無料の賃貸管理ソフトで業務を効率化。おすすめ製品や選び方も確認

業務の効率化やミスの軽減につながる賃貸管理ソフト。いきなり高額な製品を使い始めるのは、リスクが気になってしまいますよね。

そこで本記事では、無料・低コストで使えるおすすめ製品を7製品ご紹介。各製品の特徴や機能、選び方のポイントまで解説します。ぜひ、比較・検討の一助にしてください。

無料の賃貸管理ソフト

賃貸物件や顧客情報の管理はExcelでも行えますが、件数が増えるとミスにつながりやすくなります。賃貸管理ソフトを導入して、事務業務の効率化とミスの軽減を図りましょう。

「ITANDI BB」リアルタイムで物件情報を更新

• 物件情報の掲載が完全無料
• 内見予約の受付機能を搭載
• 物件の情報をリアルタイムに確認できる

「ITANDI BB(イタンジビービー)」は物件や入居の申し込みを、リアルタイムで確認できる、不動産業者間サービスです。物件募集の効率化に特化しており、イタンジの有料オプション「ITANDI BB+」や「ITANDI管理クラウド」との連携で、業務の効率化がさらに加速します。

物件情報を完全無料で掲載できるほか、居住用賃貸物件の管理戸数2,000戸以下の企業は、内見予約の受付機能を無料で利用できるのがメリットです。2023年7月末時点で導入管理会社は2,100社、利用仲介拠点は約7万9,000社に上ります。

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無料で試せる賃貸管理ソフト

完全無料の賃貸管理ソフトは少なく、大部分は月額料金や初期費用などが発生します。ソフトによって機能や連動可能なデータが異なるため、導入前に複数の製品を比較しましょう。試用期間やデモ機能がある賃貸管理ソフトで、事前に使い勝手をチェックできます。

「i-SP/SP-Ⅱ」募集から解約まで全業務対応

• 台帳管理機能で全ての情報を一元化
• 募集業務から解約業務までをサポート
• 請求処理の手間を大幅に削減

ラインナップはパソコンにソフトをインストールするオンプレミス型の「i-SP」と、ネットワーク環境があればどこでも利用できるクラウド型の「SP-Ⅱ」の、2種類です。管理戸数が1万戸以上を超える場合は、カスタマイズが可能なi-SPの導入を検討しましょう。複数ブラウザでの利用には、SP-Ⅱが適しています。

募集から解約までの全業務に対応しており、契約書類の出力や各種帳票作成、請求書発行をスピーディに行えるのが強みです。突発的に発生する料金の請求データも簡単に作成できるため、煩わしい請求処理から解放されるでしょう。

賃貸管理に関わる情報はデータベース化が可能です(台帳管理機能)。社員間での共有や検索が楽になり、業務効率が格段にアップします。

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「らくらく賃貸管理」シンプルな画面と操作性の高さで使いやすさを追求

• 家主・物件・契約の情報をまとめて入力できる
• 自動通知で更新のタイミングを逃さない
• 契約書作成がワンクリックで完了

「雑多な業務を効率化し、時間を生み出すこと」を目的に開発された賃貸管理ソフトです。シンプルな画面と操作性の高さが特徴で、導入支援をほとんど必要としません。プランはシンプル・スタンダード・プロフェッショナルの3つから、選択が可能です。

家主・物件・契約の情報をまとめて登録できるため、業務のデジタル化が加速します。更新タイミングの自動通知機能や入金の自動照合機能なども搭載されており、ミスや対応漏れを未然に防げるでしょう。

コピー＆ペーストが当たり前だった契約書の作成も、ワンクリックで完了します。

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「賃貸名人」50種類を超える機能を装備

• 各帳票のデータを自動的に反映
• ファームバンキング機能で家賃管理を合理化
• 登録管理個数は無制限

賃貸管理システムのパイオニア「ダンゴネット」が開発した賃貸管理ソフトです。クラウド型はなくパソコンへのインストールが必要な、オンプレミス型のみの提供です。システムのアップデートは無償(要保守加入)で、既に80回以上のバージョンアップが行われています。

ソフトには管理業務サポートや出力帳票をはじめとする、50種類以上の機能が搭載されており、必要に応じてオプションの追加が可能です。

オプションの「ファームバンキング機能」を活用すると、金融機関の「振り込みファイル」が賃貸名人に取り込まれ、毎月の家賃管理が自動化されます。

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低価格の賃貸管理ソフト

開業したばかりの会社や個人事業主は、賃貸管理にかけるコストを最小限に抑えたいものです。料金が明瞭で低価格のプランがある、おすすめの賃貸管理ソフトをピックアップしました。

「リドックス」自動処理で業務の時短に

• 月額3,278円(税込)から始められる
• 口座振替機能で家賃管理の自動化を実現
• シンプルで使いやすい操作性

クラウド型の賃貸管理ソフトで、料金は月額3,278円(税込)～です。登録する区画数やオーナー数によって、ライトプラン・ミドルプラン・アドバンスプランに区別されます(初期登録料が別途必要)。1,000区画・1,000人以上の場合は、個別見積もりを依頼しましょう。

物件情報管理や契約者情報管理といった基本的な機能のほか、ネットバンキング連動や家賃口座振替サービスも搭載されています。家賃の消込作業や家賃入金処理の手間が省ければ、ほかの業務に関わる時間をもっと増やせるでしょう。

入力画面はシンプルで分かりやすく、Excelやパソコンが苦手な人でも簡単に扱えます。

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「SimpleUp賃貸管理システム」サポート充実！地域密着型の会社に最適

• 顧客・入金・物件の管理を一元化
• サポート専門チームによる丁寧なヒアリング
• 更新対象者の洗い出し・更新案内の送付がスピーディに

地域密着型の不動産会社に選ばれる賃貸管理ソフトです。買い切り型と違い、導入からアフターフォローまでを一気通貫でサポートします。

導入時はスタッフが賃貸管理の現場に足を運び、丁寧にヒアリングを行います。「こうしたい」という要望は漏れなく伝えましょう。

主な機能は更新案内・契約書作成・収支報告・入金管理などです。「更新案内」では物件の更新対象者一覧のデータ出力と、更新案内の送付がスムーズに行えます。

月額料金は5,478円(税込)～で、部屋数・駐車場数に合わせた3つのプランがあります。

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「大家クラウド」空室対策にこだわった機能が満載

• SMSの配信で入居者とやりとり
• 物件を仲介店舗に一斉配信
• トラブルに緊急対応する「住まいの緊急トラブル受付センター」が便

賃貸物件のオーナー向け賃貸管理ソフトです。「賃貸管理プラン100」は月額4,378円(税込)※で、初期費用はかかりません。登録戸数10戸までは無料で利用ができるため、使いやすさや機能を試してみましょう。

入居者一覧・修繕履歴・家賃入金消込チェック表などは、クラウド上で一元管理できます。入居者とのやりとりができるSMS機能が搭載されており、電話や手紙で連絡を取る手間が省けるのもメリットでしょう。

オプションで「住まいの緊急トラブル受付センター」をプラスすると、水回りや玄関の鍵といったトラブルに緊急対応してくれます。

※大幅なリニューアルに伴い、有料プランの新規申し込みは中断中(2024年1月時点)

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賃貸管理ソフトを選ぶポイント

賃貸管理ソフトにはさまざまな種類があり、機能やサポート体制、導入方法が異なります。機能やサポートが充実すればするほど料金が上がるため、導入目的や重視するポイントをしっかりと絞り込むことが大切です。

必要な機能が備わっているか

まずは自社が必要とする機能が不足なく備わっているかをチェックしましょう。多くの賃貸管理ソフトには、以下のような機能が「基本機能」として搭載されています。

• 物件管理機能
• 契約者管理機能
• 更新管理機能
• 入出金管理機能
• 請求書作成機能

自社の抱える課題や業務内容、管理戸数などによって、最適なソフトは異なります。基本機能だけで十分なケースもあれば、数十種類の機能を備えた多機能ソフトを選んだ方がよいケースもあるでしょう。

例えば契約に関する事務作業を省きたい場合は、電子契約が可能なソフトが便利です。営業力を強化したい場合は、物件情報の掲載や広告出稿機能、営業分析機能などが付帯したソフトを選ぶ必要があります。

サポート体制が整っているか

賃貸管理ソフトを導入すると、あらゆる情報をシステム上で一元管理できるようになります。ただしシステムのトラブルが生じたり、使い方が分からなかったりすると、業務フローが滞ってしまうのが難点です。

いざという事態に備え、導入後のアフターフォローをしっかり行ってくれるサービスを選びましょう。チャット・メール・電話での相談が基本ですが、中には訪問によるサポートが可能なケースもあります。

またシステムのアップデートやバージョンアップがまめに行われるソフトは、顧客の要望の反映や、不具合の改善がしっかり行われていると考えてよいでしょう。

使いやすさも重要

賃貸管理ソフトは複数の従業員が利用します。パソコン操作が苦手な人でも無理なく使いこなせるように、「操作性が高いもの」「画面がシンプルで見やすいもの」を選びましょう。

ソフトのタイプはパソコンにソフトをインストールする「オンプレミス型」と、ネットワーク環境があればどこでも利用できる「クラウド型」に大別されます。

• オンプレミス型：セキュリティ性が高く、カスタマイズがしやすい
• クラウド型：導入の手間がかからない上、テレワークでも利用が可能

「少しでもコストを抑えたい」「すぐにでも導入したい」という場合は、クラウド型を選択しましょう。オンプレミス型のシステムは、既存システムとの連携やカスタマイズが可能な分、コストがかかりやすいといえます。

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賃貸管理ソフトで情報を一元管理

Excelや紙で賃貸物件の管理をしていた不動産会社やオーナーは、賃貸管理ソフトで業務効率の向上を図りましょう。完全無料のものはわずかですが、月々5,000円以内で利用できるリーズナブルな製品は少なくありません。

せっかく賃貸管理ソフトを導入しても、必要な機能が備わっていなかったり、操作に時間がかかったりしていては本末転倒です。「以前の方がよかった」と後悔しないためにも、無料トライアルやデモ、資料請求などで詳細をしっかりチェックしましょう。

ぴったりの賃貸管理ソフト選びはミツモアで

賃貸管理ソフトは製品によって特徴や機能もさまざま。「どのソフトを選べばいいかわからない・・・」といった方も多いのではないでしょうか。

そんなときはミツモアにおまかせ。最短1分の自動診断で、ぴったりの賃貸管理ソフトが見つかります。

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