさまざまです。自分が住んでいる住居のタイプに対応したことがあるかどうかも、チェックしたいポイントです。
調べても何も情報が出てこない業者は、実績が少ないと判断できます。開業してから日が浅かったり、在籍しているスタッフの経歴が何も分からなかったりする業者は、選ばない方が無難です。
見積もりの内訳は明確か
業者に依頼する際は見積もりを出してもらう必要がありますが、はっきりとした内訳になっている場合と、そうでない場合があります。
中には現場の様子を全く調べずに料金を提示してくる業者もあり、当日に現場を見て後から「追加費用」が発生するケースもあります。
予算をオーバーしてしまったり、高く付いてしまったりする原因になるので、見積もりの時点でできるだけ正確な金額を出してもらいましょう。
また不明点があれば質問をして、納得のいく回答をしてくれるかどうかをチェックするのもポイントです。見積もりの内訳が曖昧な状態では、不必要なオプションが付いてしまうことも懸念されます。
アフターフォローの有無
業者を選ぶ際はアフターフォローの有無や、1度で退治しきれないケースでの対処法についても確認しましょう。
ゴキブリは繁殖力が強く、わずかな隙間からでも簡単に侵入してくる特徴を持ちます。
1度の駆除では全てを退治できないケースもあるので、アフターフォローが充実している業者を選ぶと安心です。「1度で駆除できない可能性が高い場合に備えたプラン」を、設けている業者も少なくありません。
また業者の中には、「再発時の保証」「定期点検」などのサービスを設けているところもあります。
ゴキブリを駆除した後の予防方法
ゴキブリを駆除し終わったからといって安心していると、再び被害に遭うことがあります。ゴキブリが住み着きにくい環境を整えて、予防することが大事です。どのような予防法があるのか見ていきましょう。
家の中をきれいに掃除する
ゴキブリは餌となるものが豊富な、汚い環境が大好きです。食べ残し・ホコリ・髪の毛などがたくさん落ちている場所に出現するので、「常に部屋をきれいな状態にしておく」ことが予防になります。
室内だけでなく、排水口を清潔にすることも大事です。市販のパイプクリーナーなどを使って、きれいにしましょう。虫が侵入できないように、ネットなどを被せておく方法もあります。
また家具・家電の裏側や食器棚の奥など、普段人目に付かない場所に入り込んで繁殖することもあるので、定期的にチェックしましょう。
ダンボール類はすぐに処分する
ダンボールは冷気をさえぎってくれるので、ゴキブリにとって居心地がよい場所です。床・地面との接地面にホコリがたまりやすいこともあり、放置したダンボールに住み着いて、いつのまにか大量に繁殖することがあります。
「いつか使うかもしれない」と思って保管しておくと、ゴキブリが住みやすい環境を作ることになるのです。
習慣を変えないと、再びゴキブリが舞い戻ってきてしまいます。リサイクルごみの日に速やかに処分し、ダンボール類を家の中にためこまないことが重要です。
ゴキブリ駆除は専門業者に任せよう
被害が軽いうちは自分でゴキブリの駆除をするのもよいですが、自宅で繁殖してしまっている場合、素人が根こそぎ退治するのは困難です。専門業者に依頼した方が的確に駆除できる上、トータルの費用も少なく済む可能性が高いといえます。
優良な業者を見つけるには、「ゴキブリを専門的に駆除した実績を持っているか」「見積もりの内訳が分かりやすく、料金が明確に提示されているか」などをチェックするのが大事です。
ワンルーム・1LDKなど部屋数が少ない場合、それほど多くの費用はかかりません。専門業者に依頼して、自分では見つけられない侵入経路を発見してもらい、ゴキブリが出ない清潔な部屋を目指しましょう。
ゴキブリ駆除業者選びは相見積もりで比較を
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料金・口コミ評判を比較して選べる
見積もりの料金を比べられるのはもちろん、過去にミツモアでお仕事を依頼した利用者からの口コミ評価も確認できます。
口コミからはサービスの質や人柄などがうかがえることが多く、金額以外の判断材料も得られるので安心です。
チャットで事前に仕事内容の相談ができるので安心
契約前にサイト内のチャットで事業者と直接メッセージのやり取りをすることも可能。事前に見積もり内容に関する質問や相談ができるので、不安を解消した上でお仕事を依頼できます。