マーケ担当者におすすめのFacebook広告代理店7選【比較表つき】

自社にFacebook広告運用のノウハウがない場合、代理店に依頼するとスムーズに結果が出ます。自社に合う代理店を選ぶには、何を基準にすればよいのでしょうか？Facebook広告の特徴と併せて、選び方のポイントやおすすめの代理店を紹介します。

Facebook広告代理店とは？依頼できる業務と費用相場

Facebook広告代理店とはFacebookの広告運用を企業に代わって担う広告代理店のことです。Facebook広告は同じ広告を他媒体へも出稿でき、1日数百円の低予算からも始められるため、さまざまな予算規模の事業者が広告出稿をおこなっています。

Facebook広告代理店はおもに以下の業務の全部または一部を担います。

Facebook広告の運用を代理店へ依頼するメリット

Facebook広告代理店は上記のような業務をおこない、以下の3つのメリットがあります。

ノウハウを持つプロに任せられる

代理店へ依頼すると、ノウハウを持っているプロに運用を任せられます。Facebook広告を運用しているからこそ獲得できる最新情報を活用できる点が、代理店に依頼するメリットです。

広告運用にかかる手間と人件費を削減できる

自社で新たにFacebook広告の運用を始める場合、通常の業務に加えて広告運用も担当すると、従業員の大きな負担になります。経験者がいなければ、新たに人材を採用する必要も生じ、代理店に依頼するよりかえって費用がかかる可能性もあります。

代理店へ依頼すれば、Facebook広告の運用にかかる手間や人件費を減らせるため、大きなメリットとなります。

広告運用をトータルで任せられる

Facebook広告の運用を行っている代理店は、他の広告運用も行っているケースがあります。例えば検索結果に掲載するリスティング広告や、Instagram広告、X(旧Twitter)広告などの運用をおこなっています。

Facebook広告は他媒体へも出稿できるので、他媒体での運用についても一括して任せられる点もメリットでしょう。

Facebook広告代理店にかかる費用

Facebook広告代理店の料金体系としては、「運用代行手数料型」「成果報酬型」「固定報酬型」の3つがあります。ただ「運用代行手数料型」をとる代理店が多いため、ここでは「運用代行手数料型」での費用相場について解説します。

手数料率の相場

一般的に広告費の20％の手数料率が相場です。ただ広告費が月額100万円以上など一定額以上の場合は15％に下がったり、逆に月額50万円以下の場合は手数料率を25％にする代理店も多いです。

最低運用金額の相場

一部の代理店では、運用代行手数料型に加えて、最低運用金額を設定している場合があります。広告費が少ない場合でも、代理店が一定の収益を確保するために設定しているもので10万円～20万円で設定されていることが多いです。

例)

• 運用代行手数料：広告費の20%
• 最低運用金額：月額10万円

広告費が40万円の場合：手数料は40万円 × 20% = 8万円 となりますが、最低運用金額が10万円のため、請求金額は10万円となります。

オプション料金の相場

広告代理店によりますが、クリエイティブ制作や高度なレポートの作成、ランディングページの改善などをオプションとしており、別途料金を請求する場合があります。クリエイティブ制作をオプションとしている代理店は複数あり、種類や制作本数、修正回数によって費用が変わります。

• 静止画広告：1点あたり数千円～数万円
• 動画広告：1本あたり数万円～数十万円
• カルーセル広告素材：1点あたり数千円～数万円

オプション費用については代理店ごとにバラつきが大きいため、あくまで上記は目安となります。

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こんな企業にはこんなFacebook広告代理店がおすすめ！

Facebookの広告運用をおこなう代理店は数多くあり、運用だけを任せるサービスや個人の広告運用業者も合わせると、そのサービスの幅は膨大です。

そこで、ここでは「どのような企業」に「どのような広告代理店」がおすすめなのか？を3つに分けて解説します。

認知度向上に伸び悩む企業

企業認知度や広告の影響度の低さに悩んでいる企業はクリエイティブ制作に長けた広告代理店がおすすめです。エンゲージメント率の低さが指摘されている状況でも有効でしょう。

クリエイティブ制作に長けた代理店は、インフルエンサーと連携したコンテンツ制作やブランド世界観を表現できるクリエイティブ戦略の立案、競合と差別化した視覚効果を生み出すことができます。

新規の化粧品・食品ブランドや飲食・サービス業など、企業のイメージ戦略や知名度が事業に大きく影響する業種では特に重視すべきでしょう。

リード獲得数を増やしたい企業

「広告費を使っているのに問い合わせが増えない…」「質の高いリードをより効率的に獲得したい」と考える企業には、広告配信やクリエイティブ制作ではなく、効果測定と分析レポートの作成をメインに据えている代理店がおすすめです。

質の高いリードにつながるターゲットセグメントの特定や広告パフォーマンスの継続的な改善提案、多様な分析ツールを統合した多角的な分析などが得意です。

おもにBtoB SaaS企業や法人向けコンサルティングサービスなど、toB向けに事業をおこなう業種に向いています。

ECサイトの売上をアップしたい企業

「サイトへの流入はあるのに購入に至らない」「利益貢献度の低い新規顧客層への広告費比率が40%超となっている」などの課題を抱える企業には、Eコマース事業者との取引実績がある代理店がおすすめです。

単なる集客だけでなく、カタログ連動型ダイナミック広告の最適化ノウハウやカート放棄ユーザーへの効果的なリターゲティング設計に長けているからです。

アパレル業界やサブスクリプション型ECを運営する事業者は、代理店の実績に似た業種があるか、ECサイト特有の悩みを理解しているかをチェックしましょう。

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おすすめのFacebook広告代理店7社比較一覧表

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マーケ担当者におすすめのFacebook広告代理店7選

実績や価格が優れている、Metaの認定パートナーなどの要素を備えたマーケ担当者におすすめできる優良なFacebook広告代理店7社を紹介します。

料金体系、クリエイティブ制作を依頼できるか、提供可能サービスや実績など、それぞれまとめているので参考にしてみてください。

「株式会社グラッドキューブ」高い分析力と運用力

• Meta Business Partnersの認定を受けており、Meta社と定期的なミーティングを実施
• 広告の配信まで最短で3営業日
• 成果につなげるための、データに基づいた画像・動画の制作

「Meta Business Partners」のバッジを取得している代理店で、Meta社と定期的なミーティングを行い、Facebook広告の最新情報をキャッチアップしています。広告の配信を最短3営業日で始められるスピーディーさも特徴です。

広告に使う画像や動画の制作も依頼できます。単に見た目がきれいに整っているだけでなく「クリックされる」「購買につながる」など、成果の出る広告の提案を受けられる代理店です。

「株式会社ニュートラルワークス」担当者は大手出身の実力者

• 大手ネット広告代理店で経験を積んだプロが広告運用を担当
• 広告運用とクリエイティブの制作をワンストップで実施
• 運用するたびに改善を重ねていく質の高い提案

経験豊富なプロにFacebook広告の運用を任せられる代理店です。クリエイティブの制作も同時に依頼できるため、別途で動画制作会社を探す手間がかかりません。

Facebook広告の運用では、成果に向けた改善も重要です。スピード感のあるレスポンスと定期的な改善で、どんどん費用対効果がよくなっていく実感を得られるでしょう。

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「ASUE株式会社」広告配信後はよりよくなるよう改善

• 配信後はユーザーの反応をチェックし広告を改善
• 画像や動画などのクリエイティブを自社で作成することで、素早い改善が可能
• 運用担当者が直接サポートするため、やり取りがスムーズ

効果的な広告運用には配信後の改善が欠かせないと考え、改善に時間をかけている代理店です。広告クリエイティブを自社内で作成しているため、スピーディーに改善を重ねられます。

運用担当者と直接やり取りできる仕組みにより、スムーズに相談や依頼ができることも特徴です。相談したいのに連絡がつかないといったことがなく、安心して任せられます。

※ 広告費50万円以下の場合は初期費用10万円～、最低出稿期間は3ヵ月

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「株式会社ブレイク・フィールド社」運用から改善まで一貫サポート

• 最適化機能を駆使したサポート
• 自社メディアで年間約10億円の運用実績あり
• 丁寧なヒアリングで、目的を達成するためのアカウント設計を実施

自社メディアへの集客を目的とした年間約10億円の広告運用を実施し、ノウハウを蓄積している代理店です。丁寧なヒアリングの後は、培ったノウハウを駆使して課題解決に向け取り組みます。

最新の最適化機能を使い、初期設定からレポーティングまで一貫したサポートを受けられる体制です。契約前のヒアリングと改善案の提案は無料になっているため、担当者との相性や提案内容の納得感を確かめてから契約できます。

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「株式会社産案」リピート出稿も多数

• 「いいね！」の獲得や資料請求などの成果が期待でき、リピートも多数
• ブライダル・建築・金融などの広告を運用した実績あり
• Facebook広告の特徴を生かした運用が魅力

ブライダル・建築・金融業界などで広告運用の実績を持つ代理店です。資料請求やセミナーへの申し込みなど、さまざまな成果が出ていることから高いリピート率も誇っています。

広告は媒体ごとに特徴があり、トレンドは徐々に移り変わっていきます。Facebook広告の特徴や現在の傾向を的確に把握し、運用に生かしている代理店です。

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「株式会社PromotionInHouse」予算を抑えた広告運用を始めたいユーザーにおすすめ

• 月額3万円からの定額制で、予算管理がかんたん
• プロフェッショナルチームが運用を代行しPDCAを回す
• 戦略面のサポートだけ必要なユーザーにおすすめ

プロモーションインハウスは、少額予算でも始められるWeb広告運用代行サービスを提供しています。月額3万円からの定額制で予算管理がしやすく、安心して広告運用を委託できる点が特徴です。

経験豊富なプロフェッショナルチームが、顧客のビジネスに最適な広告戦略を立案し、運用を代行します。運用者と直接コミュニケーションを取りながら、PDCAサイクルを高速で回し、成果を最大化できるでしょう。

※ 広告費に応じて変動するが手数料は固定。最低契約期間は3ヵ月

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マーケ担当者がFacebook広告代理店を選ぶ5つのポイント

マーケ担当者がFacebook広告の代理店を選ぶときのポイントは以下の5つです。ポイントを押さえておくと、自社に合う代理店を選びやすくなるでしょう。

担当者との相性を確認する

広告運用は単発の施策ではなく、多くは中長期的に広告代理店と併走する関係です。そのため、広告代理店担当者との相性はとても重要です。Facebook広告を自社の課題解決に活用するときには、自社の現状やビジョンなどを代理店の担当者へ伝えなければいけません。

予算調整や緊急対応が必要な場面での反応速度や、KPIが未達の際の誠実な原因分析能力など、実際に任せてみないと分からない部分も多分にあります。

初回の打ち合わせで、自社の商材やビジネスモデルをどこまで理解して、どこまでこちらのレベルに合わせてくれるかなどを見極めましょう。

なんとなく違和感がある、課題に対する捉え方が合わないなど、中長期的な協業に懸念があれば別代理店を検討してもいいかもしれません。

Meta認定代理店であるか

「Meta Business Partners」というバッジの有無もチェックしましょう。Facebookを運営するMeta社に認定された企業が取得できるバッジで、一定の運用品質と実績を認められていることを意味します。

認定代理店の最大のメリットは「プラットフォームの変更や新機能に関する先行情報へのアクセス」です。認定代理店であれば最新の機能をより早く、高度に活用できる可能性が高いです。

広告アカウント停止などの緊急トラブル時に、Meta社の担当者と直接連携できる体制も築きやすいでしょう。

ただ認定取得していない代理店が実務能力で劣るという訳ではありません。具体的な実績について確認しづらい代理店もあるかと思うので、あくまで目安のひとつとして考えてください。

Facebook広告の運用実績が多いか

これまでにどのような業種の企業で、どのような商品やサービスの広告に携わってきたのかなど広告代理店の実績を確認しましょう。自社と同業種や似た商品・サービスを扱った広告で実績を出しているなら、課題解決につながりやすいでしょう。

効果的な判断材料は「具体的な数値改善の事例」です。例えば「CPAを30%削減」ではなく「どのような施策によってCPAを削減したか」の具体性を確認することを勧めます。

運用規模についても、自社予算と同等もしくはそれ以上の予算管理経験があるかは重要なチェックポイントです。

予算スケールに応じた最適化戦略は異なるため、似た予算規模での運用実績が豊富なら、規模に合った最適な運用ができるでしょう。

クリエイティブが自社に合っているか

代理店選びで見落としがちなのが「自社との相性」です。自社のブランドと融合するものを選びましょう。

チェックすべきは「自社のブランドカラーやトーンを正確に再現できるか」「商材の真の強みを見抜き、的確な訴求ポイントを見出せるか」の2点です。

代理店の過去実績から、デザイン性はもとより「クライアントの独自性を引き出せているか」をチェックしましょう。また、自社がリール活用を重視するなら、静止画広告だけでなく短尺動画の制作力も必須です。

「自社商材を初めて見た印象と、どのようなクリエイティブアプローチが適していると考えるか」を質問することで、自社ビジネスへの理解度と、既存のテンプレートに頼らない柔軟な発想力を見極められるでしょう。

利用したい運用体制を敷いているか

理想的な運用体制は自社の内製化レベルや予算規模によって異なります。そのため、自社が取りたいと思う運用体制を敷いているかは依頼前に確かめておきましょう。

運用体制で確認すべきなのは「担当者の専任度」「チームの構成」「レポート体制」です。広告代理店の担当者は複数クライアントを掛け持ちすることが多いため、1人当たりの担当アカウント数が何件なのか？担当者不在時の対応フローはどうしているか？など事前確認しておきましょう。

また、入稿担当とクリエイティブ制作、戦略立案の役割分担が明確か、それぞれの専門性はどの程度かも聞いておくといいでしょう。

「レポートの頻度と内容」も自社が求めている数値を計測可能か、次のアクションについてレポートにまとめられているか確認できると安心です。質問頻度や任せたい範囲に合わせて、最適な運用体制を決めておきましょう。

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