自社が運営するサイトのサーバを監視したい場合は、ツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか。無料のサービスを利用すれば、サーバ監視にかかるコストを抑えることが可能です。無料のおすすめサーバ監視ツールと、サービスを選ぶ際のポイントを紹介します。
導入しやすい無料サーバ監視ツール
サーバの監視をすぐに始めたいなら、導入のハードルが低いサービスがおすすめです。導入しやすい無料サーバ監視ツールを紹介します。
サーバ監視ツール選びなら、ぜひミツモアをご利用ください。欲しい機能などの各項目を画面上で選択するだけで、ぴったりの製品を最短1分で自動診断。理想のサーバ監視ツールが見つかります。 |
「Munin」すぐにモニタリングの開始が可能
- 5分ごとの監視のリアルタイムアラート
- 小規模から大規模まで対応可能
- インストール10分以内と簡単
「Munin」は無料でサーバ監視を行えるオープンソースツールです。サーバの稼働状況がグラフで視覚化されるため、トラブル発生時に迅速に対応できます。
5分ごとのリアルタイムアラートが特徴です。サーバにトラブルが発生した際に、通知を待つ必要がありません。
小規模から大規模までのサーバに柔軟に対応します。指示に従って操作を進めれば、10分以内にインストールが終わるという導入のしやすさも魅力です。すぐにモニタリングを開始できるでしょう。
「Amazon CloudWatch」強力な視覚化ツールを使用
- 実用的なインサイトを用いて運用上のトラブルを解決
- アラームと自動アクションで通知
- あらゆるAWSサービスとシームレスに連携
「Amazon CloudWatch」はAWS上で提供される、さまざまなサービスを監視できるツールです。強力な視覚化ツールを使用し、AWSデータを収集・分析します。
実用的なインサイトを用いて、運用上のトラブルを解決できるでしょう。アラームと自動アクションの通知による、運用パフォーマンスの向上を見込める点も特徴です。
あらゆるAWSサービスと統合し、モニタリングとスケーラビリティを簡素化します。基本料金は無料で、利用する機能や監視のデータ量に応じて、課金される仕組みです。
「Nagios Core」あらゆる対象を監視
- 拡張機能あり
- スケジューリングやチェック・イベントの処理が可能
- 有料プランに入ればサポートを受けられる
サーバ以外も監視対象にしたい場合は、「Nagios Core」の導入がおすすめです。ITインフラ・アプリケーション・リソースなど、あらゆる対象を監視できます。
Nagios Coreで実行できる一般的な監視範囲は、スケジューリングやチェック・イベントの処理です。豊富なアドオンにより、範囲外の機能も追加できます。
基本的に無料で利用できますが、有料プランを利用すればサポートを受けることも可能です。記事やドキュメントを閲覧できるほか、コミュニティにも参加できます。
「Site24x7」すぐに始められるSaaS型の監視ツール
- 世界中の監視ロケーションからWebサイトを監視
- Webサイト訪問者の体感を測定
- サーバのステータスと可用性を監視
「Site24x7」はWebサイト・サーバ・アプリケーションを監視できる無料ツールです。必要な部分だけをすぐに始められます。
サーバに関してはWindows・Linuxだけでなく、FreeBSD・VMware・Dockerも監視することが可能です。ステータスと可用性を監視し、ダウンや遅延の原因究明に役立てられます。
世界中の監視ロケーションからWebサイトのパフォーマンスを監視し、ユーザー視点で問題を把握することが可能です。RUM機能でユーザーの体感も測定できます。
統合型の無料サーバ監視ツール
統合型の監視ツールを使えば、複数のネットワーク機器やサーバを一元的に監視することが可能です。統合型のおすすめ無料監視ツールを紹介します。
「Zabbix」既存システムと連携できる
- リアルタイムで障害を検知
- さまざまな通知方法で検知した問題を通知
- エンドツーエンド暗号化認証で強固なセキュリティを実現
「Zabbix」は無料で使える統合型監視ツールです。既存のシステムと統合できるほか、主要ソフトウェア・ハードウェアベンダーのテンプレートも利用できます。
収集したデータはさまざまな形で表示され、障害をリアルタイムで検知することが可能です。検知した問題はアラートシステム・メール・コミュニケーションプラットフォームなどで通知できます。
あらゆる通信がエンドツーエンド暗号化認証で保護されるため、セキュリティ面でも安心です。暗号化は個々のコンポーネントで設定できます。
「WhatsUp Gold」シンプルに管理できる
- 複雑なITインフラストラクチャの問題を迅速に特定し解決
- デバイスのログデータを分かりやすく可視化し、重要なログ情報を簡単に管理
- 幅広いネットワーク監視タスクを自動化
とにかくシンプルに管理できるサーバ監視ツールを使いたい場合は、「WhatsUp Gold」をチェックしておきましょう。デバイスのログデータを可視化し、重要なログ情報を簡単に管理できます。
幅広いネットワーク監視タスクを自動化することが複雑なでき、複雑なITインフラストラクチャの問題も迅速に特定して解決できます。
試用版を利用すれば無料でサービスを使えるため、コストを抑えてツールを導入したい場合におすすめです。本格的な運用前にシステムを試したい人も、試用版を利用してみてはいかがでしょうか。
無料トライアルがあるサーバ監視ツール
サーバ監視ツールによっては無料トライアル期間が設けられているケースもあります。本格導入前に試運転してみたい場合にもおすすめです。
「OpManager」最短10分で監視を開始できる
- 誰でも簡単に使える優れた操作性
- 死活監視・障害監視・リソース監視など豊富な機能を搭載
- マップの自動作成で全体の状況を可視化
「OpManager」は国内の導入実績が2,500ライセンスを超える、サーバ監視ツールです。1万以上の装置テンプレートを搭載しており、最短10分で監視を開始できます。
ドラッグ&ドロップで簡単に操作できる、簡便な使い勝手が魅力です。死活監視・リソース監視・障害監視・トラフィック監視など、豊富な機能が搭載されています。
マップの自動作成機能により全体の状況を可視化できるため、トラブルの発生状況をひと目で把握することが可能です。さらに30日間無料トライアルを利用できます。
「Pandora FMS」24時間技術サポートに対応
- カスタマイズが可能
- あらゆるタイプの組織に適応できる
- オンプレミスとSaaSの2種類
無料トライアルがあるサーバ監視ツールの中では「Pandora FMS」もおすすめです。さまざまな機能が用意されており、自由にカスタマイズできます。
あらゆるタイプの組織に対応することが可能です。サーバの監視だけでなく、クラウド・ネットワークの監視や、サービスのモニタリングも実行できます。
提供されているサービスの形態は、オンプレミスとSaaSの2種類です。30日間無料のトライアル期間が設けられています。
「Watchdog」サーバの不規則な動きをチェック
- エンドポイントの詳細な情報を提供
- アイコンで異常を通知
- 異常はメトリクスグラフにも表示
「Watchdog」はサーバの不規則な動きを確認できる監視ツールです。AIを活用してIoTやアプリケーションのデータを、リアルタイムに監視できます。
メトリクスの不規則性については、アイコンで異常が通知されます。アラートではエンドポイントに関する詳細な情報を受け取ることが可能です。
メトリクスグラフにも異常が表示され、アイコンをクリックすると詳細を確認できるカードが表示されます。無料版では一部の機能が制限される点に注意しましょう。
「ThirdEye」国産のネットワーク監視ツール
- 何人でも同時に作業記録を残せる
- WebブラウザでどのPCからもログイン可能
- API連携や機能拡張も可能
国産の監視ツール「ThirdEye」では、直感的な操作でネットワークの状態をチェックできます。作業記録を何人でも同時に残すことが可能です。
Webブラウザから場所を問わず、システムへアクセスできます。複数人がサーバやネットワークの管理に携わるケースでも使いやすいでしょう。
API連携や機能拡張も相談が可能です。システムのダウンロード後30日間は、無料で利用できます。
「Mackerel」監視を育てるきっかけを作れる
- SaaS型のサーバ監視サービス
- インストールするだけの簡単導入
- 情報共有を促進して監視を改善
「Mackerel」は社内の監視体制を育成できる国産ツールです。さまざまなコミュニケーションツールと連携できるため、情報共有が促進されて監視を改善するきっかけを作れます。
クラウド時代に最適なSaaS型のサーバ監視サービスです。システムをサーバにインストールするだけで簡単に導入できます。
将来の予測値の監視や機械学習を用いた異常検知など、高度なメトリック監視機能が備わっている点も魅力です。ホスト数5台までは無料で利用できます。
サーバ監視ツールを選ぶポイント
サーバ監視ツールを比較する際のポイントは、自社の監視対象に合っているかどうかです。運用の手間を考慮することも大切です。
自社の監視対象に合うかどうか
サーバの種類にはWebサーバ・データサーバ・メールサーバなどさまざまな種類があります。ツールを選ぶ際は自社のサーバに対応するかという点に注目です。
サーバの何を監視対象にするかも考慮する必要があります。アプリケーションの稼働状況やディスクの使用率など、監視できる対象はさまざまです。
サーバの環境にも注意しなければなりません。クラウド環境にサーバがある場合は、ツールもクラウドサーバに対応したものを選ぶ必要があります。
運用に手間がかからないか
システムの導入や運用に手間がかかると、時間やコストが無駄になってしまいます。できるだけ手間がかからない監視ツールを選ぶとよいでしょう。
直感的に操作できるツールなら、誰でも簡単にシステムを設定・運用できます。システムに詳しい人が社内にいない場合は、操作性を特に重視するのがおすすめです。
無料のツールを選ぶ場合は、無料であるがゆえのマイナス面も考慮する必要があります。無料版は手間がかかりやすいため、無料トライアルで実際に運用を進めながら有料版と比較すれば、どちらがより効果が高いか判断できるでしょう。
サーバ監視ツールでトラブルを防ごう
自社のサーバがダウンしてしまうと、大きな損害につながりかねません。サーバの状態を監視しながら、素早く不具合を発見できるツールは必須といえます。
サーバ監視ツールにはさまざまな種類があるため、それぞれの特徴をしっかり把握し、自社に合ったツールを導入しましょう。
ぴったりのグループウェア選びはミツモアで
サーバ監視ツールは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのツールを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。
そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりのサーバ監視ツールが見つかります。
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